東京学びツアー 1日目
旅ネタもたまって来ております。
どうしてサクッとブログが書けないのか。
「学びたい」ことが重なったので東京へ学びツアー。
ひとりで行く予定だったけど、相棒の恭子ちゃんが「行くー♡」と言ってくれたので、急遽二人旅。
もうワクワクしないわけがありませぬ。
しかも恭子ちんは(出張の多い夫のお陰で)プレミアムクラスの会員様なので、同伴者もたいした優遇される、らしい。
チェックインする場所自体が一般ピーポーと違うっつーのもあったけど
我々が一番恩恵を受けたのは『酒が飲み放題ラウンジ』。
もう、当然、朝っぱらからビール♡
ここでは各社のビールがずらり!!
うっきゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!
ま、クラシックしか呑みませんけども。
うふふふふふふふふふふふふふふ♡
ほろ酔いで東京入り、
相棒さんはこちらの生まれなので道案内してくれる!!心強いー!
いつもはスマホ片手にドキドキウロウロだけれども、今回は安心してついて行くだけ。
(その昔、新宿駅の中で迷子になった)
さて、その新宿駅から歩いて到着した最初の目的地。
こちらで開催している『麻の着物・絹の着物』。
もう、このタイトルで「わたしが行かずしてどうする!?」状態。
まさにわたしが全身全霊をかけて作ろうとしているもの、それが
麻の着物 であり 絹の着物なのだから。
とはいえ所謂、着物=和服を誂える、という意味では無く。
わたしにとっては着物=着る物
和服に限らず、身に纏うもの、という捉え方です。
展示の中では
一階の『絹と麻の糸〜布作りの部』は、ここ数年人生かけて真剣に学んで来たお陰(?)で、ほぼほぼ知っていることでした。
車産業が栄える前は紡績会社として名を馳せたらしく「糸の日産、織のトヨタ」と呼ばれていたというのは初めて知ったな。
二階の『衣と歴史』の部は ( ※『〜の部』はわたしが勝手に命名したものです)
とっても勉強になりました。
北海道という土地の、ましてや糸や衣という分野での歴史といえば
アイヌのアットゥシ織くらいしか無いし
田中忠三郎さんの影響で学んだ東北の衣服も、「生活するため」のもので
それらはそれらでもちろん意味があって、そういうことを知りたくて学んで来たのだけれどー
平安時代の雅な方々がこの季節に、こういう素材で作ったこんな着物を、、こういう意味で着ていた、なんてのは
「ほぉ〜!!!」の連続。
「日本と衣」というジャンルで学んだ感じです。
和服って本当に美しいし、奥が深い!深すぎ!全然勉強足らず。
和装の方も多かったです。
真面目なお着物姿の中では、アイヌ刺繍のベレー帽にアイヌ刺繍の半衿というわたしはかなり浮いてましたけどねw
さて、お次は、「湯文字講座」。
湯文字とは!?
まぁ、所謂「腰巻き」、洋服と共にやってきた『おパンチー』以前の昔の女性の下着です。
講座は、わたしのバイブルでもある『着物という農業』
の著者、中谷比佐子先生のお弟子さんに教えていただきましたー!
湯文字の付け方はサイトにも載っているのですが、字面を読んで自力でやってみるのと、実際に教えてもらって着けるのとは大違い!!
力を入れる場所、力の加減、入れ方、そりゃー身体で体感しないとわかりませんわ。
この湯文字、紐で結ぶのではなく「力布(ちからぬの)」で締めて、折り込んで終わりなので、キチンと折り込んでいないとハラリと落ちて来てしまう。
(実際その後自力で着てキチンと出来ていない時はずり下がって来た)
その代わり、しっかりと締めて折り込めば、それは素晴らしい補正になるのです!!
しかも、美しいだけではなく、骨盤を締めて整えるので身体的補正にもなるので、腰痛持ちにピッタリ!!
見よ、この見事な下着姿w
縦に一直線にストーン、これが理想。
ウエストが細かったりバストやヒッブが出てたりするのは美しく無いのです。
洋装と全く逆ですね。
わたしも不食生活でかなり細くなってしまったため、今までしなかった補正(ウエストに巻物をひとつ増やす、お尻の上にパットを乗せて平らにする等)をするようになったのですが、この湯文字のお陰で尻パットは無くても良くなりました!
力布を後腰部(尻の上)に入れることによって、パットの代わりになるからですー!
お見事、湯文字。
これ、和装のときだけじゃなく普段から取り入れたら良いと思うわー。
わたくし、個人的に『3N(スリーエヌ)運動』というのをやっておりまして
◎ノーパン
◎ノーブラ
◎野糞
を推進しております。
最後の野糞についてはまた別の機会に熱く語るとして
ノーパン、ノーブラ。
女どもよ!!もう、無駄な下着の締め付けから解放してあげようぜ!!
マジいらねっすよ、イマドキの下着。
お股に常時、布(ヒトによってはライナーなんつー石油)をあてているなんて異常。
あ、この件も熱く語ってしまいそう。
旅ブログから脱線しちゃうので、また別の機会にしよう。
とにかく、いきなりノーパンが出来ないヒトは日々の下着
または寝るときにまずは湯文字にする、を薦めたい。
またネタが出来たな…
美しく補正をして、いよいよ【本日の一食】です。
恭子ちゃんには不食のことを伝えてあるので、気が楽。
普段の「食べないの?」とか「食べよう」とかに、(食べたくないときは)なにやら言い訳するわけだけど
四六時中一緒にいる旅の同行者にそんなこと、してられないもんね。
わたしに変に気を使わず「わたし食べるから、付き合ってー」って素直に言ってくれて大変ありがたい。
はい、
こちらもおべんきょ。
いえーい!
入ったら既に満席!!
予約しておいて良かったー!
これ(↑めっちゃ面白い)効果も少なからず、あるのかね〜〜〜?
さて、何故ここがお勉強かというと
うち(こう見えてワタクシNPO法人ハチドリの理事長でござる)でも、アイヌ料理を通じてアイヌ文化を知ってもらう場を作りたい(けっっして飲食店をやりたいワケじゃない)とずっと思ってて。
書籍を読みあさったり、実際にフチ(おばあさん)に食べさせてもらったり、教えてもらって作ったり、してきたわけですが
「飲食店のメニューとして出されているアイヌ料理」は食べたことが無く。
価格設定などもどうして良いやら。
現地の北海道には無い、東京のアイヌ料理屋さんに興味津々。
ふむふむ。
メニューだけでも勉強になる。
所謂伝統的なアイヌ料理の他に「創作アイヌ料理」や「北海道料理」もあるわけですな。
裏には英語表記も!大切!!
いろいろ頼んでみましょう。
ハルコロサラダ(小)600円
普通のグリーンサラダですが、上にチポロ(イクラ)が乗ってるあたりがアイヌ感あります。
イモシトセット 500円
芋のシト(団子)セット。
ノーマル、蓬、かぼちゃの三種。
カタチといい、焼き加減といい、見せ方が流石という感じ。
オハウ 400円
汁物のこと。
スタンダードな芋、人参、たまねぎ、ネギ入り。
鹿肉が入ったらユックオハウになり
鮭が入ったらチェップオハウになります。(これは三平汁とも言える)
鹿肉の炙り山わさび 800円
鹿肉には山わさび、テッパン!
柔らかく臭みもなく、美味しい鹿肉でした!!
お酒もオリジナリティがあります。
キハダ酒 値段不明
こんな感じでいただきまして…
最終的には
熱燗と炙りイカゴロ 400円
「アイヌ料理のべんきょ終わり!」
もうただの吞ん兵衛wwww
オーナーさんは共通の知人も多く
勢いで言ってしまった「札幌でもアイヌ料理やりたいんです!」宣言にも応援してくださって。
ハルコロさんで学んだことを活かして、札幌でも良いカタチで発信出来たらなーって思います!!
この後は恭子ちゃんの実家にお邪魔して(部屋呑みしてw)就寝。
幸先良い一日でした!!