あ し あ と 。

生きてます。自由に。

身体のメンテナンス

不食を始める直前に行った温熱整体の治療院。

 

2ヶ月程苦しんでいた腰痛に見かねて友人が紹介してくれた、自宅でひっそりとやっているという先生。

誰にでも身体を触られるのが大嫌いなわたしは飛び込みでそういう店には行かないのだけど

気の合う友人からの紹介だったので、その先生もフィーリングはバッチリ

安心して身体を任せる事が出来た。

治療も気持ち良く、スッキリと帰って来たのだけど

腰痛は「少しマシ」になったくらいで、まだまだ痛い…

 

そして

その直後不食の本を読んだのか、それをきっかけにネットで調べたときに読んだのかもう忘れたけれど、どこかで見た

「20年来の腰痛が治った」との一文。

 

本を読んでスイッチは入っていたけど

もう、それで俄然ヤル気…

というより、藁をもすがる思いだった、そのときは。

 

だって2ヶ月、何をしたって治らなかったんだもの。

元気はあるものの、ただただ腰が痛くて自力で立ち上がれない毎日。

病院には行かなかったけれど(どうせいつものように鎮痛湿布出されて終わりだ)

腰痛体操やら足湯やらマッサージやら

調べたり教えてもらえるものはなんでも試した…けど…

一向に回復せず(/ _ ; )

 

そこで「20年来の腰痛が不食で完治!」である。

 

頼むよ…食べないで治るならいくらでもやるよ、不食

 

というわけで

やれる!という確信と共に

祈りにも似た思いで不食を始めたというわけ。

 

長い事苦しんだ原因不明の腰痛は

単に不食への誘いだったのかと思わずにいられない。

 

全てに意味はある…

 

 

 

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で、本日

前述の治療院に、一ヶ月半ぶりに行って来た。

 

行ったのは治療というより、先生とある品のやり取りをする為で

ついでだからメンテナンスして〜という感じで行って来たのだけど

 

これがまたひっじょーーーーーーに面白かったわけ!!!!!!

 

足湯に入りながら「腰の調子はどう?」「前に比べたら全く痛み無しです!」的な雑談をして、施術ベッドへ。

 

身体に触るなり

 

「あれ〜?」

 

前回気になったという腰椎何番だか(忘れた)と胸椎何番(同じく)をチェック、

「うん、良くなってる」

 

「っていうかさーーーーーーー!!!!」

 

「なに!?なんか、身体が全然変わってるよ?別の人の身体触ってるみたい!」

 

「なに、この筋肉のしなやかさ?え、前回来たのいつだっけ?」

 

とカルテをチェック、

 

「一ヶ月半で身体ってこんなに変わる?」

 

カルテに記入してある、先生の前回の施術を元に

「ここは?」「ここはどう?」「前回酷かったんだよ」

「うーん、それほど、ですねー」

「だよね!?全然筋肉違うもん!」

 

というやり取りがだいぶ続き、

あまりにも先生が驚いている&不思議がっているので

 

そして

 

「雪子さんは食事に気を使ってるほうよね?」

「肉はあまり食べないわよね?」

 

という誘導(ではないのだろうが)があり、

 

ついに告白。

 

「いや、、、実は、、、誰にも言ってないんですけど、「不食」はじめたんですよね…」

 

変な奴だと思われるだろうか…

 

「ダメよ!ちゃんと食べなくちゃ!」なんて怒られるだろうか…

 

 

と思うヒマも無く

 

「あーーーーーーーーーーーーー!!!!

 そうなんだ、納得、納得!!!!!」

 

非常に理解のある先生で、その後も

 

「身体ってこんなに変化するのねぇ」「すごいなー」

「人体実験見せてくれてありがとう」

 

と非常におもしろがってくれてw

 

しかも瞬時に判断して、次のアドバイスもしてくれた。

 

「うん、肉体のいろんなところにまだこびりついている不純物みたいのが、今出て来てるね。季節的にもこれからデトックスの時期だから、肝、腎、副腎あたりを刺激して、白湯をいっぱい飲んで、尿としてどんどん出して行くともっとスッキリするよ」

 

足裏のツボを教えてくれたんだけれど、いてーのなんのって。

でも確かにスッキリする!

 

そして見えない部分もとても敏感な先生なので

「肉体の不純物もだけど、例えば感情とか記憶とか、そういうものも出て来るから、そちらも同時にデトックスだね」。

 

な、なるほど、、、、、

 

施術が終わって、二人で肉体の神秘についてしばらく語る。

 

「からだって、正直なんですねぇ…」

とわたしがつぶやくと

テーブルの上にあったお花を指差し

「汚れてる花瓶から水を抜いて磨けばすぐ綺麗になる。

身体は、それだけのこと。三次元的にこうしたらこうなる、それだけだからね〜」

 

この例えは言い得て妙だなと思った。

 

今までは食事をすることで身体を常に汚していたのだ。

水(食事)を入れっぱなしの花瓶(身体)をいくら磨いたって花瓶の中は綺麗にならない。

水を抜くこと。それが大事なのだ。

 

自分自身では身体の変化に実感があったけど、こうして客観的に「変わったよ」と断言されると実証されたようで素直に嬉しい。

 

そして「不食は身体に良い」「不食は身体を変える」を自分の身体で実証出来たわけで、これがなによりも嬉しい。

 

良くなった、というより変わっちゃった、だもんなぁ。

食べないだけで。

 

 

そして正直な身体に対してなんと面倒なアタマ(思考)ちゃん。

 

不食生活を始めてから、思考もクリアになっている実感はあるけれど

まだまだ、いろんな思考、感情で身体を縛り付けているんだなぁ…

 

こちらも同時にデトックスして

もっとクリアに!

もっと正直に!

もっとワガママに!

もっと自由に!

 

生きて行こう。

 

つくづく思う。

 

不食は「自由な生き方」なんだ。