ブッシュクラフトの旅 四日目
気持ち良く起きた翌朝。
夫が朝食に行っているあいだ、梅吉のお散歩。
愛しの椿ちゃんにも逢いに♡
梅吉とも仲良しになったもよう♡
今日も一日見守っててね( •ॢ◡-ॢ)-♡
さて、講座スタート。
昨日の座学の続き&(サバイバルグッズの)商品紹介。
スポンサー?的なものがつくとめんどくさいこともありましょうが。
わたしは知らない世界の商品だったので、新鮮で面白かったです。
どんな状況においても(例え自分が完全不食になったとしても)飲み水の確保は重要課題!
そこで、なんとウィルスや放射性物質まで除去出来てしまうという!!
超高性能浄水ボトル買っちゃいました。
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別に災害時じゃなくても使えるしね。
※この商品には握力が必要です
さ、外ですよー外!!
昨日たてたみんなのシェルターがずらり!
今日は、このシェルターの中の居住空間を高めていきますよ。
まずはゆったりとくつろぐための椅子づくり。
太さのあった枝を集めて揃えて積み上げていきます。
何段かにすればより快適に、座面に草などクッション性のあるものを敷けばさらに快適度アップ。
さぁ!実際に作ってみよう!!
枝を探しに山に入ります。
どーも山に入ると夢中になってしまうようで、写真を撮り忘れますな。
これはおとうちゃんのいす。
めんこいでねーの。
わたしはいすを作っている間も夢中で過程も取り忘れ。
でも、こんな感じで素晴らしい椅子が出来上がりましたよ!流石、椅子職人の娘!!(関係無い)←いや、そんなことは無いぞ、アウトドア大好きだった亡き父が喜んで降りて来たのかも!!
椅子が出来ましたら、お次はついに!
メインの!!
焚き火でございます!!!!!
やっぱ火でしょー!
といっても、ただそこで火を燃やすわけではありません。
効率良く火を起こし、灯りはもちろん調理も出来て暖もとれる場所作り。
まずは、熱が自分のところへ来るように穴を掘ります。
五徳になる太い枝。これに着火材となる枝などを立てかけて行く。
ロープで三脚を作ってファイアーリフレクターの脚にします。
ファイアーリフレクターとは、木や石を使い、熱を無駄無く身体に受けるために焚き火の熱を反射させるもの。
焚き火の場所は椅子から一歩〜一歩半前。
それ以上近いと危険だし、遠いと暖がとれません。
さぁ、実際に作ってみよう!!
山に入って手頃な枝探し。
「良い材料があるところを、教えてね」山の精霊たちに頼むとちゃんと教えてくれます。
たくさん立ち枯れの枝がとれました!
が、今回も思いっきり写真撮ってません。
まずはかまどを作りますか〜
ふんふん〜♪地面に穴を掘って石とか積み上げているとなんとなく縄文魂が刺激されますなぁ。
結局このカタチは間違っているとあとで気がつくんですけどね…
どだー!!
「いんじゃね?」
よーし、リフレクターを作るじょ!!
ノコギリを使っても良し、とのことだったけど
出来るだけナイフ一本でなんでも出来るようになりたいので、ナイフで枝を切る練習。
しかーし、大振りな枝でゴツいのを作ろうとしたら、三脚の力が足りず何度も倒れるハメに。
結局焦って枝を選び直して作り直し。
雑な性格がここでも。。。。。
おとうちゃんも様になってるじゃないですか!
おとうちゃんの。完璧ですな。
さぁ!いよいよ実際に火を入れますよー!!
川口さんのかまどと着火に使うものたち。
左から、枯れ草(今回は杉)、樹皮、鉛筆の芯くらいの枝、鉛筆くらいの枝、親指くらいの枝。
燃えやすいものからかぶせていきます。
着火はメタルマッチでも、マッチでも、虫眼鏡でも(←これは無かった)
小さな火でも無駄にしない!ポットをかけておけばお湯をあたためるくらいは出来る。
かまどもいろんなカタチで作れますわね。
やっぱ、良いよね…火…
さぁっ、こちらも自分でやってみよーーーーーーー!!
枝探しがかなり好きになっているわたし。いつまでも「しばかり」しちゃう。(そして写真を撮らない)
よし、準備完了!!
ま、五徳を忘れてるんですけど…
おとうちゃんはメタルマッチにチャレンジしていましたが、わたしは「マッチ一本で確実に着ける!」。
バッチリ着きました!!
「おとうちゃんもちゃんとひがついたみたいだよ」
「まずはお湯を沸かす」。
コーヒーを淹れたり、生えてる草木でハーブティーにしたり、みなさんそれぞれに楽しんでおります。
わたしは野菜があったので調理にチャレンジ!!
「にくはあるのか?」
といっても、野菜を刻んで煮込むだけ。
味付けは用意があったクレイジーソルトのみ!
自分でたてたシェルターの中で自分で作ったかまどを使って
自分が起こした火で調理したスープ!!!!
そして
用意していただいた昼食はバイキング方式でのサンドイッチ!
これは食べずにはおれません♡
うふふふふふふふふふふふ♡最高の贅沢♡
「しゃしんなんかいいからはやくたべようぜー」
みんなでお外で食べたら美味しいね!!
「おとうちゃんのもくれよ」
「とーちゃんのさんどいっちもうまいじゃん!」
「だろ?」
またしても川口さんと熱く語っている模様。
ブッシュクラフトを北海道に伝えたい!!
おとうちゃんも魂が震えているのではないでしょーか!!
スープもスタッフのみなさまにご試食いただきましたが、大変好評でした!!
北海道の野菜って美味しいよね〜。
「きみのさんどいっちはどうなんだい?」
この時間はたっぷりとってくれていたので、昼寝したり、本を読んだり、歓談したり
みなさんも自由にまーったり。
良い時間だなぁ。
外で過ごす幸せ。
「過ごす」を「暮らす」に少しずつ近づけて行きたいなぁ。
そして
楽しい時間も終わりに近づきました。
「後片付け方」も立派な学びです。
元の状態に戻す、が基本。
元々そこに無かった物は自然に返す。
火元の枝等は「燃やし尽くす」が基本だけれど、
燃え尽きなかったものは次に使えるようまとめておきます。
灰もそこには無かったものなので、自然に返します。
完全に戻します。
自分のかまどをしっかりと後片付けしましょう!!
まずは石等で潰して火をしっかり鎮火させる!!
自分の手で熱さを確認!!
ありがとうの気持ちを込めて灰にお別れを。
裏まで持って行って
せーの
ばいばーい!!
最後に全員で集合写真!
楽しかったね〜〜!
あっという間の二日間。
終わっちゃうのがさびしいなぁ。
「アドバイザー養成講座」なので
最後にアドバイザー認定をいただきました!
授与式。
はは〜〜〜〜!!
我々のおふざけにも
いちいち対応してくれる川口さんが大好きだーーーー!!
認定証!!
いえーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!
川口さん、ほんとーにありがとうございました。
素晴らしい講座でした!
次に繋げて行けるよう頑張ります!!
次はインストラクターを目指すおとうちゃん。
応援するから、がんばってね!
わたしはアドバイザーとして、おとうちゃんのアシスタントをがんばるじょ。
一日目に想った
『文明に頼り切らず、かといって切り離さず
人間という動物として知恵と技術を使いながら
何も壊さず傷つけず楽しく生きて行く。
そんなことを学びたくて、みんなにも伝えたくて。』
ここを、忘れずに次に繋げて行けたら。
最後に椿ちゃんに挨拶をして。
おとうちゃんがまた毎月来るから、よろしくね。
名残惜しい気持ちとウキウキした気持ちで帰路につきます。
途中梅林があったので梅meets梅吉でパチリ。
「どうだい?おとこまえかい?」
今日も陽は暮れて行きます。
「みごとなゆうやけだね」
帰りはどこまで行きましょうかね?
いろいろ調べてここに決定ー!!
那須火山帯の地下1500mから豊かに湧き出ている天然かけ流し温泉!!
さいっこうの魂の御馳走じゃないですか〜
途中、お酒の調達のためにコンビニを探していたのですが
通りがかりのコンビニには反応せず、温泉近くまで来て…
ナイスな地元商店を発見!
栃木の地酒もよりどりみどりー!!
手作りお惣菜もあるー!!
いえーい、完璧!!
もう、途中で写真を撮る気がすっかり無くなっていた我々…
記録はありませぬが。
温泉に入り、すぐ近くの
に移動し
寝る準備(ここでエアベッドが破けていることが判明、大ショック!)をして
車内宴の始まりです♡
いや〜〜〜〜〜
素晴らしい4日間だったなぁ。
適度な疲労と幸福度MAXで、早々に就寝。
明日も仙台でひと遊び♡楽しみだにゃ〜
ブッシュクラフトの旅 三日目
気持ち良く起きた@いわき
梅吉もお外でのんびり出来るのは嬉しいみたい。
なんだか、南国に来ているみたいだね。
お父ちゃんは朝ご飯。
かまぼこおじや。
どんなものでも文句を言わず「美味しいね」と言って食べてくれる夫。
ありがたい。
梅吉もいつもの手作りごはん。
むしろコイツのほうが気分で食べなかったりするので大変である。
南へ、南へ。
茨城に入ると見覚えのあるコンビニが!!!!!
えーセイコーマートって北海道限定コンビニじゃなかったんだねぇ。
何店舗かあるらしい。
なんか、嬉しいぞ。必要も無いのに寄って大福なんか買ってみたりして。
で、いよいよ本番!
ブッシュクラフトの旅というタイトルのくせにやっと三日目で本題です。
会場近くのコンビニ(セコマではない)にて集合とのことで行ってみると
やはりなんとなく「あの人もそうだな」とわかるものですね。
つーか、我々なんかいかにもアウトドアルックで、「あの人絶対ブッシュクラフトだ」って思われてたと思うんですけどwww
なので、主宰であり講師の川口さんが現れたときには別の意味で衝撃でした。
わたしたち以上に「ザ・アウトドア」的な、「ザ・山男」的な、装備、ルックス的にプロっぽい人を(勝手に)想像していたのですが
てろーんなトレーナーにざっくりとしたカーゴパンツ
そして素足…
…え?
まじでこれから「山に入るぞ」というより「海に行くぜ」に近い格好。
そしてコンビニの大福的なものをもぐもぐしながらかる〜く登場。
じ、自由!!!!
な、なんてカッコイイんだ…!!!!!!
集合してから現地に入り、まずは(持参した)昼食とっちゃってくださーいとのこと
車でこしらえた弁当を夫に渡し
わたしは食べないし、梅吉はみんなにおねだりするのでうるさいので周りをお散歩に。
「そのぱん、おいしそうですね」
ぐるっとお散歩していると、宿泊棟の裏になんともめんこい椿の木を発見!!!!!
もう、一目惚れでした。
なんて、なんて可愛いのでしょう!!!!!
女神が宿っているかのような姿にわたしも一瞬にして心を寄せて語りかけ共鳴しあうのがわかりました。
椿から愛の波動が虹のように発せられているのがわかるでしょうか?
滞在中、相思相愛になったこの椿に、出来る限り会いに行きました♡
そして、いよいよ『ブッシュクラフトアドバイザー養成講座』が始まりました!!
北は我々北海道から、南は九州まで全国から集まった20数名。
意外と女性が多いのに驚きです。
点呼を取るための班分けをして自己紹介などをして、早速実践に入ります。
最初は「ナイフの使い方」。
なにはともあれナイフを使えるようになること!
ナイフを使う練習をするために、このペグ(タープ等を地面に固定する杭)を自分で手作りしてみましょう!
ペグになる枝を探しに山に入ります。
ただ着いて行くだけじゃなくて
ただ目的に向かって歩くだけじゃなくて
なるべく空を眺めたり、周りの樹々の様子を観察したり、後ろを振り返って来た道を確認したり、常に自分がどこに居るのか感じながら歩く。
落ちている枝を見て「これは何に使えるかな」
生えている草を見て「これは食べられるだろうか」
こうして写真で見ても、樹の感じが北海道と全然違うのよね。
北海道は針葉樹の割合が少ないのでこういう真っすぐな樹木が並んでいるのは新鮮。
(杉花粉症の人はしんどかったようですが)
各自拾って来た枝で、ペグ作り。
ナイフは持参あるいは現地で購入&レンタルも出来てとても助かりました。
(わたしはレンタルしたあと結局欲しくなって購入)
ナイフの使い方で『絶対やってはいけないこと』をまず学びます。
クイズ方式で間違い探しをやっていくのが面白かった!!
ここでも川口さんのキャラが光ります。
話もめっちゃ面白いし、テレビとかに引っ張りだこになりそうなんだけど。
そのうちなるかもなぁ。
我々は真剣に。
料理以外のナイフなんか持つの初めてだからドキドキワクワクー。
おとうちゃん、さまになってます。
焚き火が始まりました!
北海道からでも関東の風は寒くてかないません(/ _ ; )
ありがてぇ!!
「こーんな方法もね〜」さらりとかっちょいい川口さん。
あれっ、どうしてわたしがやるとこんなにへっぴり腰でかっちょ悪いんでしょーか!?
梅吉は側におりますが、ねむねむのようです。
出来たペグは写真を撮るのを忘れました…( ;´Д`)
が、ふたりとも上手に出来ましたよ!!
さて、お次はロープワークです。
ナイフもだけどロープも萌えるよね!!!!!!
腰にぶら下がるパラシュートコード。
長さによって使い分けます。
単なるブルーシート(迷彩柄のかっちょいいやつですが)を
山で拾って来た枝とパラコード(これも蔓などで代用出来る)だけで
シェルターにしていきます。
風向きなどを考慮すれば、これだけで充分シェルターとして使えるのです。
そのために、いろいろな結び方(ロープワーク)を学びましょう!!
しゅしゅしゅっとな〜
女子チームは
「え〜、こう?」「いやーん出来ないー」
「あれっこうじゃない!?」「ほら、こうだよ!!」と柱相手に和気藹々。
「なんかもりあがってんなぁ」
「梅吉も自在結びで…」
「はいはい、つかいたいのはわかったから、いいからやめてね」ぺろぺろ
更に山に入り、シェルターの柱となる枝を探し、ロープとペグを使って『自分のシェルター』を設営します。
どうですか!!
どうですかーーーーーー!!
いや、たいしたことないんでしょうけど、
ブルーシート以外自分で見つけて作って設営したかと思うとけっこう嬉しいもんです。
何度も失敗して倒れてやっと出来た、シェルター。
みんなのシェルターも出来上がって来ました。
中にはもうすでに火を起こしている達人も!!
夕食前に座学。
「生存するため」のサバイバル術を学びます。
そして、夕食。
夫の話によると確か豚キムチ鍋だったような気がしますが
わたしはもう魂が満足していて必要無いように感じたので、食べませんでした。
その後、希望者だけで近くの温泉に行き(源泉有りでこれまた魂の御馳走いただきました!)
セコマで酒とツマミを調達し、宴へ。
室内でまったりチームと
わたしは速攻で外の焚き火チームへ参加
火を囲みながら
またいろいろ炙って食べて呑んで…(もちろん、こういう場のものは、食べます!!!)
人は火の周りに集まるようになってるんですよね
我々が持参した道産のじゃがいもやタマネギ、かまぼこなども大変好評でした。
「12時完全就寝ですよーーーーーー」という川口さんの掛け声と共に
最終的にはお部屋チームも外に出て来て大宴会に。
これぞ「夜のブッシュクラフト」!!!!
ワタクシも
ついついスナック雪子の雪子ママになってしまいましたが
まぁ、大自然の中でこんなのも、たまにはオモロいんじゃないでしょーか!!!!!!
ってことで。(無理矢理)
今宵も、愛車ノア子で愛夫と愛犬と共に就寝。
せっかくの宿泊棟なのに(我々もだけど)外でテントやら寝袋で寝る人も多し。
流石!!
三日目、終了。
ブッシュクラフトの旅 二日目
「現在、右手に見えておりますのが金華山でございます」
という船内アナウンスにわたしのカラダが反応し、ガバッと起きる。
寝ぼけてるっ…ていうか、まだ酔っぱらってるw状態だけれど何故か「見なくちゃ!」と、必死に着替えて外に出る。(居心地が良過ぎていつもどおり全裸で寝ていた)
「…で、金華山ってなに????」
反応したものの、金華山が何か、知らない。
後に調べたWikipediaによると
『金華山は、島全体が黄金山神社の神域となっており、地場の信仰の対象として有名である。恐山、出羽三山と並ぶ「奥州三霊場」に数えられている。「三年続けてお参りすれば一生お金に困ることはない」という言い伝えがあり、参拝客を集めている。』
とのこと。
なんだ?参拝に行けってことか???
そのときのアタマはまだ何も理解していなかったけど、勝手に反応したドコカには、きっと必要な景色だったのだろう。
天気が良くて気持ちが良いぞ〜!
ウロウロしていたら日の出を見たあと仕事をしていたという夫を発見。
この船(きたかみ)には展望室があってこんな景色を見ながらゆったり出来るのだ。
素晴らしい。
まだ酒が残ってるので朝風呂でスッキリしましょう。
こんなことが出来るのも船旅の素晴らしさ。
それでもまだまだ着岸には時間があるのでわたしもお仕事。
糸績みしましょーね。
そんなこんなで仙台とうちゃーく
数十時間ぶりの大地に梅吉もホッとした様子
「あ〜やっぱだいちをふみしめるってだいじだわ〜」
ストレスを解消するためにも出来るだけ遊んであげます。
旅行って辛いだけじゃないぞ、楽しいんだぞ、梅吉!
この日は仙台で映画を観る予定。少し時間があるので観光しましょうか!!
じゃじゃーん
「なんか、すごいいっぱいのひとにしゃしんとられてるんですけど…」
「わー、可愛い!わたしも写真撮っていいですか〜?」と周りから声がかかり
一瞬、梅吉撮影大会に…
黙って写真撮られる犬なんですよね。重宝。
おぉ?
このかたは…名前忘れたわ!!(失礼)
正宗公の…側近???だっけ?
お似合いですぞ。
無理矢理感が否めない一枚。
松尾芭蕉さんもおられましたぞ!
シャッター時の台詞は「おくの〜ほそみち!!」
「かーちゃんは 『どくがんりゅうまさむね』っていうどらまがだいすきだったんだって」
山並みも美しかった。
「おきつねさまみたい?」
さ、ここで昼食をとっておきましょう。(夫のみ)
パスタを茹でて、イナバのチキンカレーをのせて。
さて、映画。
観たのは『サバイバルファミリー』。
元々観るつもりではあったのだけど札幌ではなかなかタイミングが合わず。
明日から受講する「ブッシュクラフト」の講師である川口さんがサバイバル術等で撮影協力しているとのことで、受講直前になってしまったけど観ておきましょう、と。
はい。
みなさん、一度は観たら良いと思います。
矢口作品なので単純に「面白い映画」です。
わたし的には単純に面白い、だけじゃなくすごーく身に沁みたというか
映画とはいえ他人事じゃないというか。
世界中から電気が無くなったら?という設定は、わたしとしては「笑えない」んですよね。
ここ半年くらい、わたしの中で「イザという場面」は必ず来る!みたいな予感があって。
何があるかはわからないけど、何かがあるぞ、そんな感じ。
だから割と必死だった。「自分は、何かあっても大丈夫なようになっておこう」って。
だから映画も娯楽としては面白いけどどこかで「笑い事じゃねーぞ」ってのもあって
ひとつひとつ「わたしだったら?」って考えながら観てた。
途中、アウトドアに知識も技術も道具も長けた、「こんな状況も楽しみましょうよ」って平然と生きている家族が出て来るんだけど、
まぁ、楽しめるかどうかは別として
電気が無くなっても
住む家が無くなっても
食べ物が無くなっても
水道が無くなっても
「わたしは生きのびれるかな」って思った。
過酷な状況にパニクらない、耐えられる精神力とか
最後まで動ける体力とか
そのへんは、実際のところはわからないけれど。
覚悟は出来てるし、ある程度の準備も出来てる。
あとはもっとスキルアップしてそれこそあのイヤミな家族のように「楽しんでサバイバル」出来れば。
そのための今回のブッシュクラフト受講でもあるのだ!
よーし楽しむぞ!!
意気揚々と仙台出発。
いよいよブッシュクラフト会場である茨城を目指します!!
が、さすがに仙台から一気に茨城はキツいので途中まで、行けるところまで。
「『こめり』っていっぱいあるな。なんだろう。にわとりがかわいいぞ。」
高速は使わず海沿いの道を走る。
これも、今回の目的のひとつ。
311以後東北に入るのは始めて。
ニュースはもちろん
支援に行った知人のブログ、SNS
いろんな場面で「被災地の様子」を見ては来たけれど。
そして6年が経って、復興は進んでいるのかもしれないけれど。
自分の眼で見る、被災地の様子。
明らかに畑ではない、どこまでも続くまっさらな土地。
並ぶ仮設住宅。
クリーニングを続ける。
もちろん、クリーニングは自分の記憶を消すものなので、その土地に居る必要は無い。
いつでもどこでも出来るけれど。
実際その土地に入って、見て、感じて、クリーニングしていく。
わたしの被災の記憶。
わたしの中にはハッキリと「水の中に沈んでいく」記憶がある。
それをアトランティスの記憶だという人も居る。
絶望の中で沈んで行く自分。
わたしは未だに水族館に行けない。
「水の中の様子」が恐怖でしかない。
ハワイで何も考えずシュノーケリングしたとき心臓が破裂しそうになった。
それと東北は関係無いかもしれない。
でも福島のことも、わたしの記憶でしかないから、とにかくクリーニングする。
雪様も真剣。
とにかく、わたしの中の震災の記憶をクリーニングする。それだけ。
日も暮れて来た。
途中、「ここから高線量地域」的な(正確ではないかもしれない)看板が
そしてデジタル計が目に入る。
「2.8μSv(マイクロシーベルト)」
この数値がどの程度「高い」ものなのか
どの程度「人体に影響を与える」のか無知なわたしにはわからなかった。
おそらく避難勧告が出された地域なのか
気がつけば並んでいるどの家にも電気が着いていない。
街の中も。
それがずっと続く。
人気(ひとけ)の無い街とはこういうものなのか。
そして『福島第一原子力発電所』という看板。
ここには電気が着いており車があり人気があるという皮肉。
いろんな想いも湧き出て来るが
わたしがすることはクリーニングだけ。
「わたしの中を平和にすること」。
少しずつ道路も広くなり明るくなって来た。
駐車場に入ると早々に寝る準備(エアベッドに空気を入れる)をして、夕食(宴)。
北海道から持って来たものがけっこうあるので今回は何も買い足さず。
写真がぼけぼけだけれども
稚内のかまぼこをやいたり
エビスビールとブラックニッカと共に。
車内の電気(車載バッテリー)を使わなくてもエネループ(太陽で充電)の照明で充分明るい。
犬と一緒に旅をする。
最高じゃ!!
梅吉も疲れたね。
おとうちゃんも運転ありがとうね。
ふたりとも、ゆっくり休んでね。
いろんな想いが渦巻きクリーニングをして
二日目、終了。
ブッシュクラフトの旅 一日目
不食ネタの次は旅ネタが続きます。
だってどちらもたまっているのだもの!!
早く書かないと次の旅が始まってしまうのだもの!!(必死)
さて、今回の旅は「ブッシュクラフトアドバイザー認定講座」の参加が第一の目的。
ブッシュクラフトとはなんぞや?
今回の主催者で講師であるWILD AND NATIVEの川口拓さん
の著書
ブッシュクラフト-大人の野遊びマニュアル: サバイバル技術で楽しむ新しいキャンプスタイル
- 作者: 川口拓
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2016/06/03
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から抜粋すると
ブッシュクラフトとは可能な限り軽量・コンパクトな装備で、大自然のなかに寝床を作る、マッチやライターを使わずに火をおこすなど、衣食住に必要な道具や環境を「bush」(茂みなど。広義の野外)で「craft」(作る)する遊びです。
とある。
わたしの個人的イメージではサバイバルとアウトドアの中間くらいなイメージ?
サバイバルほど命がけじゃない
アウトドアほどお気軽じゃない
自然の中で、自然の力を借りつつ知恵と技術を使って楽しく過ごす術。
そんなものを学びに、北海道を飛び出しました!!
ーーーーーーーーーー
311以降に生活に対する意識が変わったひとって凄く多いと思う。
わたしもその前から「自分の身の回りのものを手作りすること」を楽しんではいたけれど、あくまでも「作ることが楽しい」から作っていたのであって「自分の生活を自分で作る」という意識ではなかった。
311があって
当たり前にあったライフラインは当たり前じゃなくなった。
国とか電力会社とか大企業とかそんなものは頼りにならないんだってわかった。
誰も頼れない、自力で生き抜くしかないんだってわかって
そのときから「自分の暮らしは自分で作る」にシフトチェンジした。
楽しいから作る、から、自分が生きるために作る、へ。
311直後に結婚した夫と共に楽しく(←重要)文明に頼らずに自力で生活していくために知恵や技術をつけていくことを続けて来た。
何かを買う時もまずは「自分で作れないか?」
壊れたら「どうしたら直せるか?」を考える。
新しいモノを消費しないよう、あるもので生活できるよう。
今の我が家にはテレビも冷蔵庫も洗濯機も無い。
電気は北電とソーラー(太陽光発電)によるオフグリッド。(電気代は冬場5,000円前後、夏場3,000円弱)
暖と煮炊きはガス&火鉢(ガス代は冬場1万前後。夏場3,000円程)
水は水道(使用料は基本料金4,100円)と湧き水(冬場は千歳神社、夏場は道内各地)
基本的なライフラインは使うけれども、天然資源も使う。
どちらにも頼り切らず、無理せず楽しんでいる。
(もっと頑張れば利用料金も下げられるだろうけど、日々しんどいのはやだ。「いざとなったときにもちゃんと出来るひと」でありたい)
そして
NPO法人ハチドリを立ち上げて
アイヌ文化を自ら学びながら発信するようになって
自然の中で自然と共生し暮らす
ということの重要性を強く感じることになる。
今のわたしたちに必要なことはこういうことなんじゃないだろうか。
文明に頼り切らず、かといって切り離さず
人間という動物として知恵と技術を使いながら
何も壊さず傷つけず楽しく生きて行く。
そんなことを学びたくて、みんなにも伝えたくて。
ーーーーーーーーーーーーー
ひっさしぶりの船旅!!
theピーズだけがわたしの生き甲斐だった独身の暗闇時代、ピーズのライブを観るためだけに全国飛び回った。
何度この船にお世話になったことだろーか。
まさか愛する夫と、愛犬と愛車と一緒にまたこの船に乗ることになるとは…
当時のわたしからは想像も出来ない。
その、愛する夫と船。
ラブラブである。
この時点でかなり浮かれてます。
ぶぉ〜ぶぉ〜〜〜〜〜〜〜
いよいよ出航です。
わたしに負けず浮かれている夫
船内探検しております。
さくっとひとっ風呂浴びて、晩酌たーいむ!!!!
酒とツマミもいろいろ用意していったのですが
やはり現地で「生ビール」(ドライだったけど…(´Д` ))や「しょっぱい豆」的なものを見ると調達してしまいますわね。
ここで浮かれて酔っぱらって踊っているわたしの動画を貼付ける予定だったのですが
なんとはてなさん、動画のアップロード終わっちゃったんですね。
こんなものいちいちYouTubeなどにあげるもんでもないので諦めましょう。
ま、そんなこんなで
崇高なんだかふざけてるんだかわからない(我々は日常がそうである)旅が始まりました。
東京学びツアー 3日目
東京最終日。
「いろいろ学びツアー♪」のつもりだったけれど
結果的に、この日がこのツアーのメインだった気がする。
というくらいズッキューーーーンやられました。
『精霊液染め講座』
ハイ
Facebookにも書きましたけど、ここで普通ドン引きしますわなw
わたしも最初聞いた(厳密にはサイトで見た)ときは
「せっっ、せいれい!?」
ってなったんですが、と同時に
「コレだ!!!!!」
感もあったのですよ。
自然のものから
糸を作って
織って
染める
それは、植物の、命のパワーを入れた布を作りたかったからで
精霊という『存在』の力も借りられるのだったらそんなに素晴らしいことは無い!!とわたしの魂はすぐに反応したわけです。
そもそも教えて下さる河合勝先生に初めて出逢ったのは3年前。
札幌でのセミナーで来札の際に、主催者さんたちと、当時まだ営業中だったうちの店(ゆきはな)に大麻料理を食べに来て下さったのです。
その時に聞いた
大麻の精霊のはなし
「人間は微生物で出来ているのだから微生物が喜ぶ、微生物の美味しいご飯となる布を身に付けることが大切」ということば
これは、わたしが本気で布を作ろうと思ったきっかけのひとつになりました。
実はそのときも「発酵液を作ってみないか」とお誘いいただいたのですが、当時は「大麻」そのものにこだわっていて
「大麻の布を作る!!」ことには張り切っていたのですがそちらを懸命にやろうとは思わず…
時を経て、大麻へのこだわりがなくなり他の植物、他の染めの勉強をした今、そのタイミングが来たのでした。
現地に着いたらいきなりの発酵液ちゃんのお出迎え。
しかもイナウとイクパスイ(アイヌの神事につかうもの)まで出て来たり。。。
ワクワクゾクゾク。
午前中は座学。
精霊とは
微生物とは
医療とは
地球とこの世のしくみ
それぞれの植物に宿る精霊の特徴
等々…
河合先生の本にもあった一文がテキストにも掲載されていました。
精霊からのメッセージ
『精霊は人々を選びます。
精霊は純粋意識にしか宿ることが出来ないので、精霊ははじめから自分たちを理解出来る意識に達した人々を選んで、連れて来ます。
精霊達は自ら働きかけ本質へと導きます。
あるがままの姿、精霊と人との間には本来壁は存在していません。
肉体があるか、ないかの違いだけです。
肉体は、人から自由を奪っています。
より制約の中に閉じ込められています。
精霊は肉体レベルを理解しません。それは存在しないから理解出来ないのです。
肉体の病気は人が勝手に作り上げたものです。
間違いに気付いたときに、病は消えます。消えるのに必要なことは、リラックスと心の解放を助けることです。
精霊達に祈りを捧げて下さい。
人々の病を治す働きを手伝ってくれるように祈って下さい。
精霊達が正しいと感じた時に正しい方向で働きかけます。
精霊達にも自由な意思が神より与えられたいます。
精霊達の声を聴き、共鳴できたとき、共に働く喜びを心に理解出来ることでしょう。
平安でありなさい。平和を祈りなさい。
さすれば、精霊とともにあ働けるようになるでしょう。 』
河合先生の話も、どれもこれも深く頷くものばかり。
わたしたちは
精霊染めを使って、精霊達の協力を得て
人々を癒す、人々に気付きを与えて変化させていく布を、身に纏うものを作りたい!
作るんだ!という気持でこの講座を受けている。
時が来て、精霊に認められ、ここまで来ることが出来た。
年末にご病気で倒れられたという先生、仕事もセーブしてきたそうだけれど
今回のわたしたちのお願いに「せっかくだから」とOKしてくれた。
河合先生の話と、今こうして精霊達とのコラボが始まったという実感から
昼食の場で感極まって泣いてしまった。
やろう。
がんばろう。
わたしがやることはもう決まっているんだ。
決意を新たに、午後の実習に挑みます。
いよいよ実際に液を作ります!!
「初めてだから濃いめに作るねー」
ドボドボドボ…
豪快にありがとうございます!!
実験室のようですね。
怪しいかぶりものをしておりますが、
これは実習前に河合先生が直々に精霊染めをした麻のストールを被ってみたところ
あまりの心地良さに手放せなくなったからです(もちろん、即購入)
指示通り、材料を入れて行きます。
カレーのスパイス調合ではありません(笑
あぶらかだぶら〜〜〜
良い精霊液にな〜れ〜
ぐーるぐーる。
「がんばってね!」「一緒に人々を癒そうね!」
ふたりで精霊達に声をかけ愛の波動を注入しながら染液を作り上げて行きます。
その後、実際にその場で靴下やハンカチを染めてみました。
写真には精霊達も光と一緒に画像に映り込んでくれました♡
この数時間は人生の中でも大切な時間になることでしょう。
最後に、河合先生と。
3人とも最高の笑顔!!
もちろん、別れ際にはハグをしてもらいました♡
先生の意志をしっかり継いで、北海道でも精霊染めを役立てて行きたいと思います!!
胸いっぱいで、いよいよ東京とおわかれ。
なんて充実した3日間だったんでしょう。
みっちみちに楽しんで学んだ3日間。
この体験と学び、活かして行くぞ〜〜〜〜!!
情熱たっぷり、恭子ちゃんとも熱く語りつつ羽田へ。
「さ、というわけで、空港でビール呑もう、酒、酒!!」と
すぐに気持を切り替え(?)
おつまみもしっかり入手し、ラウンジへ。
あとは帰るだけだから本気呑み。
ウイスキーとか呑み始めてるし…
しかも
機内でもビール呑んで
札幌着いてからまたびっくりドンキー寄ってビール呑んで…
学びと同じくらい、酒もたっぷりな旅でした。
この吞ん兵衛な妻を快く送り出してくれた夫たちへ
すぺしゃるさんくす♡
東京学びツアー 2日目
東京二日目。
予定では横浜のシルクミュージアム、あるいは他の「糸、布、繊維」等の学びをするつもり、、、、だったのだけど。
朝にちらりとFacebookを見ると葛布の親方の『神楽坂にて生徒が織りと布の展示会を開催中』という投稿を発見。
ぬぬぬ。このタイミングでこれを見てしまっては行かぬわけにはいきません!
というわけで、即親方に電話をして詳細を伺う。
「なんだーこっち来てたんだー、わかってれば昨晩一緒に呑みたかったねぇ」との一声にすっかり嬉しくなる♡
親方!静岡まで呑みに行きますぜ〜( •ॢ◡-ॢ)-♡
そうして、ふたりとも初になる神楽坂へ。
なんか、すーーーーーーーーーっごく素敵な雰囲気!
古き良きものと、新しく良きものがバランス良くあって
並ぶお店も、街行く人たちもなんとなく「ちょうどいい」感じ。
食べ物やさんも渋い和菓子屋から流行のスイーツ、重厚な割烹からオッシャレーなカフェまでよりどりみどり。
恭「なんか、いろいろ食べたくなっちゃうね」
雪「食べるなら雰囲気的に蕎麦かなぁ。神楽坂で蕎麦って、粋じゃない?日本酒くいっとやってさ」
恭「いいねーーーーーー!!」
てな会話をしつつ目的地へ到着。
おっしゃれーな雑貨屋さんの一角にその展示場はあったのだけど
超狭いわ、混んでるわ、で全然見れず。
雑貨を眺めつつ買い物して帰ろうとしたら
いつの間にか恭子ちゃんがお店の方に蕎麦屋情報を尋ねている(笑
丁寧に地図まで書いて下さいました。ありがとうございます!!
何件か教えて頂いたのだけど、一番わかりにくいところにあるというお店にすることに。
たしかに、これは地図でも無かったら絶対来れなかったな…という場所。
脇道をくねくねして、しかも道沿いでもなく脇道からさらに奥に進むと…
あった!!!!
なんとも素敵な佇まい。
入ろうとしたら数名が出て来て、ちょうど良くすぐに座ることが出来た〜!!
わたしたちの後はしばらく店外に行列が出来ていたので超ラッキー!!
さてさて〜
わたしたちのオーダーは「蕎麦屋で日本酒」でございますよ〜
ここの蕎麦屋さん、まさか蕎麦しか無いお店じゃないですよね〜?
重厚な木の表紙をめくると。
メニューにはしっかりと一品料理もお酒も豊富にある〜〜〜〜♡♡
早速、前菜盛り合わせと八海山地ビール、オススメ日本酒(銘柄忘れちった…)をオーダー!
うふふふふふふふふ
完璧!完璧よ!!
そ・し・て♡
穴子の天婦羅ーーーーーーー!!!!
これがもう、うまいのなんのって!
のけぞったよね。
わたしがもっと食べられれば、卵焼きとかイタワサとか頼みたかった…
(他のお客さんの見たら頼んでいるひとが多く、とても美味しそうだった…)
朝は全然無理、昼もほぼ食べられない状態なので、断念。
また次だ!
そして〜〆に蕎麦〜
わたしもひとくちだけいただきましたが、上品でございます!
見た目にも美しい。。。。
お店のしつらえなどもとーっても参考になりました。
『スナック雪子』も魂が震えるお店にしたい♡
満足、満足ぅ〜!
神楽坂 手打ち蕎麦 | 東白庵かりべ さん、ごちそうさまでした♡
さて、次の目的地へむかいましょうかね。
朝に神楽坂に行く、と決めた時点で全ての予定が変わったわけですが
途中の電車の中でふと梅の花が咲いているのが目に入り
「梅、どこかで見れないかなぁ」と言うとすぐに恭子ちゃんが
「神田明神で梅を見たってFacebookに投稿あったよ!」と即答。
神田明神〜〜〜〜!そこはまさに我々が結婚式をあげた場所。
事情があり東京で式をあげることになったのですが
わたしはどーーーーーーーしてもわたしの父代わりであるおーちゃん(大国主命)の神社じゃ無くちゃ嫌!ということで、神田明神になったのです。
父おーちゃんが「近くまで来たのなら寄りなさい」とでも言っているかのよう。
これは行かねばなりません。
というわけで次の目的地は神田明神。
のはずが。
「あれ〜〜〜〜?あんなところにYEBISU BARがある〜!!」恭子ちゃんが叫ぶ。
は?と指差した先を見たらビルの二階…
目ざといぞ!この吞ん兵衛!!
「スタウトあるかなぁ!?」
「いや、あるかどうかだけ見て来よう」
「そうそう、ちょっとメニューをね、確認にね」
「それだけだよね」
意味の無い言い訳をしながら階段を上がるふたり。
「スタウトあるし」
「入るしかないし」
はい、入店〜〜〜〜〜
はううううううう
スタウト美味しいいいいいいいいい
ここでのおつまみ(写真忘れ)、「クリームチーズの山わさびあえ」これがまた良かった。
もっと上質な(失礼)チーズを使えばもっと美味しくなるな。
作ってみよう。
てなわけで、神楽坂満喫〜〜〜(呑んでただけってこともないんだぞ)
で、神田明神。
ご無沙汰しております!!父上!!
もう、なまら応援パワーいただきました。
愛されてるな〜、わたし。
もう、なにもかもがうまく行く気しかしない。
と
調子こいていたら、おみくじのことばは
『十五夜の月も日がたてば丸い状態を保ち得ず欠けて来る。美しい物に気をとられ足元の危険を忘れては取り返しのつかぬはめになる。瞬時も油断せずに誠実に行うが大切。』
は、はいっっっ!(汗
常日頃、気をつけていることではありますが、調子こいてたらダメですね。気をつけます!!
ご挨拶出来て、マジで良かったわー。
気を引き締めてまいりましょう。
梅は、すぐ近くの湯島天満宮で「うめまつり」なるものが開催されていたのでそちらで楽しむことに。
わぁ。
まだ少し早いとはいえ、2月に梅が見れるなんて…
北海道では梅と桜が一緒に咲くからね。
内地のひと、みんなビックリするよね。
紅梅きゃわいいいいいいん♡
てなわけで、梅も堪能いたして
高校受験の息子がいる友人に合格祈願鉛筆も購入
恭子宅に二泊目もお邪魔します〜
なんと、恭子ママが夕飯を作って待っていてくれました!!!!
あー、これですよ。これこれ。
母が、娘のために作った愛情のカタマリごはん!!!!
わたしはその娘じゃないけどさ
愛情のカタマリだってことはわかる。
だって、すんげーーーーー美味しいもの。チビ雪だって最高に喜んでるもの。
おまえ、ホントに不食か?ってくらい食べたよね。
もう、箸が止まらなかったよね。
そして編み物が得意なママ
わたしたちがごはんを食べて(もちろんビールもな)いる間にさくさくっと編み物。
ヘアバンドが欲しい!というリクエストに、
じゃじゃーーーーーーーーーん
めんこいっぺ♡
いやー、すげーっす。ママリン、尊敬っす。
そしてこの晩もまたついつい盛り上がってしまい
パパリンに「早く寝ろ!」と叱られるのでした…ごめんなさい(猛省)
おとなしくさっさと寝ろ!!自分!!
東京学びツアー 1日目
旅ネタもたまって来ております。
どうしてサクッとブログが書けないのか。
「学びたい」ことが重なったので東京へ学びツアー。
ひとりで行く予定だったけど、相棒の恭子ちゃんが「行くー♡」と言ってくれたので、急遽二人旅。
もうワクワクしないわけがありませぬ。
しかも恭子ちんは(出張の多い夫のお陰で)プレミアムクラスの会員様なので、同伴者もたいした優遇される、らしい。
チェックインする場所自体が一般ピーポーと違うっつーのもあったけど
我々が一番恩恵を受けたのは『酒が飲み放題ラウンジ』。
もう、当然、朝っぱらからビール♡
ここでは各社のビールがずらり!!
うっきゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!
ま、クラシックしか呑みませんけども。
うふふふふふふふふふふふふふふ♡
ほろ酔いで東京入り、
相棒さんはこちらの生まれなので道案内してくれる!!心強いー!
いつもはスマホ片手にドキドキウロウロだけれども、今回は安心してついて行くだけ。
(その昔、新宿駅の中で迷子になった)
さて、その新宿駅から歩いて到着した最初の目的地。
こちらで開催している『麻の着物・絹の着物』。
もう、このタイトルで「わたしが行かずしてどうする!?」状態。
まさにわたしが全身全霊をかけて作ろうとしているもの、それが
麻の着物 であり 絹の着物なのだから。
とはいえ所謂、着物=和服を誂える、という意味では無く。
わたしにとっては着物=着る物
和服に限らず、身に纏うもの、という捉え方です。
展示の中では
一階の『絹と麻の糸〜布作りの部』は、ここ数年人生かけて真剣に学んで来たお陰(?)で、ほぼほぼ知っていることでした。
車産業が栄える前は紡績会社として名を馳せたらしく「糸の日産、織のトヨタ」と呼ばれていたというのは初めて知ったな。
二階の『衣と歴史』の部は ( ※『〜の部』はわたしが勝手に命名したものです)
とっても勉強になりました。
北海道という土地の、ましてや糸や衣という分野での歴史といえば
アイヌのアットゥシ織くらいしか無いし
田中忠三郎さんの影響で学んだ東北の衣服も、「生活するため」のもので
それらはそれらでもちろん意味があって、そういうことを知りたくて学んで来たのだけれどー
平安時代の雅な方々がこの季節に、こういう素材で作ったこんな着物を、、こういう意味で着ていた、なんてのは
「ほぉ〜!!!」の連続。
「日本と衣」というジャンルで学んだ感じです。
和服って本当に美しいし、奥が深い!深すぎ!全然勉強足らず。
和装の方も多かったです。
真面目なお着物姿の中では、アイヌ刺繍のベレー帽にアイヌ刺繍の半衿というわたしはかなり浮いてましたけどねw
さて、お次は、「湯文字講座」。
湯文字とは!?
まぁ、所謂「腰巻き」、洋服と共にやってきた『おパンチー』以前の昔の女性の下着です。
講座は、わたしのバイブルでもある『着物という農業』
の著者、中谷比佐子先生のお弟子さんに教えていただきましたー!
湯文字の付け方はサイトにも載っているのですが、字面を読んで自力でやってみるのと、実際に教えてもらって着けるのとは大違い!!
力を入れる場所、力の加減、入れ方、そりゃー身体で体感しないとわかりませんわ。
この湯文字、紐で結ぶのではなく「力布(ちからぬの)」で締めて、折り込んで終わりなので、キチンと折り込んでいないとハラリと落ちて来てしまう。
(実際その後自力で着てキチンと出来ていない時はずり下がって来た)
その代わり、しっかりと締めて折り込めば、それは素晴らしい補正になるのです!!
しかも、美しいだけではなく、骨盤を締めて整えるので身体的補正にもなるので、腰痛持ちにピッタリ!!
見よ、この見事な下着姿w
縦に一直線にストーン、これが理想。
ウエストが細かったりバストやヒッブが出てたりするのは美しく無いのです。
洋装と全く逆ですね。
わたしも不食生活でかなり細くなってしまったため、今までしなかった補正(ウエストに巻物をひとつ増やす、お尻の上にパットを乗せて平らにする等)をするようになったのですが、この湯文字のお陰で尻パットは無くても良くなりました!
力布を後腰部(尻の上)に入れることによって、パットの代わりになるからですー!
お見事、湯文字。
これ、和装のときだけじゃなく普段から取り入れたら良いと思うわー。
わたくし、個人的に『3N(スリーエヌ)運動』というのをやっておりまして
◎ノーパン
◎ノーブラ
◎野糞
を推進しております。
最後の野糞についてはまた別の機会に熱く語るとして
ノーパン、ノーブラ。
女どもよ!!もう、無駄な下着の締め付けから解放してあげようぜ!!
マジいらねっすよ、イマドキの下着。
お股に常時、布(ヒトによってはライナーなんつー石油)をあてているなんて異常。
あ、この件も熱く語ってしまいそう。
旅ブログから脱線しちゃうので、また別の機会にしよう。
とにかく、いきなりノーパンが出来ないヒトは日々の下着
または寝るときにまずは湯文字にする、を薦めたい。
またネタが出来たな…
美しく補正をして、いよいよ【本日の一食】です。
恭子ちゃんには不食のことを伝えてあるので、気が楽。
普段の「食べないの?」とか「食べよう」とかに、(食べたくないときは)なにやら言い訳するわけだけど
四六時中一緒にいる旅の同行者にそんなこと、してられないもんね。
わたしに変に気を使わず「わたし食べるから、付き合ってー」って素直に言ってくれて大変ありがたい。
はい、
こちらもおべんきょ。
いえーい!
入ったら既に満席!!
予約しておいて良かったー!
これ(↑めっちゃ面白い)効果も少なからず、あるのかね〜〜〜?
さて、何故ここがお勉強かというと
うち(こう見えてワタクシNPO法人ハチドリの理事長でござる)でも、アイヌ料理を通じてアイヌ文化を知ってもらう場を作りたい(けっっして飲食店をやりたいワケじゃない)とずっと思ってて。
書籍を読みあさったり、実際にフチ(おばあさん)に食べさせてもらったり、教えてもらって作ったり、してきたわけですが
「飲食店のメニューとして出されているアイヌ料理」は食べたことが無く。
価格設定などもどうして良いやら。
現地の北海道には無い、東京のアイヌ料理屋さんに興味津々。
ふむふむ。
メニューだけでも勉強になる。
所謂伝統的なアイヌ料理の他に「創作アイヌ料理」や「北海道料理」もあるわけですな。
裏には英語表記も!大切!!
いろいろ頼んでみましょう。
ハルコロサラダ(小)600円
普通のグリーンサラダですが、上にチポロ(イクラ)が乗ってるあたりがアイヌ感あります。
イモシトセット 500円
芋のシト(団子)セット。
ノーマル、蓬、かぼちゃの三種。
カタチといい、焼き加減といい、見せ方が流石という感じ。
オハウ 400円
汁物のこと。
スタンダードな芋、人参、たまねぎ、ネギ入り。
鹿肉が入ったらユックオハウになり
鮭が入ったらチェップオハウになります。(これは三平汁とも言える)
鹿肉の炙り山わさび 800円
鹿肉には山わさび、テッパン!
柔らかく臭みもなく、美味しい鹿肉でした!!
お酒もオリジナリティがあります。
キハダ酒 値段不明
こんな感じでいただきまして…
最終的には
熱燗と炙りイカゴロ 400円
「アイヌ料理のべんきょ終わり!」
もうただの吞ん兵衛wwww
オーナーさんは共通の知人も多く
勢いで言ってしまった「札幌でもアイヌ料理やりたいんです!」宣言にも応援してくださって。
ハルコロさんで学んだことを活かして、札幌でも良いカタチで発信出来たらなーって思います!!
この後は恭子ちゃんの実家にお邪魔して(部屋呑みしてw)就寝。
幸先良い一日でした!!