フルムーン旅行記 四日目 〜最終日
今回の旅のメインデーといっても良い本日。
最初は乗った汽車ごとにアップしようかと思ったが
改めて下書きを見たら「ただ汽車の写真がいっぱい載ってる」ってだけになっていたので
写真の数を厳選して大幅に減らし、無理矢理一日にまとめた。
それでも、ほぼほぼ汽車の写真。
では、御覧ください。
JR九州の観光列車(一部)たち。
昨晩は部屋から観覧車が見えた(それがどーした)けれども
今朝は部屋から駅と電車と新幹線が見えるんだじょー!
(これも「それがどーした」かもしれんが)
さぁ
なんといっても今回のフルムーンのメインイベントは本日
JR九州の観光列車に乗りまくりの旅〜〜〜〜❤
そもそも、「観光列車」なるものがあることすら、知らなかった。
ついこないだまで。
電車は移動の手段、だとしか思ってなかった。
だから全国に「乗ることを楽しむ」列車があることを知ってそりゃもう感激した。
ワクワクした。
全部乗ってみたい!と思った。
「これに乗りたい!」
それだけで人はその土地へ行くのだ。
人生初の観光列車は「はやとの風」
ふわぁぁぁ
かっちょええー!!!!
な、内装がまた
ウッディで素敵…!!
こんな電車見たこと無いー!
(なんせ人生初なもんで感激しすぎてブルブル)
初心者過ぎて、興奮しすぎて、どこを写真に撮って良いやら状態
どこを見ても「すっごーい!」「ナニコレー!」の連続なのだ。。。
だって、今まで知ってた(移動するためだけの)列車と全然違うんだものー!!
とにかく
ワクワク
ドキドキ
嬉しい〜〜〜〜〜❤
9:31 鹿児島発
今まで「携帯でじゅうぶん、一眼なんていらないっしょ」 と言ってたひとがめっちゃ夢中で撮っておりますw
桜島〜
大興奮のうちに、あっというまに
『はやとの風』が『はやと駅』に到着-!
ここで、旭川のぽっぽやさんに「JR九州に乗るなら!」とおすすめされた、九州駅弁グランプリで三年連続グランプリを取ったという
駅弁『かれい川』を受け取る。
こちらはJR九州のみどりの窓口での事前予約制なので、従兄弟にお願いしておいた。
中にはお品書きが
<本日のご飯>
竹林に囲まれた嘉例川をイメージし霧島の棚田でとれた「ひのひかり」に地元嘉例川の松下さんが原木栽培したしいたけと竹の子を一緒に炊き込みました
<おかず>
ガネ 鹿児島特産の紅さつまの天ぷらです。野菜の水分だけで作り、揚げました。
※ガネ=鹿児島弁で蟹のことをガネといいます。揚げ上がった形が蟹に似ているところからこの名前がついたと言われています。
千切り大根の煮物 嘉例川の豊富な野菜の中から、千切り大根と蒟蒻の煮物です
みそ田楽 茄子と南瓜を香ばしい手作り麦味噌で田楽に仕上げました
スセ(酢の物) 大根と人参をさっぱりと仕上げました
嘉例川コロッケ 地元のしいたけ竹の子を混ぜ込んだ満腹コロッケです
んまー!
駅弁なのに、このこだわり!!
期待が高まります!!!!
じゃーーーーん
竹皮の弁当箱に、素朴かつ美しいお弁当…はう〜❤
むむっっっ
これは…
うまし!!!!!!
と、食べ始めたところで
その「嘉例川駅」に到着〜〜〜〜
あーーーーーーーーーーー
良いですね。非常に良い雰囲気。
こういう駅舎が残っているというのも素晴らしい!
にゃん太郎くんがお出迎え❤
停車時間をたっぷり取ってくれているので、一駅一駅ゆっくり楽しめる。
こんな記念撮影も。
次は霧島温泉
ここでは地元のかたがお茶などを振る舞ったり販売したり。
こういう、地元のかたと触れ合える時間も大切〜
ちゃんとお互いに協力体制があるのも素晴らしいよね。
列車がカッコイイだけですごく様になるw
手を振ってくれる、それだけで嬉しい
お次は大隅横川駅
ここも木造で鄙びた感じがたまらん
ここでは「ぽっぽ市」てのをやってるんですな
季節柄、どこの駅にもお雛様が飾ってあった
どんな景色でもいちいち素敵なので写真を撮りすぎてしまうw
電車だと(電線があるので)こうはいかないよなー
最後に、乗務員のかたと。
とっても明るくて優しくてめんこいかただったので。
11:11 吉松駅に到着
穴があったら顔を出さずにおられない
イイ感じの売店
じゃーーーん
次の汽車は「いさぶろう・しんぺい」号
明治時代の鉄道の偉人から名前をいただいたそう
朱塗りの汽車も渋い!!!
さっきの売店のおじさんが駅弁売りに〜!ワオ❤
11:49 吉松発
こちらの内装はシック
か、カッチョええ…っっっっ!!!!
先ほどの売店で「お茶ください」と言って出てきたのがコレ。
懐かしい〜!まだあるんだね〜!タマラン!!!!
こちらもどんな背景でも様になる〜
嬉しい顔ってこんな顔
しかが入ります!!
猫駅員は多いらしい
しつこいようだがカッコイイ
さて、この「いさぶろう・しんぺい」号といえば
『スイッチバック』。
スイッチバックとは、険しい斜面を登坂・降坂するため、ある方向から概ね反対方向へと鋭角的に進行方向を転換するジグザグに敷かれた道路又は鉄道線路である。(ウィキペディアより)
こーゆーことです(わかるかな?)
あのへんでスイッチバック
線路があちらにも
方向転換するので運転士さんも移動する
おぉ、あれがさっき通った線路だ
車内にはいさぶろう氏としんぺい氏の話の画像が流れていたような気がするが全く頭に入らず
ここが日本一の車窓風景!!
の、肝心の風景画像が、何故か無い!!!!何故だ!?
風景を撮っているひとの画像だけがある、、、、w
撮り鉄さんの気持ちが良くわかる
撮りたくなるもの!!
一眼レフで撮ると夫も無駄に綺麗である
山の中なのでトンネルも多い
運転士さんもかっちょええ
この大畑駅は、出世するというジンクスでたくさんの名刺が貼られている
ドリーム・ラヴァー名刺を探せ!!
だるまストーブ
ヤカンから湯気
名誉駅長さんと地元の方がお漬物でお茶を飲んでたようです
ええなぁ、地元のひとに愛される駅。。。
ちょっと好きな一枚
そーこーしているうちに
13:05 人吉着
人吉駅にはお城があった
ファイナルは『かわせみ やませみ』号
ブルー&グリーンのかわせみやませみ号。
赤との対比がまた美しく。
13:20 人吉発
こちらはなんともゴージャス感あふれる内装!
興奮しすぎて車窓そっちのけでほぼ車内探検w
だって!
カウンターまであるのだぞ!
焼酎まで並んでいるのだぞ!!!!
てっテーブル席が!
くつろぎ感がハンパねぇ~!
た、楽しすぎる…!
車窓も眺めますよ
焼酎を片手に…
この焼酎がまた、なまら美味かったんだわ!!
銘柄忘れたけど(;´Д`)
駅弁はやっぱこのスタイルで売って欲しいよね〜
こちらの撮影している男性
多分、『はやとの風』から一緒だったと思うのだけど
我々がキャッキャウフフと楽しんでおったら
「こちらの眺めが良いですよ」と話しかけてくださり、すっかり意気投合。
その『787の風』さんオススメのくりりアイス、美味かった!
スイーツ興味ない星人なので、多分オススメされなかったら食べなかったと思うけど、これはぜひ食べるべき。
乗務員さんから「VRメガネ」をオススメされチャレンジする夫
装着して挙動不審な夫
わたしもチャレンジしたけど、これは、、、、酔います!
弱いひとは要注意w
こういう細かいところも素敵(麻の葉柄❤)
気がついたらもうすぐ到着、、、、
都会感が出てきた
この汽車の旅も終わりかぁ〜〜〜〜
さびしいな、、、
15:01 熊本着
熊本駅は震災の影響でまだ工事中
熊本といえば!!!!
世界のくまも〜〜〜ん❤(イッてる風の目がコワイ)
外にはおてもや〜んもおりました
真似したけど、わたくし体幹がなっておりませんな!鍛えなくては。
熊本から博多まで、「つばめ」号でびゅーん。
おっと、新幹線はやっぱり違うなぁ。
今までの汽車とは別物だね、、、当たり前だけど。
都会を凄い速度で走る新幹線
わたしはさ
札沼線に出逢って鉄道のことを好きになったから
やっぱり『田舎をゆっくりと走る汽車』が好き。
新幹線の威力(スピード&大量輸送)は凄いと思うけれど
わたしが好きなのは
何も無くて全てが有る、あの「景色」と「時間」なんだ。
そして観光列車もなまら楽しかったけど、
あのなんの細工もしていないキハ40が一番好きだと思ったよ。。。。
16:59 博多着
また従兄弟家族と合流
忘れた携帯を受け取り(;´∀`)一緒にお食事。
なんだか有名な鶏料理のお店を予約してくれたんだけど
なんとわたくし、年末にある鶏を食べて3日間吐きまくるという体験から鶏がダメになってしまい、、、
このあともあることからほぼ食べず。
長女さくらと。
従兄弟家族はお父さんがJR九州(しかも元JR北海道)勤務の「隼人」(はやとの風)、長女が「さくら」(新幹線さくら)、次女が「すず」(特急すずらん)と、鉄オタ一家のようですが、別に狙ったわけではないようです。
偶然にしてはすごい。
ちなみにお母さんは「早苗」。
惜しい。列車ではなく農機具だった。
従兄弟家族とわかれ
よっしゃーーーーーこれから大人のじかーーーん!!
博多といえば!!!!!
塩
じゃなくて
屋台だべ屋台、やーたーいーーー!!(無類の屋台好き)
ひゃっほぉぉぉぉぉいいいいいいいい
汽車とはまた違う興奮!
は、早く呑むべ!!
ここからご一緒してくれる
こちらもブッシュクラフト仲間のやっしー☆
九州ブッシュクラフトチームと異常に仲が良い夫w
妬けちゃうほどの男同士の絆です
実はわたしの希望で「九州ジビエが食べられる屋台」というのに最初に行ったのだけど、ジビエが何も無くて
(´・ω・`)ってなって、すぐ移動してこの写真は二軒目
いい感じに酔っ払ってますw
そんでもう記憶があやふやですwwwww
これは薩摩芋の天ぷらですね
ケースの写真を撮るもこれはなんだ?w
これは…明太子の天ぷら?
ここでも一緒になった地元女子大生と仲良くなって一緒にぱちり。
このあとは、、、、
いい感じに記憶をなくしましたが
多分
無事にホテルに帰り
ぶっ倒れるように眠り
翌日元気に博多空港へ。
博多空港、中心部からめっちゃ近くてびっくり!
地下鉄で10分で着いた!
最後も従兄弟家族が見送ってくれて。
最後まで九州グルメと焼酎を堪能し
真っ白い北海道へ戻ってきました〜
ただいま北海道!
こうして
47歳バースデー記念
合わせて88歳フルムーン旅行は終了しました。
すべての体験が
これからの未来を作る
思い返しても深い深い旅でした。
きっと数年後、このブログを見て
鉄道初心者だった頃の自分の懐かしく思う(はず)
車中泊の旅も
列車の旅も
それぞれに良さがあって。
フルムーン、次回は12日パスポートで行きたいっっっ!!
と誓って終わりにします。
おわり