あ し あ と 。

生きてます。自由に。

チセ、その後。

 

 

さて、チセが完成してから半年が過ぎました。

 

「チセロスになる」覚悟をしていましたが

まったく、それどころではありませんw

 

 

終わった(実際にはまだまだ手直しが必要なので完成とは言い難いのですが、「チセノミ」という新築祝的なものを済ませたので終わったということになっている)

当初はまぁ、すっからかんになってちょっとした廃人状態でしたが

 

例によって例のごとく、またしても次から次へと宿題が目の前に置かれていきます。

チセやアイヌとはまっっっっっっったく無関係です。

「は?なんでわたしこんなことやってるの?」の連続。

「わたし、次なにすんの?」

 

周りの方からは「チセは今後どうするの?」ということも良く聞かれます。

「観光資源として活用せよ」というご意見もたーくさんいただきます。

ここはハッキリとお答えしておきましょう。

 

 

 

 

「見世物にはしないよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

6月18日にチセノミを執り行い、無事にチセに心臓も入りカムイも迎え入れ

その後はチセで暮らしました。マジで住んでました。

11月中旬にいよいよ寒さの限界が来るまで、朝晩アペフチカムイに祈りを捧げ寝食を共にする日々。

チセはカムイそのもの、イノチそのものだと、身を以て実感しました。

 

わたしたちにとってチセは「魂が帰る場所」であり、「祈りを捧げる神殿」でもあります。

とても「観光資源」とは思えないし「誰でもウェルカム」なんてとても無理です。

この先開放することも無いでしょう。

 

ただ、

【魂が帰る場所】【祈りを捧げる神殿】としては、活用していきます。

 

 

ここからは、チセその後、わたしたち何するの?って話にもなってくるのですが。

 

 

 

 

 

 

 

以前、【やりたいこと】でこんな記事を書いておりました。

 

yukikoashiato.hatenablog.com

 

最期に追記で「考え方も変わっている」と書いたけど、その後もどんどん変わってね。

今はもうしっかり着地点が見えて、そこに向かっていろんなことを学んだり進めたりしているところ。

 

さて、その着地点とは。

 

 

 

 

若い女の子のための、全寮制の私塾をつくります。

 

 

先程の前記事ではリトリートをやりたいと書いてますが

そんな甘っちょろいもんではなく、完全にここで暮らして

それこそわたしと寝食を共にしてもらいます。

そして朝晩、一緒にチセでお祈りもします。

 

暮らすのはチセではなく、母屋の二階。

現在の古い家を建て替えて、一階をカフェに、二階を寮にします。

 

飲食店で働きたい子は一階のカフェで働いてもらい

苦手な子は、うちはIT業や林業や販売業なんかもやってるので、そういう分野が好きならそこで働いてもらう。

そこから食事、光熱費、家賃込みで◯◯円(ここはまだハッキリしてない)支払ってもらう。

なのでもし貯蓄があって、そこから支払えるのなら働かなくてもOK。

 

そういう労働以外にも

もちろんわたしの手仕事や、わたし以外の人からもいろんなことを学んでもらう。

塾だからね。

それは、その子の好きなこと、得意なことに応じて臨機応変に考えていきます。

最終的に、ちゃんと自分の手でお金を稼いで生きていけるまでバックアップします。

 

全寮制にするのには、ふたつ理由があります。

ひとつは食事。

わたしの作った食事を食べてもらうのも大事なこと。

いくら身体や健康について学んでも

コンビニ弁当買って帰ったり外食で済ませられる生活が変わらなかったら身体は変わらない。

うちの畑で自分が世話をした野菜を使って

わたしが、その子たちのために愛情を込めて作る料理を食べて欲しい。

健全な精神は健全な肉体に宿るので、まずは身体づくり!

 

 

もう一つの理由は、今の一般常識の世界から一度完全に離れて欲しいから。

うちで何か(特に心や魂のことを)学んで軽くなっても、また古い観念とか常識にまみれた社会に戻ったら絶対にそっちの重いほうに引きずられるの。それの繰り返しだけになっちゃう。

だからみーんなスピジプシーになっちゃうの。

アレやってもコレやっても、全然現実が変わらない。

【自分らしく生きられない世界】でどんなに頑張ったって、自分も現実も変えられるわけ無いのよ。

なので、一度【新しい世界】にどっぷり浸かって、もう、ぐうの根も出ないほどに自分を愛しきって欲しい。

どんどん自信をつけて欲しい。

そうしてついに魂と繋がることが出来たら、揺らぐことなく自分のことを信じられたら、自分の未来は自分で創るんだって腑に落ちたら

その時は社会に戻っても、大丈夫。

ていうか、社会に戻らなくたって生きていける。

そこまでを目指すよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで

 

 

まずは

 

現在の母屋を建て直す

 

が当面の目標。

 

そりゃ、簡単な額じゃないっす。

札幌の家のローンもまだ残ってるし。

 

 

自分たちでセルフビルド、とかも考えたけど

一階をカフェに、二階を寮に、でわたしがイメージしている建物は、

ちょっと素人に毛の生えたくらいのわたしたちには多分荷が重すぎ。

自分が住む家は別に見た目とかどうでも良いし時間かかっても良いので自分で建てますが

お客様を招く建物であれば、素敵な外観にしたいし

ちゃんとプロに施工してもらいたい。

 

 

 

なので今は【お金をがっつり稼ぐ】ということに超フォーカスしております。

 

元々お金を循環させて皆で豊かになろーって言ってますが

もうちょっとガッツリ行きます。

 

そこの学びもガンガン来てます。

「なんでこんなことやってんだろう?」ってのは実はお金に繋がって来たりします。

「いーから動け」とサクちゃんからめっちゃ尻叩かれてます。。。。

 

 

そんなこんなで

弊社でも今年から新しい事業に取り組むことになりまして

 

この全寮制私塾に賛同していただけるかたは

是非わたしから製品を買って稼がせてくださいw