あ し あ と 。

生きてます。自由に。

ゆだねきる旅 最終日16日目<岩手県 盛岡>

座敷童と一緒にぐっすり眠って

ぼんやりした頭で起きていったら、ふっちゃんが無言でスッと出して来た、この雑誌。

 

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心臓が、ドキーーーーーーーーーーーンとする。

 

ん????

んんんんん???

ナニナニ??????

 

 

 

え、、、、何?何これ!?

 

「雪ちゃん、これやってたんでない?」と、ふっちゃん。

 

寝ぼけたアタマのままで来た衝撃に、思考は着いて来てないけど

カラダは素直に反応?

勝手に涙がポロポロ…

なんだろ?

別に悲しくも無いし、ナニカ理由があって泣いてるわけじゃないんだけど…

 

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女たちは

 

ワンピースのような服の下にはもんぺのようなズボンを履いている…

 

アイヌと同じように袖口や裾に幾何学模様を入れて魔除けとしている…

 

めったに風呂に入れないから頭をすっぽり巻いている…

 

居たのかなぁ、ここに?

 

遊牧民だったという絶対的確信は、ある!!!!

 

留まらず常に流れていたい

家の中じゃなく自然の中で生活したい。

そんな願望は物事ついたときから、ある。

 

イランだとは思っても見なかったけれど…

 

 

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 その女たちが織る、絨毯。貴重な財源だったそうな。

美しい織りだとは、思う。

 

でも今のわたしがやることかな?と思うと、違う。

 

 

 

 

 

 

この漫画を初めて読んだときにも

心臓が、ドキーーーーーーーーーーーンとした。

明記はされていないけれど、この1話の舞台は多分トルコ。

主人公の少女は、羊毛を紡いでカーペットらしき織物を織り、未来を予言する。

 

魔女 (IKKI COMIX)

魔女 (IKKI COMIX)

 

 

 

私達の新婚旅行はトルコで、織物も絨毯も見た。

トルコは素晴らしく懐かしかったけれど

 

やっぱり、今のわたしがやりたいことではない。

 

 

 

そもそもわたしが今、糸を作ったり染めをしたり織りをしたりしているのは本当に不思議、謎。

お裁縫とか針仕事とか、そもそも糸やら布やらを自分でなんとかするのって

興味が無いどころか、どちらかというと嫌いな世界だったから。

 

 

今のわたし(雪子)として、勉強として、羊の毛刈りも羊毛の紡ぎも体験したけれど。

 

それだけ、だった。

 

この先もこれを!!とはならなかった。

 

 

それって

もういいわ〜ってくらい、やりつくしたからじゃないのかな。

 

もしかしたら、なにか嫌な体験をしたのかも?

 

羊毛とか、特別な模様とか、お金になるような綺麗な織物とか

今は全然興味無い。

 

今回、日本を選んで日本の衣を作りたいのは、その当時憧れていたのかもしれないね。

 

日本の絹、日本の大麻

それらの、布。

 

ま、そんなことは真実はわかりゃしないし

どーでもいいんだけど。

 

 

 

 

糸をつくったり染めたり織ったり

 

大嫌いなそんなことを急にやりだしたのは何故なんだろう?とは

 

単純に不思議だなー。とは思うよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、本題を橋本家に戻しますよ。

 

 

梅吉もぐっすり眠れたからか、ずいぶんと落ち着いた顔してる。

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ずっとここで暮らしているかのように馴染んでるねwww

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部屋の片隅にはしゅわさかさんが居たので、うちのしゅわさかさんと交流してもらった。

うふふ。菌たちも嬉しそう。

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ふっちゃんの愛情朝ご飯。ありがてぇこってす。

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これが昨日の骨董市でげっとした着物と帯♡

全部で1,500円也。

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着物だからって、しゃんとしなくてもいいんすよ。

普段着物、不良着物、大推奨♡

 

さぁ、本日もふっちゃんにゆだねきって一日過ごします。

初の盛岡。なにがあるかな。

 

まずは桜を観に行くとのこと。

本当に、この旅はどこまでも桜と一緒だった。

どこに行っても、見事な桜たちと逢えた。

桜前線と共に北上して旅をするっていうのは憧れだったので、夢が叶ったなぁ。

 

 

ここ米内浄水場は、盛岡の花見のメッカだそうで

いつもシーズンは車も大渋滞、人ですごいらしいのだけど

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連休明けでとっても空いていてゆーっくり楽しめました!

 

美しい桜(と熟女w)を画像でお楽しみください♡

 

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ソメイヨシノは絶滅する、なんていう噂もあるけどほんとうなのかな。

 

北海道にはソメイヨシノはあまりないから余計この繊細さに憧れるけれど

儚いから美しいのかもしれない。

 

北海道の動植物はほんとーにデカくて強いからね。。。

繊細とか儚いとか、全く無いから。。。

 (あ、おれもか!!ww)

 

 

 

 

そしてランチターイム、は市街へ!!

 

 

 

盛岡三大麺といえば冷麺、じゃじゃ麺、わんこ蕎麦

 

次は盛岡名物じゃじゃ麺〜〜〜〜〜〜!!

 

 

「白龍」さん、有名店らしいっす!

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こちらも昼時などは行列が出来るそうだけど、運良く入れ違いで席が空いてすぐに食べられました♪

 

じゃーーーーーーーーーーーん

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不思議なルックスである。

うどんなのかきしめんなのか

汁も無く、麺の上に味噌と胡瓜と生姜だけが乗っかっている。。。。

 

↓当然のようにじゃじゃ麺と一緒に熱燗を頼むふっちゃんwwww

大好きだ!!!!

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とにかく混ぜるんだそーだ

(おすすめな混ぜ方もあるそうだが、おれは気にしない、が夫はマニュアルどーりにしたい、という対立で危うく一触即発状態w)

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ちゅるちゅる〜〜ん

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麺の感触も味も不思議!

おいちい!!

 

そしてこれでは終わらず。

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空いた皿に卵を投入、皿に残った味噌等を絡めて

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店員さんに渡すと

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スープが入って帰って来る!!

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それをまた自分で調味して

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スープとしていただくのです

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全てが初体験!面白かったなぁ。

 

 食べ終わったら、市街を散策。

 

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いろいろ行ったんだけど、写真をちゃんと撮ってないなぁ…( ;´Д`)

 

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ふっちゃんは梅吉のことを考慮して行き先を考えてくれるので、ありがたい。

 

公園でただまったりと散歩するのも幸せなひととき。

なんだろう、この至福感は?

 

観光しなくたって、ただ好きなひとと一緒に過ごすだけで

こんなにも幸せなんだなー

 

 

川があると

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入らずにはおられない魚座なわたくし

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まったり幸せ&そろそろお別れの寂しさを感じつつ

ふっちゃんをおうちに送りがてら最後の場所へ

 

 

じゃじゃーーーーーーーーーーーん☆

 

あさ開」さんだす〜〜〜〜♡

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あさが開く!という縁起の良いネーミングで(そもそもは枕詞で意味は無いらしいが)

愛飲していた「あさ開」。

愛飲するほど簡単には手に入らないけど!!(北海道では)

 

いやぁ、まさか蔵元に来れるとは感激でござる!!

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パンフレットが麻の葉柄♪

大吟醸ソフトクリームが超美味しい♪

 

ソフトいただいてますよ〜♡なはずなショットが何故かパンクなショットに…

生き様そのもの、致し方無し。

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お土産もいっぱい買ったし、嬉しいね!

この満面の笑み!

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素敵な素敵なおうちの前で

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まーぼー、ふっちゃん、ほんとうにお世話になりました!

 

また来るよ岩手!!

 

 

 

 

 

 

 

 

結果、16日間だった「ゆだねきる旅」もいよいよ終了。

 

最後に、「普通に幸せな一日」を過ごせて、良かった。

これが劇的な一日だったら、もっともっと〜!と欲を出していたかもしれない。

 

何かあっても、

何もなくても、

 

いつも幸せ。

 

この旅で過ごした時間、体験したことは

 

その後、わたしたちの人生を大きく変えることになります。

 

 

 

 

 

『さよなら、いわて』

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盛岡から、八戸へ。

 

なんだか、気が抜けたのか

 

帰りの道中はイロイロ寄り道もしたのに、何も写真を撮ってない。

 

そして八戸から苫小牧へ。

 

八戸ー苫小牧便は

時間も短いし船も小さいし

「船旅を楽しむ♪」という感じでもなく

(しかも二等船室なのにほぼ個室)

 

 

船内でいただくお酒

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あっという間に北海道に着いちゃった。

 

ただいま、札幌

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こうして「ゆだねきった」旅は終わりました。

 

 

ゆだねきればゆだねきるほどうまくいく

 

行く場所逢う人(行けない場所逢えない人も)全て意味がある

 

そして

 

なにより

 

車一台に載せられるものだけで生活出来るという確信

 

 

これは大きな発見でした

 

 

 

このあとの人生大変革事件のことは、また次の機会に…