一食、微食、不食
本によると、不食への道は段階を踏んだ方が良いらしい。
もちろんいきなり「まったく食べない」を実践出来るひともいるのだろうけど、
無理は禁物。
まずは普段の食事の量を減らし、一日三食しっかり食べているなら二食へ、
そして一日一食にし、次に微食
(微食というのは「食事」ではなく、例えば青汁とか野菜ジュースとか果物とか、少々腹に入れる程度、微量の食のこと)
そしてゆくゆくは不食へ、とおすすめしてある。
わたし自身、集中力はあるけど持続力が無いタイプなので
いきなり実践は可能だけど、きっとそれだと長続きしない気がする。
ダイエットにおけるリバウンドと同じで
無理をするほど反動が大きいだろうから
まずは一日一食にして身体を慣らす
↓
数ヶ月で慣れていけるかな、と思ったら微食にする
↓
三年後くらいには不食になってるといいなぁ〜
というゆるい設定にした。
元々朝は食べない派だったので、二食から一食にするのはわりと簡単。
不食を始める前は
11時〜13時くらいに割としっかりめの一食、
18時〜19時くらいに軽く一食、
そして夫が帰宅後、晩酌に付き合いながら軽くつまみ、酒を呑む
という感じ。
それを昼を抜いて夕方に一食に置き換えてみる。
まぁ、もちろん普通にお腹は空くけど
耐えられないほどでも無く
それもやっぱり慣れで
その空腹が当たり前になり、気持ち良くなってくる。
食べたら食べたで、美味しい嬉しいと満足感はあるものの
食べ過ぎると一気に身体が重ーく感じる。
お腹いっぱい、は厳禁だと実感。
少食かつ腹八分。
なので、必然的に「心と身体が満足するものを少しだけ」に移行していった。
食事も、お酒も。
この「満足感」というのはかなり重要で
何で満足するか、というのはさておき
「うわー美味しい!もう、これで充分!!」と思えると
(このときの魂の震え、感動を味わうことも重要)
もうそれ以上は必要無かったりする。
これはいまのところ毎回毎回感じるわけでは無いけど
たまにこの魂の震え、感動を味わえる時があって
その満足感は、それだけで充分一食に値する。
「もうこれ以上、食べなくて(呑まなくて)いいよぉ〜♪」って
身体がハッピーに教えてくれる。
満腹じゃなくて、満足。
(ん???なぜ足なのだろう…)
ただただ空腹を満たす、欲を満たすためだけに食べるのではなく
(殆どの人の食事とはこれだろう)
心が満たされる、「あぁ、幸せ」と思える食事。
今までは、お酒は特に量を呑むから質を抑えてたところはあるんだけど
この満足感を最重要にすると、少々値が張るお酒を選んでもぐっと量は減る。
カラダの為にも金銭面でもそれで良いではないか!
さて、その「満足感」を得る
そのためには自分の本当の声、カラダの声が聞けるかどうか、というのも大切なのだけど…
それはまた別の話なので
別の機会に。