あ し あ と 。

生きてます。自由に。

あけましておめでとうございます

と、新年の挨拶をしてみたものの

 

正月らしいことは一切しておらず。

 

大掃除もしないしおせちも作らない。

 

31日に年越の大祓だけは行ったけど

 

 

1日には新十津川へ茅を運び

2日には二風谷へ行き木の皮むきをし

3日には茅刈りへ。

 

お正月を楽しむよりとにかくチセのために働く!なのである、今は。

 

 

まぁ、今年に限らずここ数年で季節の行事的なものはだんだん無縁になって来た気がする。

 

今まではそういうのを割と大切にしてきたし

イベントを楽しむ余裕もあったけど

 

もう「うちは旧暦で動いてるんで、いまじゃないんですよね」的なイイワケをするようになり

 

「いや、そもそも暦なんか無かったわけで。暦どおりに動くとか、無いんで。」

になり

 

「太陽の出方と月の満ち欠けと星の動き、それで何をするかを決めるのだ。」

 

原始人化は進むのであった。

 

まぁ、必要なコトはやりたい&必ずやる、だろうから

やらないってことは必要じゃないんだろーなーと。

 

消費におどらされてるだけのイベント(クリスマスとかバレンタインとか恵方巻きとか)なら、もうやめましょうよ(´Д` )

 

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ちなみに今年の12月24日は我が家は火鉢で天ぷらであった

 

※年賀状についてはわたし個人は何十年も前にやめましたが、夫が毎年張り切っております

 

 

 

 

 

 

さて、そんなこんなでいつも通り生きているわけですが

 

1月2日、二風谷でのカムイノミに参加しスーパームーンとやらを眺めた夜

 

 

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カムイノミの炎



 

とっても印象的な夢…

 

夢じゃない氣もしますが

 

とりあえずここじゃないどこか、で体験したこと

 

記しておきます。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

場所は広い草原。

 

空と緑がどこまでも広がる空間。

そこに数十名の人が座っている…

 

 

イメージとしては、映画「美しき緑の星」の冒頭の総会シーン

 

 

 

 

この映画をまだ観ていないというひとは今すぐ観るべし↓

vimeo.com

 

これほど人は多く無いし

こんなに自由な雰囲気じゃ無い

けど…

 

 

 

 

広がる草原にいる数十名はこれから行われる儀式に際し粛々と待機している、そんな雰囲気。

 

居るひとたちは、知っているひとも知らないひともいる。

知っているひとは誰だったか、今は全く覚えていない。

 

そこへ大麻の幣を持ったわたくし登場。

 

人々に「よっ雪ちゃん」とかなんやかんやいじられ、わたし自身も「なんでわたしがこんなこと…」と思いつつ「やー、どーもどーも」的雰囲気。

 

そこには茅の輪があり

それは大祓のように通過するものではなく、異次元へ行く扉のようなもので

 

 

人々はひとりずつわたしの前に来て、わたしが幣でお祓いをすると

その茅の輪をくぐり、新しい世界へ移動していく、というものだった。

 

ひとりずつ、茅から消えていく。

 

茅の先の、新しい世界は見せてもらえなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

大麻と茅…

 

どちらも祓うものだった…

 

むむむ

 

 

 

今、チセのために夢中になって集めている茅は

そうかそういうシロモノでもあったか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても

いよいよ、本当に出発したんだなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

スピ業界ではアセンションとか言って、

何年も前から世界が変わる、次元が上昇する、等とささやかれていて。

 

 

 

 

わたしは「へ〜」(鼻ほじほじ)くらいに思ってたのだけど、

2年くらい前から「やばい!もう今の世界は終わりだ!急がなくちゃ!」と思うようになった。

 

そいやTwitterにはちょいちょい呟いていた気がするので掘って上げてみる。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

あぁ、今朝はサイマーのヤギャの日だった。七時からの世界同時瞑想、参加出来そうだ。

 

昨日のサイマーの全世界同時瞑想を一緒に受けて夫に大きな光が入った模様。現在の肉体と思考に対して入った光がキャパ越えの為頭痛と発熱で寝込み18時間ほど起き上がれれないでいる。その間に次から次へと「目醒める為の」「目覚めた後の為の」ギフトが届き続けている。祝福されているんだねぇ。

 

そしてわたしはといえばアランが目醒めるのを待ち続けたエドガーのよう。「(以前のことは)忘れておしまい。捨てておしまい。新しい旅に出るよ。」目醒めるのを拒否する場合もあるかもしれない(だからこそこんなに時間がかかっているのかも)。そのままかもしれない。覚醒した夫はどんなだろうか]

 

 

リアルではここら辺で中古だけど新しい車(ノア)がやって来て、紀國家のルーツを辿る青森への旅に出る、紅花染めと出逢う

 

 

2016年11月15日

文明、テクノロジーから離れた生活をしていると昔の人はいかに働き者だったか、わかる。生きる事=働く事だから。火を起こし煮炊きし畑で食糧を作り山に採りに行き家の修繕をし繕いものをし布を織り…とにかく忙しい。お金を得るための仕事とは違い休みなど無い。毎日毎日生きるために働く。]

お金で得られるものは結局「生活のために働かなくて良い時間」であり、それで作られた時間を使って得たお金を使う、そしてまたお金を得るために仕事をする、そういう仕組みになっている。そんな車輪の中でまわるハムスターのような暮らしで満足なのだろうか。いつまで「お金」中心で生きるのだろう。]

お金は悪じゃない。あくまで「交換する手段」。自分の持っている物、作っているもの、または自分自身の能力が「生きる為のなにか」と交換出来ればそれでいいはず。生きる為のなにかを自分で生み出しつつ、自分で作れない物はそれを作れるひとと、その人が作れないもの自分のものと交換する。]

そういう(交換出来る)相手が沢山居ればいるほど暮らしは豊かになっていく。だからわたしはいろんなものを作れるように今、努力している。周りから「交換してほしい」と言われるものを作れるように。わたしが作る物はお金では売らない。最初からそのつもりで作っている。]

もちろんこの世の中全て物々交換では生きて行けない。ローンの支払いや公共料金は「お金」じゃないと認めてもらえないしね(笑必要最低限の「お金」というものを、どこでどう得るか、それも今の課題。現在は夫がサラリーマンなので定期的な収入はあるけれどそんなものいつまでも頼ってられないし。]

この時代にこのようなことを呟いてるとわたしのほうがおかしい思われるかもしれないけど、わたしから見たらこの世の中は既に「変わった」。それに気付かずに「今までの暮らしが当たり前にある」と思っているひとたちにわたしは危機感を覚える、けど他人のことは関係無いから、みんな好きにしたらいい。]

マトリックスの世界。眠らされていることに気付いてチューブを引き抜くのは、青と赤のキャンディのどちらかを選ぶのかは、自分。気付かずにずっとバビロンの世界で眠っているのも幸せなのでは。事実、殆どの人が気付かずに今、いるんだから…そこのあなたもね…]

目醒める必要がある人は「あなたにとってのモーフィアス」が現れることでしょう。モーフィアスに出逢っても外の世界を信じられない、夢の中のままで良いと選択するひともいます。それも自由です。そういうひとはこのまま安らかに死んでいたら良いと思います。]

 

 

不食生活開始、初めての蚕を飼い出す&ひたすら足袋を縫う日々

 

2017年1月14日

「わたし」のしごとは広げることはしない。狭く、より狭く、内に、密に、濃厚に。誰も知らなくていい。本当に必要なひとだけに届くように。だから、わたしがなにをやるか誰にも語らない。この、わたしの、ほんとうの、しごとだけはわたしの中でただただ熟成せさてその人のところで花開く。]

だから、わたしは所謂成功ビジネス的な物に全く興味はありません。人の成功と「わたしのしごと」は全く関係が無いから。そもそも成功ってなんでしょう。その人がその人のやるべきことを成せることじゃないでしょうか。そのやるべきこともわからず外に「何か」を求めている姿は滑稽でしかありません。]

 

 

 

大阪にて 立春の「本命属星祭」参列

 

2017年2月7日

「わたしがやりたいことの為に必要な情報はダウンロードしてくれてるんだけど、わたしのカラダがポンコツでダウンロードしたファイル開けないんだよねー、OSバージョンアップしないとさぁー(笑)」という話を友人にした昨日。寝ている間に見たのは夢か…→]

→ここ数日の出来事や体験の「意味」のようなもの…あらゆる情報の波、知識の渦のようなものが押し寄せて来てその中で揺蕩っている自分…その圧倒的な量、密度に苦しいくらい。うまく言葉で表現出来ないけれど…「あぁ、わたしは全部わかってるんだ…」と思った。→]

→ふと目が醒めて、さっき感じた知識・情報全てが記憶にない(泣)改めて「全てを識っている自分(チビ雪)」と繋がることが大切だと思ったし、そのため(OSバージョンアップ)の不食なんだと思った。]

わたしの自由な生き方に、被害者意識や批判、不安は必要無い。そんなもの持って自由になんかなれないから。いつでも軽やかにわたしはわたし〜♪と好きなようにしていればいいのだ。]

 

 友と東京へ。

その後、ひとりでまた東京。

大麻、絹、ボロ、おおちゃんへの挨拶…改めての東京旅。

 

 

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夢のはなし。昨日は「種を育てろ」だった。わからなくてうなされた。今朝は「命を眠らせて、眠らせた命を蘇らせろ」だった。藍のこと?「それを人間にも」…全く意味がわからん。もっと具体的に指導して欲しい…]

 

 2017年3月13日 

全員「体験」をするために、この世に来ているわけで。安定安心安全を希望するなんて、ディズニーランドに来てアトラクション全拒否してるようなもん。泣いても苦しんでもそれはアトラクション満喫してるだけ、安定なんかよりよっぽど豊かな人生だよ!もっともっと、「体験」しようよ!]

泣きたくない、苦しみたくない、安らぎたい、幸せだけでいたい、なんてのは自我の思い込み。体験は体験でしか無いのに、それに善悪をつけて勝手にもがいてるニンゲン達(笑)わたしはアップダウン激しい、たまにグルッとまわっちゃうジェットコースター人生最高に楽しいけどなぁ!]

 

 

夫が会社を退社

 

ブッシュクラフトを学び始める(仙台〜茨城の旅)

 

ホ・オポノポノと仲間に逢いに、大阪&神戸へ

 

2017年4月9日 

『癒し手側がありのままで完全であるということを体現していれば、その人と一緒にいるだけでその周波数を上げ、特別なことをしなくても、癒しも解放も起こるようになる。だから余計なことをするな。あなたがただそれであれ。』うん。なんとかしようとしなくても、勝手にそうなる時代よね。]

 

2017年4月10日

女性も男性も双方がアーキタイプの罠にはまり、決められた役割に縛られて「人生はこんなもんだ」と自分が望まずとも期待する通りの人生を生きてきました。 今はどうでしょう?現在は女性も男性も「自分が何者であるのか?」その問いに開かれた時代です。何かに自分を同一化しても、しなくても、いい。]

ここんところのメッセージは「もう(本当の意味で)女になっていいよ」なんだよね。女性性の解放、なんて何年もテーマとしてあったけど「いやいやまだまだ負けてらんねぇ!」って男性性の部分だけで頑張ってた気がする。バランス悪いのが身体にも出てるってわかって、いい加減解放しないと壊れるなと。]

夫が本当に目醒めて、もう任せても大丈夫って安心したのかもしれない。夫がマトリックスの世界から抜け出せないようだったらもう置いて行くしかない、わたしが頑張らなくては、と必死だったから。あとは良い意味で夫に頼って、任せて、お互い支え合いながら流れて行こう。もう、闘わなくて良いんだ。]

 

2017年4月19日 

うん。やっぱ人生そのものをクリエイト出来てる人と一緒に居るのが楽し♪外界に振り回されてるだけのひとと一緒にいるの全然つまんないー。だって、展開が全然違うんだものー!]

 

 

 ゆだねきる旅へ出発

新十津川の土地に出逢う

夫が会社を設立

 

 

2017年6月10日

そーなのよ、器。今の、そんなちっこい器で良いわけ!?小さくまとまってるから次に行けないんだよ。今の器ぶっ壊して、無限に広がる器に乗り換えなよ。自分がマメ器だって気が付かないひと、恐くて乗換出来ないひと、新しい器が見つけられないひと、いろいろ居るけど→]

→とにかく、「自分に制限をかけない❢❢」これに尽きる。あなたは何でも出来るしどこでも行ける。勝手にストップをかけてるのは自分自身。そういうひとは出来ない言い訳だけは上手だもんね〜。(今までの)自分という器、よーく見てみたら良いよ。あなたが憧れてるひとの器と比べたらいい。]

これ、ほんと実感があって周りの人にも言ってるんだけど。もう同じ列車(わたしは「ノアの箱船」と表現して来た)に乗ってないひとは、サヨナラするしか無い。家族だろうが親友だろうが関係無い。『今はパラレルワールドの分岐点を過ぎたところです』https://t.co/oifxUcouPi]

わたしは今年の春分が最終締切だってなんとなく思っていて、それまでに夫をこっち側に連れて来るために必死だった。現代社会や一般常識と分断させるために会社を辞めろ、そうじゃないと一緒に旅立てない、そうなったら、もう一緒には居られないのだ(現実的に離婚)と、半ば強引にこっちに連れて来た。]

おかげで夫は最終列車に飛び乗る事が出来、無事目醒めてくれた。わたしはそれだけでもう充分に幸せ。このあとは、何があっても何も無くても心配無い。それくらい、もう「終わった世界」、「マトリックスの世界」との分断は重要だった。これから世界が違うひととはどんどん離れて行く。]

自覚と覚悟が無ければ、うっかり箱船から落ちてしまう可能性もある。「今」はそれくらい分断が紙一重。引越、転職、離婚、、変化が必要なひとはまだまだ必要事項として続くだろう。新しい世界に行くのは辛い、しんどいかもしれない。別れがたいかもしれない。選ぶのは本人の自由だ。]

例え箱船に乗らなかったとしても「その(マトリックスの)世界」で生きて行けるのだから、それはそれでいい。ただ、目醒めてしまったからには、そちらには戻れないだけで、今のままその世界に何の疑問も無く生きて行くのも、パラレルワールドのひとつとしてアリだろう。]

 

小石丸が来る

チセに憧れ出す

アットゥシ織の修行開始

 

2017年6月25日

人を変えようとか、わたしは思ってないのよね。わたしがしてることで誰かが何かを感じたら良いとは思ってるけど。他人に興味が無いのさ。同じようなひとが近くにいたらおもしれーな、ってだけ。]

わたしは、わたしのこれからの暮らし方の理想がハッキリしたから、あとはそれを現実化するだけでいい。必要なものは愛する夫と愛犬、それだけ。あとは一緒に楽しく過ごせる土地とか、移動する車があればいい。]

家族は血の繋がりじゃない。一緒に居たいのは全く他人だったりするから、わたしの家族は他につくる。好きな人たちだけで、ゆかいに暮らす。もう、それは妄想でもなんでもなく、ビジョンとしてみえてるから♪]

 

 

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紅花の修行のため山形へ

 

なんだろう…魂がムズムズしてる。もうちょっと、もうちょっとでまた新しい扉が開く気がする。わたしがやってることの意味…いや、意味なんか無い、、、理由、かな…わかりそうな…]

 

タイニーハウスってさ、単なる小屋暮らしじゃなくて、生き方そのものなんだよね。新十津川でのタイニーハウスコミュニティを想像しても、あのひととなら暮らせるなぁと思える人とそうじゃない人はハッキリわかれる。好き嫌いじゃなくて、生き方暮らし方が違う。全てにおいて、自由か否か。かな。]

そうそう。最近降ってくるテーマが「血の繋がらない家族」なんだよ。わたしはお互い好きで、全てを支え合いたいと思えば家族なんだと思ってる。むしろ全く価値観の合わない親や兄弟はもう無理。いま、そういう家族を作ってるっていう意識。新しい土地で、そういう家族と、これから暮らす。]

いまのわたしの価値観と合う人がそもそも少ないけどね(笑)電気もガスも水道も、もちろん風呂も水洗トイレも、スーパーもコンビニも無しで暮らせるひと、そうそう居ない( ̄ー ̄)ニヤリ暮らしを自分で作れるひと限定。あーでもそういう仲間との暮らし最高だな〜❤]

 

 

はじめて新十津川でのアイヌの歴史を知る コタンと碑に出逢う

アイノモシリ一万年祭で「ニシキトベ」の存在を知る

 

 

船は出ました。いま付き合ってるひとの9割とはお別れすることになると思います。「寂しいだろうけど」って言われたけど、ぜーんぜんさびしく無いのよねー。むしろ、スッキリ&楽しみ!今までの人間関係に何の未練も無い(親兄姉友人全て)。新しい世界の、新しい人との暮らし。ワクワクしかない♡]

 

新十津川で「タイニーハウスコミュニティ」を作ろうとしているんだけど、最近その言葉より「コタン」(アイヌ語で「村」)のほうがしっくり来るなと思ってたので、自分のコタンの長には、なるのかもしれないな。「トベ」が女酋長という意味らしいので「ユキコトベ」だなw

 

そういう同族かどうか嗅ぎ分ける、みたいな目に見えない部分はこれからもそういうのが得意な女性であるわたしが担当していくんだと思う。そして、目に見えない部分を現実化していくのが得意な男性である夫がそれを担当していく。

 

 

 

 

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チセを建てることが決まる

新十津川でのカムイノミ

レラさんに新十津川「シピラサコタン」を命名してもらう

岩手オーガニックフェスタ

紋別でのカムイノミ

阿寒まりも祭り

猫が来る

青森へカムイノミ

ひたすらチセの材を集める

 

現在に至る

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というわけで

 

このTwitterアカウントは大麻事件があって大麻関係を断ち切りたくてそれまでのアカウントを削除して新しくつくったものなので、

それ以前のツイートはもう掘れないんだけど。

こんな感じで、2〜3年かけて、少しずつ実感して納得していったんだね。

 

もちろん、まだこれからも「新しい世界」は続く。

 

 

パラレルワールド、というのも体感としてあるから

 

古い世界も新しい世界もごちゃまぜになっていて

 

今、この瞬間、なにを選ぶかによって新しい世界はどんどん変わって行くのもわかってる。

 

だからこそ、瞬間瞬間を大切に、自分の意識を大切に、何を選ぶかを大切にしていこうと思う。

 

 

 

これを読んでるそこのあなたとは、新しい世界で遊べるだろうか?

 

 

 

何がどうなっても

楽しみでしかない

 

そんな2018年の幕開けでした。

 

 

春蚕の 煮られん事を 知らずして 桑を食みて しかも自ら 纏うが如くなるのみ

 (源信)

蚕は煮られる事も知らず自らを糸で包み込んでしまう

人も同じように自分の業でがんじがらめ 自分から自由になるのは本当に難しい

 

 

レッツ自由♡

これからもよろしゅう♡

 

 

 

チセを建てる〜その三 茅を刈る

二回目となるチセづくりワークショップ

 

次は「茅を刈る」!!!!!

 

なんと単純な響き!!

 

ていうか、みなさん、茅って知ってますか?

なんとな〜くイメージは出来ると思いますが

「これが茅です」と指差して人に教えられますか?

 

わたしはススキとの違いがわかるまでしばらくかかったし

なんだったら遠目に見て枯れたセイタカアワダチソウすら「あれ茅か!?」と言っていたくらいです。

そもそも、どこに生えているの、茅。

 

 

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ちなみにこれがススキ。ふぁっさーとしている。

 

 

今回WS開催にあたり、『茅力』をつけるべく田舎ドライブ時は茅を探す努力をしました。

元々動体視力は良いほうなんで「む、あそこに茅発見」と見つけることは出来るようになりました。

さらに、「このへんには生えているであろう」とあたりをつけることが出来るようになり

さらに、「あの茅は状態が良い(太くて長い)ぞ!」上質な茅をチョイスする眼が育ちました。

 

この2ヶ月でかなりの茅ハンター(ただし見つけるだけ)に!!

 

さぁっ、あとは刈って刈って、刈りまくるのみ!!

 

 

 

 

 

満を持して、とうとうやってきたWS当日!

 



 一回目に参加していないかたもおりますので、チセとはどういう建物なのか

実物を見学しながらポンペさんに解説していただきます。

 

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そして!!!!

茅場へ移動です。

集合場所から車で約20分、広がる牧草地にその茅場はあった!!!!

 

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これが茅。さっきのススキとは迫力が違う。

 

この茅場に出逢えたのも素晴らしいお導きでありました。

 

そもそもは、鵡川の河川敷で行う予定だったのですが、なんせ遠い、

近場で済まそうとすると密集しているところは殆ど無く、大人数で刈るには適していない(車で移動しながら刈り進めていかなければならない)。

 

レラさんの勧めにより他を当たってみることにしたところ

現地をうろうろしていたら知り合いの酪農家さんが今回の場所を紹介してくれ、

開催直前に、鵡川よりもずっと多く群生していて近い、最高の茅場と出逢うことが出来たのでした!

 

 

 

 

 

そして、

直前の出来事、茅刈りとは無関係のようで

これも大切なことのような気がしているので記しておきます。

 

 

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WS前日はカムイノミだったので、我々は今回も前日入りして参列。

カムイノミ終了後は木の皮むき作業に入る予定だったのだけど

いつも一緒に参列する方が、「これからレラさんと三段滝へ行く」と言っているのが聞こえた。

そこは茅場からも近く、以前その滝のことを聞いたときに気になっていたので

「一緒に行くかい?」と聞かれ「はい!」と即答。

気がつけば夫も、他の参列者さん数名も行く事になり

車2台で三段滝へ。

 

ここもその昔、龍神が守るコタン(村)だったのだけれど、例によって開拓されその後は荒れ地として放置されている場所。

 

密かに供養を続けている方が撮った一枚。

 

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見事な白龍が遡上している



今回は男性も4人もおり、ちゃんととカムイノミをしようということになり

まずは火を起こすも

 

これが全く着かない。

 

ブッシュクラフトインストラクターでもある夫をはじめ

いつも火起こしくらいパパッと出来るメンバーなのに、

全く火が定着しない。

ライターもがんび(白樺の皮)も小枝も豊富にあり、普通にわたしでも即着火出来る環境なのに、、、、、

 

寒い中立ち尽くす女性陣。

凍えちゃうよ〜早く着いてくれ〜〜〜〜〜!!

あまりの苦戦ぶりに「なかなかお許し出ないねぇ」と苦笑いのレラさん。

 

あぁ、、そうか。

あの、新十津川アイヌの碑の前でスズメバチが偵察に来た事を思い出した。

龍神様に試されてるのかな、わたしたち。

 

20分くらいはかかったと思う。

やっと火が付き、カムイノミが始まった。

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男性陣が並んでオンカミ(礼拝)。

このとき、綺麗に全員の手が合っていたそうで

レラさんがその後も何回も「あのオンカミは見事だった」と呟いていた。

 

無事カムイノミが終わり、その後木の皮むき作業を2時間くらいやって、

その日は終了。

 

 

 

この、茅場の近くの滝で、龍神様に挨拶出来た事は

その後のチセづくりに影響が無いわけないとわたしは思った。

 

 

 

 

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そんなことがあった翌日、WS開始!

 

 

いよいよみんなで茅刈りをはじめますよ。

 

全員で茅場の前に並び、「わたしたちのチセにつかわせてください」と男性陣がオンカミをして、挨拶をします。

 

ふと空を見上げると見事な彩雲が!!

 

 

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うわーーーーー!!

しょっぱなから応援されているようで、嬉しい♡

 

この日の写真は不思議なくらい「光」が入り込んでおりました。

 

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さて、あとはですね、正直、特別書く事はないんですよ(笑

刈って、刈って、ひたすら刈って、だけなので。

 

写真を交えつつ、ご報告を。

 

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茅はやはり川や沼など「水場」の周りに生えていることが多い。

ここは用水路の付近一帯に生えておりました。

 

2mはあるかと思われる、太くて真っすぐ、頑丈な立派な茅。

逆に細くて短くて弱い茅もあるので選別が必要です。

 

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だだっ広い牧草地に入っての作業なので、おトイレに困るといけませんので

夫はタープを使って簡易トイレを設営しました。

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結局誰も使いませんでしたが…

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今回は小さなお子様の参加もあり!

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なんと、Myカマを持参での参加です。頼もしいーーー!!

 

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多分、人生初の、もしかしたら最後になるかもしれない、茅刈り体験!

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ざっくりと工程を説明いたしますと。

 

茅をカマで刈り取り

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他の草木や不純物を取り除き、根元を合わせてまとめていき

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ひとかかえくらいの束になったら紐で二カ所結びます。

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ほら、ポンペさんにも光が

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はいっ、一束、こんな感じー!

茅って想像より大きいでしょう!

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はい、ひたすら刈って、束ねて、運ぶ!!

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暖取りのためにもアペフチに居ていただきたいので火も用意しておりました。

ここでちびっ子むけブッシュクラフト体験。

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ナイフを使って、薪を割ってみよう!

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暖をとりながら、休憩しながら、ね。

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からだが温まる、セタエント茶を用意しておきました。

 

いや〜火って大切!

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お昼をはさんで午後ももりもり

光に守られながら作業です。

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 一日目は時間も短く、初体験の手探り作業で効率も悪いので(それは後々上手になってきたからわかったことですが)

数束の茅をトラックに積み込み

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日が暮れてしまう前に、一日目の作業は終了。

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その後は希望のかたは近くの温泉にてカラダをあたためていただき

 

夜はみんなでアイヌ料理を作って食べよう!!

 

 

「お手伝いしたい!」と手をあげてくれたので、

鹿肉カットをお願い。とっても上手に切ってくれました!

これはユックオハウ(鹿肉の汁物)になります。

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コンブシトのシト(団子)作りもお手伝いしてくれました。

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みんな、丸めるの上手だね!

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せっかく並んだ料理を写真に撮るのを忘れました…痛恨のミス!

忙しく動き回っているとそういうことが多いのです。

記録班をちゃんとしなくてはいけませんね。

 

 

みんなでアイヌ料理を食べたあとは

実際にチセを建てている様子を収めたDVDの鑑賞会。

 

メモを取り、真剣に観るかた

疲労&温泉&満腹のトリプルにやられ居眠りしちゃうかた(しかたない!!)

 

その後は

なんと

ポンペさんのスペシャルライブ〜〜〜〜!イエーイ!!

 

 

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小さなお友達もリズム隊で参加

 

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ポンコリ&トンコリの共演も。

 

 

トンコリとは樺太アイヌの楽器であるという説から、ポンペさんは自作のものをポンペのトンコリ、「ポンコリ」と呼んでいます

 

 

楽しい時間も終わり、就寝タイム。

 

 

チセ組はここからチセへ移動し、極寒のチセ&アペフチとの対話を愉しみます。

別荘組はこのままぬくぬくと(笑 ライフラインの整った家にておやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて

 

この夜、ちょっとしたハプニングというかトラブルというか…

 

が発生したのですが

 

ここで明記してしまうと特定の個人を攻撃することになりかねないので、今回はスルーします。

 

 

別の機会にこのことはしっかりと書いておきたい。

 

 

 

いま、わたしが「ある想いを胸に」やっていることは、誰しもが同意してもらえることじゃないのは重々承知だし

意見が合わない、押し付けられる、対立する、攻撃してくる、そういったことはこれからも多々あるかもしれないわけで

 

わたしがこの先コタンをコミュニティを作る上で、そういう場面でどうするべきなのか、とても大切な体験だったから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、翌朝。

 

 

 

朝食前に少し作業を進めたかったので本日の作業の前に木の皮むきなど。

 

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倒しっぱなしの木がまだそのままに雑然としており

 

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皮むき作業と共に少しずつ枝払いや片付けなどもしなくてはなりません。

 

 

 

果てしなく続くと思われる作業に心が折れそうになりますが

「自分もやりますよ!」と自主的に手伝ってくれるかたが多く

当然ですが実際に手伝ってくれる手の数が多ければ多いほど作業効率は良く

「もしわたしたちふたりでチセを建てるとか言ってたらどうなっていたのだろう」と想像もしたくないほどにw

本当にみなさまにココロ救われております…(/ _ ; )

 

参加者さま&お手伝いしてくださるみなさまには感謝しかありません!!!!!

 

 

 

 朝ご飯を済ませて本日も茅場へ移動

 

 

 本日も同じくひたすら

茅刈って〜運んで〜

まとめて綺麗にして〜

束にして〜

を黙々と。

 

 

 

 

 

していたら

 

 

 

 

なんと

 

雪が降ってまいりました!!!!!!

 

うそーーーーーーん

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日高は雪が少ない地方ですのでちょっと驚きです。。。。

 

 

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雪が降りつつ光が射しつつ

 

うわー、こんなに降るなんて珍しいねー、なんて言えているうちはまだ余裕だった…

 

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みんな、、、だいじょうぶ?



あっっっっっっっっっ

 

 

 

という間に

 

 

 

あたりは真っ白

 

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ここはホントに日高の平取町ですか?

という疑問も思う間も無く作業は続き

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なんとかかんとか、二日目も終了。

 

 

あまりの事態にこの日もまた大切な写真を撮っていなかったりするのですが(余裕が無くて)

 

みんなで感想を述べながらランチをしたり

 

雪の中団結して作業したりしたんですよー

 

 

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あっというまに白くなった茅場

 

 

 

昨日まで晴天で作業できたのになぁ、、、、、

なんで今日は雪が降っちゃったんだろ、、、、、

みんな寒くて辛かっただろうなぁ、、、、、

 

 

 

そんな風に思ってしまっていたわたしだったけれど

 

そうじゃないんだよ、って

 

みんなの言葉を通して知る事が出来ました。

 

 

 

「ウパシ(アイヌ語で雪)が応援に来てるじゃないか」

ポンペさんがすぐにそう言ってくれました。

 

そうだった、わたしはウパシだ、

ここに雪の精霊が舞い降りて、茅を強くしてくれているんだ。

 

茅は、立ち枯れの状態が一番強い。

「夏に刈ってはいけないのですか?」と参加者さんにも聞かれたけれど

枯れていないと腐ってしまって保存が出来ない。

大地が眠りにつく頃、草木が次の生命を繋ぐ前に

その年の一番命の源が集まった状態のものを、使わせていただく。

 

産まれた土地で雪が降った事で、この茅は

違う土地に行ってもその強靭さが保てるだろう。

 

そのために、ウパシは、雪は、降ってくれたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここでこんなに雪に出逢えるなんて、逆に嬉しいです〜」

 

参加者さんもこんなふうに言ってくれた。

 

今回は遠くは鳥取、東京、山形、道内でも網走から札幌まで多くの人が集まってくれた。

雪が珍しい地方からでは無いにしても

ここ日高地方でチセを建てるための作業のときにこれだけ雪が降る、というのは

少し感動ものだったのかもしれない。

 

 

 

 

 

ありがとう、ウパシ。

 

さっきまでちょっと邪魔者にしちゃって、ごめん。

 

 

 

この雪のおかげで、団結力も強まった気がする。

 

 

 

 ほんとに、なんだかバタバタで最後に集合写真も撮れなかったのですが

参加のみなさま、ありがとうございました!!!

 

解散した後、今回刈った茅をそのままチセを建てる新十津川へ運びます。

 

想定外の雪に、トラックの運転もヤバし…

日高富岡から、ぐるーーーーっと札幌を経由して滝川まで行くという、

なんとも無駄というかもったいないコースになってしまいましたが

慣れない借り物のトラックで峠越えは危険すぎるので致し方無し!!

 

新十津川もどえらい雪です!

ま、それは想定内。

 

疲労もMAXですが

最後の力を振り絞って!!

 

 

トラックから

 

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バケツリレー方式で

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納屋に運び込む!!

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刈って刈って刈りまくったあとは、

積んで積んで、積みまくれ〜〜〜!!!!!!

 

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ここでも札幌チームが「手伝いますよ」と言ってくれ、わざわざ新十津川まで一緒に来て作業してくれたから思いのほか早く終了しました。

 

もう、ありがたいことありがたいこと。。。。

 

 

 

 

 

見上げると見事なお月様。

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あぁ、明日は満月だ。

 

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チセが建つ、その場所の上に輝く雪とお月様。

 

はぁ〜〜〜〜

 

美しくてため息が出る。

そして、疲れも癒される気がするよ…

 

 

 

あれ

お月様が細胞分裂しているよ…

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参加者さんたちのお心や実際のお手伝いはもちろんですが

 

いろんな存在達が

沢山のカムイが

 

見守って応援してくれていることを

ひしひしと感じる

 

ひたすら感謝、感謝、ありがとうございます

 

そんな茅刈りWSでした。

 

 

 

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WSとしては終了しましたが

作業としてはまだまだまだまだまだまだ続きます!!


そしてそれがまた日々素敵なことが起こって

チセを建てる、その恩恵たるや!!なのです。

 

それはそれで、報告しまっす☆

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 







 

チセを建てる番外編〜森に還ろう

 

 

 

 

我が家の(勘弁して)あるある。

 

 

 

 


○夫が長期出張に出ると、食料が大量に届く

 

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紋別のエカシ(漁師)から届いたカジカとソイ





そして
 


○夫が長期出張に出ると、大雪が降る

 

 

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うまれて初めて雪をみる子猫

 

 

 

今回はこれがダブルでやってきた(´Д` )

 

 まじ勘弁して…(´Д` )(´Д` )(´Д` )

 

 

 

 

しかし、これがまた新たな展開と出逢いに繋がるのだから面白い。

 

 

 

 

紋別のエカシからいただいたカジカと

二風谷のフチから(これまた大量に)いただいた野菜を持って

札幌のエカシと一緒に

 


高速道路通行止め、完全ホワイトアウト状態の中、四時間かけて旭川へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜに旭川

 

 

 

 

 

 

実は

 

先日のチセを建てるWSで完璧なキコリをしてくれた 清水さん、この感覚を忘れたくない、とホームの里山部で速攻でアイヌの仮小屋『カシ』を建てた!

 

 

 

清水さんのカシを建てる記録は

 

satoyamabu.hatenablog.com

↑コチラから

 


わたしはこの清水さんの自分の感覚を信じるチカラと素早い行動力、本当に素晴らしいと思う。

 

本当に、毎日一生懸命全力で「自分のおしごと」を全うしてる。

 

 

『いっつも最高な毎日だ!』

 

だなんて、正直に素直に大声で言えるひとはどれだけ居るだろう

(表面上、口先だけのひとはたくさんおりますがねw)

 

縁があって体験して思いついてすぐやって感動しての繰り返し。

 

コレが絶対的に神様に愛される源。で、次に繋がる。

 

 わたしが神様だったらこんなめんこい子、放っておかないもの〜

出来ないとか無理とかイイワケしないで、すぐに行動するから

もう、「ほれ、次これやってみれ」って、どんどん放り投げたくなるもの〜

そんで放り投げたモノちゃんと受け取って自分のものにしてひとにも影響与えてるから、まーた次あげたくなるもの〜

 

 

ま、わたしも同類です♡

神様にめっちゃ愛されてます♡

 

(ほんとうはこの世のひとは全てめっちゃくちゃ愛されてるんだけどね、気がついてないひとのほうが多いね、もったいないことに)

 

 

 

 

 

 

 

 

閑話休題

 

 

 

「いやー、魚捌けないっ!どーしよー!」とFacebookで投稿したところ

 

清水さんがコメントにて「任せて下さい!」と手を挙げてくれたのだった。

 

多分、冗談だったんだと思う。

「チェーンソー持って行きます(笑)」があとに続いていたから。

 

でも、社交辞令は通さないわたくしw

「チェーンソーもって来て下さい!あるいは、旭川まで行きます!」

と速攻で返信。

 

清水さんが「冬のカシでカジカ鍋…いいかも」と食いついたのも見逃さず

すぐにイベントページを作成www

 

強引に「里山部でカジカ鍋パーティやりますっっっ」宣言したのだった。

 

その場ではいろんなひとが反応して、けっこう集まりそうだった。

 

 

 

 

 

 

しかし

 

 

 

当日はまさかの大雪。

というか、大吹雪。

 

行きたーいと言ってくれていたひとは、ほとんどギブであった。

 

 

 

ポンペさんがご一緒してくれなかったら、

運転してくれていなかったら、

わたしも挫折して行かなかったと思う。

 

思えばポンペさんが同行してくれたのも不思議な話だった。

別件で用があり、電話をしたところ

なんとそのカジカをくれたエカシと一緒に東京にいる(びっくり!)

けれども旭川へ行く日はまだ札幌に戻ってない、と一度断られたのだけど

あとから「一日間違えた、その日は行けるわ〜」となったのだった。

しかも紋別のエカシはわたしたちが旭川へ行く前日に入り

わたしたちが移動しているころ旭川から紋別へ帰るところだったという。

 

旭川でカジカを受け取っても良かったんじゃないか、ってくらい

みんなが旭川に収集されていた、この日。

 

 

 

 

いつになったら到着するのか、というくらいの状況

いつまでも清水さん達に寒い中待ってもらうのも心苦しい

 

「もう諦めましょう」と何度も言いそうになったけれど

行く氣満々でホワイトアウトをぶっ飛ばすポンペさんを見ると

「うん、すべてゆだねよう」とお任せした。

清水さんも「全然大丈夫ですよ!」と言ってくれて中止にはならなかった。

 

 

 

 

 

 

結果、4時間かかって旭川に到着。

 

 

 

 

 

 

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これが一日で、何の知識も無く想いだけで建てたカシ

 

このカシの中、いや、下で、いや、屋根の意味もあまり無い(笑)吹雪の中
カジカ鍋を食す!!!!

 

 

 

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コッコもキモも胃袋もどどーーーーーーん!!

 

 

 

 

ひと言で言うと

 

 


『最高でしたっ!!!!』

 

 

 

 

 

 

コタツの中でぬくぬくと火鉢鍋もよろしいですが

 

自分の上に積もっていく雪、カラダがガクガク震え、手はかじかんで動かず、ふと命のことや死という言葉が頭によぎる状況で!

 

燃えたぎる薪の上でグツグツいってる鍋を!頭も骨も胃袋も肝もコッコもぶち込んだ鍋を!!

 

「あっちー!!」と叫びながら、食す!!!!

 

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ただの苦行にしか見えない

 

 

 

最高に幸せとしか言い様ないべさ。

 

あ、生きてるね。いま、生きてるね。
木があって、火があって、水があって、命があって、それをいただいて、わたし、生きてるね。

 

 

 

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生きるってこういうこと



 

 

こういう体験、みんなしたほうがいいと思うわ〜

 

 

 

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生きるチカラを育てよう!

 

「美味しいもののお礼に」とポンペさんがムックリをひいてくれた。

もちろん、手もカラダも寒さでガクガク震えている。

 

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山に、心に、響くムックリ

 

でも

ポンペさんのムックリが山に響いたとき


「あ、このためにわたしポンペさんをこの山に連れてきたんだな」って思った。

 

 

 

 


アイヌの聖地だったこの山にムックリが響いたのはなん百年ぶりなのだろう?


紋別と二風谷アイヌの想いも入った鍋を、ここにいた民達、ここのカムイも食べてくれただろうか?

 

 

このために、旭川にこの山に、人も食材もみんな集まったんだね。

 

 

 

いつまでもアペフチを眺めながらみんなでおしゃべりをしていたかったけど(いつものことである)

あっという間に山は暗くなる。

名残惜しいけれど、解散〜!!

 

 

 

 

 

ポンペさんにはホットウイスキーを呑んでいただいたので帰りはわたしが運転。

 

帰りも高速道路は通行止めだったのでまた四時間か…(´Д` )

と思いきや

ポンペさんの「トイレ寄って」の一言でとったトイレタイムのお陰で、四分前に通行止め解除!とゆーミラクル(ポンペさんと一緒だとこーゆーことは普通だけど)

で、二時間で帰って来れた〜〜〜!!

いえーーーーーーい!!

ほんで調子に乗って二次会まで!
だって、カジカ鍋食べて日本酒無しはカラダが納得しないもの(笑)

 

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ポンペさん、お疲れさまでした!!



 


今回はお留守番だった梅吉はエカシにベッタリ♡

 

わたしもエカシのお膝に乗りたいわ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

さて

 

今回のカジカ騒動。

 

実はこのカジカのおかげで、またまた新しい展開が開けたんです。

 

ちょっと、まだ公表は出来ないのですが。

 

わたしたちの夢が、またひとつ、叶うかもしれません。

 

 

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女将の魚さばき

 

 

 

縁って、ホンっっっっっとに

オモシロイなぁ。

 

 

 

 

 

はぁ〜
さてさて次はなにがあるのかねლ(´ڡ`ლ)

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

チセを建てる〜その二 木の伐倒

チセづくり、祈りが終わって許可を得て、いよいよ実務開始です。

 

今回はたくさんのひとに知って欲しい、関わって欲しい、ということで

わたしが理事長をつとめる

NPO法人ハチドリ でのワークショップ形式にしました。

 

となると

ただ適当に「さ〜そこの木を倒すか〜」てなわけにもいきませんので、

プロ、講師をお呼びして、しっかりと学んでいただきます。

 

 今回集まってくれたのは高校生からめんこい女子まで全道各地から8名。

 

 

場所は平取町二風谷

道内でもアイヌ人口が一番多い土地です。

 二風谷の「アイヌ文化博物館」にあるチセを見ながら

 

 

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二風谷でシケレペ農園を営む農家であり学芸員の資格も持つ、自称「マルチ百姓アイヌ」の貝澤太一さんから

まずは「チセとはどういった建築物なのか?」を教えていただきます。

 

 

 
 
 

一番大切な幣場の方向、二風谷の場合は東向き。

チセを建てる時は一緒につくるものとして、食品庫、熊檻、便所、物干しなどがあります。

 

太一さんのおじいさんが建てたというハイブリッド(茅葺き&板葺き)チセを見せてもらったり

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外はトタン屋根×板葺き

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中は茅葺のチセ

 

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ダムに沈んでしまったチセは、川上にむかって建っていたそうで

そもそも絶対東向きであるわけではなく、

「なにを大切にするか」で幣場の位置も変わる。

二風谷の場合は、山に向かう、川上に向かう、東向きであるが全て揃っているので問題無いわけですね。

 

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ダムの脇には茅が生えていて「次回はこれを刈るんですよー」で盛り上がる。

茅刈りって楽しいのでは???

 

 

 

 

最後にみんなでチセの前でパチリ。

太一さん、ありがとうございました!

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木を倒す現場へ移動、今夜みんなで宿泊するチセで昼食。

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今日から参加のみなさまは各自持参していただき、

昨日から泊まっていた我々はレラさんの作ってくれたごはんをいただきました。

 

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チセで食べるとなんでも美しく美味しく感じるのは何故だろう?



腹ごしらえが済んだら、いよいよ午後の作業!

プロきこりの指導による「木の伐倒」です!!

 

午後の指導は昨日、木への祈りもご一緒してくれた

 里山部 


の清水さんです!!

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里山部主宰清水さん



 

「チェーンソーを使ってみたいひと?」

4名がチャレンジ!!

 


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男子高校生、初めてのチェーンソー姿決まってます!!

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わたしを含め「いや、チェーンソーはいいっす」チームは既に倒れている木の皮むき作業。

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まずは師匠のレクチャー

 

『木の皮を剥く道具』というものが存在することも初めて知りました!

わたしはどちらかというと鉈のほうが剥きやすい氣がしました。

鉈派と剥き器派と分かれるようです。

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剥く作業が思いのほか楽しく(綺麗に剥けると気持ち良い!!)夢中になってるすきに、既にけっこうな数の木が倒れている!

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それらを引っ張って移動して(これまた重労働)

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みんなで剥き剥き…

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あとはひたすら

清水さんが倒す

移動する

枝をはらう

皮を剥く

を交代しながら、作業を進めて行きます。

 

「Myチェーンソー」を手に入れてご満悦の夫も

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玉切り作業をがんばります!

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倒す

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運ぶ

 

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剥く



ひたすらひたすらそれを続けて、あっという間に日が暮れて。

冬は暗くなるのが早い!作業もスピード勝負。

 

 

 

一日中外での作業、夜は温泉でからだをあたためて。

 

風呂上がりにはビールをきゅっと。

労働して風呂入ってビール、最高すぎる!!!!!!!!!

 

 

 

 

今夜はほとんどのかたがチセで就寝。

みんなで火を囲んで語らう。

 

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冬のチセはかなーーーーーり寒い!!

 

 

 

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アペフチカムイと共にエカシから聴くはなしは胸に響く

 

 

 

 それぞれに想いをのせて、おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日。

 

 

 

母屋でレラさんの作ってくれた朝食をいただき、すぐに現場へ。

 

 

 

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二日目はみんな慣れて来て、作業も早く、余計なおしゃべりもなく、黙々とそれぞれが作業を進めます。

 

 

初日は体調不良で来れなかったポンペさんも到着。

指示が飛び交い、一気にムードが上がります!!

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作業がはかどる!!

 

 

 

 

 

昼食はレラさんお手製鹿肉カレー!

薪ストーブで煮込まれたトロトロのカレーは絶品でした♡

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昼食時にポンペさんから身の上話を拝聴したり

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なんとムックリの演奏まで聴かせてくれました!!

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午後はあっというまに暗くなる〜!

早急に作業を進めます

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チェーンソーの音が止む事が無い森の中。

次々と倒れる樹々。

 

あるときは、刃を入れた木がアパートのほうへ傾き

全員が息をのむ瞬間も。

 

 

 

「お願い!そっちへいかないで!こっちへ来て!!」

 

 

 

 

それでも

 

清水さんと相方なこちゃんの素晴らしいコンビネーションで

ちゃあんと木は狙い通りの場所へ倒れた。

 

すごい!!!!

 

ドキドキ

ハラハラ

感動。

 

 

 

 

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この日も暗くなるまで清水さんは木に登り木を倒し

全力で仕事をしてくれた

 

 

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見守るわたしたちとしろくなっていった樹々

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はてなで動画をアップできないのが本当に残念。

 

木が倒れる瞬間は、生で見る&聴くともの凄い迫力!!

 

 

 

こうして

眠っていた木が

伐られて倒れて

わたしたちの手によって

家になっていく

 

 

 

 

木も

わたしたちも

 

 

 

それぞれに想いをのせて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっというまに日が暮れて

今回のワークショップは終了。

 

 

 

 

 

いや、まだだっけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、チセで

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この二日間、無事に終わった事に感謝し

見守ってくださったイナウを燃やす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にまたみんなで。

 

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倒した木にサインしてもらったり

この木はどこのどの部分になるのかみんなで相談したり

この木は絶対わたしが綺麗にするとこだわって剥いたり

 

 

 

 

 

こうしてみんなの気持ちが

チセにこもっていくのだと思うと

 

わたしたちも胸が熱くなります。

 

 

 

 

参加してくれたみなさま

ほんとうにありがとうございました!

 

 

でも、使う木はまだまだ足りません(汗

 

作業はこれからもつづきます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 






 

チセを建てる その一〜許可を得る

いよいよ始まります。チセづくり。

 

いよいよなんだなぁ。

本当のことなんだなぁ。

いまだ、夢みたい。。。。

 

 

 

さて、いよいよ建てるといっても

まずはやることがあります。

 

日本式なら地鎮祭から、でしょうが

 

アイヌ式ではまず「許可を得る」ことからです。

 

 

この土地の、この場所にチセを建てても良いか?

カムイにお伺いをたてる、『夢見の儀式』を行います。

 

 

まずは一番大切な幣場をどこにするか。

 

カムイの拠り所となる幣を並べる場所を決めてから、建物の位置が決まります。

幣場があり、神窓があり、炉から土間と入口が続きます。

 

 

この時点で幣場は東向きのレラさんがカムイノミをした場所を幣場としました。

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カムイノミを行うために、まずは三脚づくり。


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中川エカシが川から柳の木を伐って来て、素早く拵えます。

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家の大きさはだいたい三間×四間。

測って、家の四隅を決めます。

 

 

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家の炉にあたる場所に三脚をたてます。

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三脚に、これもささっと拵えた炉鈎をつるします。

 


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炉鈎の下に火をおこします。

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ここに、アペフチカムイに来てもらいます。

 

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チセづくりに関係する全ての人が並んでカムイノミを行います。

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 神々に祈りを捧げ、この場所の使用許可を願います。

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無事に終わり、ホッと安心。

 

この後、7日間、参列者が悪い夢を見なければ許可がおりたことになります。

 

7日間でわたしの唯一覚えている夢は

以前住んでいた家(近々取り壊されることになっている)に

いろーんなひと、親しい友人からそうでもない知人、芸能人にいたるまで、がその家とまわりにウロウロしていて

別に特別ピースフルなわけじゃなく、喧嘩したり嫉妬したり怒ったり人間として生々しい感じが印象に残る、そんな夢でした。

 

悪い夢ではありません。

 

わたし以外のひとも楽しい夢をみたり全く夢を見なかったりで

この場所での許可は無事おりたようでした。

 

 

ですが。

この時点で幣場は東向きのレラさんがカムイノミをした場所、としましたが

 

その後いろいろ調べたりするうちに東向きとは限らないこと、

川上に向かって、あるいは何に重きを置くかで方向が変わることなどを知り

この土地であればピンネシリに向かって(必然的に川上に向かう)のほうがしっくりくるような気がしています。

 

その場合(場所を変える)は再度夢見の儀式をするようなので、建てる前にまた行うかもしれません。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

建てる場所の許可がおりましたら

次は使う樹々の許可をいただきます。

 

今回木の伐倒をお願いした、里山

www.satoyamabu.com

の、清水さんと共に、倒す樹々の下見。

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すぐ隣にはアパートと車が並び、逆にはプレハブが…( ;´Д`)

森の中とはまた違う環境、プロきこり清水さんの手腕が発揮されます!!

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さて、この樹々の現在の持ち主であるレラさんから、木への祈りの仕方を習い

カムイノミを行います。

 

トゥキ(酒器)に御神酒を入れ、イクパスイ(棒酒箸)で木に酒を捧げ

米と塩も捧げ挨拶をして行きます。

 

 

 

 

 

 

 

森の中を歩き
わたしたちのチセに使わせて下さいと
一本一本の木に挨拶とお願いをすると

 

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静かに眠っているかのようだった森が
次の役目を果たすために目醒めて
明るく輝いた瞬間を目の当たりにしました。

 

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木達は納得して
伐っても良いと
許可を出してくれたのでした。

 

森の中に居た樹々は
伐って倒れた瞬間に
シランバカムイ(森の神)から
チセコロカムイ(家の神)へ
管轄が代わります。

ありがとう。
あなたたちと一緒に
これからも森を木を守りながら
チセとともに暮らしていきます。

 

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レラさんに教わった木へのカムイノミのことば

 

 

 

ニ コロ カムイ チセ アコロ カムイ
チセ コロペ キノクニサトシ、ユキコ アンルェネ
エアニ コロ シランバカムイウタリ エプンキネ アンルェネ
ピリカ ラマツ コロ エンコレヤン
エプンキネ オリパク オンカミ アンナ

 

木を持つ神よ チセを持つ神よ
チセを持つ者は 紀國聡と雪子と申します
あなたの持つ森、木の神の仲間を
良い心で守りますので
どうぞ、わたしにお渡しください
どうぞ、お守りください
謹んで礼拝いたします

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全てが終わった瞬間、

ほんとうに森の中の空気が変わったのです。

穏やかな、優しい氣に満ちあふれていました。

 

 

 

はてなでは動画のアップロードが出来ないので

清水さんがアップしてくれたFacebookでの動画をどうぞ。

こんなふうにして、一本一本に挨拶をしました。

www.facebook.com

清水さんも。

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夜は夜で、チセの中でカムイノミ。

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捧げる食べ物とお菓子と果物

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明日からの作業が無事に進むよう祈りを捧げます。

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シランバカムイ

チセコロカムイ

アペフチカムイ

 

今日はありがとうございました

明日もどうぞお守りくださいますよう

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そして

当然のことながら(!?)

このまま酒宴となりまして。

 

チセで炉の火を眺めながら語る最高の時間。

 

木達が納得してくれて、良かった。

きっと素晴らしいチセが建つはず!

 

素晴らしいチセになるよう

わたしたちも精一杯がんばろうね!!

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

ミツバチとトイチチリ

チセづくり報告に入るまえに、休憩をかねて、ひとつお話を。

 

 

わたしがこれから活動するなかで

忘れてはいけないことがある。

 

それを、最近また改めて思い知らされるようになった。

 

 

小さなミツバチと

小さな鳥が教えてくれる、「忘れちゃいけないこと」。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

わたしがここ最近ずっとつけているペンダント。

 

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アクセサリーはピアス以外は好きじゃないわたしが

2年前、なんとなく購入して、外出時にたま〜につける程度だった

【ミツバチエッセンスのペンダント】。

当時はミツバチっていうだけで胸キュンして購入、

しばらく存在も忘れてしまいこんでいたこの子が

 

数ヶ月前にひょっこり出て来てまたつけるようになった。

なんとなく、必要な気がして。

 

このペンダントはニホンミツバチの生命エネルギー(波動)をボトルに転写している(物理的なものは一切入っていない)、というもので

 

今さらながらその意味等を調べてみると…

 

 

キーワード:

行動力・共振力・テレパシー能力・グループ全体の意識向上・集合意識とのバランス・コミュニティ構築(全体の中での役割意識を明確にする)・ネットワーク力を強める

 

・個と全体とのバランス感覚をとり、全体の中での役割意識を明確にする。 
・周囲とのコミュニケーションを円滑にし、グループ全体の意識を向上させる。
・コミュニティ構築の際、共振力を高めることで、ネットワークシステムを確立させる助けに。
・行動力を高め、的確なタイミングで、必要な情報を受け取り、実行に移すことができるようになる。

 

これから訪れる新生日本で、コミュニティを形成していきたい方にはおススメです!

 

と、ある。

 

 

 

 

 

 

コミュニティの形成…

 

ん〜〜〜〜

またしてもそこか、と苦笑いしながら膝を打つ。

 

 

わたしが意識しなければいけないのはそういうことなのか。

 

 

 

 

 

 

ハッキリ言って、正直言って

わたしはそういうものには全く興味が無かった(キッパリ)。

 

わたしは自分ひとりで自由に楽しく生きてりゃいい(そうしたら周りも勝手にそうなるだろ)と思っているので

「みんなで一緒に!」「助け合って!」とゆーのを強制されるのがとっても苦手。

 

お互い好き勝手やってる者同士が、それぞれ「それいいよね〜」って認め合って好き合ってる『域』が好きなので

依存性のある人が近寄るのを極力避けるし

きっつい事を言ってしまえば

かまってちゃんとかメンヘラはほんとーに嫌い。

 

 

 

そんなわたしがコミュニティの形成なんかwwwwwww

 

 

 

と自虐的に笑っている場合ではない。

 

 

 

 

 

「こうあるべきなのだろう」と嫌々わたしが変化するわけでもなく

「こうじゃなきゃ嫌!」と今までどおり拒否するわけでもなく

 

 

わたしなりの、コミュニティのつくりかたがあるんだろう。

 

今はそう思っているし、なんとなく、それは見えて来ていた。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

トイチチリのおはなし。

 

 

 

 

わたしが理事長をつとめる『NPO法人ハチドリ』は

南米に伝わる『ハチドリのひとしずく』というおはなしから名前をいただいた。

 

 

 

 ********

森が燃えていました


森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました


でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり


口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます


動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います


クリキンディはこう答えました

 

「私は、私にできることをしているだけ」

 

************

 

森が燃えていました。
森の生きものたちは我先にと逃げて行きました。
でも
クリキンディという名のハチドリだけは
行ったり来たり 
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。
動物たちがそれを見て「そんなことをしていったい何になるんだ」と言って笑います。
 
クリキンディはこう答えました。

「私は、私にできることをしているだけ」



詳細を読む: http://www.hachidori.me/Z

 

 

 

 

ひとりひとり、自分が出来る小さなことから始めよう!をスローガンに

わたし自身「できること」を増やしていっていた。

 

 

 

 

 

 

レラさんにハチドリの由来を聞かれてそう答えると

 

「おや!そのはなしは、アイヌユーカラにもあるんだよ!」と教えてくれた。

 

そのときはおおまかに聞いただけだったけど

トイチチリという小さな鳥が人食い熊とたたかう話だった。

 

いつかレラさんの語るユーカラで聴いてみたい、そう思っていたら

岩手へ行ったときに(このときのお話はまた別に)聴く事が出来た。

 

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目を閉じて聴くユーカラ

わたしのあたまのなかで暗い目の前で繰り広げられる、叙情詩。

 

 

 

 

 

《ここからはわたしがぼんやりと覚えている内容をまとめたもので正確では無いかも知れません。また、ユーカラとして残っている話を検索してみましたが同様の話は見つかりませんでした。もしかしたら新しい創作かもしれません。》

 

 

 

 

*****************************

 

 

 

 

人食い熊が山に現れて

森の動物はみんな逃げた

 

トイチチリという小さな鳥が弓矢の名手の神様に助けを求めに行った

仕度をするから待っていなさいと告げられ

トイチチリは神様が来るまで自身で熊と戦った

熊の耳に入り鼓膜をつついたり、くちばしで一本一本毛をむしったり

熊に振り払われ傷つきながら神様が来るのを待った

 

何度神様に催促に行っても「今行くから」と待たされ

その間ずっとトイチチリはひとりで戦った

 

そうしているうちに

 

トイチチリと同じような小さな鳥が

トイチチリより少し大きな鳥が

もっと大きな鳥が

違う小さな動物たちが

 

トイチチリを助けるようにそれぞれが自分が出来る攻撃をしていった

 

そうこうしているうちに

やっと神様がやってきて

 

弓と矢を持って幾晩も森のなかを走り回り

 

ついに

人食い熊を倒した

 

トイチチリは尋ねた

「どうして夜の暗闇で熊を倒せたのですか」

 

神様は語りかけた

トイチチリよ」

 

「おまえが自分が傷つきながらもひとりで闘い

その姿を見た他の者が同じように闘い

人食い熊は弱っていたのだ

わたしが夜中でも熊を撃てたのは

小さな蛍が熊の目の回りに止まっていたからわたしは狙いを定められたのだ

 

皆がそれぞれに働いたから、こうして人食い熊を倒せたのだよ」

 

 

 

 

 

******************************

 

 

 

 

ハチドリと同じようでいて、少し違うトイチチリのおはなし。

 

聴き終わって、こみ上げるものがあって涙がポロリ落ちた。

 

 

 

 

 

 

小さな鳥トイチチリがひとりで奮闘していたら

それがみんなの心に火をつけて…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後も何度もレラさんに「トイチチリなんだよ」と言われた。

 

どんなことでも、たとえ独りでも、一生懸命働いていたら、誰かの心を動かすんだよ。

 

 

「バカ!トイチチリだろ!」と怒られたこともあった。

 

『レラさんが皆に声をかけてくれたらきっと(わたしたちが手が届かないくらい)スゴイ人たちが協力してくれるんだろうなぁ』みたいな、浅ましい想いで発言したとき。

 

「一生懸命働いてる姿が人を動かすんだ。それもしないで何かを得ようなんてダメだ!」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

ある日、家でiTunesを聴きながら掃除をしていた。

 

何気に流れて来た、中島みゆきの『ファイト!』。

 

今まで「なんとなく聴いた事ある」程度の、思い入れも何もない唄。

 

なのに、そのとき

 

 

 

 

 

ファイト!

闘う君の唄を

闘わない奴等が笑うだろう

ファイト!

冷たい水の中を

ふるえながらのぼってゆけ

 

 

 

 

 

という歌詞を聴いて

 

 

 

 

気付いたら号泣していた。

夫に胸を借りて、わんわん泣いていた。

 

 

 

『冷たい水の中をふるえながらのぼってゆく』のは

「ホッチャレ」と呼ばれる、産卵が済んだメス鮭のことだ。

 

メス、女、だからこそ

次に繋げるためにカラダを張って命をかけてやることがあるんだ。

 

 

懸命に、懸命に!!!!!!!

 

 

 

闘って来た。

 

 

常識と。

世間と。

同調圧力と。

 

 

「おまえなんか」と言う、奴等と。

 

 

 

 

 

 

それよりもなによりも

 

そんなものに負けてしまいそうになる、

弱い自分と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで、闘っている事を辛いと思ったことは無いのに。

 

 

闘わない奴等に笑われても何とも思ってなかったのに。

 

 

 

 

泣きながら

わたしは本当は闘いたくないんだな、って思った。

 

 

わたしがアイデンティティを保つ為に

それだけのために

 

 

 

たぶん、今まで、いきがって頑張って来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、それもおしまいなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ミツバチは『個』を持たない。

命をかけて働くのは『群』のためだ。

 

女王蜂と働き蜂なんて言うけれどそこに優劣があるわけではなくて

 

女王は子供を産むという仕事をし

オス蜂は女王と交尾するという仕事をし

メス蜂は子を育て巣を守るという仕事をする。

 

ひとりはみんなのために

みんなはひとりのために。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

きっと。

 

 

わたしがわたしの仕事を一生懸命していたら。

 

 

 

 

どこかの誰かの心が動くのかもしれない。

 

 

 

 

そうしてどこかの誰かがまた一生懸命その人の仕事をしていたら

また、どこかの誰かの心が動いて…

 

 

 

 

なんとなく、そういう想いの同じひとが勝手に集まって

 

みんなそれぞれが

 

自分の出来ること、好きなこと、得意なことをやっているだけで

それが結果的にみんなのためになって

 

ミツバチのような『群』に

 

『個』と『全体』が同じように感じられる『コミュニティ』に

 

なっていくのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしはわたし

 

 

 

だけれど

 

 

 

 

 

わたしはあなた

あなたはわたし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういう感覚で、群が、コミュニティが、

 

 

そしてなによりわたしが

 

 

 

 

 

 

育って行くのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

楽しみになって来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミツバチとトイチチリ。

 

いつまでも忘れないようにね、自分!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現実と意識の変容のリンクがオモシロイ、今日この頃。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆだねきる旅、その後〜その四

 

 

出来ないときは、どんなに頑張っても、死ぬほど努力しても出来ない、叶わない。

なのに

「その時」が来たら、あっという間に出来たり叶ったりする。

 

しかも「え、そっちから?」「なんで今」みたいな

思いもよらない、想定外のことが起こって全て上手く行ってしまったりする。

 

 

 

 

 

或は

 

 

こっちの路を選んで懸命に進んでいたはずなのに、気がつけばこっちに居た。

 

これがわたしの生きる道と思っていた事全く違う道に進まされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分に対しても、周りに対しても言えるのは

 

「こればかりは仕方ない」。

 

 

すべては天の采配と、タイミング。

 

自分のチカラで自分の思い通りになんてならない。

 

ちゃんと、やるべきことがやるべきタイミングで用意されているのだから、お任せるしかない。

例え、いま周りから認められなくても。

 

 

 

そう、それが、「ゆだねきる」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

今思えば、猫が我が家に来る事になったのも、大きなきっかけだった。

(『猫騒動』は改めて別記事で書きます)

 

 

レラさんのカムイノミで出逢って、滝行を教えてくれたり、一緒に岩手に行ったりしたまりちゃん。

二風谷でのカムイノミからの帰り、「友達が、誰か要らないかな?って写真送って来た」と

キャットタワーの画像を見せてくれた。

 

「わ!実は、わたし、猫もらうことになってるんだ〜!」

「え」

 

新十津川のるみこさんは保護猫活動もしていて、わたしがもらう予定の猫が産んだ子猫の里親を捜している、と伝えると

 

「…実は…」

 

家族のために猫を飼いたいと密かに思っていたそうで

「じゃあ、一緒に子猫見に行こう!」となった。

 

そうして、まりちゃんが新十津川に来る事になった。

(こんなことでも無ければすぐに新十津川に来てもらうことは無かっただろう)

 

 

わたしは、あのアイヌの碑がどうしても気になったので

子猫とのお見合いのとき「一度見て欲しい」とお願いした。

 

まりちゃんもレラさんと同じく「わかるひと」だから。

 

 

 

「ここでカムイノミをしたほうがいい」とまりちゃんは言った。

碑の前ではなく、川の近くの木の前で。

「ここに居る霊たちを(天に)あげなくては」と。

 

 

「レラさんに来てもらおう。その前に、聡くん(夫)とまたここに来れるようなら、お酒をあげてちゃんと挨拶して」と言われた。

 

 

 

 

 

 

その後、これも必要だよね、と言っていた

月形刑務所の近くの、囚人のお墓でカムイノミ。

 

このあたり、いや北海道の幹線道路は、アイヌや、囚人や、強制連行された朝鮮人中国人等が過酷な労働条件で作っていった道路だ。

 

参照:

開拓の基盤を作った囚人道路/月形町

監獄秘話 囚人が開いた土地 | 博物館 網走監獄

 

死んじゃってもいーし

死んじゃったらそのへんに埋めればいーし

トンネルなんか人柱になってちょーどいーし

 

くらい、「人として扱われなかった人達」の犠牲のもとで出来ているのだ。

 

 

今までのわたしは

 

なんとなく知っているようでそれほど興味も無かった。

 

いま、この時期に、こういう事実と向き合って

慰霊鎮魂の場を共にすること

土地のクリーニングにも繋がること

 

 

必要なんだろうな…

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

夫と新十津川に行く日が来たので、今度こそカムイノミの準備万端で(ちゃんと出来るかどうかは別として)向かった。

 

夫もこの碑の場所に来るのは初めてだったのだけど

「…凄く、氣が嫌な感じがするね」。

 

 

手探りながらもカムイノミ。

 

終わりかけたとき、ふたりの目の前にオオスズメバチが一匹、やって来た。

「ヤバい!!」

一瞬焦ったけれど、振り払ったりしては逆効果なのでジッとする。

 

まるで、品定めするかのようにわたしたちの周りをブンブンと飛ぶオオスズメバチ

 

わたしたちに悪意はありません、と伝え、黙って品定めしてもらう。

 

しばらくして、スッと去って行った。

 

認めてはもらえなくても「なんか、こうゆうやつ来たでー」と仲間に知らせてくれただろうか。。。。

 

 

 

 

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夫とこの地でカムイノミをする。

 これだけでも、ずいぶん気持ちが落ち着いた。

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

「雪ちゃんの(NPO法人)ハチドリさんでアイヌ刺繍講座をやりましょう!」

レラさんにそう言ってくれたのも、まりちゃんだった。

 

 

わたしはどんなカタチでもいいからレラさんを札幌に呼びたくて、ずっとラブコールを送っていたのだけど、なかなか叶わず数年経ってしまった。

なのに、このまりちゃんの一言でレラさんがその場でOKを出し、一瞬で開催が決まった。

 

もちろん、まりちゃん自身刺繍を習いたいこともあったのだけど

刺繍講座をやれば、少しはレラさんの収入になる。

そして、札幌から新十津川に同行してもらって、カムイノミしてもらえる。

そういう想いで頼んでくれて、実現した。

 

ーーーーーーーーー

 

刺繍講座は募集開始2時間で満員御礼になり、無事終わった。

 

我が家に泊まったレラさんは翌朝こう言った。

 

「昨夜、枕元に誰か現れた。『ここの住人はアイヌのことを一生懸命やってるから、黙って応援しろ』と言ったらスーッと壁を抜けて、公園の木の下に消えていったよ。」

 

にゅーん( ;´Д`)

普段だったらめっちゃコワイ話(わたしは幽霊とかマジダメです。人外担当なので。)だけど、レラさんがなんかしてくれたなら、、、いいか、、、、、、。

 

 

 

 

そして、レラさんと、まりちゃんと、わたしで(聡も猛烈に来たがっていたけど仕事で叶わず)新十津川へ。

 

実は、碑の前に、公園の中にある沼地も気になったので

先にそこに寄って見てもらう。

 

 

「ここには沢山のひとが沈んで(埋まって)いる」とのことで

ここでも急遽カムイノミ。

  

「もういいから、天にあがって行きなさい」

 レラさんが語りかけていく。


さぁっと風が吹いて、波紋がわたちたちの立っていた場所に集まって来た。
泣きそうだった空が、一瞬、晴れた。

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そして、碑のある場所でカムイノミ。

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沼地で綺麗に晴れていた空が

ここに入った途端、急に土砂降りに…

 

「泣いてる…思う存分、泣けばいい」とレラさん。

 

 

開拓の民が入って来て、強制的に与えられた土地。

それまでの暮らしを否定され追いやられていったアイヌ

 

 

 

 

 

 

歴史を語るのは、難しい。

語る角度でどうにでも取れるから。

 

 

 

 

アイヌ=善

開拓民=悪

 

などひとことでは語れない。

 

 

 

 

 

ただ、ここに移り住んだ、アイヌの民たちに、意識を合わせる…

 

悔しかった?

辛かった?

悲しかった?

 

楽しいことも、あった??

 

 

 

 

 

わたしは

 

クリーニングのことばでもある

 

ありがとう

許してね

ごめんね

愛してるよ

 

を伝えつづける。

 

 

 

あなたたちが

明るく平和に豊かに暮らしていたコタンを、またこの地でつくるから。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 土砂降りが続く中

 

 るみこさんから、わたしたちに管理人が代わった、

この土地でもカムイノミ。

 

 

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何故かわからない、何かわからないけれど

胸にこみ上げるものがあって

るみこさんもわたしも「良かった、本当に良かったね」と手を握り合って泣いた。

 

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 終わって、母屋で休んでいるとみるみる光が射して来た。

 

 

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土砂降りが嘘のような眩しさ。

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いろいろホッとして、

 

レラさんを送りに二風谷へ向かう途中の空

 

写真にはおさまりきらない、ドラゴンたちが。

 

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そして、二風谷から札幌へ戻る途中の雲。

 

 

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 ーーーーーーーーーーー

 

そして、今回のことが終わってまた「次」が決まった。

 

 

 

 

なんと、新十津川のあの土地にアイヌの家、チセを建てることになったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

新十津川では今ある大きな母屋で暮らすつもりは無かった。

 

何も無い小さい暮らしをしたかったので、小屋を建てようか、ツリーハウスはどうだろう、といろいろ調べていた。

 

その中で冗談では言っていた

「チセ建てて住みたいなぁ」と。

 

 

 

 

 

でも、とても現実的ではない。

小屋やツリーハウスやログハウスなら、プロも居るしお願いすれば建ててもらうことも教えてもらうこともできる。

 

でも、チセは、、、、

 

 

 

「材料と人手さえなんとかなれば建てられる」

いつもお世話になっているアイヌのポンペさんとチセを建てた経験が豊富な中川さんはそう言ったけど

 

いや、その材料が、まず…

 

 

 

ダメもとで、某財団の事業で出来ないか相談してみたところ「かかる金額が大きいから申請が通るのは難しいかも」とのことだった。

 

 

ですよね。

ですよねー。

 

 

 

だからチセを建てる、というのは夢のまた夢だったのだ、この日までは。

 

 

 

 

 

レラさんにも、夢のような話として新十津川にチセを建てられたらなぁ、と言ったのだけどその返事は

「建てなさい!建てられるから!建てなさい!」だった。

 

「いや、材木も、茅も入手困難で…」

「うちの木を使って!」

 

は????????????

 

なんでも、レラさんの家の奥の林の木が大きくなりすぎて、隣接して建ったアパートの上にかかってしまい、苦情が来ているのだそうだ。

むしろ、木を伐ってくれる人がいないかと悩んでいたそうだ。

 

「あぁ!助かる!うちの木を伐ってチセに使ってくれるならそんな良い話はない!!」

とレラさんが何度も何度も言うので、遠慮とか恐縮とかする前に

『え、、、そうはいっても、、、無理じゃん』とか思う前に

 

「そうか、むしろ人助けになるのか。それなら使わせてもらおう」とスーッと話は決まってしまった。

 

「茅場も教えるから心配しなくていい。大丈夫、建てられる。」

「わたしだって、建てたんだから。そりゃあ頑張ったよ、ちっちゃい子供何人もトラックに乗せてひとりで茅刈りして運んだんだ。」

 

 

レラさんはその後会う度に励ましてくれた。

 

 

そして、本当にその通りに

不安になんかなっていられないほど

面白いように、それからも話は進んだ。

 

 

 

 

 

無理だと思ってた

夢のまた夢だったことが現実になる…

 

 

 

 

何かの後押しがあるとしか思えない

奇跡の連続。

 

 

 

 

 

 

「ゆだねきる旅 その後」はこれで終わります。

いよいよ、チセづくりが始まります!!