あ し あ と 。

生きてます。自由に。

旅に出る理由 その1

 

もうじき、また旅に出る。

 

 

わたしが誕生日をむかえ、夫婦合わせて88歳!

新十津川に移住が決まり札沼線に出逢って急に鉄道ファンになったわたしたち。

これはもうフルムーン旅行に出るしかないでしょう!!

調べてみるとどうもJR九州が面白すぎる。

北海道から一気に鉄道のみで九州しかも鹿児島まで行くっていうのも面白いではないか!!

 

 

というわけで急遽決まったフルムーン。

 

 

 そして、帰ってきて、また始まる、ゆだねきる旅2。

 

分刻みのスケジュールなフルムーンとは真逆の、

何も計画せず、愛夫と愛犬と車中泊で移動する(愛猫はお母さん猫とお留守番)。

 

調べない決めない約束しない

期待しない執着しない不安にならない

それが基本姿勢。

 

 

 

 

 

 

 そんなふたつの旅に出る理由。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

わたしは、結婚して「紀國」という姓を名乗る事になってから人生が大きく転換した実感がある。

 

独身の頃に比べて

やってくる情報の量の多さと質が全く変わった。

 

 

ぶっちゃけ幸せとは程遠い

そこそこに波乱万丈な40年間を経て

 

いよいよ今の夫と知り合い結婚。

 

「やっとこれで楽チンな専業主婦で暮らせるのかしらー♡」くらいな感じだったけれども

 

いやいやいやいやいやいやいやいや

 

 

『自分を食っていかせるために、金を稼ぐために、仕事していた』頃よりも

 

ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと

 

忙しくなった。

 

興味の対象が増えて

やりたいことが我慢出来なくなって

どんどん後押し(応援)があって

 

気がついたらNPO法人の理事長とかやってたりして

 

やりたい→やる→できる→もっとやりたい→やる→できる→またあれもやりたい→やる→できる→じゃあ次は

 

 

的な感じで

 

次から次へと

ご縁もいただき応援もいただき

 

現在に至る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生が川の流れだとすると

結婚する前と後では

支流が主流に

主流が支流に、「川」そのものが変わったかんじ。

だから、流れる方向も地域も全く変わってしまった。

 

 

それまでは「自分自身」、わたしを整えるための準備期間だったのかもしれない。

わたしがわたしになるまでの『義務教育的な』独身時代を終え

いよいよ『わたし』の本当の人生を生きるようになったというか。

紀國の名を、流れを、繋がりを継ぐことが、『わたし』としての初仕事で

その名を持ってしていく仕事がたくさんある、そんな気がする。

 

 

 

 

 

結婚してから変化があまりにも如実なので

 

「紀國のルーツを知りたい」

という思いにかられ

 

夫とともに

 

家系図を作っている伯母さんのところに行ったり

それを元に現在の本家がある青森の大間町まで行ったりした。

(ちなみに北海道では「本家制度」は無い)

 

「紀國」がどこから、なにを理由に大間へ流れて来たのか

 人によって意見が違って確証は掴めなかったけれど

 「紀國」という姓そのものが青森のものでは無いこと、どこからか大間に辿り着いたことは確実なよう。

 

 「きのくにです」と名乗ると

たいてい珍しがられ

「和歌山出身?」

紀伊国屋文左衛門の子孫?」などと聞かれることも多い。

 

やはり、そちらの流れなのだろうか???

 

 

 

 

 

 

 

そして

 

わたし自身のルーツ?それはわからないけれど「確かめたい」と想うことが現れた。

 

いつもお世話になっているアイヌのシャーマンであるアシリ・レラさんに

一時期「あんたは前世で女王をやっている」「王冠を冠っている姿が見える」と会う度に言われた。

 

もちろんわたしはそんな記憶があるわけもなく

今のわたしにそんな要素は欠片も無いし、自分のこととしてはあまりにもかけ離れたことすぎて嬉しく想う事も無く

ただ「はぁ。そうですか。」と言うしかなかった。

 

 

そして

去年の夏。

「ニシキトベ」という言葉をレラさんから初めて聞いたとき

わたしのカラダは、魂は激しく反応した。

 

なにそれ?

人の名前?

縄文時代の熊野の女酋長?

殺されて身体をバラバラに埋められた?

 

 

アイヌシャクシャイン

蝦夷(えみし)のアテルイ

そして

 前回のゆだねきる旅で知った安曇野の八面大王…

朝廷側に殺されていった土着の民に魂が揺さぶられることは多かったけれど

「ニシキトベ」というワードはまた格別だった。

 

 なにがこんなに気になるのだろう…

 

本やネットでの情報を集めトベと呼ばれた女酋長たちのことを知っていった。

 

 

きのくにと呼ばれる土地、和歌山県

紀の国は木の国…木と森、山に関わりだした夫…

 

 その地に存在していたふたりの女

ナグサトベとニシキトベ…

 

 

 

 

和歌山に行けば、なにかがわかるだろうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

「熊野に行くことがあったら、ニシキトベのお墓参りをしてきてほしい」

そうレラさんに言われていたので、行くことを伝えたら

「わたしも行くことになったんだよ」

 同じタイミングで熊野に入ることになった。

 

ニシキトベの本の著者もその時期に熊野入りするらしい。

 

別の件でFacebookで繋がっていた方がナグサトベの伝承に関わる方で名草の地を案内してくださるという。

 

 

 

面白いように繋がって

 

どこでなにがあるかわわからない、けれど

 

呼ばれるかのように和歌山へいくことになった。

 

 

一度は行っておきたかった、移住先の新十津川の母村である奈良の十津川町も近い。 

 

 

 

そして調べていくうちにわかった

 

名草の民、いや紀伊半島の民は九州から流れてきていること。

 

 

フルムーンで九州に行くことになった、ここから

もう始まっていたのだ…!

 

 

 

 

 

 

 古の血は地は

今を生きるわたしたちに何を教えようとしているのだろう。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

紅花染

ゆだねきる旅で山形に寄った時に出逢った、鈴正の紅花染め。

すっかり惚れ込んでしまったその色に

その場で「修行させてください!」とお願いし

 

その後、紅花摘み、紅餅作りと再度山形へ修行の旅に出ているのですが

それをブログで報告していないっていうね…( ;´Д`)

 

 

 

まぁ、、、

そういうわけで、

 

今回は染液を作る&実際に染める作業を学びに山形県河北町へ。

 

 

精霊染めを一緒に習い

足袋や日本のカワイイものを発信したい

つい先日札幌から仙台に(夫の転勤で)引っ越した恭子ちゃん

 

前日入りし、温泉と地酒を愉しみ

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河北町のお酒をいただきました

 

 

麻糸産み後継者講座の同期で

着物LOVEで

藍染、紅花染めも育てるところから

ゆだねきる旅で白馬の着物でお花見に誘ってくれた

やっていることがとっても近いマッコさんfrom長野と

 

朝に合流して

 

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雪の鈴正

 

 鈴正にお邪魔しましたー

 

 

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紅餅ちゃん〜♡

 

 

お互い勘違いして、一日間違えていたため染液がまだ仕込まれておらず

 

図らずも染液の仕込みから見る事が出来ました。

 

 

 


紅餅を晒の袋に入れて

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液に対して10%の炭酸カリを混ぜて

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置く事約一時間

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この染液はなんと5時間しか持ちません。

しかも後になればなるほど濁りが出て来るため、

素早く、かつ何度も

じっくり時間をかけて染める必要があります。

 

 

 

 

待つ間に染液に手を入れさせてもらいました

 

冷えきった染液は飛び上がるほどしゃっこい!

 

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「ひゃぁぁぁぁっっ」

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「痛い!指痛いーーーー!!』

 

 

それでも「痛い、冷たくて痛い!」と叫びながらも

手をつけてもんでいると

だんだん指先があたたまってきます。

 

「えーーーすごい、なんでー!?」

 

夏に染めたときも実感はあったけれど、この厳寒期この気温の中では別物。

 

紅花の血行促進効果を身を以て体感。

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笑顔になる余裕が(笑

 

 

 

染液が出来るまで、しばし歓談。

 

とーさんが染めた絹布にうっとりするマッコさん。

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綺麗だなー、で済まない、

なにか、不思議な魅力があるんですよね。。。。。

 

 

 

 

 

 

さて、染液が出来るころを見計らって

それぞれの染める布の準備をします。

 

わたしは湯文字(別名おこし。和装の下着にあたります)

恭子ちゃんヘンプTシャツ

マッコさんはシルクストール。

 

 

恭子ちゃん絞り染めをするみたいです。

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わたしは「紅花の赤さえ入りゃええわ!!」と想っていたのですが

とーさんがなにやら細工をしだして、、、、、

 

わたくしの湯文字を絞りのために縛っております

 

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なんとゆーか、、、、

わたくしの下着をおまかせしてしまって、、、、

恥ずかしいやら申し訳ないやら、、、、💦

 

 

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無造作に巻いたようですが、きっと素敵な柄になるのでしょー!

 

 

今回はグラデーションをつけるようで

(そういうのはこちらのリクエストではなく全てとーさんの一存である)

 

まずは、紅花の「黄色」から。

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紅花から「紅色」がとれるのは、たった1%。

 

残りはこの「黄色」成分なのです。

 

その黄色を存分に染めて行きます。

 

 

黄色染液を煮立たせ、塩を投入

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染める物を一度水にさらしてから

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染液に投入〜

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約10分で綺麗に染め上がりました!

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それを水洗いし

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ほどいてみると

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あらー見事に絞り染め

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お次は「蘇芳があまってっからよ」とのことで

蘇芳で染めます。

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同じく煮立たせ塩を投入し

布をどぼーん

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みんなで染液を混ぜてみましたよ

グラデーションをつけるために染めない部分は各自持っててね!

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染め上がる湯文字

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この姿は精霊染めのときを彷彿とさせますなぁ。

蘇芳にももちろん精霊は存在しておりますよ。

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蘇芳染めも仕上がり。

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ばばーん!!

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ビビッドでござる…

 

 

 

 

 

 

工房の外は、しんしんと雪が降り積もる。

北海道では見飽きた景色だけれど

 

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なんだか、

 

この外の世界の白と

中の情熱的な色と

 

この世の「色」の在り方に

 

いろいろな感情が溢れ出て来る。

 

 

いろって、なんなのだろう。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほら、もう昼だから!」

 

と、かーさんの一声で、みんなでランチに行く事に。

 

 

いつもお世話になっていたレストランは事情があって今はやっていないらしく

 

今回はお寿司屋さんにー!!

 

うひゃあ、素敵なしつらえ!

 

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奥にかかっているのも、もちろんとーさんが染めた紅花染めの暖簾。

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冷蔵ケースではなく手元を見られるカウンター。

ネタは木箱に入っている。

 

「自信が無くちゃ、こういうスタイルは出来ないでしょうね」と大将。

 

そだね〜(お、時事ネタ)

 

 

レジカウンターにも「ハンカチを三枚繋げただけだ」という

見事な暖簾が。

 

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緑や紺や紫は藍色とのコラボ。

藍と紅花だけでもいくらでも色が出来る。

 

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言うまでもなく美味しい海鮮丼。

丁寧な仕事が見た目に現れている。

 

 

とーさんがいつも言う「縁の大切さ」

「自分ばっかり良くなったって仕方ないんだ」

 

こちらの大将の姿からも教えていただきました。

 

 

 

お腹も気持ちも大満足したあとは

 

いよいよ紅花染めですよ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お酒やお味噌にも「寒仕込み」があるように、染色にも「寒染め」があります。

 

 

雑菌が少なく、水も綺麗

 

寒い時期だからこそ出来るおしごと。

 

紅花も「発酵」、菌との対話なので同じなのです。

 

 

 

発色を促すために酸(梅酢)投入

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鮮やかな紅色に

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空気に触れている部分と液に触れている部分があるとムラになってしまうので

常に布を液に浸すように。

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おしゃべりしながら、なんだかんだ1時間以上は紅花液と戯れておりました。

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「いつで終わりってことないからな、自分のタイミングで終わらせれ」

とーさんの言葉で

んじゃそろそろ、とみんなで引き上げる。

 



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なんちゅう紅色や…♡♡♡


そのあとはまた色の定着のために発酵柑橘液に投入

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 この発酵液ももちろんとーさんの手作り。

人間が食べたって最高に美味しい、無農薬の果物を存分に使って、じっくり時間をかけて発酵させた液。

 

 

 

 

ばばーーーーん!!!!

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恭子ちゃんのTシャツもめっちゃ良い絞り&グラデーション♪

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みんなで♡

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ただ染める体験ならね、別に、他でも出来るわけですよ。

 

河北町には紅花博物館もあるし

夏には紅花まつりもあるし

 

 

 

でもね、

この鈴正のとーさんかーさんとの会話とか空間とか時間とか、

そういうのがわたしはなにより好きなのです。

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一緒にいるだけで、たくさんのことを学べる

 

 

 

最後に、みんなで。

 

見事に紅花色に染まった手がなんとも自慢なわたしたち。

とーさん、かーさん、ありがとうございました!!

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3人とも、この学びをそれぞれ持ち帰って必ず次に繋げます。

 

 

 

 

ジャパンレッドを、世界に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして

 

愛してやまない紅花とのひとときが終わり

 

恭子ちゃんと仙台へ。

 

 

 

仙台に引っ越してまだ数日だというのに、もうすでに素敵なお店を見つけているという素晴らしい吞ん兵衛センサー。

 

 

宮城の美味しいお酒と美味しいおつまみで

またしても極上の幸せ。



画像に含まれている可能性があるもの:テーブル、飲み物、食べ物、室内

セリ、牛タン、金華鯖、ホヤ、蟹味噌、イクラ。

 

画像に含まれている可能性があるもの:飲み物、室内

熱燗がしあわせ

 

 








 

 

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 吞ん兵衛同士、最高の宴を楽しみました!

 

仙台ー千歳ってピーチが運航してから嘘みたいな値段だし

恭子チャンが仙台に居てくれるおかげで

 

これから遠慮無く鈴正に行けるかと!!

 

 

 

次は種まき(4月頃?)に伺います!!

 

 

 

 

札沼線に恋して。 その一

 

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みなさんは、乗り物に乗っていて喜びのあまり涙を流したことはあるだろうか。

 

マニアな方なら、あるいはあるのかもしれない。

 

 

 

わたしには初めての体験だった。

 

 

 

 

汽車に乗っていて外の景色を眺めていたら

なんとも言えない幸福感が込み上げてきて

気がついたら涙がはらはらと流れ落ちていた。

景色が美しいとか

夫との時間とか

旅のワクワク感とか

そういう今まで知っている「理由ある喜び」ではなく(もちろん、それらの要素も混じり合っての結果だけれど)

純粋に魂が喜んでいる、あの感覚。

「これ!これ、すごく大切!!」

 

   

 

このときからわたしは恋に落ちたのだ。

 

 

 

札沼線という、札幌(厳密には桑園)と新十津川を結ぶ、一日一本しかディーゼル車が走らない、無くなってしまうかもしれないローカル線に。

 

 

 

 

 

 

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新十津川行き


 

 

 

それまで、汽車も電車も全く興味が無かった。

札幌っ子のわたしは移動手段は車、或いは地下鉄で、電車など滅多に乗ることもなく

たまに乗っても乗り換えが複雑でどちらかというと利用は避けていた。

移動なんて早いほうが良いと思っていたし

面倒なのも嫌いだから、いかに乗換無しでスムーズに目的地に到着するか、それしか考えていなかった。

 

 

 

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もちろん車両にも興味は無い

 

 

 

 

新十津川に移住することになって

札沼線なるものがあることを知り(さすがに学園都市線は知っていたが)

新十津川駅が終着駅であること、

一日一本の往復しか無いこと、

マニアの間では人気であること、

でもいつ廃線になってもおかしくないこと、

そしてそれを守ろうとする地元のひとたちが居ることを知った。

 

 

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以前だったら「小汚い駅」で終わっていたかもしれない

 

 

鉄道にも電車にも何も興味が無いわたしたちだったけれど

それらが「オラが村のこと」になると、話は違ってくる。

それから何度が札沼線を利用して、札幌から新十津川へ、あるいは新十津川から札幌へ、帰った。

 

 

 

オラが村の、という愛着から実際に乗って感じる、

社内に溢れるマニア感(これ大好物)

一日一本、これも無くなるかも!?な希少価値感

 

 

 元々オタク気質なわたしたち

 

わたしも

夫も

あっという間に札沼線に虜になっていった。

 

 

 

 

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終着駅

 

 

 

 そして、はじめてふたりで往復したとき

帰りの便でわたしは泣いたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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到着した朝にふたりで

 

 

 

 

前日は新十津川の新しい仲間と、偶然にも古い仲間にも再開して楽しい一夜を過ごした。

 

 

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夫と新十津川の仲間

 

 

 

 

 

翌朝、いつもの時間に駅に行くと

乗客にまじっていつものお迎え&見送りの園児たち、

そしてたくさんの知った顔があった。

 

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いつもお出迎え&お見送りしてくれる園児たち



 

 

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またねー!

 

ディーゼル車に乗り込み、窓の外のみんなに手を降る。

出発した汽車に、遠くなるわたしたちに、そこにいるみんなが大きく手をふって見送ってくれた。

 


その姿に、まず胸が熱くなる。
 

 

 

 見送ってくれるみんなと車内や車窓の景色はこちらをどうぞ

 

www.youtube.com

 

 

 

 

 みんなの姿が見えなくなって

 

早速サッポロクラシックをあけてひとくち。

 

 

昨晩のことや、新十津川での新しい暮らしを語りながらしばし盛り上がる。

 

 

 

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札沼線でクラシックとザンギ!!ザ・北海道!!

 

 

 

 

 

 

 

景気はどこまでも真っ白で

 

言葉もだんだん少なくなる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふたりとも、毎回いちおう本なんかを用意するのだけど

全く手が出ない。

 

そんな時間がもったいなくて。

 

 

最初の頃はTwitterだのInstagramだのに張り切ってアップしていたけれど、

 

それもしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

かたんことん

 

 

 

 

 

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車窓からの景色はいつも違う

 

 

 

ただ黙って

 

そとの景色を眺めていたら

 

 

 

 

 

 

自然と胸が熱くなり

涙があふれていったのだった。

 

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ただただ流れ落ちる涙


 

 

 

 

 

 

 

何を焦っていたんだろう

何を急いでいたんだろう

何を成し遂げなければならなかったのだろう

 

「簡単、早い、便利、それで良いの?」そんなことを世に問うてた自分…

 

 

 

安近短の正反対の札沼線でのひととき…

 

 

 

やらなくちゃいけないことも

やってはいけないことも

わたしを縛り付けるものは何にも無いのだ。

ただ、いまここに居る自分。

ただ、それだけでいい。

 

 

 

 

 

 

ここにもひとつ答えがあった。。。

 

 

 

 

 

 

飛行機では味わえない

もちろんマイカーでも満員電車でも無理

 

 

ゆっくりと静かに「自分と向き合う時間」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌から片道約二時間。

到着したら10分後にすぐ戻るだけ。

往復したら約五時間。

 

でも、そこに半日かける意味はある(と思う)

 

 

みんながみんな、わたしと同じように感動はしないかもしれない。

 

 

 

 

でも

みんなにもこの時間を味わってみてもらいたいな。

 

 

 

 

 

この時間で

 

なにか、気がつくかも。

なにか、見つけるかも。

なにか、思い出すかも。

 

 

 

 

 

 

単なる「自分の楽しみ」から、

 

「みんなにも知って欲しい」

「みんなとわかちあいたい」

に気持ちも成長しました!

 

 

 

みなさま

是非、札沼線で終着駅新十津川へ!

 

 

 

 

 

 

 

溢れ出る想いが止まりませんので今日はここまで(笑)

 

 

 

つづく。

 

あけましておめでとうございます

と、新年の挨拶をしてみたものの

 

正月らしいことは一切しておらず。

 

大掃除もしないしおせちも作らない。

 

31日に年越の大祓だけは行ったけど

 

 

1日には新十津川へ茅を運び

2日には二風谷へ行き木の皮むきをし

3日には茅刈りへ。

 

お正月を楽しむよりとにかくチセのために働く!なのである、今は。

 

 

まぁ、今年に限らずここ数年で季節の行事的なものはだんだん無縁になって来た気がする。

 

今まではそういうのを割と大切にしてきたし

イベントを楽しむ余裕もあったけど

 

もう「うちは旧暦で動いてるんで、いまじゃないんですよね」的なイイワケをするようになり

 

「いや、そもそも暦なんか無かったわけで。暦どおりに動くとか、無いんで。」

になり

 

「太陽の出方と月の満ち欠けと星の動き、それで何をするかを決めるのだ。」

 

原始人化は進むのであった。

 

まぁ、必要なコトはやりたい&必ずやる、だろうから

やらないってことは必要じゃないんだろーなーと。

 

消費におどらされてるだけのイベント(クリスマスとかバレンタインとか恵方巻きとか)なら、もうやめましょうよ(´Д` )

 

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ちなみに今年の12月24日は我が家は火鉢で天ぷらであった

 

※年賀状についてはわたし個人は何十年も前にやめましたが、夫が毎年張り切っております

 

 

 

 

 

 

さて、そんなこんなでいつも通り生きているわけですが

 

1月2日、二風谷でのカムイノミに参加しスーパームーンとやらを眺めた夜

 

 

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カムイノミの炎



 

とっても印象的な夢…

 

夢じゃない氣もしますが

 

とりあえずここじゃないどこか、で体験したこと

 

記しておきます。

 

 

 

 

 

 

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場所は広い草原。

 

空と緑がどこまでも広がる空間。

そこに数十名の人が座っている…

 

 

イメージとしては、映画「美しき緑の星」の冒頭の総会シーン

 

 

 

 

この映画をまだ観ていないというひとは今すぐ観るべし↓

vimeo.com

 

これほど人は多く無いし

こんなに自由な雰囲気じゃ無い

けど…

 

 

 

 

広がる草原にいる数十名はこれから行われる儀式に際し粛々と待機している、そんな雰囲気。

 

居るひとたちは、知っているひとも知らないひともいる。

知っているひとは誰だったか、今は全く覚えていない。

 

そこへ大麻の幣を持ったわたくし登場。

 

人々に「よっ雪ちゃん」とかなんやかんやいじられ、わたし自身も「なんでわたしがこんなこと…」と思いつつ「やー、どーもどーも」的雰囲気。

 

そこには茅の輪があり

それは大祓のように通過するものではなく、異次元へ行く扉のようなもので

 

 

人々はひとりずつわたしの前に来て、わたしが幣でお祓いをすると

その茅の輪をくぐり、新しい世界へ移動していく、というものだった。

 

ひとりずつ、茅から消えていく。

 

茅の先の、新しい世界は見せてもらえなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

大麻と茅…

 

どちらも祓うものだった…

 

むむむ

 

 

 

今、チセのために夢中になって集めている茅は

そうかそういうシロモノでもあったか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても

いよいよ、本当に出発したんだなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

スピ業界ではアセンションとか言って、

何年も前から世界が変わる、次元が上昇する、等とささやかれていて。

 

 

 

 

わたしは「へ〜」(鼻ほじほじ)くらいに思ってたのだけど、

2年くらい前から「やばい!もう今の世界は終わりだ!急がなくちゃ!」と思うようになった。

 

そいやTwitterにはちょいちょい呟いていた気がするので掘って上げてみる。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

あぁ、今朝はサイマーのヤギャの日だった。七時からの世界同時瞑想、参加出来そうだ。

 

昨日のサイマーの全世界同時瞑想を一緒に受けて夫に大きな光が入った模様。現在の肉体と思考に対して入った光がキャパ越えの為頭痛と発熱で寝込み18時間ほど起き上がれれないでいる。その間に次から次へと「目醒める為の」「目覚めた後の為の」ギフトが届き続けている。祝福されているんだねぇ。

 

そしてわたしはといえばアランが目醒めるのを待ち続けたエドガーのよう。「(以前のことは)忘れておしまい。捨てておしまい。新しい旅に出るよ。」目醒めるのを拒否する場合もあるかもしれない(だからこそこんなに時間がかかっているのかも)。そのままかもしれない。覚醒した夫はどんなだろうか]

 

 

リアルではここら辺で中古だけど新しい車(ノア)がやって来て、紀國家のルーツを辿る青森への旅に出る、紅花染めと出逢う

 

 

2016年11月15日

文明、テクノロジーから離れた生活をしていると昔の人はいかに働き者だったか、わかる。生きる事=働く事だから。火を起こし煮炊きし畑で食糧を作り山に採りに行き家の修繕をし繕いものをし布を織り…とにかく忙しい。お金を得るための仕事とは違い休みなど無い。毎日毎日生きるために働く。]

お金で得られるものは結局「生活のために働かなくて良い時間」であり、それで作られた時間を使って得たお金を使う、そしてまたお金を得るために仕事をする、そういう仕組みになっている。そんな車輪の中でまわるハムスターのような暮らしで満足なのだろうか。いつまで「お金」中心で生きるのだろう。]

お金は悪じゃない。あくまで「交換する手段」。自分の持っている物、作っているもの、または自分自身の能力が「生きる為のなにか」と交換出来ればそれでいいはず。生きる為のなにかを自分で生み出しつつ、自分で作れない物はそれを作れるひとと、その人が作れないもの自分のものと交換する。]

そういう(交換出来る)相手が沢山居ればいるほど暮らしは豊かになっていく。だからわたしはいろんなものを作れるように今、努力している。周りから「交換してほしい」と言われるものを作れるように。わたしが作る物はお金では売らない。最初からそのつもりで作っている。]

もちろんこの世の中全て物々交換では生きて行けない。ローンの支払いや公共料金は「お金」じゃないと認めてもらえないしね(笑必要最低限の「お金」というものを、どこでどう得るか、それも今の課題。現在は夫がサラリーマンなので定期的な収入はあるけれどそんなものいつまでも頼ってられないし。]

この時代にこのようなことを呟いてるとわたしのほうがおかしい思われるかもしれないけど、わたしから見たらこの世の中は既に「変わった」。それに気付かずに「今までの暮らしが当たり前にある」と思っているひとたちにわたしは危機感を覚える、けど他人のことは関係無いから、みんな好きにしたらいい。]

マトリックスの世界。眠らされていることに気付いてチューブを引き抜くのは、青と赤のキャンディのどちらかを選ぶのかは、自分。気付かずにずっとバビロンの世界で眠っているのも幸せなのでは。事実、殆どの人が気付かずに今、いるんだから…そこのあなたもね…]

目醒める必要がある人は「あなたにとってのモーフィアス」が現れることでしょう。モーフィアスに出逢っても外の世界を信じられない、夢の中のままで良いと選択するひともいます。それも自由です。そういうひとはこのまま安らかに死んでいたら良いと思います。]

 

 

不食生活開始、初めての蚕を飼い出す&ひたすら足袋を縫う日々

 

2017年1月14日

「わたし」のしごとは広げることはしない。狭く、より狭く、内に、密に、濃厚に。誰も知らなくていい。本当に必要なひとだけに届くように。だから、わたしがなにをやるか誰にも語らない。この、わたしの、ほんとうの、しごとだけはわたしの中でただただ熟成せさてその人のところで花開く。]

だから、わたしは所謂成功ビジネス的な物に全く興味はありません。人の成功と「わたしのしごと」は全く関係が無いから。そもそも成功ってなんでしょう。その人がその人のやるべきことを成せることじゃないでしょうか。そのやるべきこともわからず外に「何か」を求めている姿は滑稽でしかありません。]

 

 

 

大阪にて 立春の「本命属星祭」参列

 

2017年2月7日

「わたしがやりたいことの為に必要な情報はダウンロードしてくれてるんだけど、わたしのカラダがポンコツでダウンロードしたファイル開けないんだよねー、OSバージョンアップしないとさぁー(笑)」という話を友人にした昨日。寝ている間に見たのは夢か…→]

→ここ数日の出来事や体験の「意味」のようなもの…あらゆる情報の波、知識の渦のようなものが押し寄せて来てその中で揺蕩っている自分…その圧倒的な量、密度に苦しいくらい。うまく言葉で表現出来ないけれど…「あぁ、わたしは全部わかってるんだ…」と思った。→]

→ふと目が醒めて、さっき感じた知識・情報全てが記憶にない(泣)改めて「全てを識っている自分(チビ雪)」と繋がることが大切だと思ったし、そのため(OSバージョンアップ)の不食なんだと思った。]

わたしの自由な生き方に、被害者意識や批判、不安は必要無い。そんなもの持って自由になんかなれないから。いつでも軽やかにわたしはわたし〜♪と好きなようにしていればいいのだ。]

 

 友と東京へ。

その後、ひとりでまた東京。

大麻、絹、ボロ、おおちゃんへの挨拶…改めての東京旅。

 

 

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夢のはなし。昨日は「種を育てろ」だった。わからなくてうなされた。今朝は「命を眠らせて、眠らせた命を蘇らせろ」だった。藍のこと?「それを人間にも」…全く意味がわからん。もっと具体的に指導して欲しい…]

 

 2017年3月13日 

全員「体験」をするために、この世に来ているわけで。安定安心安全を希望するなんて、ディズニーランドに来てアトラクション全拒否してるようなもん。泣いても苦しんでもそれはアトラクション満喫してるだけ、安定なんかよりよっぽど豊かな人生だよ!もっともっと、「体験」しようよ!]

泣きたくない、苦しみたくない、安らぎたい、幸せだけでいたい、なんてのは自我の思い込み。体験は体験でしか無いのに、それに善悪をつけて勝手にもがいてるニンゲン達(笑)わたしはアップダウン激しい、たまにグルッとまわっちゃうジェットコースター人生最高に楽しいけどなぁ!]

 

 

夫が会社を退社

 

ブッシュクラフトを学び始める(仙台〜茨城の旅)

 

ホ・オポノポノと仲間に逢いに、大阪&神戸へ

 

2017年4月9日 

『癒し手側がありのままで完全であるということを体現していれば、その人と一緒にいるだけでその周波数を上げ、特別なことをしなくても、癒しも解放も起こるようになる。だから余計なことをするな。あなたがただそれであれ。』うん。なんとかしようとしなくても、勝手にそうなる時代よね。]

 

2017年4月10日

女性も男性も双方がアーキタイプの罠にはまり、決められた役割に縛られて「人生はこんなもんだ」と自分が望まずとも期待する通りの人生を生きてきました。 今はどうでしょう?現在は女性も男性も「自分が何者であるのか?」その問いに開かれた時代です。何かに自分を同一化しても、しなくても、いい。]

ここんところのメッセージは「もう(本当の意味で)女になっていいよ」なんだよね。女性性の解放、なんて何年もテーマとしてあったけど「いやいやまだまだ負けてらんねぇ!」って男性性の部分だけで頑張ってた気がする。バランス悪いのが身体にも出てるってわかって、いい加減解放しないと壊れるなと。]

夫が本当に目醒めて、もう任せても大丈夫って安心したのかもしれない。夫がマトリックスの世界から抜け出せないようだったらもう置いて行くしかない、わたしが頑張らなくては、と必死だったから。あとは良い意味で夫に頼って、任せて、お互い支え合いながら流れて行こう。もう、闘わなくて良いんだ。]

 

2017年4月19日 

うん。やっぱ人生そのものをクリエイト出来てる人と一緒に居るのが楽し♪外界に振り回されてるだけのひとと一緒にいるの全然つまんないー。だって、展開が全然違うんだものー!]

 

 

 ゆだねきる旅へ出発

新十津川の土地に出逢う

夫が会社を設立

 

 

2017年6月10日

そーなのよ、器。今の、そんなちっこい器で良いわけ!?小さくまとまってるから次に行けないんだよ。今の器ぶっ壊して、無限に広がる器に乗り換えなよ。自分がマメ器だって気が付かないひと、恐くて乗換出来ないひと、新しい器が見つけられないひと、いろいろ居るけど→]

→とにかく、「自分に制限をかけない❢❢」これに尽きる。あなたは何でも出来るしどこでも行ける。勝手にストップをかけてるのは自分自身。そういうひとは出来ない言い訳だけは上手だもんね〜。(今までの)自分という器、よーく見てみたら良いよ。あなたが憧れてるひとの器と比べたらいい。]

これ、ほんと実感があって周りの人にも言ってるんだけど。もう同じ列車(わたしは「ノアの箱船」と表現して来た)に乗ってないひとは、サヨナラするしか無い。家族だろうが親友だろうが関係無い。『今はパラレルワールドの分岐点を過ぎたところです』https://t.co/oifxUcouPi]

わたしは今年の春分が最終締切だってなんとなく思っていて、それまでに夫をこっち側に連れて来るために必死だった。現代社会や一般常識と分断させるために会社を辞めろ、そうじゃないと一緒に旅立てない、そうなったら、もう一緒には居られないのだ(現実的に離婚)と、半ば強引にこっちに連れて来た。]

おかげで夫は最終列車に飛び乗る事が出来、無事目醒めてくれた。わたしはそれだけでもう充分に幸せ。このあとは、何があっても何も無くても心配無い。それくらい、もう「終わった世界」、「マトリックスの世界」との分断は重要だった。これから世界が違うひととはどんどん離れて行く。]

自覚と覚悟が無ければ、うっかり箱船から落ちてしまう可能性もある。「今」はそれくらい分断が紙一重。引越、転職、離婚、、変化が必要なひとはまだまだ必要事項として続くだろう。新しい世界に行くのは辛い、しんどいかもしれない。別れがたいかもしれない。選ぶのは本人の自由だ。]

例え箱船に乗らなかったとしても「その(マトリックスの)世界」で生きて行けるのだから、それはそれでいい。ただ、目醒めてしまったからには、そちらには戻れないだけで、今のままその世界に何の疑問も無く生きて行くのも、パラレルワールドのひとつとしてアリだろう。]

 

小石丸が来る

チセに憧れ出す

アットゥシ織の修行開始

 

2017年6月25日

人を変えようとか、わたしは思ってないのよね。わたしがしてることで誰かが何かを感じたら良いとは思ってるけど。他人に興味が無いのさ。同じようなひとが近くにいたらおもしれーな、ってだけ。]

わたしは、わたしのこれからの暮らし方の理想がハッキリしたから、あとはそれを現実化するだけでいい。必要なものは愛する夫と愛犬、それだけ。あとは一緒に楽しく過ごせる土地とか、移動する車があればいい。]

家族は血の繋がりじゃない。一緒に居たいのは全く他人だったりするから、わたしの家族は他につくる。好きな人たちだけで、ゆかいに暮らす。もう、それは妄想でもなんでもなく、ビジョンとしてみえてるから♪]

 

 

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紅花の修行のため山形へ

 

なんだろう…魂がムズムズしてる。もうちょっと、もうちょっとでまた新しい扉が開く気がする。わたしがやってることの意味…いや、意味なんか無い、、、理由、かな…わかりそうな…]

 

タイニーハウスってさ、単なる小屋暮らしじゃなくて、生き方そのものなんだよね。新十津川でのタイニーハウスコミュニティを想像しても、あのひととなら暮らせるなぁと思える人とそうじゃない人はハッキリわかれる。好き嫌いじゃなくて、生き方暮らし方が違う。全てにおいて、自由か否か。かな。]

そうそう。最近降ってくるテーマが「血の繋がらない家族」なんだよ。わたしはお互い好きで、全てを支え合いたいと思えば家族なんだと思ってる。むしろ全く価値観の合わない親や兄弟はもう無理。いま、そういう家族を作ってるっていう意識。新しい土地で、そういう家族と、これから暮らす。]

いまのわたしの価値観と合う人がそもそも少ないけどね(笑)電気もガスも水道も、もちろん風呂も水洗トイレも、スーパーもコンビニも無しで暮らせるひと、そうそう居ない( ̄ー ̄)ニヤリ暮らしを自分で作れるひと限定。あーでもそういう仲間との暮らし最高だな〜❤]

 

 

はじめて新十津川でのアイヌの歴史を知る コタンと碑に出逢う

アイノモシリ一万年祭で「ニシキトベ」の存在を知る

 

 

船は出ました。いま付き合ってるひとの9割とはお別れすることになると思います。「寂しいだろうけど」って言われたけど、ぜーんぜんさびしく無いのよねー。むしろ、スッキリ&楽しみ!今までの人間関係に何の未練も無い(親兄姉友人全て)。新しい世界の、新しい人との暮らし。ワクワクしかない♡]

 

新十津川で「タイニーハウスコミュニティ」を作ろうとしているんだけど、最近その言葉より「コタン」(アイヌ語で「村」)のほうがしっくり来るなと思ってたので、自分のコタンの長には、なるのかもしれないな。「トベ」が女酋長という意味らしいので「ユキコトベ」だなw

 

そういう同族かどうか嗅ぎ分ける、みたいな目に見えない部分はこれからもそういうのが得意な女性であるわたしが担当していくんだと思う。そして、目に見えない部分を現実化していくのが得意な男性である夫がそれを担当していく。

 

 

 

 

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チセを建てることが決まる

新十津川でのカムイノミ

レラさんに新十津川「シピラサコタン」を命名してもらう

岩手オーガニックフェスタ

紋別でのカムイノミ

阿寒まりも祭り

猫が来る

青森へカムイノミ

ひたすらチセの材を集める

 

現在に至る

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というわけで

 

このTwitterアカウントは大麻事件があって大麻関係を断ち切りたくてそれまでのアカウントを削除して新しくつくったものなので、

それ以前のツイートはもう掘れないんだけど。

こんな感じで、2〜3年かけて、少しずつ実感して納得していったんだね。

 

もちろん、まだこれからも「新しい世界」は続く。

 

 

パラレルワールド、というのも体感としてあるから

 

古い世界も新しい世界もごちゃまぜになっていて

 

今、この瞬間、なにを選ぶかによって新しい世界はどんどん変わって行くのもわかってる。

 

だからこそ、瞬間瞬間を大切に、自分の意識を大切に、何を選ぶかを大切にしていこうと思う。

 

 

 

これを読んでるそこのあなたとは、新しい世界で遊べるだろうか?

 

 

 

何がどうなっても

楽しみでしかない

 

そんな2018年の幕開けでした。

 

 

春蚕の 煮られん事を 知らずして 桑を食みて しかも自ら 纏うが如くなるのみ

 (源信)

蚕は煮られる事も知らず自らを糸で包み込んでしまう

人も同じように自分の業でがんじがらめ 自分から自由になるのは本当に難しい

 

 

レッツ自由♡

これからもよろしゅう♡

 

 

 

チセを建てる〜その三 茅を刈る

二回目となるチセづくりワークショップ

 

次は「茅を刈る」!!!!!

 

なんと単純な響き!!

 

ていうか、みなさん、茅って知ってますか?

なんとな〜くイメージは出来ると思いますが

「これが茅です」と指差して人に教えられますか?

 

わたしはススキとの違いがわかるまでしばらくかかったし

なんだったら遠目に見て枯れたセイタカアワダチソウすら「あれ茅か!?」と言っていたくらいです。

そもそも、どこに生えているの、茅。

 

 

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ちなみにこれがススキ。ふぁっさーとしている。

 

 

今回WS開催にあたり、『茅力』をつけるべく田舎ドライブ時は茅を探す努力をしました。

元々動体視力は良いほうなんで「む、あそこに茅発見」と見つけることは出来るようになりました。

さらに、「このへんには生えているであろう」とあたりをつけることが出来るようになり

さらに、「あの茅は状態が良い(太くて長い)ぞ!」上質な茅をチョイスする眼が育ちました。

 

この2ヶ月でかなりの茅ハンター(ただし見つけるだけ)に!!

 

さぁっ、あとは刈って刈って、刈りまくるのみ!!

 

 

 

 

 

満を持して、とうとうやってきたWS当日!

 



 一回目に参加していないかたもおりますので、チセとはどういう建物なのか

実物を見学しながらポンペさんに解説していただきます。

 

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そして!!!!

茅場へ移動です。

集合場所から車で約20分、広がる牧草地にその茅場はあった!!!!

 

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これが茅。さっきのススキとは迫力が違う。

 

この茅場に出逢えたのも素晴らしいお導きでありました。

 

そもそもは、鵡川の河川敷で行う予定だったのですが、なんせ遠い、

近場で済まそうとすると密集しているところは殆ど無く、大人数で刈るには適していない(車で移動しながら刈り進めていかなければならない)。

 

レラさんの勧めにより他を当たってみることにしたところ

現地をうろうろしていたら知り合いの酪農家さんが今回の場所を紹介してくれ、

開催直前に、鵡川よりもずっと多く群生していて近い、最高の茅場と出逢うことが出来たのでした!

 

 

 

 

 

そして、

直前の出来事、茅刈りとは無関係のようで

これも大切なことのような気がしているので記しておきます。

 

 

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WS前日はカムイノミだったので、我々は今回も前日入りして参列。

カムイノミ終了後は木の皮むき作業に入る予定だったのだけど

いつも一緒に参列する方が、「これからレラさんと三段滝へ行く」と言っているのが聞こえた。

そこは茅場からも近く、以前その滝のことを聞いたときに気になっていたので

「一緒に行くかい?」と聞かれ「はい!」と即答。

気がつけば夫も、他の参列者さん数名も行く事になり

車2台で三段滝へ。

 

ここもその昔、龍神が守るコタン(村)だったのだけれど、例によって開拓されその後は荒れ地として放置されている場所。

 

密かに供養を続けている方が撮った一枚。

 

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見事な白龍が遡上している



今回は男性も4人もおり、ちゃんととカムイノミをしようということになり

まずは火を起こすも

 

これが全く着かない。

 

ブッシュクラフトインストラクターでもある夫をはじめ

いつも火起こしくらいパパッと出来るメンバーなのに、

全く火が定着しない。

ライターもがんび(白樺の皮)も小枝も豊富にあり、普通にわたしでも即着火出来る環境なのに、、、、、

 

寒い中立ち尽くす女性陣。

凍えちゃうよ〜早く着いてくれ〜〜〜〜〜!!

あまりの苦戦ぶりに「なかなかお許し出ないねぇ」と苦笑いのレラさん。

 

あぁ、、そうか。

あの、新十津川アイヌの碑の前でスズメバチが偵察に来た事を思い出した。

龍神様に試されてるのかな、わたしたち。

 

20分くらいはかかったと思う。

やっと火が付き、カムイノミが始まった。

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男性陣が並んでオンカミ(礼拝)。

このとき、綺麗に全員の手が合っていたそうで

レラさんがその後も何回も「あのオンカミは見事だった」と呟いていた。

 

無事カムイノミが終わり、その後木の皮むき作業を2時間くらいやって、

その日は終了。

 

 

 

この、茅場の近くの滝で、龍神様に挨拶出来た事は

その後のチセづくりに影響が無いわけないとわたしは思った。

 

 

 

 

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そんなことがあった翌日、WS開始!

 

 

いよいよみんなで茅刈りをはじめますよ。

 

全員で茅場の前に並び、「わたしたちのチセにつかわせてください」と男性陣がオンカミをして、挨拶をします。

 

ふと空を見上げると見事な彩雲が!!

 

 

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うわーーーーー!!

しょっぱなから応援されているようで、嬉しい♡

 

この日の写真は不思議なくらい「光」が入り込んでおりました。

 

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さて、あとはですね、正直、特別書く事はないんですよ(笑

刈って、刈って、ひたすら刈って、だけなので。

 

写真を交えつつ、ご報告を。

 

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茅はやはり川や沼など「水場」の周りに生えていることが多い。

ここは用水路の付近一帯に生えておりました。

 

2mはあるかと思われる、太くて真っすぐ、頑丈な立派な茅。

逆に細くて短くて弱い茅もあるので選別が必要です。

 

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だだっ広い牧草地に入っての作業なので、おトイレに困るといけませんので

夫はタープを使って簡易トイレを設営しました。

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結局誰も使いませんでしたが…

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今回は小さなお子様の参加もあり!

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なんと、Myカマを持参での参加です。頼もしいーーー!!

 

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多分、人生初の、もしかしたら最後になるかもしれない、茅刈り体験!

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ざっくりと工程を説明いたしますと。

 

茅をカマで刈り取り

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他の草木や不純物を取り除き、根元を合わせてまとめていき

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ひとかかえくらいの束になったら紐で二カ所結びます。

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ほら、ポンペさんにも光が

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はいっ、一束、こんな感じー!

茅って想像より大きいでしょう!

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はい、ひたすら刈って、束ねて、運ぶ!!

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暖取りのためにもアペフチに居ていただきたいので火も用意しておりました。

ここでちびっ子むけブッシュクラフト体験。

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ナイフを使って、薪を割ってみよう!

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暖をとりながら、休憩しながら、ね。

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からだが温まる、セタエント茶を用意しておきました。

 

いや〜火って大切!

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お昼をはさんで午後ももりもり

光に守られながら作業です。

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 一日目は時間も短く、初体験の手探り作業で効率も悪いので(それは後々上手になってきたからわかったことですが)

数束の茅をトラックに積み込み

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日が暮れてしまう前に、一日目の作業は終了。

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その後は希望のかたは近くの温泉にてカラダをあたためていただき

 

夜はみんなでアイヌ料理を作って食べよう!!

 

 

「お手伝いしたい!」と手をあげてくれたので、

鹿肉カットをお願い。とっても上手に切ってくれました!

これはユックオハウ(鹿肉の汁物)になります。

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コンブシトのシト(団子)作りもお手伝いしてくれました。

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みんな、丸めるの上手だね!

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せっかく並んだ料理を写真に撮るのを忘れました…痛恨のミス!

忙しく動き回っているとそういうことが多いのです。

記録班をちゃんとしなくてはいけませんね。

 

 

みんなでアイヌ料理を食べたあとは

実際にチセを建てている様子を収めたDVDの鑑賞会。

 

メモを取り、真剣に観るかた

疲労&温泉&満腹のトリプルにやられ居眠りしちゃうかた(しかたない!!)

 

その後は

なんと

ポンペさんのスペシャルライブ〜〜〜〜!イエーイ!!

 

 

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小さなお友達もリズム隊で参加

 

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ポンコリ&トンコリの共演も。

 

 

トンコリとは樺太アイヌの楽器であるという説から、ポンペさんは自作のものをポンペのトンコリ、「ポンコリ」と呼んでいます

 

 

楽しい時間も終わり、就寝タイム。

 

 

チセ組はここからチセへ移動し、極寒のチセ&アペフチとの対話を愉しみます。

別荘組はこのままぬくぬくと(笑 ライフラインの整った家にておやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて

 

この夜、ちょっとしたハプニングというかトラブルというか…

 

が発生したのですが

 

ここで明記してしまうと特定の個人を攻撃することになりかねないので、今回はスルーします。

 

 

別の機会にこのことはしっかりと書いておきたい。

 

 

 

いま、わたしが「ある想いを胸に」やっていることは、誰しもが同意してもらえることじゃないのは重々承知だし

意見が合わない、押し付けられる、対立する、攻撃してくる、そういったことはこれからも多々あるかもしれないわけで

 

わたしがこの先コタンをコミュニティを作る上で、そういう場面でどうするべきなのか、とても大切な体験だったから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、翌朝。

 

 

 

朝食前に少し作業を進めたかったので本日の作業の前に木の皮むきなど。

 

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倒しっぱなしの木がまだそのままに雑然としており

 

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皮むき作業と共に少しずつ枝払いや片付けなどもしなくてはなりません。

 

 

 

果てしなく続くと思われる作業に心が折れそうになりますが

「自分もやりますよ!」と自主的に手伝ってくれるかたが多く

当然ですが実際に手伝ってくれる手の数が多ければ多いほど作業効率は良く

「もしわたしたちふたりでチセを建てるとか言ってたらどうなっていたのだろう」と想像もしたくないほどにw

本当にみなさまにココロ救われております…(/ _ ; )

 

参加者さま&お手伝いしてくださるみなさまには感謝しかありません!!!!!

 

 

 

 朝ご飯を済ませて本日も茅場へ移動

 

 

 本日も同じくひたすら

茅刈って〜運んで〜

まとめて綺麗にして〜

束にして〜

を黙々と。

 

 

 

 

 

していたら

 

 

 

 

なんと

 

雪が降ってまいりました!!!!!!

 

うそーーーーーーん

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日高は雪が少ない地方ですのでちょっと驚きです。。。。

 

 

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雪が降りつつ光が射しつつ

 

うわー、こんなに降るなんて珍しいねー、なんて言えているうちはまだ余裕だった…

 

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みんな、、、だいじょうぶ?



あっっっっっっっっっ

 

 

 

という間に

 

 

 

あたりは真っ白

 

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ここはホントに日高の平取町ですか?

という疑問も思う間も無く作業は続き

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なんとかかんとか、二日目も終了。

 

 

あまりの事態にこの日もまた大切な写真を撮っていなかったりするのですが(余裕が無くて)

 

みんなで感想を述べながらランチをしたり

 

雪の中団結して作業したりしたんですよー

 

 

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あっというまに白くなった茅場

 

 

 

昨日まで晴天で作業できたのになぁ、、、、、

なんで今日は雪が降っちゃったんだろ、、、、、

みんな寒くて辛かっただろうなぁ、、、、、

 

 

 

そんな風に思ってしまっていたわたしだったけれど

 

そうじゃないんだよ、って

 

みんなの言葉を通して知る事が出来ました。

 

 

 

「ウパシ(アイヌ語で雪)が応援に来てるじゃないか」

ポンペさんがすぐにそう言ってくれました。

 

そうだった、わたしはウパシだ、

ここに雪の精霊が舞い降りて、茅を強くしてくれているんだ。

 

茅は、立ち枯れの状態が一番強い。

「夏に刈ってはいけないのですか?」と参加者さんにも聞かれたけれど

枯れていないと腐ってしまって保存が出来ない。

大地が眠りにつく頃、草木が次の生命を繋ぐ前に

その年の一番命の源が集まった状態のものを、使わせていただく。

 

産まれた土地で雪が降った事で、この茅は

違う土地に行ってもその強靭さが保てるだろう。

 

そのために、ウパシは、雪は、降ってくれたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここでこんなに雪に出逢えるなんて、逆に嬉しいです〜」

 

参加者さんもこんなふうに言ってくれた。

 

今回は遠くは鳥取、東京、山形、道内でも網走から札幌まで多くの人が集まってくれた。

雪が珍しい地方からでは無いにしても

ここ日高地方でチセを建てるための作業のときにこれだけ雪が降る、というのは

少し感動ものだったのかもしれない。

 

 

 

 

 

ありがとう、ウパシ。

 

さっきまでちょっと邪魔者にしちゃって、ごめん。

 

 

 

この雪のおかげで、団結力も強まった気がする。

 

 

 

 ほんとに、なんだかバタバタで最後に集合写真も撮れなかったのですが

参加のみなさま、ありがとうございました!!!

 

解散した後、今回刈った茅をそのままチセを建てる新十津川へ運びます。

 

想定外の雪に、トラックの運転もヤバし…

日高富岡から、ぐるーーーーっと札幌を経由して滝川まで行くという、

なんとも無駄というかもったいないコースになってしまいましたが

慣れない借り物のトラックで峠越えは危険すぎるので致し方無し!!

 

新十津川もどえらい雪です!

ま、それは想定内。

 

疲労もMAXですが

最後の力を振り絞って!!

 

 

トラックから

 

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バケツリレー方式で

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納屋に運び込む!!

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刈って刈って刈りまくったあとは、

積んで積んで、積みまくれ〜〜〜!!!!!!

 

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ここでも札幌チームが「手伝いますよ」と言ってくれ、わざわざ新十津川まで一緒に来て作業してくれたから思いのほか早く終了しました。

 

もう、ありがたいことありがたいこと。。。。

 

 

 

 

 

見上げると見事なお月様。

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あぁ、明日は満月だ。

 

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チセが建つ、その場所の上に輝く雪とお月様。

 

はぁ〜〜〜〜

 

美しくてため息が出る。

そして、疲れも癒される気がするよ…

 

 

 

あれ

お月様が細胞分裂しているよ…

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参加者さんたちのお心や実際のお手伝いはもちろんですが

 

いろんな存在達が

沢山のカムイが

 

見守って応援してくれていることを

ひしひしと感じる

 

ひたすら感謝、感謝、ありがとうございます

 

そんな茅刈りWSでした。

 

 

 

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WSとしては終了しましたが

作業としてはまだまだまだまだまだまだ続きます!!


そしてそれがまた日々素敵なことが起こって

チセを建てる、その恩恵たるや!!なのです。

 

それはそれで、報告しまっす☆

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 







 

チセを建てる番外編〜森に還ろう

 

 

 

 

我が家の(勘弁して)あるある。

 

 

 

 


○夫が長期出張に出ると、食料が大量に届く

 

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紋別のエカシ(漁師)から届いたカジカとソイ





そして
 


○夫が長期出張に出ると、大雪が降る

 

 

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うまれて初めて雪をみる子猫

 

 

 

今回はこれがダブルでやってきた(´Д` )

 

 まじ勘弁して…(´Д` )(´Д` )(´Д` )

 

 

 

 

しかし、これがまた新たな展開と出逢いに繋がるのだから面白い。

 

 

 

 

紋別のエカシからいただいたカジカと

二風谷のフチから(これまた大量に)いただいた野菜を持って

札幌のエカシと一緒に

 


高速道路通行止め、完全ホワイトアウト状態の中、四時間かけて旭川へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜに旭川

 

 

 

 

 

 

実は

 

先日のチセを建てるWSで完璧なキコリをしてくれた 清水さん、この感覚を忘れたくない、とホームの里山部で速攻でアイヌの仮小屋『カシ』を建てた!

 

 

 

清水さんのカシを建てる記録は

 

satoyamabu.hatenablog.com

↑コチラから

 


わたしはこの清水さんの自分の感覚を信じるチカラと素早い行動力、本当に素晴らしいと思う。

 

本当に、毎日一生懸命全力で「自分のおしごと」を全うしてる。

 

 

『いっつも最高な毎日だ!』

 

だなんて、正直に素直に大声で言えるひとはどれだけ居るだろう

(表面上、口先だけのひとはたくさんおりますがねw)

 

縁があって体験して思いついてすぐやって感動しての繰り返し。

 

コレが絶対的に神様に愛される源。で、次に繋がる。

 

 わたしが神様だったらこんなめんこい子、放っておかないもの〜

出来ないとか無理とかイイワケしないで、すぐに行動するから

もう、「ほれ、次これやってみれ」って、どんどん放り投げたくなるもの〜

そんで放り投げたモノちゃんと受け取って自分のものにしてひとにも影響与えてるから、まーた次あげたくなるもの〜

 

 

ま、わたしも同類です♡

神様にめっちゃ愛されてます♡

 

(ほんとうはこの世のひとは全てめっちゃくちゃ愛されてるんだけどね、気がついてないひとのほうが多いね、もったいないことに)

 

 

 

 

 

 

 

 

閑話休題

 

 

 

「いやー、魚捌けないっ!どーしよー!」とFacebookで投稿したところ

 

清水さんがコメントにて「任せて下さい!」と手を挙げてくれたのだった。

 

多分、冗談だったんだと思う。

「チェーンソー持って行きます(笑)」があとに続いていたから。

 

でも、社交辞令は通さないわたくしw

「チェーンソーもって来て下さい!あるいは、旭川まで行きます!」

と速攻で返信。

 

清水さんが「冬のカシでカジカ鍋…いいかも」と食いついたのも見逃さず

すぐにイベントページを作成www

 

強引に「里山部でカジカ鍋パーティやりますっっっ」宣言したのだった。

 

その場ではいろんなひとが反応して、けっこう集まりそうだった。

 

 

 

 

 

 

しかし

 

 

 

当日はまさかの大雪。

というか、大吹雪。

 

行きたーいと言ってくれていたひとは、ほとんどギブであった。

 

 

 

ポンペさんがご一緒してくれなかったら、

運転してくれていなかったら、

わたしも挫折して行かなかったと思う。

 

思えばポンペさんが同行してくれたのも不思議な話だった。

別件で用があり、電話をしたところ

なんとそのカジカをくれたエカシと一緒に東京にいる(びっくり!)

けれども旭川へ行く日はまだ札幌に戻ってない、と一度断られたのだけど

あとから「一日間違えた、その日は行けるわ〜」となったのだった。

しかも紋別のエカシはわたしたちが旭川へ行く前日に入り

わたしたちが移動しているころ旭川から紋別へ帰るところだったという。

 

旭川でカジカを受け取っても良かったんじゃないか、ってくらい

みんなが旭川に収集されていた、この日。

 

 

 

 

いつになったら到着するのか、というくらいの状況

いつまでも清水さん達に寒い中待ってもらうのも心苦しい

 

「もう諦めましょう」と何度も言いそうになったけれど

行く氣満々でホワイトアウトをぶっ飛ばすポンペさんを見ると

「うん、すべてゆだねよう」とお任せした。

清水さんも「全然大丈夫ですよ!」と言ってくれて中止にはならなかった。

 

 

 

 

 

 

結果、4時間かかって旭川に到着。

 

 

 

 

 

 

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これが一日で、何の知識も無く想いだけで建てたカシ

 

このカシの中、いや、下で、いや、屋根の意味もあまり無い(笑)吹雪の中
カジカ鍋を食す!!!!

 

 

 

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コッコもキモも胃袋もどどーーーーーーん!!

 

 

 

 

ひと言で言うと

 

 


『最高でしたっ!!!!』

 

 

 

 

 

 

コタツの中でぬくぬくと火鉢鍋もよろしいですが

 

自分の上に積もっていく雪、カラダがガクガク震え、手はかじかんで動かず、ふと命のことや死という言葉が頭によぎる状況で!

 

燃えたぎる薪の上でグツグツいってる鍋を!頭も骨も胃袋も肝もコッコもぶち込んだ鍋を!!

 

「あっちー!!」と叫びながら、食す!!!!

 

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ただの苦行にしか見えない

 

 

 

最高に幸せとしか言い様ないべさ。

 

あ、生きてるね。いま、生きてるね。
木があって、火があって、水があって、命があって、それをいただいて、わたし、生きてるね。

 

 

 

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生きるってこういうこと



 

 

こういう体験、みんなしたほうがいいと思うわ〜

 

 

 

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生きるチカラを育てよう!

 

「美味しいもののお礼に」とポンペさんがムックリをひいてくれた。

もちろん、手もカラダも寒さでガクガク震えている。

 

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山に、心に、響くムックリ

 

でも

ポンペさんのムックリが山に響いたとき


「あ、このためにわたしポンペさんをこの山に連れてきたんだな」って思った。

 

 

 

 


アイヌの聖地だったこの山にムックリが響いたのはなん百年ぶりなのだろう?


紋別と二風谷アイヌの想いも入った鍋を、ここにいた民達、ここのカムイも食べてくれただろうか?

 

 

このために、旭川にこの山に、人も食材もみんな集まったんだね。

 

 

 

いつまでもアペフチを眺めながらみんなでおしゃべりをしていたかったけど(いつものことである)

あっという間に山は暗くなる。

名残惜しいけれど、解散〜!!

 

 

 

 

 

ポンペさんにはホットウイスキーを呑んでいただいたので帰りはわたしが運転。

 

帰りも高速道路は通行止めだったのでまた四時間か…(´Д` )

と思いきや

ポンペさんの「トイレ寄って」の一言でとったトイレタイムのお陰で、四分前に通行止め解除!とゆーミラクル(ポンペさんと一緒だとこーゆーことは普通だけど)

で、二時間で帰って来れた〜〜〜!!

いえーーーーーーい!!

ほんで調子に乗って二次会まで!
だって、カジカ鍋食べて日本酒無しはカラダが納得しないもの(笑)

 

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ポンペさん、お疲れさまでした!!



 


今回はお留守番だった梅吉はエカシにベッタリ♡

 

わたしもエカシのお膝に乗りたいわ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

さて

 

今回のカジカ騒動。

 

実はこのカジカのおかげで、またまた新しい展開が開けたんです。

 

ちょっと、まだ公表は出来ないのですが。

 

わたしたちの夢が、またひとつ、叶うかもしれません。

 

 

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女将の魚さばき

 

 

 

縁って、ホンっっっっっとに

オモシロイなぁ。

 

 

 

 

 

はぁ〜
さてさて次はなにがあるのかねლ(´ڡ`ლ)

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

チセを建てる〜その二 木の伐倒

チセづくり、祈りが終わって許可を得て、いよいよ実務開始です。

 

今回はたくさんのひとに知って欲しい、関わって欲しい、ということで

わたしが理事長をつとめる

NPO法人ハチドリ でのワークショップ形式にしました。

 

となると

ただ適当に「さ〜そこの木を倒すか〜」てなわけにもいきませんので、

プロ、講師をお呼びして、しっかりと学んでいただきます。

 

 今回集まってくれたのは高校生からめんこい女子まで全道各地から8名。

 

 

場所は平取町二風谷

道内でもアイヌ人口が一番多い土地です。

 二風谷の「アイヌ文化博物館」にあるチセを見ながら

 

 

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二風谷でシケレペ農園を営む農家であり学芸員の資格も持つ、自称「マルチ百姓アイヌ」の貝澤太一さんから

まずは「チセとはどういった建築物なのか?」を教えていただきます。

 

 

 
 
 

一番大切な幣場の方向、二風谷の場合は東向き。

チセを建てる時は一緒につくるものとして、食品庫、熊檻、便所、物干しなどがあります。

 

太一さんのおじいさんが建てたというハイブリッド(茅葺き&板葺き)チセを見せてもらったり

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外はトタン屋根×板葺き

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中は茅葺のチセ

 

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ダムに沈んでしまったチセは、川上にむかって建っていたそうで

そもそも絶対東向きであるわけではなく、

「なにを大切にするか」で幣場の位置も変わる。

二風谷の場合は、山に向かう、川上に向かう、東向きであるが全て揃っているので問題無いわけですね。

 

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ダムの脇には茅が生えていて「次回はこれを刈るんですよー」で盛り上がる。

茅刈りって楽しいのでは???

 

 

 

 

最後にみんなでチセの前でパチリ。

太一さん、ありがとうございました!

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木を倒す現場へ移動、今夜みんなで宿泊するチセで昼食。

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今日から参加のみなさまは各自持参していただき、

昨日から泊まっていた我々はレラさんの作ってくれたごはんをいただきました。

 

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チセで食べるとなんでも美しく美味しく感じるのは何故だろう?



腹ごしらえが済んだら、いよいよ午後の作業!

プロきこりの指導による「木の伐倒」です!!

 

午後の指導は昨日、木への祈りもご一緒してくれた

 里山部 


の清水さんです!!

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里山部主宰清水さん



 

「チェーンソーを使ってみたいひと?」

4名がチャレンジ!!

 


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男子高校生、初めてのチェーンソー姿決まってます!!

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わたしを含め「いや、チェーンソーはいいっす」チームは既に倒れている木の皮むき作業。

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まずは師匠のレクチャー

 

『木の皮を剥く道具』というものが存在することも初めて知りました!

わたしはどちらかというと鉈のほうが剥きやすい氣がしました。

鉈派と剥き器派と分かれるようです。

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剥く作業が思いのほか楽しく(綺麗に剥けると気持ち良い!!)夢中になってるすきに、既にけっこうな数の木が倒れている!

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それらを引っ張って移動して(これまた重労働)

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みんなで剥き剥き…

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あとはひたすら

清水さんが倒す

移動する

枝をはらう

皮を剥く

を交代しながら、作業を進めて行きます。

 

「Myチェーンソー」を手に入れてご満悦の夫も

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玉切り作業をがんばります!

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倒す

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運ぶ

 

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剥く



ひたすらひたすらそれを続けて、あっという間に日が暮れて。

冬は暗くなるのが早い!作業もスピード勝負。

 

 

 

一日中外での作業、夜は温泉でからだをあたためて。

 

風呂上がりにはビールをきゅっと。

労働して風呂入ってビール、最高すぎる!!!!!!!!!

 

 

 

 

今夜はほとんどのかたがチセで就寝。

みんなで火を囲んで語らう。

 

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冬のチセはかなーーーーーり寒い!!

 

 

 

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アペフチカムイと共にエカシから聴くはなしは胸に響く

 

 

 

 それぞれに想いをのせて、おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日。

 

 

 

母屋でレラさんの作ってくれた朝食をいただき、すぐに現場へ。

 

 

 

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二日目はみんな慣れて来て、作業も早く、余計なおしゃべりもなく、黙々とそれぞれが作業を進めます。

 

 

初日は体調不良で来れなかったポンペさんも到着。

指示が飛び交い、一気にムードが上がります!!

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作業がはかどる!!

 

 

 

 

 

昼食はレラさんお手製鹿肉カレー!

薪ストーブで煮込まれたトロトロのカレーは絶品でした♡

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昼食時にポンペさんから身の上話を拝聴したり

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なんとムックリの演奏まで聴かせてくれました!!

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午後はあっというまに暗くなる〜!

早急に作業を進めます

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チェーンソーの音が止む事が無い森の中。

次々と倒れる樹々。

 

あるときは、刃を入れた木がアパートのほうへ傾き

全員が息をのむ瞬間も。

 

 

 

「お願い!そっちへいかないで!こっちへ来て!!」

 

 

 

 

それでも

 

清水さんと相方なこちゃんの素晴らしいコンビネーションで

ちゃあんと木は狙い通りの場所へ倒れた。

 

すごい!!!!

 

ドキドキ

ハラハラ

感動。

 

 

 

 

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この日も暗くなるまで清水さんは木に登り木を倒し

全力で仕事をしてくれた

 

 

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見守るわたしたちとしろくなっていった樹々

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はてなで動画をアップできないのが本当に残念。

 

木が倒れる瞬間は、生で見る&聴くともの凄い迫力!!

 

 

 

こうして

眠っていた木が

伐られて倒れて

わたしたちの手によって

家になっていく

 

 

 

 

木も

わたしたちも

 

 

 

それぞれに想いをのせて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっというまに日が暮れて

今回のワークショップは終了。

 

 

 

 

 

いや、まだだっけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、チセで

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この二日間、無事に終わった事に感謝し

見守ってくださったイナウを燃やす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にまたみんなで。

 

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倒した木にサインしてもらったり

この木はどこのどの部分になるのかみんなで相談したり

この木は絶対わたしが綺麗にするとこだわって剥いたり

 

 

 

 

 

こうしてみんなの気持ちが

チセにこもっていくのだと思うと

 

わたしたちも胸が熱くなります。

 

 

 

 

参加してくれたみなさま

ほんとうにありがとうございました!

 

 

でも、使う木はまだまだ足りません(汗

 

作業はこれからもつづきます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく