ブッシュクラフトの旅 三日目
気持ち良く起きた@いわき
梅吉もお外でのんびり出来るのは嬉しいみたい。
なんだか、南国に来ているみたいだね。
お父ちゃんは朝ご飯。
かまぼこおじや。
どんなものでも文句を言わず「美味しいね」と言って食べてくれる夫。
ありがたい。
梅吉もいつもの手作りごはん。
むしろコイツのほうが気分で食べなかったりするので大変である。
南へ、南へ。
茨城に入ると見覚えのあるコンビニが!!!!!
えーセイコーマートって北海道限定コンビニじゃなかったんだねぇ。
何店舗かあるらしい。
なんか、嬉しいぞ。必要も無いのに寄って大福なんか買ってみたりして。
で、いよいよ本番!
ブッシュクラフトの旅というタイトルのくせにやっと三日目で本題です。
会場近くのコンビニ(セコマではない)にて集合とのことで行ってみると
やはりなんとなく「あの人もそうだな」とわかるものですね。
つーか、我々なんかいかにもアウトドアルックで、「あの人絶対ブッシュクラフトだ」って思われてたと思うんですけどwww
なので、主宰であり講師の川口さんが現れたときには別の意味で衝撃でした。
わたしたち以上に「ザ・アウトドア」的な、「ザ・山男」的な、装備、ルックス的にプロっぽい人を(勝手に)想像していたのですが
てろーんなトレーナーにざっくりとしたカーゴパンツ
そして素足…
…え?
まじでこれから「山に入るぞ」というより「海に行くぜ」に近い格好。
そしてコンビニの大福的なものをもぐもぐしながらかる〜く登場。
じ、自由!!!!
な、なんてカッコイイんだ…!!!!!!
集合してから現地に入り、まずは(持参した)昼食とっちゃってくださーいとのこと
車でこしらえた弁当を夫に渡し
わたしは食べないし、梅吉はみんなにおねだりするのでうるさいので周りをお散歩に。
「そのぱん、おいしそうですね」
ぐるっとお散歩していると、宿泊棟の裏になんともめんこい椿の木を発見!!!!!
もう、一目惚れでした。
なんて、なんて可愛いのでしょう!!!!!
女神が宿っているかのような姿にわたしも一瞬にして心を寄せて語りかけ共鳴しあうのがわかりました。
椿から愛の波動が虹のように発せられているのがわかるでしょうか?
滞在中、相思相愛になったこの椿に、出来る限り会いに行きました♡
そして、いよいよ『ブッシュクラフトアドバイザー養成講座』が始まりました!!
北は我々北海道から、南は九州まで全国から集まった20数名。
意外と女性が多いのに驚きです。
点呼を取るための班分けをして自己紹介などをして、早速実践に入ります。
最初は「ナイフの使い方」。
なにはともあれナイフを使えるようになること!
ナイフを使う練習をするために、このペグ(タープ等を地面に固定する杭)を自分で手作りしてみましょう!
ペグになる枝を探しに山に入ります。
ただ着いて行くだけじゃなくて
ただ目的に向かって歩くだけじゃなくて
なるべく空を眺めたり、周りの樹々の様子を観察したり、後ろを振り返って来た道を確認したり、常に自分がどこに居るのか感じながら歩く。
落ちている枝を見て「これは何に使えるかな」
生えている草を見て「これは食べられるだろうか」
こうして写真で見ても、樹の感じが北海道と全然違うのよね。
北海道は針葉樹の割合が少ないのでこういう真っすぐな樹木が並んでいるのは新鮮。
(杉花粉症の人はしんどかったようですが)
各自拾って来た枝で、ペグ作り。
ナイフは持参あるいは現地で購入&レンタルも出来てとても助かりました。
(わたしはレンタルしたあと結局欲しくなって購入)
ナイフの使い方で『絶対やってはいけないこと』をまず学びます。
クイズ方式で間違い探しをやっていくのが面白かった!!
ここでも川口さんのキャラが光ります。
話もめっちゃ面白いし、テレビとかに引っ張りだこになりそうなんだけど。
そのうちなるかもなぁ。
我々は真剣に。
料理以外のナイフなんか持つの初めてだからドキドキワクワクー。
おとうちゃん、さまになってます。
焚き火が始まりました!
北海道からでも関東の風は寒くてかないません(/ _ ; )
ありがてぇ!!
「こーんな方法もね〜」さらりとかっちょいい川口さん。
あれっ、どうしてわたしがやるとこんなにへっぴり腰でかっちょ悪いんでしょーか!?
梅吉は側におりますが、ねむねむのようです。
出来たペグは写真を撮るのを忘れました…( ;´Д`)
が、ふたりとも上手に出来ましたよ!!
さて、お次はロープワークです。
ナイフもだけどロープも萌えるよね!!!!!!
腰にぶら下がるパラシュートコード。
長さによって使い分けます。
単なるブルーシート(迷彩柄のかっちょいいやつですが)を
山で拾って来た枝とパラコード(これも蔓などで代用出来る)だけで
シェルターにしていきます。
風向きなどを考慮すれば、これだけで充分シェルターとして使えるのです。
そのために、いろいろな結び方(ロープワーク)を学びましょう!!
しゅしゅしゅっとな〜
女子チームは
「え〜、こう?」「いやーん出来ないー」
「あれっこうじゃない!?」「ほら、こうだよ!!」と柱相手に和気藹々。
「なんかもりあがってんなぁ」
「梅吉も自在結びで…」
「はいはい、つかいたいのはわかったから、いいからやめてね」ぺろぺろ
更に山に入り、シェルターの柱となる枝を探し、ロープとペグを使って『自分のシェルター』を設営します。
どうですか!!
どうですかーーーーーー!!
いや、たいしたことないんでしょうけど、
ブルーシート以外自分で見つけて作って設営したかと思うとけっこう嬉しいもんです。
何度も失敗して倒れてやっと出来た、シェルター。
みんなのシェルターも出来上がって来ました。
中にはもうすでに火を起こしている達人も!!
夕食前に座学。
「生存するため」のサバイバル術を学びます。
そして、夕食。
夫の話によると確か豚キムチ鍋だったような気がしますが
わたしはもう魂が満足していて必要無いように感じたので、食べませんでした。
その後、希望者だけで近くの温泉に行き(源泉有りでこれまた魂の御馳走いただきました!)
セコマで酒とツマミを調達し、宴へ。
室内でまったりチームと
わたしは速攻で外の焚き火チームへ参加
火を囲みながら
またいろいろ炙って食べて呑んで…(もちろん、こういう場のものは、食べます!!!)
人は火の周りに集まるようになってるんですよね
我々が持参した道産のじゃがいもやタマネギ、かまぼこなども大変好評でした。
「12時完全就寝ですよーーーーーー」という川口さんの掛け声と共に
最終的にはお部屋チームも外に出て来て大宴会に。
これぞ「夜のブッシュクラフト」!!!!
ワタクシも
ついついスナック雪子の雪子ママになってしまいましたが
まぁ、大自然の中でこんなのも、たまにはオモロいんじゃないでしょーか!!!!!!
ってことで。(無理矢理)
今宵も、愛車ノア子で愛夫と愛犬と共に就寝。
せっかくの宿泊棟なのに(我々もだけど)外でテントやら寝袋で寝る人も多し。
流石!!
三日目、終了。