あ し あ と 。

生きてます。自由に。

ゆだねきる旅 13日目<栃木県>

車中泊あるある。

車の中で寝てて、トイレなど外に行ったときなど靴を車の外に脱いで、そのまま車内に入ってしまうんだな。

そして、違う靴をはいて出発しちゃって、そのまま忘れてしまうんだな。

 

そんなかんじで 置き去りにされた靴発見。

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君も可愛そうだが、持ち主はとっても困ってると思うぞ。

 

昨晩コインランドリーで洗濯した子たちを、道の駅の中の街灯と車でロープワークして干す。

その車の外でふつーに煮炊きして食事をしている(しかもアフロともんぺ)と

なまら注目される。

 

 

当初の最終目的地群馬が終わってどうしようかかなり迷った。

日本海側富山から新潟に抜けて帰るか、

太平洋側仙台か青森から帰るか。

 

結局気がついたら栃木に到着していたので、そりゃー行かなくちゃならんでしょう!

日本一の大麻農家、大森さんのところへ!!

 

連絡したら「明日は稀勢の里の祝賀パーティだから東京行かねばならんけど、今日なら大丈夫だぞ、顔見せろ〜!」と!イェイ、バッチリ♡

稀勢の里横綱(まわしの綱ね)も大森さんの大麻なんだぞ〜!さすが〜

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大森さんとアポはとれたものの、いざ到着してみると先客ありで「待ってて」とのこと。

 

ということで

以前来た時は既に夜で、工房その他見学出来なかったので、じっくりと見させていただこう!!

 

 

かふぇ&ぎゃらりい。

麻漆喰や麻壁紙など建物からして大麻三昧!

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カフェも素敵な感じ

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奥には大麻商品がずら〜り

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はっっ!糸!

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やはり糸には激しく反応してしまう。

めっちゃ績み目綺麗だな〜。だれが績んだものだろう。

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とにかく、いろいろありました。

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大森さんはまだ出て来ないので、ランチでもしますか。。。

 

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麻の実生地のピザとBLTサンド。

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こういう洋の食事も超久しぶりだね〜!

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食事中に大森さんがやって来て、食べ終わったら事務所に来いとのこと。

 

はーい。

梅吉はちょっと待っててね。

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梅吉君、麻ハウスがとっても気持ち良さそう。

 

 

 

さて

 

みなさまもご存知のとおり、去年、大麻大捕物劇がありましたおかげで、規制がかなり、かなーーーーーーーりもんのすごーーーーーーーくうるさくなっており、部外者の見学などは一切出来なくなってます。
畑の立ち入りはもちろん、写真を撮ることすら禁止。

以前はドーンとバスツアーみたいのもあったのにね、、、
わたしたちは「大森さんに会いに来た」というていで、いろいろ見聞き出来ましたけども、大麻業界はどんどん閉鎖的になってるよう。

まったく。。。迷惑なはなしです。

 

わたし個人の意見として。

大麻はどの分野であれ、有効利用できる天然植物として全面的に認めて欲しいと思っています。

でも、今の時点では日本では違法。

いくらわたしが非常識でも、自分が住んでいる国のきまりは守ります。

どんなに医療用大麻が効果があろうが、依存性が無かろうが、違法は違法!

 

ましてや、わたしが大麻に求めているのはTHC成分でもGBD成分でも無く繊維としての有効利用なので、成分が欲しいひとが法律を破って、そうじゃないひとたちー大麻農家さんや、それを必要とする分野(神社、伝統的な日本文化など)の邪魔をしている現状は非常に腹立たしい。

成分を求める彼らの言い分もわからなくはないけれど、「いや、とにかくそれ今のところ犯罪だからやめて」としか言いようがない。

 

 法律がおかしいと叫ぶならまずは吸わないで堂々と戦えよ!と。

影でコソコソ法律を破りながら陰口叩いてんじゃねーよ!

 

はっ、、、いかん

熱くなってしまった。

 

 

 

 

まぁ

 

 

でも

 

今回は大麻がどーのより、大森さんに叱咤激励されに行った感じかな。
大森さんとはなすときはいつもなんだけど。

 

特にこれから事業を始めるとうちゃんへの心構え。

大麻と関わりものづくりをするわたしへの心構え。

 

改めて気持ちを引き締めた!

 

大森さんて、やっぱその場その人で御信託降ろしてるんだと思うわ。
だって、一気にわーーーっと喋ってはい、これで終わり、みたいとこあるもん。


研修してる人達へ日々渡される訓示もそうだし。(この紙見た瞬間「コレちょーだい!」と…いただきました!)
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。基本を忠実に確実に身につけよ!

ひとつひとつを丁寧に速く習慣づけよ!

○信頼される仕事をし信頼される人となれ!

。段取り良く仕事をし仕事の流れを作り時間をムダにしないように!

○ひとり一人が能力を高め総合力を上げよ

(1+1は2にも3にも)

 

うーん、我々への、いやどんな仕事をしてるひとにも通じるお言葉でござる。。。

 

 
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大森さん、本当にありがとうございました!!!!

 

ブレずに誠実に、邁進して参ります!!

 

 

さて

 

話の中でいつも聞く近くの神社のことが出た瞬間、「その神社、行ってみたいんです!どこか教えてください!」と口に出ていた…

 

実は、次に行きたいと思っていた場所の入館時間がもうすぐ迫っていて、急がないとヤバい感じだったんだけど…

これはそっちをあきらめて神社にいけってことなんだな!

 

はい、ゆだねきり〜♡

 

 

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ってわけで伺った賀蘇山神社
これが…行く必要あったんだわ〜!

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なんとも趣のある佇まい。

優しい御神氣。

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おみくじもめんこい

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内容はふたりともさっき大森さんに言われたことそのまま(笑)さすが…

 

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夫婦岩

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これからも夫婦円満でがんばりましょ♡

 

 

で、で、で、、、

 

なんといってもスゴかったのが

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奥にある磐座(の遥拝殿)、、、、、、、

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エネルギーどっかーーーーん❢
ヤバい、クラクラする(@_@;)

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天井のまわりにはぐるりと龍。

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 しばし頭部に直撃するエネルギーを感じながら「よし、次(10月の鹿沼での麻フェス)来たときは登山して磐座に直接会いに行こう!」と決めましたぞ。

 

 

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ここは他にも摂社末社があり

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山の中を散策しながら周れる。

 

この大杉切株も名物みたい。

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年表をみても「すごい歴史なんだな」ということがわかる。

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これは、、、

露天風呂?

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こんな巨木が存在していたなんてすごいねー

 

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とにかく

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気持ちの良い神社でした!

 

行けて良かったー。

癒やしのひととき。

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うむ、通りがかるだけの予定だった栃木で滞在も意味があった!

 

帰りにとってもナイスな直売所にて(写真撮るのわすれたー!)季節の山菜が破格で手に入ったし♡

 

 

その後、わたしは磐座のヒーリング効果で爆睡…

 

次の目的地、山形まで

とうちゃんとノア子も梅吉も、よく頑張った!

 

おかけで最上川でナイス宿泊地発見♡
今夜も野営が出来た❣

地酒はげっと出来なかったけど、直売所でげっとした山菜(アク抜き済みのタケノコとワラビが売っていたー!)も食べれてシアワセ〜♡

 

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梅吉は「きょうもおそとでねるの」とご機嫌🐕

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初の山形ではナニガあるかしら?

ウキウキでおやすみ〜

 

 

つづく

 

 

 

ゆだねきる旅 12日目<群馬県>

うるさいくらいの鹿の鳴き声で目が覚めた。

 

お外でひとりで寝ていた梅吉が、入れろ!とノア子のドアをひっかく。

ドアをあけると、もの凄い勢いで飛び込んで来た。

あれ!?していたはずのリードが外れてる…

 

大興奮の様子。

ハアハアしてお目々がランランとして明らかに「なにかあったな?」。

「かあちゃん、きいて!きいて!あのね、、、、、、」って表情なんだけど、何があったかまでは察知できない。

 

梅吉が入って来たあと鹿の鳴き声がやんだので

「しかさんとあそんできたの?」

「とおくまでひとりでさんぽしてみた?」

「それともゆーふぉーにのってきた?」

 

まぁ、親の目の届かないところで自由になって、ナニカを体験したのでしょう。

無事に帰って来たので(そもそもドコカに行ったかどうかもわからないけど)良かった良かった。

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今回宿泊したのは、登山者用駐車場。

背後が一面鹿のたくさんいる山。

この建物はなんだかわからなかったけど、トイレではありまへん。

はっぱのぐそが出来ればトイレも必要なっしんぐ。

川は無いけど、気持ちが良くてけっこうのんびりした。

 

すぐそばの妙義山には妙義神社ってのがあるのね。

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せっかくだから行ってみましょうか

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しかし、、、、、かなりの坂道、、、

しかも、、、、、まだまだ階段は続くらしい、、、

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というわけで入口で挫折。

またお蚕様のお導きでもあれば別ですが、着物登山(しかも石畳)はもういいっす…

 

というわけでー

 

さぁ今日はここからですよー!!

群馬に入ったら絶対行きたかった

 

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その名も『蚕糸館』さんですーーーーーーーーーーーーー!!

 

といってもただTwitterでたまに流れて来るブログを読んだり読まなかったり

どんな施設なのか工房なのかなんなのかも知らず詳しく調べもせず「群馬には蚕糸館というところがあって、すごく気になる」という程度でふらりと寄ってしまった…

 

着いたはいいが、扉をあけてみようとしたら閉まってた。

「やってないみたい」

「そっか、じゃあ仕方ないね」

と、次にどこに行くか、どうやって行くか車の中で検討していると…

 

 

中からひとが出て来たので夫も車から出て、おはなしを。

 

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見学出来る工房(自宅兼)ではあるが、通常は予約制とのこと。

そーだよね、そりゃそーだ!

しかし、今回は見学させてもらえると!!!!

奇襲しちゃってすいません、ありがとうございます!!

 

 まずは養蚕部門、旦那様の案内で工房の目の前の桑畑へ。

えええええええええええええええこれが桑の木!?アスパラじゃないの!?

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わたしが知っている桑の木は山の中の自然児、巨木ばかりだったのでこれには衝撃。

そうかーやっぱり「葉」を効率良くとるためにはこうして剪定が必要なのよねー。

それにしても5月でこんな状態で葉っぱ間に合うんすか???

(桑はめっちゃ成長が早いんだって!!)

 

そしてこの桑畑だけでも足りないんだそーだ。

すごいな…どんだけ食うんだ、蚕…

養蚕農家になるつもりは無いけれど、ある程度の蚕を飼うとなると自生の桑の葉を採って、なんてやってらんないんだなぁ。桑畑が無いと無理なんだなー。

欲しいなぁ、、、、桑畑、、、、。(ムラムラ)

 

 

次に実際にお蚕様を飼育するハウスへ。

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この時点ではお蚕様はまだ来ておらず、いろいろ準備中。

お蚕様は農協(や業者)が卵を孵化させて、3令(2回目の脱皮終了後)の時点で農家さんのところにやってくるのだ。

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この緑の枠がスライドして給餌がしやすいようになっている。

うーん、当たり前だけど「養蚕農家」となると規模がデカい。。

ダンボールの中で200頭飼ってるのとわけが違うわ…

数万頭飼う、その規模がいろいろ想像ができない…

 

 

 

 

さて、いよいよ素敵な古民家の中へ。

おじゃましまーす!!

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『碓氷社五人娘製鋳糸』やーん、これ素敵〜♡

この姿、復活させたい!

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碓氷製糸は群馬に現存する製糸工場で日本の絹糸の50〜60%はここで作られているそうな。

 

ふと窓を見ると…

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なんと美しく輝く生糸が!!!!!

 

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これが最近の大ヒット蚕「プラチナボーイ」の糸だっせ!奥さん!

名前のとおり、オスだけの繭を使ってるんだっせ〜!びっくりでっしゃろ〜(誰)

 

はぁ、美しい。

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これが、虫が吐いた繊維だなんて…神秘としか言い様が無い。

その虫が吐いた繊維に、何故こんなに心惹かれるのかも不思議。

蚕マジック。

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プラチナボーイには物語がありまして

 こちらの本で蚕飼育から染織、着物まで、作り手の情熱を感じることが出来ます。

天の虫 天の糸―蚕からの着物づくり

天の虫 天の糸―蚕からの着物づくり

 

 

 

さて、二階にも。

二階の窓には

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ん?滑車??

 

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この滑車と箱は、さっきのハウスからここまで蚕を運ぶためのものなんだそーです!!

うわー、やっぱり大掛かり〜!!

 

運ばれたお蚕様は、回転まぶしへ。

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回転まぶしは展示物は何度も見てるけど実際使っているものは初めて見た。

回転まぶしとは、蚕の「上に登る習性」を利用した、繭を作る寝床のようなもの。

蚕が繭を作るために上へ上へ行くと、その重みでくるっと回転して、上下が逆になり、また蚕は上へ行き、まんべんなく埋まって行くんですな。知恵ですわ。

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昔は藁を編んだ「藁まぶし」だった。

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集繭効率は悪いけれど、お蚕様にとってはこちらのほうが営繭しやすい。

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作ってみたい。。。。

 

 

繭の数もさすがでござる。

これで何粒くらいなんだろう?

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わたしはとりあえず、着物一反織れるくらいの数は飼いたいなーと思っていて。

蚕の品種にもよるだろうけれど、まぁ3,000頭くらいは頑張りたい。

それってどのくらいの規模なのか。。。。

 

 

さて、養蚕部門から、お次は奥様の実際の座繰りを!!!!!

見せていただくことにーーーーーーーーーー(´Д` )はぁはぁ。

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 工場とは違って個人でやってらっしゃるので、いろいろ工夫がなされていて、もの凄く参考になる。

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真剣です。そりゃもう、真剣ですよ。

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しかし、実際のところはなんか興奮しすぎて、覚えてない…だめじゃん、おれ。

 

道具なんかもひととおり見せていただきました。

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そして我が家にあるのは座繰り機ではなく、糸巻き機だということが判明。

薄々気がついていたのだけど、やっぱりそうだった…。

そりゃー枠もゆがむっちゅーねん。

無知ってコワいわ〜

 

 

年々、数が減っている「撚糸屋さん」。

生糸を撚って、織りなり縫いなりの糸にしてくれる業者さん、だんだん単位が少ないと頼めなくなっているそうで

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工場にあった撚糸機をカットして使ってみているそうです。

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うーん、撚糸ばっかりは手作業でどーにもこーにもなんでしょうか〜。

わたしもスピンドルで頑張ってみたけど気が遠くなり過ぎたよね。

撚糸屋さんがいなくなると日本の絹業界はどうなるのだろうか。

生糸で頑張るか。

 

 

いやー、本当に突然の来訪に関わらず、とっても親切にいろいろ教えて下さいました!

ココでの出逢いが、また次のオモシロイ出逢いに繋がるのですが、、、

それはまた次の旅のはなし。

 

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東さん、ありがとうございました!

次はじっくり、本気で、研修に来たいと思います!!

 

夫婦で養蚕と糸づくりしているのが我々により身近にすごく勉強になりました。

ふたりの優しいお人柄が、あの繊細な糸を作るんだろうなぁ。

わたしたちが作る糸は…なまら個性的になりそうな予感www

 

 

 

蚕糸館さんを出て、次はシルクフォーラムで出逢った、群馬で自然塾寺子屋をしているという方に会いに行ってみましょう!

ここは寺子屋をやりたいおとうちゃんの学びだね!

 

途中、公園があったのでランチを。

ナニ作ったか忘れちゃったーw

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どうでもいいが、群馬、暑いぞ…

長野が寒かっただけに、異常に暑く感じる。

そうだ、群馬は灼熱の土地でもあったっけ…

 

で、目的地に到着しました。

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あらーん、すてきーん♡

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観光案内所でもあり、カフェでもあり

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県から管理を委託されているここのオーナーさんが、その寺子屋をやっているのでありますが、商売繁盛で人が途切れずなかなかお話を伺うことができまへん。

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連休だし、ひとりで切り盛りしてるし、仕方ないっす。

ここはまったりタイムを楽しみましょう♡

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二階は 開放的な広間でそれこそ寺子屋的な感じ。

ホワイトボードやプロジェクター&スクリーンもあって、講座なんかも出来るんだね。

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帰り際に、寺子屋オーナーさんと少しお話出来たみたい。

参考になったかな?おとうちゃん?

 

 

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養蚕農家に育った私はお蚕さまの「ありがたさ」は分かっています

これからの養蚕がどんな風になって行くのか楽しみです

 

…これはわたしへのメッセージでしょうか。

楽しみにされているので、頑張らなくちゃ!

 

 

 

さて〜〜〜〜〜〜次はどうしよ〜か〜

さっき、蚕糸館さんで聞いた染料の植物園にでも行ってみるか〜

 

と、到着した高崎市染料植物園。

 …

…想像(建物の中に数種類あるくらいかと思ってた)よりかなり広大…

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登山とは言わないが、、、、トレッキングコース並の感じ…

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しかーし!

足を踏み入れたら、そこは「全てが染料」の世界。

びっくり、ビックリ、吃驚!!!!!!!

 

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このヒノキは

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こんな色に染まるんだって!!!!!!

 

ここにある植物全てにこういう説明があるの!

凄すぎるーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!(また大興奮)

 

 

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 うんうん。深く頷く。

 

園内はそれぞれテーマがあって、

例えば『飛鳥・奈良の道』には

飛鳥時代には、大陸から伝わった優れた染色技術によって高度な染色品が作られるようになり、色や冠によって位をあらわす冠位制度が定められたことで、様々な色が求められ染色の発達を促しました。法隆寺正倉院などに残されている染織品は、今日になってもすばらしい色彩を見せてくれています。この時代の道には、ベニバナ、アカネ、アイ、ムラサキ、クチナシ、キハダ、スギ、ハンノキ、ヤマモモなど30数種の草木が植えられています。

 

 

『平安・鎌倉の道』には

大陸文化から離れ、日本独自の文化が築かれた時代です。源氏物語枕草子などに描かれるように、公家たちは様々な衣装を重ねてその組み合わせを楽しみ、あでやかさを競い合っていました。華麗な襲の色目、合色目・織色などがあります。初期に編纂された「延喜式」には、当時の染料植物や媒染料などが記されていて古代染色を研究する人々の唯一の文献です。
また、合戦絵巻に見られるようなよろいなどにも華麗な色が使われていました。武家社会へと移り変わっていく鎌倉時代にも傾向はつながっていきます。この時代の道には、シラカシニッケイ、ウメ、ヌルデ、クララなど30数種の草木が植えられています。

 

『室町・江戸の道』には

室町時代になると藍の葉を発酵させて作る「すくも」の製造が始まりわが国独自の技術として加温する藍建が発明され、藍染が1年を通じて染められるようになりました。同じ頃日本に綿が入ると栽培が盛んになり藍が木綿によく染まることから急速に藍染が普及しました。藍染は庶民の色として江戸時代を代表する色になりました。またアジア南部から多くの熱帯植物が渡来し新しい色彩が加わりました。イチイ・ヨヨゴ・モッコク・ナンテン・カシワ・ズミ・クマノミズキ・コブナグサなど30数種の草木があります。

 

『現代の道』

明治中頃に合成染料が輸入されると、急速に普及し染色といえば合成染料を指すようになりました。その間にあっても植物学者らによって研究が続けられていましたし、戦後伝統工芸が見直されたり近年の自然指向とも相まって関心がはらわれてきています。この道では、明治時代以後新しく開発された染料植物を見ることができます。ビワ・アンズ・ウワミズザクラ・シロヤマブキ・ハコネウツギ・ヤブマオなとの草木30数種の草木があります。

 

 

他に『繊維植物の小径』なんてものもあって

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流石に大麻は無かったけどw

藤やシナなんかはありました。

 

 

あっ、紅花ちゃんもー♡

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何気に歩いてるけど、マジでかなり広い。。。

結構、へとへと。

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梅吉も今日はずっと車でお留守番、お疲れ様!

暑いし、大変だったね…

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とーちゃんかーちゃんもお疲れだし、なんなら、このままこの駐車場で泊まってもいいか〜?と思ったけど、

ここには梅吉ゾーン(緑地)が無いし、今夜の酒を仕入れてないし、

とりあえず移動しましょう。

 

 

今までゆだねきる効果で順調にナイス宿泊地を見つけられていたのだけど、

今夜はなかなか発見出来ず…

ここでもない、ここでもない…

なんだろ、疲れてるからセンサーが働かないのかな…

 

もう、今夜はおとなしく道の駅にしよう!

 

気がつけば群馬を出て栃木入り。

 

地元スーパーに寄り、地酒とおつまみなどをげっと。

スーパーの敷地内にコインランドリーがあったので、12日目にして洗濯。

和装だとそれほど洗濯は必要ないのだけど、お洋服は借り物なのでね。大切にしなくちゃ。

 

地ビールは無かったけど、地酒とそら豆焼きがうまかったな〜

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梅吉もおつかれちゃん!

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しかし、道の駅はやっぱり音がうるさいな。。。

 

鹿の鳴き声は気にならないのに車の音は気になるね。

 

 

今日も盛りだくさんな一日、魂の御馳走で満腹だね〜

いっぱい学んで次に活かそうね〜〜〜

 

あしたはなにがあるかな?

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

つづく。

ゆだねきる旅 11日目<長野県 上田>

朝、起きて車を出るとこんな風景!!

きゃーん、最高じゃーん♪

 

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わたしは川が大好き。

好きというより、必須。

生まれてこの方、歩いて行ける範囲に川が無いところに住んだ事が無い。

 

川の側に居るだけでも充分なんだけど

こうして足を入れると禊とまではいかないけれどもかなりの浄化になる。

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ほんとうは全裸になって、ばっしゃばっしゃ水浴びしたいんだけどさ。。。

さすがにね。。。

 

川越しの山。ここで暮らしたい。

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男共は腹をすかしているので

ノア子の掃除をしてごはんしたく

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旅に出る直前にカーバッテリーで保冷&保温が出来る大きなボックスが超破格で手に入ったので、とっても助かった。

名古屋の旬楽膳で買ったものがまだ食べられる!ありがたい。

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朝食前に憂う男共。どうした。

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おとうちゃんが着ているのはうちの母が捨てようとしたフリースのパジャマ。

我々のテーマカラーがピンクだからか違和感が無いというか見慣れているが、冷静に見ると40歳男性がピンクの花柄のフリースのパジャマを外出着として着用しているのはいかがなのか。

 

もう、我々はファッションとか、誰かに見られて恥ずかしいとか、そういうことを忘れてしまったのだ。

はっぱ一枚あればいい。

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『ここ、きもちよいですね…』

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食後はお散歩。

すぐそばには一面の菜の花畑♡

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梅吉君、きょうはおセンチな顔つきですなぁ。

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それはそれでめんこいな♡

 

 それにしても、長野滞在まさかの六日目!
行きたいところ会いたい人情報が次から入ってきてなかなか抜け出せず…

 

本日も、何処とも誰とも約束は無い一日なのだけど

 

 

長野旅をFacebookで見た友人の「長野といえば小川さんが」というコメントを昨日発見

 

「あーーーーーーーーーーそうだった!!いつか長野に行く事があったら会いに行こうと思ってたんだ!!」と思い出しこれまた急遽、その小川さんの居る、上田に行く事にしたのだった。

 

といっても、実際行けるのか会えるのかわからぬままの、ゆだねきる旅。

そもそも上田ってどこだ。

 

泊まった地が既に上田だったと思われ

目的地も経由地も別所温泉なので、ここは是非とも朝風呂に入りましょう。

 

 

『大湯』

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なんとも素晴らしい佇まいですなー!!!!

源泉掛流し露天風呂付き150円なり。近所の方が羨ましい!!

 

今回もすれ違いで貸切になったので写真をば。

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わかりづらいけど、端っこに「菖蒲」が浮いております。

お湯の色が緑だけどバス△リンが入っているわけではありません。

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天井は木製!日差しが気持ちいい。

 

やっぱこれだよね。

水とお湯が別れてるプッシュ式の蛇口に、ケロリン桶。

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そんで、この露天風呂がまた最高だったわけです。

この旅で何度最高と言ってるかわからんくらいだけども

ここはまじで気持ち良くて、なんというか

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肉体的にも精神的にも魂的にもぜーーーーーーーーーーーんぶ洗い流せたっていうかね

現実とそうじゃないものも、全部一緒になったっていうか

全身全霊でこのお湯にゆだねきった感じで

ここは宇宙なのかな?っていうオモシロイ感覚になれまして。

 

さくっとひとっぷろね、くらいの予定だったんだけど

露天風呂越しに「おとうちゃん、もうちょっとゆっくりしたいから待ち合わせ時間延長してー」とお願いしたくらい。

 

本当に、良いお湯でした!!

 

風呂上がりに、これまた懐かしい感じでコカコーラのベンチで缶のメローイエローを。

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久々の香料ドリンクwwww

でも、さっぱり気持ち良かったわ!!

 

 

街並が素敵なので、散策してみましょうかね。

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大好きな枝垂れ梅♡

 

『厄除まんぢう』なるものが売っていたので、まさに本厄のとうちゃん、いただきなされ。

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すっごいカワイイピンクの菊が咲き乱れ!

名前忘れちゃった。。。

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連休中だというのに、静かな温泉街。

いいわ〜まったりして、いいわ〜〜〜〜♡

 

…ん???

そういえば(これから会いにいく小川さんの)Facebookで『小川家は、今年は別所温泉自治会の神社委員をしています。明日は地区にある三島神社の大祭に参加するので、午前中は不在にします。』とあったな。

 

地元神社の大祭だというのにこのひっそり感は??

お祭りだからさぞかし賑わっているのだろうと思いきや、なんだこの静けさ????

そもそも、神社はどこだ?

 

 

 と、不思議に思いつつ、迷って地元のひとに尋ねつつ、三島神社へ。

 

???ここが神社??????

山、ですよね…

 

そして入口(らしきところ)に看板。

神社の奥にあるらしき風穴…風穴って????ナニ????

え、(種保存)って書いてあるけど!?

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んにょーーーーーーーーーーーーー!?

 

まさかの、ここでもお蚕さま。

 

心臓がばふらめいてきた(ばふらめく=北海道弁でドキドキすること)

 

以下、看板より抜粋

 

蚕を飼育するとき、蚕種(さんしゅ)を自然のままにしておくと春先に一斉に深し、夏蚕・秋蚕を飼育することが出来ません。

そこで工夫されたことは、孵化を抑制するための「風穴」です。

蚕種を低い温度で保存しておいて、必要に応じ孵化させるために造られました。

夏、地上の気温が30度でも石の間からは3度の冷風が吹き出し穴の中は5度を保つ、まさに天然の冷蔵庫です。

当時は多くの種屋がこの風穴を利用しました。

風穴のは果たした役割は、我が国の経済を支えた養蚕業にとって特別お大事な意味を持っています。

 

ななななんと。

 

流石長野、そのつもりは無くてもお蚕さまがついてまわります。

 

 

俄然、足取りも強く。

 

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なんとなく、ただの登山な感じがしなくもないが

この先に神社と風穴があるというだけでスキップしそうな勢い。

 

 

でーーーーーーーーーん

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これが三島神社じゃ!

 

 御祭神は不明。

三島だから大山津見神

水の神様から蚕の神様になったと記してある記事もあったけど。。。

 

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背後の雰囲気からしても山そのものがご神体、といったところでしょう。

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か、かなり険しいぞ。

足袋に下駄、なんて無理だー!

 

というわけで、またしても裸足登山。

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苔でフカフカだからきもちーぞ。

 

そして

 

 

じゃじゃーん

ここが風穴じゃ〜〜〜!!

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(看板によると)

別所温泉氷沢の風穴は縦7.4m、横2.0m、高さ3.6mの石垣を積み上げた竪穴で、石段がついています。

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 階段を下りると、どんどん空気がひんやりしてきてびっくり!!

穴に入るとほんとうに冷蔵庫か?ってくらい寒い。

えーーーーーー不思議!!

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梅吉はナニカ気配を感じるのか、ソワソワ。

 

『だれかいますかー??』

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 今は使われていないけれど、たくさんのお蚕様が眠っていたところだからね…

 

この風穴のおかげで年中お蚕様を育てることが出来たんだね〜

自然のちからも人間の知恵もすごいなぁ。

 

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神様が見守る場所でお蚕様を保存…

 

なかなか険しい道のりだったけれど、満喫した!!

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 登山道の脇には小川が流れていて、湧き水を汲む事も出来た。

(これは手水舎だと思われるが、他にちゃんと汲む場所があった)

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駐車場も山に面していて静かなので、ここでごはん食べることに。

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昨日濡れたシートを乾かしつつ、梅吉の日陰を作りつつ

 

かーちゃんは山中クッキング〜!

 

本当はブッシュクラフト的にしばかりして火を起こす所からしたいのですが、

ここはカセットコンロで。

 

 

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といっても、パスタを茹でて、適当な野菜などであえるだけ。

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作って行ったガーリックオイルが本当に役立ったわ〜

 

ノア子の天板は、テーブルになるのでとっても便利。

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わたしは基本夕方まで食べないので、写真で見るとひとりぼっちで寂しそうですが、ちゃんと一緒に会話を楽しんでますのよ。

 

さて、いよいよ本日の目的地へ。

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 看板発見

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 山道を下りて行く

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建物があった

 

じゃーーーーーーーん

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 この『森のくすり塾』が今回の目的地ー!

どんなことをしているの?はこのホームページを見ていただいて。

morinokusurijyuku.net

本も読んだし

僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと
 

 TEDも見たし


信州の薬草とチベット医学: Yasushi Ogawa at TEDxSaku

 

いつか本人に会って話を聞いてみたい!と思っていたのです。

 

すっかり忘れてたのにちゃんと行けちゃう、会えちゃうのがゆだねきり効果♪

 

この日は連休中ということもあり、かなりの来客数!

お話も弾んでおり、なかなかわたしの番にならず(笑

 

それでも少しくらいは話したいぞ、とねばったところ

あっという間に人が去って行き、ガチンコトークが出来ました!

 

 

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わたしは自然染色における薬効等を調べてるうちに小川さんに出逢うことになるんだけど、実際に聞いてみたら「効果効能なんて、近代に人間が勝手に決めたもんなんですよ」とバッサリ(笑)

TEDで小川さんが話じょうずなのはわかってたけど、トークが炸裂!!

 

「天邪鬼なんで人が期待する逆のことを話す」とも言ってたけど、やっぱり小川さんも常識とか固定観念とかそういうのをぶっ壊すタイプの人なんだと思う。
わたしもビシビシつっこまれながら「あー、わたしもまだまだ知識に振り回されてるな、もっとぶっ壊して!!」とニヤニヤ。

もう、話聞き足りないので札幌に呼ぶことにした!

講演会してもらう!


乞うご期待!!

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後半は同じ歳、北海道に居た事もある、という共通点で想い出話で盛り上がる…

 

梅吉も

『はなし、おわんねーなー』

とあんぐりしております。

 

 

とにかく「では冬場に!お待ちしております!!」「早いほうが飛行機安いんで、早く呼んで下さい、お願いします!!」と約束をかわし、お別れしてきました。

 

楽しみだなぁ。

 

その後は白馬女子達にオススメされた、すぐ近くのカフェにて一息。

 

PANI - 茶房パニ

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まったりできましたー

 

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景色も見事

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もうひとつ、オススメされた小道具屋さんもあったのだけど、車を停められなくてスルーしました。ざんねん。

 

で、これからどーしましょ。

今夜はどこに泊まるのか。

 

とりあえず、小川さんに超オススメされたパン屋さんを目指してみる。

 

馬女子たちが「今、上田がアツいんですよー」と言っていたが

小川さん曰く「都会(東京)に出るにもちょうどいい距離で田舎ならではの活動も出来る」土地なんだと言っていた。

オモシロイ人が集まって来ているそうだ。

 

上田だけじゃなく、今はどこ行ってもそういう「ちょうどいい田舎」にオモシロイ若者が集まって来ている気がする。

大都会に住む必要なんてこの現代、なんにも無いもんね。

 

パン屋さんを目指して来たのだけど、着いたら素敵な街並だったのでちょっとお散歩。

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毎日シェフが入れ替わる、日替わりショップが。

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奥には自由に休める櫓も。

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肝心のパン屋さんの写真を撮るのを忘れたのだけど

ルヴァン』さん。

uedalevain.exblog.jp

隣の酒屋さん、手に持っているのがルヴァンのパン。

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地酒もげっと♡

上田、まだまだ楽しめそうだ

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だけど、長野はもうこれで終わりかな?って気がしたので

お次は群馬を目指してみます。

 

こんなに長野に居るとはなー

シルクフォーラム終わったらすぐにでも群馬に入るつもりだったのに。

次々と情報がやってきて会いたいひと、行きたい所にちゃーんと会えたし行けたし。

面白かったなぁ、長野。

 

しかし群馬こそ蚕と絹の街!

何があるか、楽しみだぞ!!

 

サヨナラ長野

はじめまして群馬

 

今夜も完璧な駐車スペースを確保、車内宴開始〜♪

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そうだっ、手作りわさび漬けもそろそろ食べごろだ♡

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地酒とわさびを楽しもう

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初めて足を踏み入れた群馬県

 

群馬と言えば、、、、、

インターネット界における群馬県の扱われ方が酷い(画像あり) | ニュース2ちゃんねる

 

もう、このイメージが大き過ぎてwwwwww

 

今晩もこれ見てまた爆笑して喘息起きそうになる始末…

 

 

 

事実、車の外では鹿が鳴いてるんですけど…

北海道の車で襲われたりしないかな…

 

 

群馬のみなさん、すいません。。。。

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

つづく。

ゆだねきる旅10日目 <長野県 白馬>

この道の駅「ぽかぽかランド 美麻」は温泉もあるし

ちゃんと梅吉ゾーン(遊べる緑地)もあって、人も車も少なく、たいそう良かった。

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ノア子の片付けをしていたら、全国の道の駅のスタンプを集めているというトラックの運ちゃんに話しかけられて長い事立ち話した。

トラックの運転手という職業も旅をしながら暮らしているようなものだもんね。

いろんな土地の話が聞けて面白かった。

 

朝ご飯もぐもぐ

お膝そろえてお行儀良いですね

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今日の目的地は、白馬!!

岡谷のシルクフォーラムで再会を果たした白馬在住のまっこさんが着物でお花見をするから来ないかと誘ってくれたのだ。

白馬と言えば、夫は東京時代スキーやスノボで毎年のように訪れていておなじみだそうだけど

わたしは今までウインタースポーツはもちろん、登山なども興味が無く(今は興味津々)『白馬』という言葉になんとなくセレブなイメージがあって自分には縁が無い土地かと思っていた。

今回も旅の途中に白馬に寄るなんて全く頭に無かったので、まっこさんから誘われた時に逆に「このチャンスに行っておくべきだな!」と行く事に決めたのでした。

 

しかし…

 

『白馬』で『着物』で『みんなで』『お花見』…

 

素敵キーワードばかり…わたしのようなふざけた着物の無骨な者が参加して良いのだろうか…

 

ちょっとドキドキしながら初めての白馬へ。

 

 

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白馬へ入った途端の景色にズッッキューーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

アルプスは長野に入ってからずっと見て来たけれど

この景色は、、、、、、また特別なんだね!!

これはスゴイ。スゴイとしか言い様が無い。

 

 

まさか山に囲まれて生きている北海道民が、山に感動するとは。

 

凄すぎる…

 

 

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 『こいのぼり、いっぱいだ!!』

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この日は5月5日こどもの日だったので、息子の梅吉にこいのぼりを見せられて良かったな。

 

まずはまっこ邸にお邪魔して、そこで着物に着替えます。

自分で着れるひとは自分で、

そうじゃないひとにはまっこさんが参加のみんなに着付けをしてあげている。

 

うーん、これが出来ると「着れないけど着てみたい!」って人も着物イベントに誘いやすいんだよなぁ。

わたしは人には着付けられないもんなー。練習するかぁ。

 

臨月のかたも見事に着こなしておられました。

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せっかくなので、今日は一張羅の紅花紬に。

 

着付けが終わったら、みんなで近くの公園へ移動。

 

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着物でぞろぞろ、しかも犬連れ、目立ちますわよ〜

 

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この公園がまた絶景!!!!!!

 

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「うわ〜〜〜〜!!」

「すごーーーーーーーい!キレイ〜〜〜!!!!」

もう、ひとりで絶叫が止まりませぬ。

 

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もう、ここからしばらく写真をお楽しみください

 

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写真スポットにはけっこう人が集まっているけれど

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こんな素敵な公園、ゴールデンウィークの真っ最中、桜も見事なタイミング、

もっとごった返していてもおかしくないと思うんだけど…

こんな場所が札幌にあったら、一面ブルーシートに覆われてジンギスカン始めて煙りモウモウになって肉を狙ってカラスが大変なことになっているだろう。

 

昼食を取る場所を決めたら、それぞれ好きに散策。

 

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とにかく景色が美しいので写真を撮ってもどれも素敵に写る。

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みんなで集まって昼食〜

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まっこさんが用意してくれたお弁当、カワイイ♡

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この「おばんざい&かふぇ ごま」っていうお店、さっき通りがかりに見て、気になったのだ!!

 

見た目も可愛く、からだにも優しいお弁当。

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『ぼくにもちょうだい〜』

これはトマトだから食べられないよ。

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ランチタイムが終わったと思ったら、なんと野点が始まりましたぞ!

 

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モンベル野点セットというものが売ってるんだって。おどろき〜

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スワン落雁カワイイ♡

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いただきます。

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おとうちゃんもいただきます。

『ぼくのおちゃはあるの?」

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みんなで記念撮影

桜の下の着物、完璧ですな!!

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おとうちゃんも

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梅吉も

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もちろんわたしも

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この優しくて美しい時間を堪能。

 

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まっこさん、誘ってくれて、ありがとうございました!!

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場所を移動するとのこと、もう少し上がると展望台みたいなものがあるそうなので、ちょっとそこへ寄り道

 

そしてここからの眺めもまた見事♡はぁ〜〜〜〜

この景色だけでじゅううううぶん、魂の御馳走だわ〜〜〜〜〜

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近くのカフェへ移動して、お茶やスイーツなどを。

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わたしは毎度、ビールとおやき。

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松本で知ったこのおやき、お店(多分家庭でも?)によって、全然味も触感も違うのね。

オモシロイなぁ。

 

おとうちゃん、タイムスリップ。

Facebookでは「明治の文豪」と称されていた。

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なんだか、いちいち満足度が高い、というか完璧。

 

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まっこさんが「白馬は景色が何よりのもてなし」と言っていたけれど

ほんとうだわ。

他に何もいらないね。

 

 

この日は文章にすれば「白馬で着物でお花見をしました。」というだけの一日だけれども

最高のもてなしで最高にしあわせでした。

 

お花見も終わり、みなさまにお別れしてまた移動です。

 

その前に酒を調達!!

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今日はどこまで移動しようか…

とりあえず、明日会いに行こうと思っているひとの居るところへ近づこう。

近くに道の駅はあったけど、車が多いし梅吉ゾーンは無いし、、、、

しばしノア子でウロウロ。

 

『川の駅』という看板発見。

ん?道の駅ならぬ、「川の駅」ってのがあるんだ??

 

はい、川っぷち、周り全て緑地、車はゼロ、完璧な場所みーーーーっけ♪

 

安心して車内宴スタート。

記憶は無いけど写真によると晩御飯はパスタだったのだな。

おくらとみょうがとこごみのパスタ、白馬ビールに白馬地酒。

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白馬で着物で花見。

ほんとうにうっとり夢のような一日でした。

 

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

つづく。

ゆだねきる旅 9日目<長野県 安曇野〜小川村>

朝方、予想通り寒く&小雨も降って来たのでお父ちゃんと梅吉もノア子の中に。

 

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『やっぱりしつないがいちばんだな』

 

若干ワイルドさを帯びて来た梅吉だけど、まだまだおぼっちゃま。

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おぼっちゃま過ぎて、飼い主に対してこのような態度である。

ま、とーちゃんも爆睡してるから、いいか。

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この日も特に約束は無いので、起きてから「どーしよっか♡」

 

小雨は降ってるけど、このブッシュクラフトに最適な環境、逃す手は無いでしょう!!

 

というわけで駐車場奥に広がる森に入り、枝を広いながら野営地を探す。

 

適度に奥、適度な広さ発見。

 

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落ちている枝を使い、シェルターを建てる。

わたしはその間、焚き火に使うしばかり。

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穴を掘って、焚き火の準備。

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雨の中、濡れた枝になかなか火はつかないけれど。

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父ちゃんが火起こしの間、わたしは食材の下ごしらえ。

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まな板にもなる皿、便利。

調理開始、といってもただ待つだけ。

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何故か梅吉はシェルターの中に入らず、雨に打たれながら寝ている。

 

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静かに落ちる雨

濡れる樹々と葉と土のニオイ

鳥達のさえずり

揺らめく炎

 

この、何も無いけど全てが有る、

この、時間が大好き。

 

いつまでもこうしていたい。

 

 

そうこうしている間に

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ごはんが炊きあがりましたよー!

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お味噌汁と、野菜炒めを作って

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あとは納豆と酢大豆で召し上がれ〜

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雨だろうが寒かろうが

外に身をおいて、火をおこして、過ごす

それだけのことがどーしてこんなにシアワセなのか。

 

最後は火の始末は入念に!!

焚き火の跡がそのままなんてのは言語道断。

「元のとおりに戻す」!これ鉄則。

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もう、ここでずっとこうして過ごすってのも悪く無い、というくらい居心地の良い場所なのだけど

昨日思い出した、「行ってみたかったところ」に、行ってみましょう。

地図見たらすぐそこだし。

 

というわけで到着した『安曇野市 天蚕振興会』

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なんと休館日ーーーーーーーーーー!!!!

 

盛大にずっこける。

そうか、今日は月曜日か、、、、、。

 

旅前からアポを取っていた富山の天蚕農家さんとも全く連絡とれないし

今回は天蚕は縁が無いんだな〜。

仕方ない。

今は家蚕に集中だ!!

 

 

 

 こちらも近くだった

穂高神社

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この頃にはひどい土砂降り&ひどい寒さで、とりあえずご挨拶だけ済ませて退散!!

 

道路を走っていると、時折見かける『大王わさび農場』という看板。

昨日見かけたとき、「わさび農場、見てみたいな」と言っていたのだけど今日はあまりの雨、

夫に「ホントに行くの?」と聞かれ悩んだものの「とりあえず、わさび畑がどんなものか見てみたい」と、行ってみる事に。

 

この時点では、本当に「わさび畑を車の中から見てみる」くらいの気持ちだった。

道沿いに、畑があるんでしょ、くらいな。

 

ところが

 

看板通りに進むとドデカイ建物に続々入って行く人々、巨大な駐車場には警備員さんが何人も。

 

????????????????

 

わさび農場じゃないの?これ、なんのアミューズメントパーク???

 

これが、この立派な施設こそが

『大王わさび農場』なのだった!!!!!!

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びっくりし過ぎて笑う我ら。

「え、わさびでしょwww わさびでこの建物ってwwwww」

 「なんでわさびにこんな人集まってんのwwww」

 

この時点で、かなり小馬鹿にしております。「たかがわさび」と。

 

これから衝撃の連続、最後にはその「たかがわさび」に見事ノックアウトされるとは、夢にも思わず。

 

とりあえず、建物の看板を眺めていると

『わさび漬け作り体験』という文字発見!!

一日二回の体験、一回目の開始時間が、なんと10分後!!!!

ぬおーーーーーーーー!!!!!!!

昨晩、本場のわさび漬けをおつまみにいただき、その美味しさに感動していた我ら。

これはダッシュで申込ぢゃ〜〜〜〜〜!!

 

というわけで、入場していきなりわさび漬けをつくることに。

すげータイミングだな。

 

講師のかたが、とても丁寧に指導してくださる。

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まずは材料を切ります。

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わたしたちがわさびと呼んでいる部分は、茎と区別するために「芋」と呼ぶのだそーだ。

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塩をパラパラ

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キッチンペーパーを被せて

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軽く叩いて水分を出します

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とんとんとんとんとん

流石ドラマー、リズムが良いですな

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酒粕を調味したものに

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混ぜまーす

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ねりねりねりねり

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出来上がったらフィルムに包んで

 

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箱などもしっかり準備されているので

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箱を組み立て、包装まで

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シールも貼って

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Myわさび漬けの出来上がり〜♡

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酒粕にわさびの香りが移る2〜3日置いた頃が食べごろ。

逆に2週間以上置くと、逆に香りが飛んでしまうので、それまでに食べきりましょう。

 

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いえーい、単純作業だけどめっちゃ楽しかった♡

 

併設の売店ではわさび漬け(かなりの種類あり!)はもちろん、わさび味のあらゆる食べ物が売っていて圧巻である。

 

写真撮ってないのでうろ覚えだけど

我らがどれにするか悩んだ

わさび茶漬け、わさびマヨネーズ、わさび塩コショウ(結局塩コショウを購入、その後の旅飯で非常に役立った)

わさび煎餅、わさび饅頭、わさびポテチ、わさび柿の種…まぁとにかくコンビニに売っているようなもの、全てわさび味であります!的な。

 

世の中にこんなにわさび味のものってあったのね…

まぁ、なんにでもわさび入れちゃえば良いって話だけど、実際作っちゃう売っちゃう、しかもガンガン売れちゃうっていう

心意気と現実化に感動。

 

 

 

 

 

余談。。。。

二人が着ている服は、塩尻のマツコちゃんに借りたものです。

 「北海道から行くんだから、あったかいべ」と余裕ぶっこいて

着物以外はTシャツにもんぺ、母上が捨てようとしていたフリースのパジャマ(旅の途中で要らなくなったら捨てようと思っていた、が、6月現在も愛用している)以外持って来ていなかったのだ。

長野に入って「やばい。普通に寒い。」と焦り、まつこちゃんに「何でもいいから服貸してくれーーーー!!」とお願いしたのであった。

そして、非常に助かる、というかこれ借りてなかったら一通り購入せざるを得なかった。

ダウンからジャージからズボンまで貸していただいて、、、ありがたい!

我々夫婦がほぼ同じサイズで良かった!!

 

 

 

さて

ちょっとゆっくり散策してみますか。

雨なので「いえ〜い♪」って走り回るわけにはいかないのだけど

久々に相合傘で、ゆるゆると。

 

 

そして

いきなり発見

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このわさび農場に、皇太子時代のお二人がいらしていたとはー!

 

こちらの御休息所にて休まれたそうですよー(立ち入り禁止)

 

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大王神社


大王わさび農場/大王神社

大王わさび農場/大王神社

このわさび農場が何故「大王」なのかは

佳景探訪 - 大王わさび農場 (長野県安曇野市)

こちらから引用させていただく。

 

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大王わさび農場の「大王」は、この地方に伝わる魏石鬼八面大王(ぎしきはちめんだいおう)の伝説に由来している。

かつて安曇野は魏石鬼八面大王という怪力無双の首領が治めていたそうだ。
時は桓武天皇の時代(780年代~800年代頃)、陸奥国蝦夷と、これを服属させようとしていた中央政権との間で戦が起こっていた。
信濃陸奥国平定のための足掛かりの地で、人々は多くの貢物を強いられるなどして中央政権に苦しめられていたという。
安曇野を治めていた魏石鬼八面大王は土地の住民を守るため、中央政権軍を率いていた坂上田村麻呂と心ならずも対立、戦となってしまう。
果敢に戦った魏石鬼八面大王だったが、やがては追い詰められ、有明山の麓の岩屋にわずかな部下と共にたてこもり、ついにはそこで討ち取られてしまったという。
魏石鬼八面大王はあまりに強かったため、生き返ることのないよう、遺体は分断されて埋められた。
大王わさび農場の敷地内の一角に、その胴体が埋められたと言われているそうで、農場内の大王神社は魏石鬼八面大王を守護神として祀っているのだという。(※別の由来説もあるそうだがそちらは略)
農場内に設けられた岩屋は魏石鬼八面大王が住んでいた有明山麓の宮城(みやしろ)の岩屋を再現したものだそうである。
大王わさび農場に訪れた際は、大王神社にお参りし、伝説の彼方の出来事に思いを馳せるのも一興だろう。
 
 
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アテルイシャクシャインなど、地元の英雄が朝廷に追いやられ戦い、無惨に破れ(殺され)て行った様に胸が焼ける想いがするわたしとしては
この大王の由来、そして胴体が祀ってあるというこの場所に何故か惹かれてきたことに深く納得するのであった。

 

この件だけじゃなく、ここの魅力は衝撃はまだまだ続く。

 

雨のせいもあって(そしてまだまだ旅の過程をなめてる)写真をそれほど撮ってないのだけど神社やら、祠やら、名水の滝やら、

ちょいちょい我らの心をくすぐる作りになっておる。

 

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とにかく「楽しい」のだ。

通常、この天気でわたしがお外を楽しむことは有り得ない。(傘を持つのが嫌い)

しかし、「次はナニがあるんだろう!?」というワクワクがテンションをあげている。

 

敷地自体がなんまら(なまらの最上級)広大なのだけど、とにかく圧巻のわさび畑。

日本中、いや世界中のわさびがここで育っているのではないか。

どこまでいってもわさび。

とにかく全てがわさび。

こんなに必要なのか、わさび。

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わさびといえば蕎麦である。(そうか?)

長野のわさび農園に、趣のある蕎麦屋があることは充分納得する。

 

が洋風のレストランも発見。

 

そこのメニューがまた衝撃。

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『わさび丼』、『わさびちらし寿司』、くらいはまだ「なるほどね」だが

『わさびオムライス』に『わさびカレー』、しかもしっかりと緑色。

 

わさびonlyでここまで出来るのか。

 

ていうか、それ、マジでやっちゃうの!?

 

 「たかかわさび」などとはもう言えない!

半笑いで小馬鹿にしていたのに、ここに満ち溢れている『わさび愛』に完全にやられつつある我ら。

 

本気ってスゴイ…

 

 あらゆるわさび味を試してみたいが、お腹はすいてないので、味は想像するばかり。

 

道行くひとがほとんど食べている「わさびソフトクリーム」の売り場発見、これなら!

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甘いものにはそれほど興味が無いわたくし

「わさびビールあればいいのにwww」

適当にほざいたら有るではないか!

Σ(゚Д゚)

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こ、これは(✽ ゚д゚ ✽)

 

試してみないば。

 

というわけで

 

 

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わさびおやき

わさびビール

わさびソフトクリーム

 

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んー

ソフトもビールも特にわさびの味はしませんでした!

てか、わさびって味というより香りだもんね。

 

 

しかし、この溢れるわさび愛にノックアウトされた我ら、

 

最初は眼中に無かったわさび記念館なるものも(「わさび記念館てwww」と爆笑していた)

「是非見学しましょう、いえ、させてください!!!!」に。

 

「結びにあたって」

あれ?出口から入っちゃった?

 

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しかし!!!!!!

この最後のメッセージ

わさびから水、水から自然への、この想い、本物の愛に完全ノックアウト。

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わさびはきっかけのひとつなんだね…

ここは、人間にとって、生き物にとって、どれだけ水と自然が大切なのか、感じでもらう場でもあったんだね…

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なんかね、本当にいろんなことを考えさせられたよ。

 

「わさび」

このひとつの植物、食物で

これだけ人を楽しませて感動させることが出来ること。

土砂降りの中、来る人は途切れなかった。

園内の働く人も来場者もみんな笑顔だった。

 

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 ここにあるのは、ひとを動かすのは

 愛、だよねぇ。やっぱり。

 

 

猛烈に感動しながら、そして「また晴れの日にゆっくり来たい!」と宣言しつつ、次へ。

 

安曇野も名水の地、水くみに〜

 

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どこへ行ってもお水には困らなかったな。

結局一度も水道水をタンクに入れることはなかった。

ありがたい。

 

さて、行けるところまで行きますか!

 

途中に地元の野菜が買えそうなお店があったので寄ってみたら

ついに実物発見

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 うおー(蚕の)さなぎの佃煮が普通に売ってるぅぅぅぅΣ(´∀`;)

いなごは食えるが蚕は無理ぃ

いつか食えるようになるのかなぁ…

 

そんなこんなで到着、

 

美麻村

 

美しい麻。

名前が既に素晴らしい。

 

長野に来たからには一度は食べたいお蕎麦、この機会にいただきましょうか。

 美麻村にも何件か蕎麦屋はあったのだけど

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 こちらにしました

「山品」さん

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蕎麦も育ててますよ

 

山菜盛りと蕎麦茶でひといき。

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わたしは鴨せいろ。

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たまの外食、おとうちゃん、美味しいかい?

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わたしはそれほど蕎麦好きでもないので通好みな感想は言えません(笑)

が、完食したってことは満足したんだと思います!

 

美麻村へ来たのはこんなものがあると聞いたから

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でーーーーーん

その名も「麻の館」

 

村名のとおり、麻の産地(だった)んですな。

地域おこし協力隊の方々が地元の大麻復活にむけて頑張った結晶がここに。

 

(しかし今となっては、その「他所から来た地域おこし協力隊が地元の大麻復活にむけて頑張る」ってのは完全に鬼門であるという残念な事実)

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あー、この麻柄シェード欲しいなぁ

 

大麻の栽培から収穫、精麻作りまでパネルで紹介、長野(美麻?)式は、わたしが学んだのとまた若干違って面白かった。

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やっぱりその土地で違うんだよねぇ。

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と言うくらい、大麻栽培は全国で当たり前だったということです。

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おがら壁、良いな。

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窓の目隠しにも。

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わたしの大好物、蝋人形での再現コーナーも♡

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庶民の生活と大麻、糸づくりと織りは切っても切り離せないものなのです。

 

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ほんとうに、生きるためにどれだけ衣服が、布が、糸が、それを作る植物や動物が大切だったか…

 

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大麻繊維の他に替えがたき独特の長所が見直されつつある」

そうなんですよ。

またここで大麻のことを熱く語るとキリが無いのだけど、

わたしが大麻と絹の糸をつくる、というのはとーーーーっても重要な意味があるのだ。

 

ま、とにかく作ります。

結果はそれからだ。

 

おとうちゃんはまだ車でオシゴト(どこでも仕事が出来るITってすごいねー←棒読み)

 

なので、梅吉とお山にお散歩。

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どこまでも続く田舎風景に癒やされる。。。

 

田舎、っていう言葉はわたしにとって最高の褒め言葉なのだけど、住んでる人にとっては失礼なのかな。

 

おとうちゃんのオシゴト終わり、美麻村からお隣の小川村へ。

 

あっ、神社があるよ!

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わぁ、素晴らしいね!

地元のひとに愛されてる神社…ていうかね

 

人が神社に集い敬い、神様が人を愛し護り、それが循環している神社って、すぐわかる♡

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(逆にいえばそうじゃない神社もあるってこと)

 

 

小川村に来たのは

 

服も貸してくれた塩尻のマツコちゃんと呑んだときに、「夏場にお手伝いにいく農家の収くん」の話を聞いたから。

 

そのとき既にすっげー酔っ払ってたんだけど(笑)

 

「東京っ子の収くんが農業をやろうと思ったのは麦が踊ってるのを見て感動したからで、だから収くんの農園は『麦ダンス農園』っていうんだよ。いつかその麦でビールを作りたいんだって」

 

この話を聞いてへべれけなわたしは「その人に会いたい!会いに行く!!」とマツコちゃんにお願いして、連絡してもらったのです。

 

いま時期の農家さんが多忙なのは重々承知。

会えたらいいな、くらいのつもりだったのだけど

 

無事会えました♡

 

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その場にいた(彼もお手伝い)ジョンさん

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なんと翌日会うまっこさんともお知り合いとのことで「やだー、また繋がっちゃったー(笑)」

 

忙しいのに、いろいろお話きかせてもらいました。

 

 小川村がとっても良い土地なのと

『麦ダンス農園』というなまえ

大沢収くんのひととなり

 

なんか、いい!会えて良かった!

小川村でビール作ってね!!!

 

 

今年から羊を飼い出したそう

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 ほら、梅吉、羊さんだよ

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『こんにちは!ぼく、ほっかいどうかきたんだよ!』

『よくきたね、ながのはたのしいかい??』

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この羊さんたちはお肉になるので、刈った毛の使い道に悩んでいるとのこと。

絶対誰か欲しいひといると思うんだけどなぁ。

洗う手間さえなければわたしも欲しいくらい(汚れた羊毛を洗うのはほんんんんんとうに大変なのだ!!)

 

 

わたしはこの旅で会えた人に一個ずつ渡していこうと夕張メロンゼリー(今思うと何故これだったのか。日持ちしてかさ張らないという理由だったのだけど)を用意していたので、それとよなよなエール

収くんからは在来種の「西山大豆」をいただき、ここから物々交換も始まるのだった!

 

この西山大豆がおいしいのなんの。

大豆ってこんなに味あったんだー!というくらい。

早速戻って来て植えたよね。

 

翌日、白馬に行くことを伝えると

ここから眺めるアルプスも美しいとのこと。

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しかーし、行ってみたらもう夕暮れ&雲で全く見れず(;O;)

 

で、今日はどこに泊まる???

 

さっきの美麻村の道の駅は温泉があったから、そこにしよー!

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温泉であたたまり

車内クッキング&車内宴開始〜♪

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こごみモリモリー

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本日の一本

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おくらみょうがなっとう こごみ ればぺ

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二次会

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ここも満点の星空

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『はぁ〜

きょうもみちみちにじゅうじつしたいちにちでしたねぇ』

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おつかれ、梅吉。

おつかれ、とうちゃん。

 

きょうも楽しかったね。しあわせだったね。

 

あしたはなにがあるんだろうね。

 

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

つづく。

 

 

ゆだねきる旅 八日目<長野県 松本〜安曇野>

さて、出発して一週間が経ち、今回の旅の『予定』は全て終了。

これから先はなーんにも決まっていません。

どこに行くのか、誰に会うのか、何を見るのか、そもそもいつどこから帰るのかw

 

いよいよ「ゆだねきる旅」本番です!!

 

開智小学校前で爽やかに目覚め、ずっと閉じ込めっぱなしだった梅吉と共に松本城へ散歩。

 

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『やれやれ、やっとくるまからかいほうされたよ』

 

 

城下町、では無いけれどさりげに建物が素敵だったり。

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松本神社があったのでご挨拶。

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はじめまして!!

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こちらには湧き水が湧いていて、タンクにたっぷり入れさせていただきましたー。

 

松本には湧き水スポットがたくさんあるらしい!!

 

昨日、まつこちゃんに聞いた情報が、この日は大活躍するのでした!

 

国宝どーん

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お城と着物と日本犬。

正しい姿。(わたしの頭部が正しいかはさておき)

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梅吉は人の多さで少々興奮気味。

 

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『かんべんしてくれ〜〜〜』

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この写真、Facebookで大好評でした。

完全にタイムスリップw

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とうちゃん、似合い過ぎだわ〜

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ぽかぽか気持ち良くて、お城のまわりもぐるりとお散歩。

あーまったりタイム、ええわぁ。

 

城のむこうのアルプス。素晴らしい。

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桜も少し残っていて。満開時期だったら絶景なんだろうなぁ。

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途中の売店で夫がおやきを食べると言う。

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これがおやき!?しかも中に野沢菜!?

わたしの知っているおやきではない。

そして、これが長野名物だとはこの時点で知らないわたし。

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えーおやきって、たい焼きの丸いバージョンじゃないの?

不思議な味と触感。。。

 

 

人もおらず日陰に入って落ち着いた梅吉。かわええのう。

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『そのおやき、おいしい?』

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ゆるゆる散歩も終えて、さぁ次へ行きましょうかね。

 

これも昨日、マツコちゃんに聞いた情報。

なんと長野には地ウイスキーがあるとゆーではないですか!!!!

それは行かねばなるまい!!!!

 

一週間、ずっとわたしの趣味に付き合ってもらったので、今日はいちにちお父ちゃんと梅吉を楽しませることに専念しよう♡

 

おとうちゃん、今日は助手席どうぞ。

いっぱいお酒試飲していいよ。

 

というわけで、わたしの運転でしゅっぱーつ。

 

 

で、駐車場を出たとたん、警官が飛び出て来た。

なんと。。。。一時停止違反で捕まってしまった。

車に戻る時、「なんでこんなところでおまわりさん立ってるのかなー」って思ったのに!!

まさかの出ばなをくじかれてガッカリ。

しゃーない。

が、手際が悪くだんだんイライラしてくる。

 

むーーーーーーーーー

なにもゴールデンウィーク中に、観光名所で、北海道の車を捕まえなくてもいいだろうよ。。。。。

 

しかし、ここで気分を害してはおとうちゃんにも梅吉にも申し訳ないのでクリーニングを済ませ、気分を切り替えて、れっつごー!!

 

 

梅吉サービスデーでもあるので、車に乗りっぱなしじゃなく、公園などがあったらなるべく遊ばせる。

 

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おもちゃで遊んであげるのはフェリーを降りて以来じゃないか。

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ごめんね、梅吉。

ありがとね、梅吉。

 

お水も外のお水のほうが良いみたい。だんだんワイルドになってきたね!

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さーーーーーーー

到着しました!!

これが

www.hombo.co.jp

マルス信州蒸溜所だ!!

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長野に地ウイスキーがあるなんて、全然知らなかったよねー。

意外と地元のひとも知らないっぽい。

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おぉー!

ポットスチル、割と最近まで使われてたみたい。

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工場見学は自由。

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樽、樽、樽。

天使のわけまえで良い香り。

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さて、このマルスウイスキー

本社は鹿児島の「本坊酒造」が作ってます。

 

この工場(というかポットスチル)を設計したのが

マッサンの摂津酒造時代の上司だった岩井さんとゆー方で、マッサンをイギリスにウイスキー修行に送り出してくれた方なんですな。

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2年半、みっちり修行したマッサンは帰国して岩井さんにウイスキー作りの全てを報告。

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その後、不況に陥った摂津酒造はウイスキー製造部門を廃止、マッサンは退社し自力でウイスキーづくりの道に進んで、現在のニッカウヰスキーがあるわけです。

 

ほんでその岩井さんは鹿児島の本坊酒造の顧問に就任、マルスウイスキーのポットスチルを設計。

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その後、「ウイスキー作りに最適な地」を求めて、鹿児島から山梨、そしてここ信州にたどり着くわけです。

 

しかし、平成4年、ウイスキー需要低迷のため、一時生産中止になったマルスウイスキー

 

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貯蔵してある少ない原酒を切り売りしてきた、、、、

 

が、平成23年、19年ぶりに蒸溜所復活!!!!

そして平成25年には『ワールドウイスキーアワード』で世界最高賞を受賞。

 

現在に至る。

 

 

と、ざっくりと説明してみた。

 

稼働しているポットスチルも二台と、こじんまりはしているけれど

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ピカピカのポットスチル、これからに期待!!

 

さぁ〜〜〜

待望の試飲ですよ、おとうちゃん!

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南信州ビール」という地ビールも製造しているので、

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まずはビールから。

この幸せそうな顔wwwww

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試飲ウイスキーはすでに水割りになっている。

その名も「ツインアルプス」

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有料試飲もあり

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綺麗だなー。ウイスキー琥珀色はホントに美しいと思う。

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どれどれ信州のウイスキーは…

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やはり土地が違えば水も空気も違う。

信州の味がするのだろうか。(わたしはぶどうジュースをいただきました)

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蒸溜所復活間も無いので、まだラインナップの少なく買い物もそれほど楽しめなかったけれどもとりあえずお土産に一本購入。

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さて、ウイスキー蒸溜所には美しい土地、景色がつきもの。

お散歩しましょうかね。

 

 

あぁ。

素晴らしい景色。

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梅吉もしばし見とれて

精霊たちと会話をしているよう。

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『ここ、なかまがいっぱいいるよーーー!!』

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なんという表情。

 

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うん、確かに、気持ち良い。

 

地面がふっかふかのもっふもふなので、もう下駄も足袋も脱いで、素足散歩〜♪

 

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ふわふわの地面を踏みしめてまったりうろうろ

気持ち良い〜〜〜〜

はぁ。。。至福の時間。

 

 

 

日々魂の御馳走で満足しているおかげか、旅中もほぼほぼ食べなくて済んでいたわたし。

夕方にちょこっと食べて、夜、酒を呑みながらつまみをいただく、というペースで慣れて来た。

 

「この森のなかで、ごはん食べないなぁ」と思ったので

旬楽膳で買って忘れていた(オイ)クラムチャウダーと、パンをひときれ

 

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このクラムチャウダーもめっちゃ美味しかった…

旬楽膳さま、まじで全国展開お願い。。。。

 

森の中でおいしいごはん、魂もお腹も超満足し、ウイスキーも買ったし

おとうちゃん&梅吉孝行も出来たかな、

 

 

魂の御馳走の仕上げ&おとうちゃん孝行の仕上げ

今日は温泉に入りましょう。

絶対、源泉掛け流しね!

 

というわけでここはスマホに頼って調べてみると、行ってみたい場所の近くに良さげな温泉宿発見!

 

ぴゅーん♪

 

途中、絶対見逃してしまいそうな小さな小さな看板を発見、一度は通り過ぎたものの「なんか、凄く気になる!!」と、引き返して寄ってみた。

 

小岩嶽城 - Wikipedia (今調べてわかったw)

 

ここの小岩嶽城址公園駐車場が、んもーーーーーーーーーーーーーーーーー完璧!!!!

人気(ひとけ)は全く無く、ぐるりと生垣に囲まれていて、ちゃんと清掃されたトイレもある!!

やった♪「気になる」信じて正解♪

今日はここに泊まりましょう〜〜♪

 

宿も決まり、安心して

安曇野 穂高温泉 『穂高温泉郷 常念坊』さんへー。

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ここが…また…

良かった。泣けるほど良いお湯だった!!!!

入っていた方とちょうど入れ違いで貸切になったのでちょいと撮影を。

 

 

露天風呂、、、、さいっっっっっっっこう!!!!

誰もいないし、あわうたを歌ったら、鳥が合わせて鳴いてくれたよ〜♡

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内湯も良い感じ。お湯も飲めたのでゴクゴク。

あー、しゅわさかさん持って来れば良かったー。

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まー、お風呂出ても汗が引かないのなんのって(^^:)

良いお湯の証拠ですな。

 

魂の御馳走をフルに堪能して、さぁ、あの素晴らしい宿へまいりましょう。

 

 

この環境、、、、ブッシュクラフト魂もぶるぶる震えてしまいます!!!!

わたしがおつまみをつくる間に、おとうちゃんは木を利用してタープを張ってくれました。

 

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 ロープワークが上手な男って魅力的よね♡

おとうちゃん、惚れ直すわ〜〜〜〜♡♡♡

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珍しく、つまみの写真は撮って酒の写真を撮ってない…

つまみといっても、質素なもんです。

でも、

静かな森の中

満ち足りた一日

愛する夫と犬

この完璧な環境、充分に、完全に満足なのです。

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梅吉も完全に満足モード。

狭い車の中より、こうして土の上で、おとうちゃんとおかあちゃんと一緒にごはん。

嬉しいよねぇ。

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見上げればこんな空。

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なかまもいっぱいですわ

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ゆだねきって大正解だった一日。

これで、いいんだよねぇ。

予定なんか決まってないほうが、そのときに一番快適なものが、ちゃあんと、やってくるんだよねぇ。

 

ほんとに、心底満足しておやすみなさい。

 

おとうちゃんと梅吉はそのままお外だって。

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わたしは明け方寒くなるのが予想されるので、ノア子でひとり快適に。

 

しつこいようだが、良い一日だった。

 

 

 

 

つづく。

ゆだねきる旅 七日目<長野県 岡谷〜松本>

スーパーの駐車場、だけどバック部に梅吉ゾーン(緑地)があってナイス。

道の駅だと、壁等に綺麗に並んだ駐車場ばかりでなかなかこういうわけにはいかないのだ。

 

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今日もノア子の掃除から始まり、夫のごはんづくり。

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本日はトーストに自家製ジャム、グリーンサラダにコーヒー。

家で食べるより、車中泊のほうが良いもの食べてるかもwww

普段は玄米と味噌汁に納豆か漬物、くらいだものねぇ。

 

着替えも済ませ、移動して、

遅くなってしまったけれど

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諏訪大社へご挨拶へ。

 

まずは春宮へ。

 

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そして秋宮へ

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手水が熱いとな!?やん、あったかくて気持ちいい〜

 

夫は「あち、あち、あち…!!」

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猫手なんだから〜

 

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御柱、初めて生で見た!!

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黄色の法被を着ている方がボラスタッフさんで、写真を交えていろいろ教えて下さいました。

いや〜、御柱祭、奇祭中の奇祭ですな。

 

 

諏訪の銘酒!!!!制覇出来るかな!?

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とりあえず下社に挨拶を済ませ、本日の目的『シルクフェア』へ。

 

メイン会場は『シルクファクト岡谷』

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外ではジャグリングやプチマーケットなんかもやってて、和気藹々ほのぼの〜。

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この日は博物館も入場無料、たくさんのひとで賑わっておりました。

 

早速、「蚕ふれあいルーム」へ。

イラストの『がしっ』が超ツボ。

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めんこいでねーーーーーーーーーか!!!!♡(´Д` )♡

 

 

さぁ、ここから閲覧注意。

虫が苦手な方はここから立ち去るのです。

 

(いちおう、画像サイズを小さくしてみる、あまり意味の無い心遣い)

f:id:yukikoashiato:20170611120835j:plain黒い!

f:id:yukikoashiato:20170611120837j:plainこちらは黄金!

f:id:yukikoashiato:20170611120832j:plain黄色い!

 

f:id:yukikoashiato:20170611120830j:plainあ、見慣れたタイプ!

他にもいろいろ居ました。

蚕、と言っても、いろんな子がいるのだ♡

 

カワイイカワイイ蚕さま♡

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他の展示なども見学、

博物館は撮影禁止だったけれどもかなり見応え有り!!

 

収蔵品展「おかやの工女さん」も、実際に工女さんたちが暮らしながら作っていた様子が垣間見ることが出来て大変勉強になりました。

工女、というとどうしても「あぁ野麦峠」的な、酷い扱いを受けても頑張った、みたいなものを想像してしまうけれど、それだけでも無かったんだな。

確かに労働時間で言えば超ブラックだけれども

まともに食う事も出来ない田舎暮らしから

三食白飯を食えて、お給料ももらえて、賑わった街で買い物出来て、福利厚生(休みの日には裁縫等手仕事を学んだり遠足的な事もあった)もしっかりしていて、同年代の友達も沢山出来て。

写真に写る工女さんの笑顔は決して嘘じゃないと思うよ。

辛い事も多かったけど、楽しい事もあったと思う。

綺麗な絹糸を作り上げるプライド、みたいなものもね。

(個人の検品の細かいことったら、びっくり!!そりゃ頑張るわ!!)

 

さて、そんな工女さんの気分を味わってみよう!!

上州式繰糸機での糸繰り体験〜〜〜〜!!!ぱふぱふ〜〜〜〜!!!

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藁のみご箒だとすぐにダメになるのでシリコン(だったかな)の箒

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で、ささ〜っと糸を繰り出して

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一本の糸だけ出すのが難しいんだな

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ひょいっとくっつける

 

文章にすると簡単そうだけど、、、

実際は両手両足フル回転の大変な作業。

 

並んでいると工女さんみたいでしょ…

わたしだけヘンだけど…

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この糸巻きの回転も、体験用にちょっとゆっくりめ。

それでもあわあわしちゃうのに

隣のかたの回転見てたら「ぎゃー!そんなに早くて追いつくの!?」くらい。

 

それでも、なんとか予定分終了。(だいたい15分〜20分くらい)

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ありがとうございました!!!

 

隣は実際の工場なので、糸の仕上がりまで見学。

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こんな手作業で糸繰りしなくても、オートメーションで出来る技術はあるのだけど

やはり「手作業でなくては出ない糸の風合い」があるらしく、いくら全自動に出来たとしても、その需要も途切れることはないのだとか。

そういう文化が残っていてちょっと安心。

 

これが今回のわたしの糸。

だいたい、42デニール、ってことです。

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生糸はやはり輝きが素晴らしい〜!

 

さて、シルクファクトでの見学は終わったので、他の場所も見学に!

 

近くのデパート(?)では

 

『~ 全国のシルク製品が大集合!!~

絹糸を使ったクラフト作品、シルクを使った食品などを展示・販売します。』

 

という展示会がやっている。

 

会った事はないけれど、Facebookで友達の松澤さんが出店しているとのことで会いに行ってみることに!!

 

おー、楽しそうな展示がいっぱい。

ツマミ細工などで出店していた松澤さんはっけーん!

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体験コーナーもあったのだけど、時間が足りずご挨拶だけに。

でも会えて良かった!

 

さて、お次は㈱ストリームにて開催

植物工場内で水耕栽培されている”桑”工場見学と桑商品の試食。

 

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どーーーーーーーーーーーーん

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ばーーーーーーーーーーーーーーん

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桑が、、、、室内で育っているよ…

桑の木の水耕栽培は世界初なんだとか。

 

桑の葉茶と、桑蕎麦。

蕎麦の上に乗っているシソのような葉も、桑の葉

水耕栽培だからこそ桑の葉が柔らかく生でも食べられるのだそう。

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なーんのクセも無く美味しかった。

 

ここでは植物工場のフランチャイズも計画しているとかで

やり手女社長がマシンガントークで説明してくれました。

水耕栽培のメリット、あるけど。ね。

 

御家庭用簡易水耕栽培キットも。

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これくらいなら欲しいかも。。。。

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ストリームさんの桑はほとんどが食用に使われているとのこと。

もちろん、蚕のごはんにもなるけれど。

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そんなこんなで、シルクフェア満喫、終了〜〜〜!!

 

気がついたら雨が降って来て、諏訪神社の上社に着く頃には土砂降り、

とてもじゃないけど無理、と引き返したら途中で綺麗に晴れ渡り、虹がくっきり…

ん〜〜〜〜

これはまた来いってことかな!?

 

で、諏訪に戻り五蔵酒蔵巡り〜♪

 

超メジャー『真澄』は激混みだったのでスルー。

 

まずは『横笛』

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今日もおいらが試飲させてもらうよ!わるいね、とーちゃん!!

やっぱし生だよね〜♪

 

はい、『本金』

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『麗人』

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舞姫

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と、さっと巡った。

 

というのも、次に飲みに行く約束があるから。

 

そっちのほうが楽しみすぎて、酒蔵は軽く済ませたわ♪

 

昨日着替えた道の駅小坂田公園で待ち合わせ、一緒に松本へ。

今夜の宿はこんな素敵な建物の前。

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ここから、お月様の下の松本城を眺めながらテクテク。

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はーい♡再会&呑み〜〜〜〜〜〜!!!!

この旅での初の外食♡

 

マツコちゃんとダーリンのあっくん。

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マツコちゃんは北海道ではニセコに住んでいたのだけど、

わたしの開催するワークショップなどに札幌まで参加してきてくれていたのだ。

手しごとが好きなマツコちゃん。

あっくんの実家である塩尻市に、いまはいるんだとか。

全然知らんかったしw

精霊染めの話からメッセのやりとりして、じゃあ送るよーってなって住所聞いたら長野で。

いつのまに北海道から出たんじゃwww

ていうか、長野行くんだよー、岡谷と塩尻近いねー、じゃー会おうよー

となって、まさかの長野での再会となったのであった。

 

つもる話もてんこ盛り

久々の居酒屋にも浮かれ

しゃべるわ、食べるわ、呑むわ、全てがノンストップ!!!!!!!

 

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どんだけ呑むねーーーーーーーーーーーーーーーーん♡

 

いやぁ、楽しかった!!美味しかった!!

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マツコちゃん、会えて良かった♡

これからもおたがい気楽に♪

ゆだねきってまいりましょう〜〜!

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松本も街並が良い感じ。

 

まつこちゃんたちも今日は車中泊だって。

 

おたがい、車の前で「じゃあおやすみ!」

 

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車中泊、さいこうじゃ。

 

 

 

つづく。