あ し あ と 。

生きてます。自由に。

フルムーン旅行記 一日目

 

 

 

 

 

 

移住先の新十津川町には札沼線の終着駅『新十津川駅』がある。

 

この一日一往復しか無いこの札沼線に恋におちて

 

 

すっかりニワカ鉄道ファンになった私達

 

今までは避けていた電車移動がかなり多くなった。

 

 

 

 

そして、各駅で見かけるようになった

『フルムーン旅行』のポスター…

 

 

 

 

 

 

フルムーン…

 

 

 

 

 

 

 

 

遥か昔(おおげさ)テレビCMで見た覚えはある。

 

上原謙高峰三枝子という大俳優の、ロマンチックかつエロ要素もある「大人な」コマーシャルだった。

 


国鉄 CM 1982年 フルムーン夫婦グリーンパス 上原謙 高峰三枝子.mp4

 

 

 

老齢になったらそんな旅行もあるのだろう、と憧れとして思いきや

 

気がつけば「夫婦合わせて88歳」という条件は

夫が41歳、今年の誕生日でわたしが47歳

で、あっさりクリア。

 

 

そうか、わたしたちも立派な中高年になったのだなぁ。

 

 

 

フルムーンは日本全国グリーン車乗り放題とな!!

 

 

ニワカ鉄ヲタ夫婦、

もう、これは行くしか無いでしょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、わたしの47歳の誕生日に出発することに決めて

いつどこにどう行くか

ゆだねきる旅とは真逆の分刻みのスケジュールを組むことになった。

 

目的地があるわけではないので、とにかくいろんな電車汽車に乗ることを目的とした。

 

北海道新幹線」「寝台車」「観光列車」に乗ってみたい。

所詮はニワカファン、鉄道関連の知識は全くと言って良いほど、無い。

ネットで各地の情報を調べに調べて、

時刻表と路線図とにらめっこして、

気分は時刻表マニアか、推理小説家か。。。

 

それにしても 

行きたい乗りたいやりたいが時間も合わせてバッチリ合ったときの快感たら。

これはこれで、鉄道旅行の醍醐味だなぁ。

 

 

 

さんざん調べて悩んで組み直した結果

 

今回は

 

札幌ー新函館北斗  特急北斗

新函館北斗ー東京  新幹線はやぶさ

東京ー岡山  寝台列車サンライズ出雲

岡山ー小倉  新幹線さくら

小倉ー宇佐  特急ソニック

宇佐ー博多  特急ソニック

博多ー鹿児島中央  新幹線さくら

鹿児島中央ー吉松 特急はやとの風

吉松ー人吉  特急しんぺい

人吉ー熊本  特急やませみかわせみ

熊本ー博多 新幹線つばめ

 

帰りは博多から一気に飛行機(なんとPeachで5900円)で北海道へ!!

 

という、今見てもなかなか素晴らしいスケジューリングに決定。

 

 

 

 

直前に、旭川にある

鉄道部品のお店「ぽっぽや」さんに伺って札沼線やフルムーンのことを話したら、たくさんアドバイスもいただいた。

さすが、全国の鉄道のことをわかってらっしゃるのですね。。。

尊敬〜。

 

 

パスケースは悩んだ結果、サンライズ号に決定。

 

それにしても

ふたりでグリーン乗り放題5日間で82,800円て、どう考えても超お得…!!

これを利用しない手はないですよ、中高年の皆様!!

 

ちなみに婚姻関係がなくても良いそうですから

別に中高年カップルとは限らず、66歳と22歳だろーが、合わせて88歳になる相手を見つけて行くのもありじゃないでしょーか(ただし親子は不可)

 

 

 

 

 

 

 

そしていよいよ出発のときが来ました!!

 

今回は降り立った駅全てで写真を撮ろうと決めたので、地元「琴似駅」でもまずパチリ。

 

前日に大きなイベントが終わったばかり

かなりなお疲れと、終わった開放感と、飲み過ぎで

顔がむくんでおります!!

 

 

おなじみの札幌駅でも。

 

さて、今回のフルムーン旅、いきなりラッキーだったのは

 

 

期間限定でキハ183系初期車が引退前に臨時特急北斗88号として運転される

 

 

という期間に当たった!!のだ!!

 

(いきなりマニア色が強い)

 

4月からは特急北斗そのものが無くなり、スーパー北斗だけになってしまう。

そしてこのキハ183系という車両そのものが引退という

ダブルラストラン。

 

 

 

ニワカファンなのに初っ端からこんな貴重な機会をいただいて

ありがたやありがたや。

 

 

さすがに撮りさま達も多ございます。

このあと、各駅でもなまら撮られていた北斗号。

 

 

 記念のスリーショット。

 

北斗88号。

数字も縁起良いではないか!!

 

札幌9:53発。

 

車内は懐かしい〜かんじ。 

 

車内探検していても楽しい。

ノスタルジックでもあり。

 車中では読書など。

で、きゃっきゃ言ってるうちに

「海だー!」

 

とか言ってるうちに着いたー!

 ありがとう、さようなら183。

 

新函館北斗 13:42着。

 

 

 

 

 この駅名も決まるまでずいぶんもめましたよね。。。

 

 

はこだて、と付いているもののここは北斗市

 

そして北斗市といえばキモキャラ

公式キャラの『ずーしーほっきー』である。

 

 

 

焦点の合っていないうつろな目、うっすらと笑みを浮かべる薄い口、妖怪のような節っぽい手。「ホキホキホキー」という鳴き声。

圧倒的な人気を誇るくまモンを代表として、愛嬌や可愛さをウリにするご当地キャラが多い中、異色を放つ妖怪のような風貌と「ホキホキホキー」と鳴くずーしーほっきーは、「目から狂気を感じる」「色々とヤバイ」などとネット上で話題になり、「動かしてみた」とファンが動画を作ったり、非公式のTwitterbotが現れるといった事態になっている。

『The Huffington Post』より

 

 

 

 

まじでキモい。無理無理。な、ずーしーほっきー

しかし、キモチワルイ、けど気になる!という

まんまと思惑にひっかかって郵便ポストに会いに行く。

 

お、いたいた。

雪に埋まってるがなwww

 

せっかくなんで全貌を明らかに…

 

ギャー!!!!!

やっぱりキモい!

ダメだ、逃げようwwwww

北斗市の皆様スイマセン

愛情の裏返しです

 

 

 

さて、北斗といえば『北斗の拳』(?)。

ずーしーほっきーよりも立派なケンシロウ銅像が。

「明日への秘孔」って…www

 

黒王号を呼ぶ会って…wwwww

 

 

北斗市のみなさん、センスが無いのか良すぎるのか…

 

 

北斗神拳ビシッッッッ!!!!

 

 

 

 

の真似をする夫。

 

華麗にスルーして駅弁を買いましょう。

 

 

ケーキのショーケースか?と思うほどのおしゃれな駅弁屋さん。

並んでいる中身をチョイスしてオリジナル駅弁が作れるのでした!!

 たのしー

 

 

 

そして!!

 

じゃじゃーーーーん

 

はやぶさ号でござるー!!

 

北海道新幹線なんて意味ねーよなー」とかほざいていた割に

テンションダダ上がり。

そんなもんよw

 

そもそも道産子にとって新幹線は遥かに遠い存在だ。

 

わたしも仙台ー東京を二回乗ったことがあるだけ。

 

新幹線どころか青函トンネルが出来たのもびっくり

その昔は青函連絡船で本州へ渡っていたのだから。

 

 

 

 

 

HAYABUSAー!!

 

 

さきほどの北斗号と比べると当たり前だが近代的である。

どちらが好きかというのはまた別として。

 

 

新函館北斗 14:44発。

 

 

札幌から新函館北斗まで約4時間。

新函館北斗から東京まで約4時間半。

 

いかに新幹線が早いか、また北海道がデカいか思い知らされる。

 

 

さあさ、先程の駅弁と、しばしお別れのクラシックと共にいただきましょう。

右下のはカニコロッケ、だったと思う。。。。

 

これがセレクト弁当だー!

なんともオシャンティー

おぼろげな記憶によると左から

鮭とイクラの親子寿司

ウニとカニの寿司

生ハムのサラダ

三種で2,000円弱だった氣が…

 

 

もぐもぐ、ウマウマ。

幸せそうな表情ですなぁw

 

実は、せっかくはやぶさに乗るのならグランクラスにランクアップしようかなとも思ったのですが、差額料金がびっくりするくらいの値段だったので諦めました。

 

 

しかし、充分過ぎるくらいに快適。

脚を伸ばしてくつろげる。

いや〜快適であっというまの4時間半。

 

19:04東京着。

 

 

22時発のサンライズに乗るのに、どこでどう時間を使うか

これもけっこう悩んだ。

途中下車して岩手や仙台の友達と会うことも考えたのだけど

 

これからの旅についていろいろ教えをいただきたかった、

皇居勤労奉仕で知り合ったまゆなさんと夕食を共にすることに。

 

東京駅まで来てくださった

 

まゆなさんおすすめのおでんやさんへ。

 

まゆなさんは日本史や神社に精通した編集・ライターさんで

日本の神様の本や神社、古墳の本も出しておられます。

 

日本の神話と神様手帖 あなたにつながる八百萬の神々

日本の神話と神様手帖 あなたにつながる八百萬の神々

 

 

今回はこのフルムーン旅〜続くゆだねきる旅2での

地方の神社や神話などを聞いておきたく。。。

 

 

しかし!!

しかーーーーし

わかっていたけど、2時間ちょいで語れる内容ではなく(^O^;)

 

酒好き、日本好き、神社好き、歴史好き、着物好き

なんだかんだと盛り上がり、あっという間に時間切れ〜…

 

でもとっても濃い〜時間でした!!

まゆなさん、ありがとうございました❤

 

次はもっと

じーーーーっくり語ろうぜい!!

(コッソリ)アイヌ文化にもぜひ触れていただきたいです☆

 

 

さて、なんと濃い濃い一日だったのでしょう。

しかしまだ終わらず。

 

これから寝台列車で更に移動だーーーーーー!!

 サンライズエクスプレス❤

 

 

 

こちらのサンライズ号は

 

高松が終点の『サンライズ瀬戸』と

 

出雲市が終点の『サンライズ出雲

 

岡山でふたつに分かれる。

 

 

わたしたちは高松にも出雲にも行かないので、岡山まで。

 

 

 

 

わーーーー

二段になってるよー!!

足下に寝台があるーーーーーー!

 

 

いまだ灯りが消えないビルとそこで働く人々

これから移動をする列車とそこで眠りにつく人々

 東京ならではの景色かもしれない。

 

 

 

 

 

 

今回選んだのは個室A寝台。

 

調べたときは「初めてなので、一番いい部屋を!!」と意気込んだのは良いが

このサンライズ号には個室は(瀬戸、出雲合わせて)12部屋しか無く、かなりの争奪戦。

それを知ったのはチケット発売の直前でなまら焦った!!

 

「 電車の切符を買うのに並ぶ」なんて行為は、したこともなければ理解も出来なかったそれまでの自分…

 

みどりの窓口に電話をし、どうすれば良いか尋ねる。

 

「切符の発売は10時からだが、みどりの窓口じたいは朝5時から開いているので、その時点で予約をして10時に発券するのが一番確実」とのこと。

 

計画時は21日にサンライズに乗る予定だったので、1月21日の朝5時に琴似のみどりの窓口に行き予約完了。

 

あとは10時の発券まで待てば…

 

 

 

 

という朝に、計画の変更が。

九州に居る従兄弟との会う予定が変わってしまい、サンライズに乗るのは20日じゃないと合わなくなってしまった。

 

うへー!

後倒しならまだしも前日にって、、、、

 

まぁ、10時に窓口で20日のサンライズが取れなければ、予定どおり21日に乗る計画で従兄弟と会うのは諦めよう。

即日売り切れ状態だと聞いていたのでダメ元で10時に窓口で聞いてみると

 

なんと、一室だけキャンセルが出て空いているとのこと!!

 

ウヒャ〜〜!

ついてる、もってる、出来杉君!!

 

 

 

というわけで

誕生日当日にサンライズ個室に泊まることが出来たのでした❤

 

 

 

 

 

さぁ、乗車だぁ〜〜〜!!

 

 

 

 

お部屋は半地下

 

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個室の鍵は暗証番号

 

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わー電車の中にベッドがふたつもあるよー!

 

 

 

 

 

 

 

 

早速乗り込むも

部屋に入った途端「オシッコもっちゃう」な夫www

 

早く行ってきなさいwww

 

 

 

 

わぁ〜目線の上に乗客が居るよ〜(酔っぱらいなのでいちいちうるさい)

 

 

 

とうちゃん、連れてきてくれてありがとう!

最高の誕生日だよ❤

 

 

早速着替えて車窓を楽しむ。

 

東京近郊はまだまだ帰宅するサラリーマンでごった返していて

電車の中でこんな格好で寛いでいるのが不思議になってくる。

 

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さよなら、東京

 

さぁ、車内探検しよー!

 

 

シャワールームも完備(入りませんけどね!)

 

……

 

 

 

あれ、、、、、

 

浮かれて(酔っ払ってたし)写真を全然撮ってないし〜!!!!

 

 

 

 

 

 

というわけで、サンライスについて詳しくはこちらを参照のこと〜(爆

gurutabi.gnavi.co.jp

 

 

 

 

 

さて

 

 

いろいろ探検したあと

ミニラウンジにて持ち込んだ「瑞穂のしずく」をいただく。

 

 

 

多分、この時点で小田原あたり。

 

 

完全に浮かれてますwww

 

 

 

 

 

 

ミニラウンジには

ずーーーーーっと時刻表を眺めているひとや

渋くひとり車窓を眺めているひと

 

浮かれているのは我らだけ…か…?

 

 

 

というわけで、

 

いい加減酔っ払ったのでおやすみなさーーーい!

 

 

 

 

フルムーン一日目おしまい

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

旅に出る理由 その3

車を運転して思い出した。

もうひとつの、旅に出る理由。

 

一言でいってしまえば

『土地のクリーニングをするため』。

正確には

『わたしが持っている土地の記憶をクリーニングするため』。

 

クリーニング、といっても服を洗ってもらうあれではない。

ホ・オポノポノというメソッドのひとつのツールのこと。

 

そもそもホ・オポノポノとはなんじゃ、というかたは自分で調べていただくとして。

 

 

 

いま、わたしの目の前にあるもの起きていることはすべてわたしの「記憶」(今のわたしだけではなくビッグバン以来のすべての記憶)を元に事象として現れている。

すべての存在は善悪も優劣も何もない「ゼロ」。

なのでわたしの本来の姿である「ゼロ」に戻すため、その「わたしの中の記憶」を消していく作業、それがクリーニング。

 

 

土地そのものに意識はあり、

「わたしが行く土地」は、わたしと縁があるからで、

わたしの中の「その土地の記憶」を消す事で

わたしも土地もクリーニングされゼロな存在に戻れる。

 

だから

わたしは行く場所行く場所、クリーニングしていく。

 

 

 

土地によってはとってもしんどいこともある。

いまのわたしのアタマの記憶には無いけれど

魂の記憶として悲惨なこともたくさんあったんだろう。

でも、だからこそ、クリーニングは大切なのだ。

 

わたしもその土地もゼロに、本来の姿に戻ったとき

必要の無い縛りから解き放たれて自由になる。

あるべき姿になれるのだ。

 

 

 

 

クリーニングの方法はいろいろある。

ホ・オポノポノの基本クリーニング法は

よっつの言葉(ありがとう・ごめんなさい・ゆるしてください・愛しています)を使うけれど

 

わたしは自分用のクリーニングツールと土地用のクリーニングツールを与えられているのでそれを使う。

 

 

愛車ノア子に土地用クリーニングツールを教えて、取り付ける。

するとノアが走る場所が自動的にクリーニングされる。

ノア子も土地のクリーニングという大事なお役目がもらえたことで嬉しそう。

張り切っている。

 

 

夜、温泉に入って一息

そのとき、今日一日あったことをわたし用ツールでクリーニングする。

気分が良かったことも、悪かったことも、全てクリーニングでゼロにする。

ひとは悪かったことはなんとかしようとするが

本来は良かったことも消さなければいけないのだ。

善悪、優劣は人間の勝手な観念であって、本来の姿はゼロ。

なので、「全てを」リセットする。

そうすることによって、またインスピレーションがおりてくるのだ。

良い事だけを願う、それは執着でしかない。

なにもないところに、あるべきものはおりてくる。

 

温泉からあがるときもさらに「これからのこと」をクリーニングする。

このときは、子供のころ100まで数えたように

「愛してる」を100回言う。

本来は口に出さなくても良いのだけど、このときは自分の胸に手を当てて

可愛い可愛いウニヒピリに語りかけるようにする。

「明日行くところはどんなところかな。誰に会うのかな。それも全部クリーニングしておこうね。」

 

そうして

今日行った土地、会った人、あった出来事

明日行く土地、会う人、ある出来事(それがなにかは知っていなくて良い)

全てクリーニングして

一日が終わる。

 

 

 

 

 

 

いろんな場所に行ってクリーニングすればするほど

わたし自身もクリアになっていく。

 

だから、旅をするのだ。

土地をクリーニングをして

ゼロに戻るために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旅に出る理由 その2

和歌山になにかあるだろうか

 

それがひとつの旅に出る理由になった。

 

そして、わたしのなかでもうひとつ

ーこれは見つけるというより、確信にしていく作業ー

夫とわたしの関係性をはっきりさせたい、というものがあった。

 

 

 

 

わたしが夫と結婚して

人生がまるきり変わってしまったけれど

夫もまた、大きく変化している。

 

 

 

サラリーマンをやめて経営者になったという目に見える外側の変化もだけれど

中身、、、というか考え方、価値観もずいぶん変わった。

元々頭の柔らかいひとではあったけど、より自由により本質に近づいていった。

 

 

 

 

 

 

 

周りのひとに「夫婦でやりたいことが同じで良いわね」と良く言われる。

 

もともと出逢ったのが農業サークルで

部長(夫)副部長(わたし)という関係性で居たので、「同じ目的にむけてふたりで協力しあう」というのはとても自然なこと。

 

夫婦として、その「目的」が同じかどうかはまた別なのだが

それも数年かけてお互いの価値観が合ってきて、自然と同じ目的になっていったように思う。

 

 

この価値観が合うまでの数年それはもう壮絶にバトルすることもあった。

特に会社を退職するときは「そう簡単には辞められない」という夫ととっくみあいの喧嘩もした。

わたしはわたしで、夫の持つ「一般常識」「世間的価値観」を壊さなければ先は無い、そのタイムリミットはもう近い、そう思っていたので必死だった。

 

 

 

夫を変化させるためにわたしがやらされることも多くあった。

不食」に目覚めたのはそれの最たるものだと思う。

なんせ「家族を食わせるために働く」という、夫の仕事をする理由を全否定してしまったのだから。

完全オフグリッドでは無いけれどそれほどライフラインにも頼っていない我が家は、水道光熱費もずいぶん抑えられているし、

これで食費がひとりぶん減れば現金収入はそれほど必要ないでしょう、だからそんなに頑張って働く必要無いでしょう、というわけだ。

もちろんそういう意図で不食生活を始めたわけではないけど

結果的に説得材料になったのは間違いない。

 

 

 

 

 

そう、他にも

わたしが原因で夫が結果、ということはたくさんある。

 

そしてそこがわたしがハッキリさせたい関係性なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

夫に「雪ちゃんは火付け盗賊だ」と言われたのは結婚して2年目くらいだろうか。

 

なんでもわたしが言い出しっぺで、火をおこしておいて

その後は「あとはよろしく〜☆」と夫に任せる事案が続いたからだ。

夫はわたしの尻拭いをさせられている、という気持ちになったのだろう。

まぁ、実際、わたしはわたしのやりたいことしか出来ず

苦手なところは「だって出来ないんだもん」と開き直っていたので

そう感じるのは仕方ない。

 

しかし

この、わたしが言い出しっぺ(原因)で夫が実際行う(結果)という関係性こそがわたしたちそのものなんじゃないの?

 

 

だんだん、そう思うようになっていった。

 

 

 

 

 

 

夫が会社を立ち上げてしばらくしたころ

自分が自営だったころ良く通った神社に呼ばれたことがあった。

 

たまたま通りがかっただけだったのだけど、呼ばれた氣がしたので久々に立ち寄った。

 

「そうだよな…あのころはずいぶんお世話になったのに、今回(会社を起す)というタイミングで挨拶に来ないのはイカンですよね…」

手を合わせると

神様は少し呆れたように「やっと来たか…近々サトシ(夫)も来るように」

そして

「今はまだ、まずおまえ(わたしのこと)がわたし(神様)の意図を汲み取ることが必要なんだから、ちゃんとしてやれ」的なことを言われた。

 

今はまだ、ということはいずれ夫が直接汲み取ることができるようになるのだな、と思ったけれど

とりあえずそれまではわたしはその(夫と神様の)間に立つ役割としてしっかりしなければいけないようだ。

 

 

わたしが受け取って、夫が実際に使う。

 

 

ここも、原因がわたしで結果が夫であることが伺える。

 

 

 

 

 

 

夫が経営者になってからは特にその関係性が重要だと思えるようになった。

 

 

 

今、夫が力をいれている「ブッシュクラフト」も「自伐型林業」もわたしが情報を見つけて夫に知らせたものだ。

お世話になっているアイヌのポンペさんやレラさんもわたしが縁をつないだ。

大麻関係の縁も、未だに深く大切なものになっている。

わたしがきっかけを作って、それを活用した夫に、夫の仕事に繋がっている。

 

誤解をしないでいただきたいが

わたしのほうがエライとか、恩をきせるつもりなんて毛頭ない。

尻拭いと思うか、活用と思うか。

単純に、その関係性に、男の役割と女の役割というものに興味があるのだ。

 

 

 

 

 

 

そして

ニシキトベがキッカケになって理解を深めていった

母系社会、女神の復活、ヒメとヒコ。

 

女性が中心となり、神と繋がり

男性がそれを受け取り、執政していく。

 

それぞれの役割。それぞれの仕事。

どちらが上でも下でもなく

お互いを支え合い埋め合いムラをクニをつくっていく。

 

わたしたちの新十津川の「シピラサコタン」(アイヌ語で「本当に・広げていく・ムラという意)も

そんなふうに作っていくのではないだろうか…

 

 

旅で、その関係性を確信にしていきたい。

ヒメとヒコの土地に立ったら、

それを『実感』『体感』できるのではないか…

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

旅日記に続きます。

 

 

まずはフルムーン旅行記から。

 

 

 

 

 

 

旅に出る理由 その1

 

もうじき、また旅に出る。

 

 

わたしが誕生日をむかえ、夫婦合わせて88歳!

新十津川に移住が決まり札沼線に出逢って急に鉄道ファンになったわたしたち。

これはもうフルムーン旅行に出るしかないでしょう!!

調べてみるとどうもJR九州が面白すぎる。

北海道から一気に鉄道のみで九州しかも鹿児島まで行くっていうのも面白いではないか!!

 

 

というわけで急遽決まったフルムーン。

 

 

 そして、帰ってきて、また始まる、ゆだねきる旅2。

 

分刻みのスケジュールなフルムーンとは真逆の、

何も計画せず、愛夫と愛犬と車中泊で移動する(愛猫はお母さん猫とお留守番)。

 

調べない決めない約束しない

期待しない執着しない不安にならない

それが基本姿勢。

 

 

 

 

 

 

 そんなふたつの旅に出る理由。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

わたしは、結婚して「紀國」という姓を名乗る事になってから人生が大きく転換した実感がある。

 

独身の頃に比べて

やってくる情報の量の多さと質が全く変わった。

 

 

ぶっちゃけ幸せとは程遠い

そこそこに波乱万丈な40年間を経て

 

いよいよ今の夫と知り合い結婚。

 

「やっとこれで楽チンな専業主婦で暮らせるのかしらー♡」くらいな感じだったけれども

 

いやいやいやいやいやいやいやいや

 

 

『自分を食っていかせるために、金を稼ぐために、仕事していた』頃よりも

 

ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと

 

忙しくなった。

 

興味の対象が増えて

やりたいことが我慢出来なくなって

どんどん後押し(応援)があって

 

気がついたらNPO法人の理事長とかやってたりして

 

やりたい→やる→できる→もっとやりたい→やる→できる→またあれもやりたい→やる→できる→じゃあ次は

 

 

的な感じで

 

次から次へと

ご縁もいただき応援もいただき

 

現在に至る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生が川の流れだとすると

結婚する前と後では

支流が主流に

主流が支流に、「川」そのものが変わったかんじ。

だから、流れる方向も地域も全く変わってしまった。

 

 

それまでは「自分自身」、わたしを整えるための準備期間だったのかもしれない。

わたしがわたしになるまでの『義務教育的な』独身時代を終え

いよいよ『わたし』の本当の人生を生きるようになったというか。

紀國の名を、流れを、繋がりを継ぐことが、『わたし』としての初仕事で

その名を持ってしていく仕事がたくさんある、そんな気がする。

 

 

 

 

 

結婚してから変化があまりにも如実なので

 

「紀國のルーツを知りたい」

という思いにかられ

 

夫とともに

 

家系図を作っている伯母さんのところに行ったり

それを元に現在の本家がある青森の大間町まで行ったりした。

(ちなみに北海道では「本家制度」は無い)

 

「紀國」がどこから、なにを理由に大間へ流れて来たのか

 人によって意見が違って確証は掴めなかったけれど

 「紀國」という姓そのものが青森のものでは無いこと、どこからか大間に辿り着いたことは確実なよう。

 

 「きのくにです」と名乗ると

たいてい珍しがられ

「和歌山出身?」

紀伊国屋文左衛門の子孫?」などと聞かれることも多い。

 

やはり、そちらの流れなのだろうか???

 

 

 

 

 

 

 

そして

 

わたし自身のルーツ?それはわからないけれど「確かめたい」と想うことが現れた。

 

いつもお世話になっているアイヌのシャーマンであるアシリ・レラさんに

一時期「あんたは前世で女王をやっている」「王冠を冠っている姿が見える」と会う度に言われた。

 

もちろんわたしはそんな記憶があるわけもなく

今のわたしにそんな要素は欠片も無いし、自分のこととしてはあまりにもかけ離れたことすぎて嬉しく想う事も無く

ただ「はぁ。そうですか。」と言うしかなかった。

 

 

そして

去年の夏。

「ニシキトベ」という言葉をレラさんから初めて聞いたとき

わたしのカラダは、魂は激しく反応した。

 

なにそれ?

人の名前?

縄文時代の熊野の女酋長?

殺されて身体をバラバラに埋められた?

 

 

アイヌシャクシャイン

蝦夷(えみし)のアテルイ

そして

 前回のゆだねきる旅で知った安曇野の八面大王…

朝廷側に殺されていった土着の民に魂が揺さぶられることは多かったけれど

「ニシキトベ」というワードはまた格別だった。

 

 なにがこんなに気になるのだろう…

 

本やネットでの情報を集めトベと呼ばれた女酋長たちのことを知っていった。

 

 

きのくにと呼ばれる土地、和歌山県

紀の国は木の国…木と森、山に関わりだした夫…

 

 その地に存在していたふたりの女

ナグサトベとニシキトベ…

 

 

 

 

和歌山に行けば、なにかがわかるだろうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

「熊野に行くことがあったら、ニシキトベのお墓参りをしてきてほしい」

そうレラさんに言われていたので、行くことを伝えたら

「わたしも行くことになったんだよ」

 同じタイミングで熊野に入ることになった。

 

ニシキトベの本の著者もその時期に熊野入りするらしい。

 

別の件でFacebookで繋がっていた方がナグサトベの伝承に関わる方で名草の地を案内してくださるという。

 

 

 

面白いように繋がって

 

どこでなにがあるかわわからない、けれど

 

呼ばれるかのように和歌山へいくことになった。

 

 

一度は行っておきたかった、移住先の新十津川の母村である奈良の十津川町も近い。 

 

 

 

そして調べていくうちにわかった

 

名草の民、いや紀伊半島の民は九州から流れてきていること。

 

 

フルムーンで九州に行くことになった、ここから

もう始まっていたのだ…!

 

 

 

 

 

 

 古の血は地は

今を生きるわたしたちに何を教えようとしているのだろう。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

紅花染

ゆだねきる旅で山形に寄った時に出逢った、鈴正の紅花染め。

すっかり惚れ込んでしまったその色に

その場で「修行させてください!」とお願いし

 

その後、紅花摘み、紅餅作りと再度山形へ修行の旅に出ているのですが

それをブログで報告していないっていうね…( ;´Д`)

 

 

 

まぁ、、、

そういうわけで、

 

今回は染液を作る&実際に染める作業を学びに山形県河北町へ。

 

 

精霊染めを一緒に習い

足袋や日本のカワイイものを発信したい

つい先日札幌から仙台に(夫の転勤で)引っ越した恭子ちゃん

 

前日入りし、温泉と地酒を愉しみ

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河北町のお酒をいただきました

 

 

麻糸産み後継者講座の同期で

着物LOVEで

藍染、紅花染めも育てるところから

ゆだねきる旅で白馬の着物でお花見に誘ってくれた

やっていることがとっても近いマッコさんfrom長野と

 

朝に合流して

 

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雪の鈴正

 

 鈴正にお邪魔しましたー

 

 

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紅餅ちゃん〜♡

 

 

お互い勘違いして、一日間違えていたため染液がまだ仕込まれておらず

 

図らずも染液の仕込みから見る事が出来ました。

 

 

 


紅餅を晒の袋に入れて

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液に対して10%の炭酸カリを混ぜて

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置く事約一時間

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この染液はなんと5時間しか持ちません。

しかも後になればなるほど濁りが出て来るため、

素早く、かつ何度も

じっくり時間をかけて染める必要があります。

 

 

 

 

待つ間に染液に手を入れさせてもらいました

 

冷えきった染液は飛び上がるほどしゃっこい!

 

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「ひゃぁぁぁぁっっ」

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「痛い!指痛いーーーー!!』

 

 

それでも「痛い、冷たくて痛い!」と叫びながらも

手をつけてもんでいると

だんだん指先があたたまってきます。

 

「えーーーすごい、なんでー!?」

 

夏に染めたときも実感はあったけれど、この厳寒期この気温の中では別物。

 

紅花の血行促進効果を身を以て体感。

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笑顔になる余裕が(笑

 

 

 

染液が出来るまで、しばし歓談。

 

とーさんが染めた絹布にうっとりするマッコさん。

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綺麗だなー、で済まない、

なにか、不思議な魅力があるんですよね。。。。。

 

 

 

 

 

 

さて、染液が出来るころを見計らって

それぞれの染める布の準備をします。

 

わたしは湯文字(別名おこし。和装の下着にあたります)

恭子ちゃんヘンプTシャツ

マッコさんはシルクストール。

 

 

恭子ちゃん絞り染めをするみたいです。

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わたしは「紅花の赤さえ入りゃええわ!!」と想っていたのですが

とーさんがなにやら細工をしだして、、、、、

 

わたくしの湯文字を絞りのために縛っております

 

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なんとゆーか、、、、

わたくしの下着をおまかせしてしまって、、、、

恥ずかしいやら申し訳ないやら、、、、💦

 

 

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無造作に巻いたようですが、きっと素敵な柄になるのでしょー!

 

 

今回はグラデーションをつけるようで

(そういうのはこちらのリクエストではなく全てとーさんの一存である)

 

まずは、紅花の「黄色」から。

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紅花から「紅色」がとれるのは、たった1%。

 

残りはこの「黄色」成分なのです。

 

その黄色を存分に染めて行きます。

 

 

黄色染液を煮立たせ、塩を投入

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染める物を一度水にさらしてから

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染液に投入〜

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約10分で綺麗に染め上がりました!

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それを水洗いし

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ほどいてみると

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あらー見事に絞り染め

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お次は「蘇芳があまってっからよ」とのことで

蘇芳で染めます。

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同じく煮立たせ塩を投入し

布をどぼーん

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みんなで染液を混ぜてみましたよ

グラデーションをつけるために染めない部分は各自持っててね!

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染め上がる湯文字

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この姿は精霊染めのときを彷彿とさせますなぁ。

蘇芳にももちろん精霊は存在しておりますよ。

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蘇芳染めも仕上がり。

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ばばーん!!

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ビビッドでござる…

 

 

 

 

 

 

工房の外は、しんしんと雪が降り積もる。

北海道では見飽きた景色だけれど

 

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なんだか、

 

この外の世界の白と

中の情熱的な色と

 

この世の「色」の在り方に

 

いろいろな感情が溢れ出て来る。

 

 

いろって、なんなのだろう。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほら、もう昼だから!」

 

と、かーさんの一声で、みんなでランチに行く事に。

 

 

いつもお世話になっていたレストランは事情があって今はやっていないらしく

 

今回はお寿司屋さんにー!!

 

うひゃあ、素敵なしつらえ!

 

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奥にかかっているのも、もちろんとーさんが染めた紅花染めの暖簾。

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冷蔵ケースではなく手元を見られるカウンター。

ネタは木箱に入っている。

 

「自信が無くちゃ、こういうスタイルは出来ないでしょうね」と大将。

 

そだね〜(お、時事ネタ)

 

 

レジカウンターにも「ハンカチを三枚繋げただけだ」という

見事な暖簾が。

 

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緑や紺や紫は藍色とのコラボ。

藍と紅花だけでもいくらでも色が出来る。

 

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言うまでもなく美味しい海鮮丼。

丁寧な仕事が見た目に現れている。

 

 

とーさんがいつも言う「縁の大切さ」

「自分ばっかり良くなったって仕方ないんだ」

 

こちらの大将の姿からも教えていただきました。

 

 

 

お腹も気持ちも大満足したあとは

 

いよいよ紅花染めですよ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お酒やお味噌にも「寒仕込み」があるように、染色にも「寒染め」があります。

 

 

雑菌が少なく、水も綺麗

 

寒い時期だからこそ出来るおしごと。

 

紅花も「発酵」、菌との対話なので同じなのです。

 

 

 

発色を促すために酸(梅酢)投入

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鮮やかな紅色に

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空気に触れている部分と液に触れている部分があるとムラになってしまうので

常に布を液に浸すように。

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おしゃべりしながら、なんだかんだ1時間以上は紅花液と戯れておりました。

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「いつで終わりってことないからな、自分のタイミングで終わらせれ」

とーさんの言葉で

んじゃそろそろ、とみんなで引き上げる。

 



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なんちゅう紅色や…♡♡♡


そのあとはまた色の定着のために発酵柑橘液に投入

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 この発酵液ももちろんとーさんの手作り。

人間が食べたって最高に美味しい、無農薬の果物を存分に使って、じっくり時間をかけて発酵させた液。

 

 

 

 

ばばーーーーん!!!!

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恭子ちゃんのTシャツもめっちゃ良い絞り&グラデーション♪

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みんなで♡

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ただ染める体験ならね、別に、他でも出来るわけですよ。

 

河北町には紅花博物館もあるし

夏には紅花まつりもあるし

 

 

 

でもね、

この鈴正のとーさんかーさんとの会話とか空間とか時間とか、

そういうのがわたしはなにより好きなのです。

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一緒にいるだけで、たくさんのことを学べる

 

 

 

最後に、みんなで。

 

見事に紅花色に染まった手がなんとも自慢なわたしたち。

とーさん、かーさん、ありがとうございました!!

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3人とも、この学びをそれぞれ持ち帰って必ず次に繋げます。

 

 

 

 

ジャパンレッドを、世界に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして

 

愛してやまない紅花とのひとときが終わり

 

恭子ちゃんと仙台へ。

 

 

 

仙台に引っ越してまだ数日だというのに、もうすでに素敵なお店を見つけているという素晴らしい吞ん兵衛センサー。

 

 

宮城の美味しいお酒と美味しいおつまみで

またしても極上の幸せ。



画像に含まれている可能性があるもの:テーブル、飲み物、食べ物、室内

セリ、牛タン、金華鯖、ホヤ、蟹味噌、イクラ。

 

画像に含まれている可能性があるもの:飲み物、室内

熱燗がしあわせ

 

 








 

 

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 吞ん兵衛同士、最高の宴を楽しみました!

 

仙台ー千歳ってピーチが運航してから嘘みたいな値段だし

恭子チャンが仙台に居てくれるおかげで

 

これから遠慮無く鈴正に行けるかと!!

 

 

 

次は種まき(4月頃?)に伺います!!

 

 

 

 

札沼線に恋して。 その一

 

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みなさんは、乗り物に乗っていて喜びのあまり涙を流したことはあるだろうか。

 

マニアな方なら、あるいはあるのかもしれない。

 

 

 

わたしには初めての体験だった。

 

 

 

 

汽車に乗っていて外の景色を眺めていたら

なんとも言えない幸福感が込み上げてきて

気がついたら涙がはらはらと流れ落ちていた。

景色が美しいとか

夫との時間とか

旅のワクワク感とか

そういう今まで知っている「理由ある喜び」ではなく(もちろん、それらの要素も混じり合っての結果だけれど)

純粋に魂が喜んでいる、あの感覚。

「これ!これ、すごく大切!!」

 

   

 

このときからわたしは恋に落ちたのだ。

 

 

 

札沼線という、札幌(厳密には桑園)と新十津川を結ぶ、一日一本しかディーゼル車が走らない、無くなってしまうかもしれないローカル線に。

 

 

 

 

 

 

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新十津川行き


 

 

 

それまで、汽車も電車も全く興味が無かった。

札幌っ子のわたしは移動手段は車、或いは地下鉄で、電車など滅多に乗ることもなく

たまに乗っても乗り換えが複雑でどちらかというと利用は避けていた。

移動なんて早いほうが良いと思っていたし

面倒なのも嫌いだから、いかに乗換無しでスムーズに目的地に到着するか、それしか考えていなかった。

 

 

 

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もちろん車両にも興味は無い

 

 

 

 

新十津川に移住することになって

札沼線なるものがあることを知り(さすがに学園都市線は知っていたが)

新十津川駅が終着駅であること、

一日一本の往復しか無いこと、

マニアの間では人気であること、

でもいつ廃線になってもおかしくないこと、

そしてそれを守ろうとする地元のひとたちが居ることを知った。

 

 

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以前だったら「小汚い駅」で終わっていたかもしれない

 

 

鉄道にも電車にも何も興味が無いわたしたちだったけれど

それらが「オラが村のこと」になると、話は違ってくる。

それから何度が札沼線を利用して、札幌から新十津川へ、あるいは新十津川から札幌へ、帰った。

 

 

 

オラが村の、という愛着から実際に乗って感じる、

社内に溢れるマニア感(これ大好物)

一日一本、これも無くなるかも!?な希少価値感

 

 

 元々オタク気質なわたしたち

 

わたしも

夫も

あっという間に札沼線に虜になっていった。

 

 

 

 

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終着駅

 

 

 

 そして、はじめてふたりで往復したとき

帰りの便でわたしは泣いたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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到着した朝にふたりで

 

 

 

 

前日は新十津川の新しい仲間と、偶然にも古い仲間にも再開して楽しい一夜を過ごした。

 

 

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夫と新十津川の仲間

 

 

 

 

 

翌朝、いつもの時間に駅に行くと

乗客にまじっていつものお迎え&見送りの園児たち、

そしてたくさんの知った顔があった。

 

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いつもお出迎え&お見送りしてくれる園児たち



 

 

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またねー!

 

ディーゼル車に乗り込み、窓の外のみんなに手を降る。

出発した汽車に、遠くなるわたしたちに、そこにいるみんなが大きく手をふって見送ってくれた。

 


その姿に、まず胸が熱くなる。
 

 

 

 見送ってくれるみんなと車内や車窓の景色はこちらをどうぞ

 

www.youtube.com

 

 

 

 

 みんなの姿が見えなくなって

 

早速サッポロクラシックをあけてひとくち。

 

 

昨晩のことや、新十津川での新しい暮らしを語りながらしばし盛り上がる。

 

 

 

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札沼線でクラシックとザンギ!!ザ・北海道!!

 

 

 

 

 

 

 

景気はどこまでも真っ白で

 

言葉もだんだん少なくなる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふたりとも、毎回いちおう本なんかを用意するのだけど

全く手が出ない。

 

そんな時間がもったいなくて。

 

 

最初の頃はTwitterだのInstagramだのに張り切ってアップしていたけれど、

 

それもしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

かたんことん

 

 

 

 

 

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車窓からの景色はいつも違う

 

 

 

ただ黙って

 

そとの景色を眺めていたら

 

 

 

 

 

 

自然と胸が熱くなり

涙があふれていったのだった。

 

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ただただ流れ落ちる涙


 

 

 

 

 

 

 

何を焦っていたんだろう

何を急いでいたんだろう

何を成し遂げなければならなかったのだろう

 

「簡単、早い、便利、それで良いの?」そんなことを世に問うてた自分…

 

 

 

安近短の正反対の札沼線でのひととき…

 

 

 

やらなくちゃいけないことも

やってはいけないことも

わたしを縛り付けるものは何にも無いのだ。

ただ、いまここに居る自分。

ただ、それだけでいい。

 

 

 

 

 

 

ここにもひとつ答えがあった。。。

 

 

 

 

 

 

飛行機では味わえない

もちろんマイカーでも満員電車でも無理

 

 

ゆっくりと静かに「自分と向き合う時間」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌から片道約二時間。

到着したら10分後にすぐ戻るだけ。

往復したら約五時間。

 

でも、そこに半日かける意味はある(と思う)

 

 

みんながみんな、わたしと同じように感動はしないかもしれない。

 

 

 

 

でも

みんなにもこの時間を味わってみてもらいたいな。

 

 

 

 

 

この時間で

 

なにか、気がつくかも。

なにか、見つけるかも。

なにか、思い出すかも。

 

 

 

 

 

 

単なる「自分の楽しみ」から、

 

「みんなにも知って欲しい」

「みんなとわかちあいたい」

に気持ちも成長しました!

 

 

 

みなさま

是非、札沼線で終着駅新十津川へ!

 

 

 

 

 

 

 

溢れ出る想いが止まりませんので今日はここまで(笑)

 

 

 

つづく。

 

あけましておめでとうございます

と、新年の挨拶をしてみたものの

 

正月らしいことは一切しておらず。

 

大掃除もしないしおせちも作らない。

 

31日に年越の大祓だけは行ったけど

 

 

1日には新十津川へ茅を運び

2日には二風谷へ行き木の皮むきをし

3日には茅刈りへ。

 

お正月を楽しむよりとにかくチセのために働く!なのである、今は。

 

 

まぁ、今年に限らずここ数年で季節の行事的なものはだんだん無縁になって来た気がする。

 

今まではそういうのを割と大切にしてきたし

イベントを楽しむ余裕もあったけど

 

もう「うちは旧暦で動いてるんで、いまじゃないんですよね」的なイイワケをするようになり

 

「いや、そもそも暦なんか無かったわけで。暦どおりに動くとか、無いんで。」

になり

 

「太陽の出方と月の満ち欠けと星の動き、それで何をするかを決めるのだ。」

 

原始人化は進むのであった。

 

まぁ、必要なコトはやりたい&必ずやる、だろうから

やらないってことは必要じゃないんだろーなーと。

 

消費におどらされてるだけのイベント(クリスマスとかバレンタインとか恵方巻きとか)なら、もうやめましょうよ(´Д` )

 

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ちなみに今年の12月24日は我が家は火鉢で天ぷらであった

 

※年賀状についてはわたし個人は何十年も前にやめましたが、夫が毎年張り切っております

 

 

 

 

 

 

さて、そんなこんなでいつも通り生きているわけですが

 

1月2日、二風谷でのカムイノミに参加しスーパームーンとやらを眺めた夜

 

 

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カムイノミの炎



 

とっても印象的な夢…

 

夢じゃない氣もしますが

 

とりあえずここじゃないどこか、で体験したこと

 

記しておきます。

 

 

 

 

 

 

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場所は広い草原。

 

空と緑がどこまでも広がる空間。

そこに数十名の人が座っている…

 

 

イメージとしては、映画「美しき緑の星」の冒頭の総会シーン

 

 

 

 

この映画をまだ観ていないというひとは今すぐ観るべし↓

vimeo.com

 

これほど人は多く無いし

こんなに自由な雰囲気じゃ無い

けど…

 

 

 

 

広がる草原にいる数十名はこれから行われる儀式に際し粛々と待機している、そんな雰囲気。

 

居るひとたちは、知っているひとも知らないひともいる。

知っているひとは誰だったか、今は全く覚えていない。

 

そこへ大麻の幣を持ったわたくし登場。

 

人々に「よっ雪ちゃん」とかなんやかんやいじられ、わたし自身も「なんでわたしがこんなこと…」と思いつつ「やー、どーもどーも」的雰囲気。

 

そこには茅の輪があり

それは大祓のように通過するものではなく、異次元へ行く扉のようなもので

 

 

人々はひとりずつわたしの前に来て、わたしが幣でお祓いをすると

その茅の輪をくぐり、新しい世界へ移動していく、というものだった。

 

ひとりずつ、茅から消えていく。

 

茅の先の、新しい世界は見せてもらえなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

大麻と茅…

 

どちらも祓うものだった…

 

むむむ

 

 

 

今、チセのために夢中になって集めている茅は

そうかそういうシロモノでもあったか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても

いよいよ、本当に出発したんだなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

スピ業界ではアセンションとか言って、

何年も前から世界が変わる、次元が上昇する、等とささやかれていて。

 

 

 

 

わたしは「へ〜」(鼻ほじほじ)くらいに思ってたのだけど、

2年くらい前から「やばい!もう今の世界は終わりだ!急がなくちゃ!」と思うようになった。

 

そいやTwitterにはちょいちょい呟いていた気がするので掘って上げてみる。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

あぁ、今朝はサイマーのヤギャの日だった。七時からの世界同時瞑想、参加出来そうだ。

 

昨日のサイマーの全世界同時瞑想を一緒に受けて夫に大きな光が入った模様。現在の肉体と思考に対して入った光がキャパ越えの為頭痛と発熱で寝込み18時間ほど起き上がれれないでいる。その間に次から次へと「目醒める為の」「目覚めた後の為の」ギフトが届き続けている。祝福されているんだねぇ。

 

そしてわたしはといえばアランが目醒めるのを待ち続けたエドガーのよう。「(以前のことは)忘れておしまい。捨てておしまい。新しい旅に出るよ。」目醒めるのを拒否する場合もあるかもしれない(だからこそこんなに時間がかかっているのかも)。そのままかもしれない。覚醒した夫はどんなだろうか]

 

 

リアルではここら辺で中古だけど新しい車(ノア)がやって来て、紀國家のルーツを辿る青森への旅に出る、紅花染めと出逢う

 

 

2016年11月15日

文明、テクノロジーから離れた生活をしていると昔の人はいかに働き者だったか、わかる。生きる事=働く事だから。火を起こし煮炊きし畑で食糧を作り山に採りに行き家の修繕をし繕いものをし布を織り…とにかく忙しい。お金を得るための仕事とは違い休みなど無い。毎日毎日生きるために働く。]

お金で得られるものは結局「生活のために働かなくて良い時間」であり、それで作られた時間を使って得たお金を使う、そしてまたお金を得るために仕事をする、そういう仕組みになっている。そんな車輪の中でまわるハムスターのような暮らしで満足なのだろうか。いつまで「お金」中心で生きるのだろう。]

お金は悪じゃない。あくまで「交換する手段」。自分の持っている物、作っているもの、または自分自身の能力が「生きる為のなにか」と交換出来ればそれでいいはず。生きる為のなにかを自分で生み出しつつ、自分で作れない物はそれを作れるひとと、その人が作れないもの自分のものと交換する。]

そういう(交換出来る)相手が沢山居ればいるほど暮らしは豊かになっていく。だからわたしはいろんなものを作れるように今、努力している。周りから「交換してほしい」と言われるものを作れるように。わたしが作る物はお金では売らない。最初からそのつもりで作っている。]

もちろんこの世の中全て物々交換では生きて行けない。ローンの支払いや公共料金は「お金」じゃないと認めてもらえないしね(笑必要最低限の「お金」というものを、どこでどう得るか、それも今の課題。現在は夫がサラリーマンなので定期的な収入はあるけれどそんなものいつまでも頼ってられないし。]

この時代にこのようなことを呟いてるとわたしのほうがおかしい思われるかもしれないけど、わたしから見たらこの世の中は既に「変わった」。それに気付かずに「今までの暮らしが当たり前にある」と思っているひとたちにわたしは危機感を覚える、けど他人のことは関係無いから、みんな好きにしたらいい。]

マトリックスの世界。眠らされていることに気付いてチューブを引き抜くのは、青と赤のキャンディのどちらかを選ぶのかは、自分。気付かずにずっとバビロンの世界で眠っているのも幸せなのでは。事実、殆どの人が気付かずに今、いるんだから…そこのあなたもね…]

目醒める必要がある人は「あなたにとってのモーフィアス」が現れることでしょう。モーフィアスに出逢っても外の世界を信じられない、夢の中のままで良いと選択するひともいます。それも自由です。そういうひとはこのまま安らかに死んでいたら良いと思います。]

 

 

不食生活開始、初めての蚕を飼い出す&ひたすら足袋を縫う日々

 

2017年1月14日

「わたし」のしごとは広げることはしない。狭く、より狭く、内に、密に、濃厚に。誰も知らなくていい。本当に必要なひとだけに届くように。だから、わたしがなにをやるか誰にも語らない。この、わたしの、ほんとうの、しごとだけはわたしの中でただただ熟成せさてその人のところで花開く。]

だから、わたしは所謂成功ビジネス的な物に全く興味はありません。人の成功と「わたしのしごと」は全く関係が無いから。そもそも成功ってなんでしょう。その人がその人のやるべきことを成せることじゃないでしょうか。そのやるべきこともわからず外に「何か」を求めている姿は滑稽でしかありません。]

 

 

 

大阪にて 立春の「本命属星祭」参列

 

2017年2月7日

「わたしがやりたいことの為に必要な情報はダウンロードしてくれてるんだけど、わたしのカラダがポンコツでダウンロードしたファイル開けないんだよねー、OSバージョンアップしないとさぁー(笑)」という話を友人にした昨日。寝ている間に見たのは夢か…→]

→ここ数日の出来事や体験の「意味」のようなもの…あらゆる情報の波、知識の渦のようなものが押し寄せて来てその中で揺蕩っている自分…その圧倒的な量、密度に苦しいくらい。うまく言葉で表現出来ないけれど…「あぁ、わたしは全部わかってるんだ…」と思った。→]

→ふと目が醒めて、さっき感じた知識・情報全てが記憶にない(泣)改めて「全てを識っている自分(チビ雪)」と繋がることが大切だと思ったし、そのため(OSバージョンアップ)の不食なんだと思った。]

わたしの自由な生き方に、被害者意識や批判、不安は必要無い。そんなもの持って自由になんかなれないから。いつでも軽やかにわたしはわたし〜♪と好きなようにしていればいいのだ。]

 

 友と東京へ。

その後、ひとりでまた東京。

大麻、絹、ボロ、おおちゃんへの挨拶…改めての東京旅。

 

 

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夢のはなし。昨日は「種を育てろ」だった。わからなくてうなされた。今朝は「命を眠らせて、眠らせた命を蘇らせろ」だった。藍のこと?「それを人間にも」…全く意味がわからん。もっと具体的に指導して欲しい…]

 

 2017年3月13日 

全員「体験」をするために、この世に来ているわけで。安定安心安全を希望するなんて、ディズニーランドに来てアトラクション全拒否してるようなもん。泣いても苦しんでもそれはアトラクション満喫してるだけ、安定なんかよりよっぽど豊かな人生だよ!もっともっと、「体験」しようよ!]

泣きたくない、苦しみたくない、安らぎたい、幸せだけでいたい、なんてのは自我の思い込み。体験は体験でしか無いのに、それに善悪をつけて勝手にもがいてるニンゲン達(笑)わたしはアップダウン激しい、たまにグルッとまわっちゃうジェットコースター人生最高に楽しいけどなぁ!]

 

 

夫が会社を退社

 

ブッシュクラフトを学び始める(仙台〜茨城の旅)

 

ホ・オポノポノと仲間に逢いに、大阪&神戸へ

 

2017年4月9日 

『癒し手側がありのままで完全であるということを体現していれば、その人と一緒にいるだけでその周波数を上げ、特別なことをしなくても、癒しも解放も起こるようになる。だから余計なことをするな。あなたがただそれであれ。』うん。なんとかしようとしなくても、勝手にそうなる時代よね。]

 

2017年4月10日

女性も男性も双方がアーキタイプの罠にはまり、決められた役割に縛られて「人生はこんなもんだ」と自分が望まずとも期待する通りの人生を生きてきました。 今はどうでしょう?現在は女性も男性も「自分が何者であるのか?」その問いに開かれた時代です。何かに自分を同一化しても、しなくても、いい。]

ここんところのメッセージは「もう(本当の意味で)女になっていいよ」なんだよね。女性性の解放、なんて何年もテーマとしてあったけど「いやいやまだまだ負けてらんねぇ!」って男性性の部分だけで頑張ってた気がする。バランス悪いのが身体にも出てるってわかって、いい加減解放しないと壊れるなと。]

夫が本当に目醒めて、もう任せても大丈夫って安心したのかもしれない。夫がマトリックスの世界から抜け出せないようだったらもう置いて行くしかない、わたしが頑張らなくては、と必死だったから。あとは良い意味で夫に頼って、任せて、お互い支え合いながら流れて行こう。もう、闘わなくて良いんだ。]

 

2017年4月19日 

うん。やっぱ人生そのものをクリエイト出来てる人と一緒に居るのが楽し♪外界に振り回されてるだけのひとと一緒にいるの全然つまんないー。だって、展開が全然違うんだものー!]

 

 

 ゆだねきる旅へ出発

新十津川の土地に出逢う

夫が会社を設立

 

 

2017年6月10日

そーなのよ、器。今の、そんなちっこい器で良いわけ!?小さくまとまってるから次に行けないんだよ。今の器ぶっ壊して、無限に広がる器に乗り換えなよ。自分がマメ器だって気が付かないひと、恐くて乗換出来ないひと、新しい器が見つけられないひと、いろいろ居るけど→]

→とにかく、「自分に制限をかけない❢❢」これに尽きる。あなたは何でも出来るしどこでも行ける。勝手にストップをかけてるのは自分自身。そういうひとは出来ない言い訳だけは上手だもんね〜。(今までの)自分という器、よーく見てみたら良いよ。あなたが憧れてるひとの器と比べたらいい。]

これ、ほんと実感があって周りの人にも言ってるんだけど。もう同じ列車(わたしは「ノアの箱船」と表現して来た)に乗ってないひとは、サヨナラするしか無い。家族だろうが親友だろうが関係無い。『今はパラレルワールドの分岐点を過ぎたところです』https://t.co/oifxUcouPi]

わたしは今年の春分が最終締切だってなんとなく思っていて、それまでに夫をこっち側に連れて来るために必死だった。現代社会や一般常識と分断させるために会社を辞めろ、そうじゃないと一緒に旅立てない、そうなったら、もう一緒には居られないのだ(現実的に離婚)と、半ば強引にこっちに連れて来た。]

おかげで夫は最終列車に飛び乗る事が出来、無事目醒めてくれた。わたしはそれだけでもう充分に幸せ。このあとは、何があっても何も無くても心配無い。それくらい、もう「終わった世界」、「マトリックスの世界」との分断は重要だった。これから世界が違うひととはどんどん離れて行く。]

自覚と覚悟が無ければ、うっかり箱船から落ちてしまう可能性もある。「今」はそれくらい分断が紙一重。引越、転職、離婚、、変化が必要なひとはまだまだ必要事項として続くだろう。新しい世界に行くのは辛い、しんどいかもしれない。別れがたいかもしれない。選ぶのは本人の自由だ。]

例え箱船に乗らなかったとしても「その(マトリックスの)世界」で生きて行けるのだから、それはそれでいい。ただ、目醒めてしまったからには、そちらには戻れないだけで、今のままその世界に何の疑問も無く生きて行くのも、パラレルワールドのひとつとしてアリだろう。]

 

小石丸が来る

チセに憧れ出す

アットゥシ織の修行開始

 

2017年6月25日

人を変えようとか、わたしは思ってないのよね。わたしがしてることで誰かが何かを感じたら良いとは思ってるけど。他人に興味が無いのさ。同じようなひとが近くにいたらおもしれーな、ってだけ。]

わたしは、わたしのこれからの暮らし方の理想がハッキリしたから、あとはそれを現実化するだけでいい。必要なものは愛する夫と愛犬、それだけ。あとは一緒に楽しく過ごせる土地とか、移動する車があればいい。]

家族は血の繋がりじゃない。一緒に居たいのは全く他人だったりするから、わたしの家族は他につくる。好きな人たちだけで、ゆかいに暮らす。もう、それは妄想でもなんでもなく、ビジョンとしてみえてるから♪]

 

 

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紅花の修行のため山形へ

 

なんだろう…魂がムズムズしてる。もうちょっと、もうちょっとでまた新しい扉が開く気がする。わたしがやってることの意味…いや、意味なんか無い、、、理由、かな…わかりそうな…]

 

タイニーハウスってさ、単なる小屋暮らしじゃなくて、生き方そのものなんだよね。新十津川でのタイニーハウスコミュニティを想像しても、あのひととなら暮らせるなぁと思える人とそうじゃない人はハッキリわかれる。好き嫌いじゃなくて、生き方暮らし方が違う。全てにおいて、自由か否か。かな。]

そうそう。最近降ってくるテーマが「血の繋がらない家族」なんだよ。わたしはお互い好きで、全てを支え合いたいと思えば家族なんだと思ってる。むしろ全く価値観の合わない親や兄弟はもう無理。いま、そういう家族を作ってるっていう意識。新しい土地で、そういう家族と、これから暮らす。]

いまのわたしの価値観と合う人がそもそも少ないけどね(笑)電気もガスも水道も、もちろん風呂も水洗トイレも、スーパーもコンビニも無しで暮らせるひと、そうそう居ない( ̄ー ̄)ニヤリ暮らしを自分で作れるひと限定。あーでもそういう仲間との暮らし最高だな〜❤]

 

 

はじめて新十津川でのアイヌの歴史を知る コタンと碑に出逢う

アイノモシリ一万年祭で「ニシキトベ」の存在を知る

 

 

船は出ました。いま付き合ってるひとの9割とはお別れすることになると思います。「寂しいだろうけど」って言われたけど、ぜーんぜんさびしく無いのよねー。むしろ、スッキリ&楽しみ!今までの人間関係に何の未練も無い(親兄姉友人全て)。新しい世界の、新しい人との暮らし。ワクワクしかない♡]

 

新十津川で「タイニーハウスコミュニティ」を作ろうとしているんだけど、最近その言葉より「コタン」(アイヌ語で「村」)のほうがしっくり来るなと思ってたので、自分のコタンの長には、なるのかもしれないな。「トベ」が女酋長という意味らしいので「ユキコトベ」だなw

 

そういう同族かどうか嗅ぎ分ける、みたいな目に見えない部分はこれからもそういうのが得意な女性であるわたしが担当していくんだと思う。そして、目に見えない部分を現実化していくのが得意な男性である夫がそれを担当していく。

 

 

 

 

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チセを建てることが決まる

新十津川でのカムイノミ

レラさんに新十津川「シピラサコタン」を命名してもらう

岩手オーガニックフェスタ

紋別でのカムイノミ

阿寒まりも祭り

猫が来る

青森へカムイノミ

ひたすらチセの材を集める

 

現在に至る

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というわけで

 

このTwitterアカウントは大麻事件があって大麻関係を断ち切りたくてそれまでのアカウントを削除して新しくつくったものなので、

それ以前のツイートはもう掘れないんだけど。

こんな感じで、2〜3年かけて、少しずつ実感して納得していったんだね。

 

もちろん、まだこれからも「新しい世界」は続く。

 

 

パラレルワールド、というのも体感としてあるから

 

古い世界も新しい世界もごちゃまぜになっていて

 

今、この瞬間、なにを選ぶかによって新しい世界はどんどん変わって行くのもわかってる。

 

だからこそ、瞬間瞬間を大切に、自分の意識を大切に、何を選ぶかを大切にしていこうと思う。

 

 

 

これを読んでるそこのあなたとは、新しい世界で遊べるだろうか?

 

 

 

何がどうなっても

楽しみでしかない

 

そんな2018年の幕開けでした。

 

 

春蚕の 煮られん事を 知らずして 桑を食みて しかも自ら 纏うが如くなるのみ

 (源信)

蚕は煮られる事も知らず自らを糸で包み込んでしまう

人も同じように自分の業でがんじがらめ 自分から自由になるのは本当に難しい

 

 

レッツ自由♡

これからもよろしゅう♡