あ し あ と 。

生きてます。自由に。

子猫とてんかんとCBD

 【大麻の誤解と偏見を無くし、有用な植物であることを啓蒙する】

 

これを目的とし、わたしは2013年から様々な啓蒙活動をしてきました。

大麻という言葉を堂々と発言するために非営利団体も立ち上げ、代表理事として発信。

しかし活動内容はあくまでも「衣食住エネルギーをまかなう産業用大麻」に特化しており、我々は法律遵守で法律を変える運動や嗜好大麻及び医療大麻についても一切関わらない方針でした。

 

その後、株式会社を立ち上げ、非営利団体の活動を引き継ぎ、オリジナル商品の販売も開始。

 

所謂【グリーンラッシュ】といわれる(日本における)合法の大麻を扱うブームもあり、CBDといわれる大麻の成分やそれを含んだ商品はだいぶ一般的になりました。

数年前までは違法成分が入っていたり、グレーだったオイルもようやく信頼出来るものが出てきて、わたしも個人的に体質改善を期待し利用していましたが、仕事として扱うものとしては抵抗がありました。

 

大麻を金儲けのアイテムとして扱っているひとたちと一緒にされることにも反発心があったと思います。

 

 

しかし、縁と導きが重なり、2021年1月ドリーム・ラヴァー株式会社くらし部大麻課として

ペット用CBDオイルを販売することに決定しました。

 

わたし自身のあしあととして、時系列を追って記しておきます。

  

2020年9月11日

この日は朝から夫と共に白老に出来た国立博物館【ウポポイ】へ行き

シンヌラッパウシ(慰霊施設)にて我々なりにアイヌの慰霊を行いました。

 

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無事慰霊を済ませ、夫はそのあと白老で仕事、わたしはJRでひとりで家に戻る予定でしたので、ランチ時にビールもいただきました。

 

電車の中でもビールを飲み、滝川からタクシーに乗り新十津川の家につく頃はほろ酔い状態でした。

 

わたしがタクシーを降りると、家の前に停まっていた車からも女性が急いで降りてきて「保護猫活動をされている方ですか!?」と話しかけられました。

 

元の家主は保護猫ボランティアをしていた方で、わたしたちが引っ越してきてからも同じような問い合わせから「野良猫を何とかして欲しい」という相談も何度もされていましたし

それまではその度に「その方はもう引っ越しして居りませんし、わたしはわかりません」ときっぱりと断ってきました。

一度受け入れると続いてしまうからです。

 

ただこの日だけはお酒が入っていたこともあり

「なにかあったのですか?」と聞いてしまったのです。

 

「ドライブ中に歩道にちょこんと座っている子猫を見つけた

人馴れしているし、どこかの飼い猫だろうと思い近所に聞いて回ったがどこの家の子でもなかった

うちにも猫と犬がいるし、連れて帰るわけにもいかない

こちらの方が保護猫活動しているから相談してみたら、と教えてもらって来た」

 

とのことでした。

 

お酒が気持ちを大きくし、しゃべりもなめらかにさせていたのか…

 さらに

「車に乗ってるのですか?見てもいいですか?」と拾った子猫に会いに行ってしまったのです。

 

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車には二匹のワンコも乗っていましたが、子猫は怖がることも鳴くこともなく箱の中に入っていました。 

 

この子はなんとかしてあげよう、そう思い

「他の猫ボラの友人に聞いて見るから待ってて欲しい」とお願いし 

 結局、夜になってその友人が自宅に引き取ってくれてその日は一件落着しました。

 

保護主さん、わたし、猫ボラの友人、揃って

「まだ子猫で器量良しだし、人懐こいからすぐに飼い主が決まるだろう」との見解でした。

 

すぐにふたりほど候補はあったものの決まらず

 

2日後の13日

その友人宅に用があり、夫と愛犬・梅吉と共に訪問。

 

用事はすぐに終了、例の子猫に会わせてもらいました。

 

友人宅は保護猫も合わせて十数匹の猫がいますが、そこでもまったく臆することなく寄っていって、大人猫たちのほうがおっかなびっくりしているとのこと。

 

梅吉にも同様に臆せず近寄ってきます。

梅吉も追いかけてクンクン。

 

この子は犬でも他の猫とでもうまく暮らせるのでは…

 

実は数日後には我が家に二匹の猫が来る(里子に出した子が帰ってくる)ことが決まっていたのです。

この子が先住猫になればさらにうまくいくのでは…

 

 そして抱いてしまう夫…w

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 愛犬・梅吉も抱っこして家に連れて変えることに決定しましたっけね。

 

そう、結局この子はうちの子になったのです。

 

わたしが紅花を育て紅花染をしていることから

小紅、と名付けました。

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初日からこんな状態。これはもうメロメロですよね〜〜〜〜〜

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そして3日後の16日には里子に出した3歳の麻子(もちろん大麻から命名)が

妹の椿を連れて我が家にやってきました。

 

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みんなで仲良く〜♡の予定が

 

 

繊細な梅吉に

自由奔放な小紅

出戻りで不慣れな麻子と椿

 

梅吉は急に愛情を取られ子供返りし、猫に対する嫉妬で拗ねたり執拗に遊んでとせがむようになってしまい

お姉ちゃん二匹は梅吉も小紅も受け入れずシャーシャー言いまくり

小紅はそれも気にせず向かっていくのでお姉ちゃん達からは猫パンチをくらいまくり、梅吉には本気で噛みつかれる始末…

 

それぞれが仲良くできない…

緊張とストレスがいっぱいいっぱい…

 

でもとにかく小紅は可愛い!

天然キャラで純粋な天使のような小紅の姿には癒やされます…

 

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そして

10月6日

 

夫が出張でいない夜でした。

一緒に布団で寝ていた小紅の身体がかたまり、引きつって手足をバタバタ転げ回りだしました。

何が起こったかわからないわたしは叫びながら小紅の身体を抑えようと必死。

ビクビクと痙攣しながら部屋の隅とボックスの間に自分で移動し、しばらく息を荒くしてうずくまっています。

30分ほどして「小紅…?」と声をかけると出てきて、ぐったりした様子だったので抱っこすると安心したのか眠りにつきました。

 

てんかん、ってやつなのかな…」

その夜はずっとネットでペットのてんかんについて調べました。

 

てんかんの発作時は動画を撮っておいたほうが良いとのことだったので翌日二回目の発作時に撮影、札幌にいる夫にメール添付し、梅吉の主治医に動画を見せてもらい、見解を聞きました。

 

一度検査をして、本当にてんかんか調べてほうがいい

犬に噛まれたことが原因の可能性も無くはない

てんかんであれば一生つきあう病気なのですぐにでも治療(投薬)を始めたほうがいい

CTやMRIの検査は施設のある他の病院で

 

等。

 

こんな小さな体でCT?MRI!?

生まれて間もないのにこれから一生薬漬け??

 

いろいろと 心の葛藤もあったのですが

毎日毎日何度も起こる発作

少しでも物音がしたら猫部屋に走る日々

可愛い小紅が苦しむ姿(実際は苦しいという意識は無いらしいが)

 

 

26日にはその病院に行き、血液検査とレントゲンでは異常無しで早速薬(フェノバルビタール)が処方されました。

さらに精密検査も必要とのことで11月4日に予約。

 

10月30日

小紅の様子が悪化。

全く動かず意識もほぼ無い。泣きながら小紅の名前を呼び続け、心臓が止まってないか確認し続けましたが、覚悟もしました。


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保護主さんや助けてくれた友人たちに最期に会いに来てあげて、と伝えようか悩んだほど。。。。

 

そして

その日

Twitterを通じて、Mという札幌でCBDオイルの販売をしている会社のかたから「同じ北海道の麻産業会社としてコミュニケーションを取っていきませんか」というメッセージが入りました。

 

すぐに「一度直接ご挨拶したい」と返信し

 

5日後の小紅の精密検査の日に札幌で会うことになりました。

 

これもわたしにとっては異例のスピードです。

 

医療大麻を隠れ蓑にして嗜好用大麻を嗜んでいるひとも多いのも事実で、数年の活動でたくさんのそういう方とお会いしては離れてを繰り返してきました。

ましてやTwitterがきっかけで、とは、なかなかにスリリングですw

いったい、どんな会社でどんな人物なのか…

 

 

しかし、この

小紅が【てんかん】かどうか検査している間にCBDオイルを扱う会社とコンタクトをとるというタイミング

 

小紅のことが無かったら、CBDがてんかんに効果があると知っていなかったら、Twitter上の挨拶だけで済ませていたはずです。

 

担当の方と実際会って話をして余計な懸念は去りました。

新商品のCBDオイルも試させていただき、ペット用のオイルもあるとのこと。

途中、社長(夫)も合流し顔合わせは終了。

 

わたしたちはそのまま検査が終わっているはずの小紅を病院まで迎えに行きました。

 

覚悟はしていましたが、小紅の病名はてんかんで決定です。

しかも、全身が痙攣するような大きな発作の他に小さな発作が続いている可能性があるらしく「薬の調整が難しいタイプ」とのこと。

 

薬も【レベチラセタム】という抗てんかん薬が追加されました。

 

翌日、すぐにMの担当者に「てんかんと確定したので、ペット用CBDを使いたい」と電話。

てんかん発作が始まってちょうど一ヶ月後

11月6日

CBDオイルの投与を開始しました。

 

 

発作のせいか、薬のせいか、

小紅は意識朦朧状態での徘徊→ごはんを見つけて食べる→徘徊→食べるがエンドレス。

一時の危険な状態よりはずっと良いけど、小紅という自我がもう無い感じがとても寂しい。

あの、大きなゴロゴロ音で甘えてくる小紅は…(´;ω;`)

 

その後も

大きな発作のあとはCBDを多く飲ませるとその後頻度が減ったり等はあるものの発作じたいは無くなりません。

 

次の診察日

11月18日

にはステロイド剤が追加されレベチラセタムの投与回数が増えました。

8時間おきのお薬と

12時間おきのお薬

朝6時から夜22時まで一日5回の投薬&CBDオイル。

 

気が抜けない日々になりました。

 

 

が!!!!!!

 

 

この日からピタリと発作がおさまったのです!!

 

そして、こころなしか意識も戻ってきている様子。

発作が始まってから感情無くボンヤリと徘徊するだけの小紅が

遊びたがったり怒ったり…顔つき目つきも全く違います。

オモチャにじゃれる姿は2ヶ月ぶり…!!

それだけで嬉しい〜〜〜〜〜。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 

 

そして

12月4日

には投薬時間が元通りになり、朝晩だけに。

そしてそして年があけて

 

2021年1月9日

にはステロイド剤が無しに!!

その間全身発作は一度もありません。

 

今の小紅は「ちょっと天然不思議系な子」です。

普通の猫よりも反射神経や運動能力は低いけどそれもどんくさくて、また可愛い💕

 

 

 

ごはんを食べたあとは必ずお鼻にごはんがついていますw

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指をむけるとタッチしたり噛み付いてきます

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お姉ちゃんともすっかり仲良しになりました。

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可愛い可愛い、我が家の天使です。

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小紅が、大麻の活動をしているわたしのところへ来たのは

 

小紅が保護された日にわたしが酔ってタクシーで帰って来たのは

 

小紅に猫の躾をしてくれるお姉ちゃんたちが直後に来る事が決まっていたのは

 

小紅が瀕死の時にCBDを扱っている地元企業から連絡があったのは

 

小紅がどんどん回復しているのは

 

その後何も知らないかたからもペットの病気の相談を受けるようになったのは

 

 

すべて

偶然なのでしょうか?

 

 

医療大麻はやらない」と断言していたわたしが、この短期間でこれだけの体験したことは意味があるのだと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

薬との併用ですから「CBDオイルが効いた」とは断言は出来ません。

 

ですが、小紅は確実に良好へ向かっていますし

今後、もしさらに減薬できるとしたらCBDのおかげだと思います。

 

 少なくともわたしにとっては、愛猫のてんかん病気と付き合っていくための心の支えになったし、結果も出ていると思っています。

 

CBDは【特定の疾病を治す】ものではありません。

その個体が持つ体の力をサポートしフラットにするものです。

少ないものを多くし多すぎるものを減らす。

その結果、病気や症状が良くなることもある。

 

その可能性を、沢山のひとに知ってもらいたいと思いました。

まずは、わたし自身が体験した「ペットの病気」

物言わぬ彼らの気持ちや身体が少しでも和らげるためなら、わたしたち飼い主にとって選択肢は多いほうが良いはずです。

 

猫ボラをしている友人や保護猫を引き取った友人も多く、

エイズキャリアだったり、難病を抱えていることも少なくありません。

なるべく自然由来のものを使いたいと思う方も多いでしょう。

 

わたしが大切にしてきた大麻という植物

その成分がわたしたち動物たちのためにもなるなら。。。。。

 

 

現在、MではJRA日本中央競馬会)との共同研究を進めているそうです。

 

まだまだエビデンス的には未知数かもしれませんが

動物の健康のためにも役立つ大麻

わたしは多くの方に知らせていきたいと思っています。

 

 

 

 ↓終了しました

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