結婚10周年記念ローカル線呑み鉄ツアー!
気持ちに余裕があるとブログも捗りますな。
去年の結婚記念日留萌線ツアーもゆだねきる旅3も記していない、なんだったら3年前のゆだねきる旅2だってチセを建てる経過も途中で終わってしまっている。。
ブログどころじゃ無い、ってのは記録することを諦めているということだもんな〜
良くないな。
うーん少しずつアップしていこう。。。
というわけで先日、2月2日は結婚記念日でして、去年の留萌線に続き
廃線前に乗ろう!呑もう!ローカル線呑み鉄ツアーを敢行!
今年は根室本線だじょ!
ゆだねきる旅とは真逆の、分単位での予定を組む。
これはこれで、楽しいのだ。
日程決定直後に廃線(バスに移行)が決まり、自分の先見の明に膝を打つ(使い方間違ってるか?)
田舎暮らし&最近のご時世&独りロックダウン令が出ているため滅多にお出かけしなくなってしまったのでお化粧も和装も久しぶりである。
髪の毛にムースなんかつけちゃったの何年振りかしら!(ていうかまだ捨てずに持ってたのかよ)
まずは家から滝川まではタクシー
滝川からツアー出発ですお!!!!
はい、こちらもお久しぶりのキハですぅ。
あいかわらず、めんこいのぅ(#^.^#)
まずは富良野を目指します。
しゅっぱ〜つ♪
この青いベロアの対面式シート!たまりませんな。
この、何もない風景が癒されるんですよ。
2022.2.2
気持ち良いね。
さて久しぶりなので今回のコーデも記録しておこう。
紅花染めの紬を着る予定だったのだけど、箪笥をゴソゴソしていたら「これだな」ってピンときて、もう誰にもらったのかも忘れてしまった(それくらいいろんな人から着物をいただいている)アンティークに決定。
色合いが今のわたし(の髪型w)に合っているでしょ。
アフリカ布を宮城のお母さんたちが縫ったというフェアトレード&復興支援の帯。
それこそ結婚してすぐクラファンで購入したもの。
この帯だけでグッと個性的になるので気に入っている^^
かるた結びは基本帯締めは必要ないのだけど、よそいきなのでアクセントで
帯留は雪の結晶柄。
ピアスは砂川の作家さんの小枝をモチーフにしたもの
こちらもお気に入り、古代文字のような羽織。
ちなみに襦袢は札幌の悉皆屋の若旦那が作ったブランド「Shi bun no San」のもの、衿がチャックで付け外し出来てワンピースタイプになっているのでお気軽。
さて。
富良野までの景色は割と住宅街を走る感じで、札沼線とも留萌線とも全然違うな〜。
地元の人も割と使っているようだし。
写真を撮るの忘れた 赤平はアカ ピラ=山間の崖
茂尻はモシリ=大地
平岸はピラケシ=崖の縁
芦別はアシュペッ=切り立つ川、あるいはハシュペッ=灌木の中を流れる川
野花南はノッカ・アン=仕掛け弓のさわり糸のある所
そして富良野はフラヌイ=匂いのあるところ
匂いのあるところに到〜着〜
全身写真を撮ってもらったのでここで冬の和装コーデについて。
今回は和コートでは無く、頂き物のかいまき(?でいいのかな、そう教わった)で全身包む感じで。
足元はよっぽどの正装(冬草履)じゃない限り、ブーツ一択です。
足袋の必要は無いので、膝上まである暖かソックス。
なんせ手首〜肩までスースーするのでアームカバーは必需品です。
このかいまき、ウール100%かつかなり下までカバー出来るので寒さ対策としては満点です。
が、が、が、これがかなり、重い。。
ちなみにかいまきの中のショールは解いた着物で裂織でわたしが織ったもの。
あ〜織物全然してないなぁ〜この頃の気持ちと時間の余裕っぷりなら再開できるかな!?
閑話休題。
富良野駅に着きましたら、予定通りフラノマルシェというお土産を買ったり飲食できる施設(道の駅ではない)に向かいます。
途中のお店に貼ってあったポスター!
こんなのやってたんだ〜!?知らなかった!
これは絶対観たいけど、今回はちょっと時間(ここまで行く足も)が無いな〜
今度、また車で富良野に来よう!
今回、何故いつでも行ける何度も行ってるフラノマルシェに行くかというと
今時期の富良野の飲食店では【北の国から40周年記念メニュー】が食べられるそうで
フラノマルシェ2に入っているラーメン屋さんでは「子供がまだ食べてる途中でしょうがラーメン」なるものが!!!!
これは食べねば、と楽しみにしていたのですが、なんと定休日。。。。
そこまで調べていなかった(ノД`)ガーン
それなら!と「純の初恋バーガー」のハンバーガー屋に向かうも
「期間限定で終わったのでやってません」
あの〜公式ページに4月まで、って書いてますけど・・・
とバイトのにーちゃんに怒ってもしゃーない。
え〜〜〜2時間、どうするよ?と途方に暮れる。。。
富良野駅前をウロウロするも特になにも無いwww
富良野って、観光地じゃ無いんか?
しかも、富良野のお店は水曜定休日が多い!!
定休日が重なる、田舎あるあるである(;ω;)
人が行くのはラベンダーと北の国からとスキーの近辺だけなんだろうな・・・
途方に暮れながら歩いていたらこんなもの発見。
ふぉっ!?
富良野の周遊バス?
実証実験期間につき無料!?
さっきの北の国から資料館がある新富良野プリンスホテルまで行ける!?
あと15分待てばバスが来る!?
帰りのバスも間に合う!?
こりゃ〜乗るでしょ、乗って行くでしょ〜!?
で、バスに揺られ数十分
このホテルのレストランで、純は礼子(純と蛍の母)の代理人の弁護士と会って懐柔されそうになるんだよな〜
都会から離れて何も無い生活している少年に「なんでも好きなもの食べてもいいのよ、ネッ」なんて言ってさ〜大人ってずるいわよね〜〜〜
ホテルから少し降ったところにあるニングルテラス。
その中にあるチュチュの家が現在ミニ資料館になっているそう。
ニングルテラス、ゆっくり見れなかったけど素敵な雰囲気でした。
殆ど人がいないせいもあって、ホントにいろんな存在がそこいらに居る感じがしましたよ。
これだ!!!!
あ〜あ〜あああああ〜あ〜♪
実際は流れていないのに勝手に脳内で再生される・・・
館内は撮影禁止。
五郎の名言やら懐かしの写真や年表、子供の頃の純と蛍が着ていた衣装。
じっくりじっくり観ました。
なんと実現しなかったけれど「北の国から2021 ひとり」というシナリオが出来上がっていたそうですよ!
あらすじ読んだけど、観たかったなぁ〜!
五郎さんが居なくなってしまった今はもう絶対に実現しないけれど・・・
思い出したよ、五郎さんの生き方!!!!
父さん、あなたは素敵です。
45分後のバスに乗るのにちょうどいい感じでした。
またバスで富良野駅に戻り、近くのカレー屋さんで富良野名物オムカレーを。
(わたしは何故かシーフードをチョイス。謎だ)
メンチカツトッピングをして後悔していた夫。
もう若く無いんだから、肉肉しいのとかボリューミーとか、控えた方が良いのでは・・・
そしてここからがメインイベント!
ここでやっと酒投入。
飲食店では「アルコールの提供は無し」だわ
その辺にコンビニは無いわ、なまら焦った。
駅前に小さな酒屋があって、なんとかげっと。
しゅっぱ〜つ&かんぱ〜い!
富良野の次は布部。
五郎が東京から純と蛍を連れて降り立った駅。
この駅ももう使われなくなってしまうのか〜
でもきっと幾寅駅みたいに、北の国からセットとして残されることでしょう!(期待)
さぁ、メインイベント車内の中でこちらも結婚記念日恒例、夫が毎年作ってくれる「一年を振り返るアルバム」を見ますよ〜〜〜
おぉ、今年の表紙はこれか!
ゆだねきる旅3での白山苑での家族写真♡
この一年もいろいろありましたなぁ〜〜〜
今年は節目だから?
過去10年を振り返るページも。
10年なんて、あっという間だったね。
楽しい時間は早いもんだ。
そして毎年いろんなところに旅をしているね。
今年はどこに行けるかな〜
思い出に浸っておったらあっという間に東鹿越に到着してしまった。
駅舎はこんな感じ。
ここから先は数年前の台風で起きた土砂崩れのため汽車は走行不能で代行バスで新得へ向かいます。
まぁ、何箇所も土砂崩れがあればそれだけ修復費用はかかるわけで
大赤字のJR北海道が直してくれるはずもなく町だって負担出来んわね。
代行バスでなんとかなってるんだったら、それでいいっしょ!てなるわね。
でも国民の足を守るのは、国の役目、義務だと思うんですけどね。
「乗る人少ないからやめるわ〜」ってのはあまりにも無責任では。
なんだか悶々としつつ、新得駅に到着〜〜〜〜
新得駅の中には小さなお店が入っていて、念願だった新得十割そばや焼酎、チーズもゲットできた♪
そして、ここからがまた完全に予定外であった。
予定では知人に教えてもらった漬物屋で漬物を買い、新得地鶏をやっつけながら一杯(以上)引っ掛ける。。。
はずが。
寒さと疲労で漬物屋まで辿り着けず(途中で引き返した)
地鶏を楽しむ予定だった店はまたしてもマンボウによる「アルコールの提供は終日無し」との張り紙。
駅前をウロウロしてみるが他の店も同様か、20日(マンボウ終了)まで休業。
唯一、お寿司屋さんだけが20時までアルコール提供と張り紙あり!(ビールがドライだけど!)
アルコール無しで焼き鳥を食うのか?
アルコールを優先して焼き鳥を諦めるのか?
もちろん後者である。
というわけで、入店!小上がりに陣取り、即ビールを頼む。
ハァ〜〜〜〜〜〜
疲れた〜!やっと落ち着いて酒が飲める!
こんな時はドライでも美味い!
そしてメニューを見ると、地鶏もあるではないかー!ヤッタァぁぁぁ!!!!
せっかくなので、特上寿司と
地鶏手羽焼き〜〜〜
ヒャッホウ!
うめぇ、うめぇよ!
もう食べられないのだと諦めていただけに感動もひとしお!
とうちゃんも興奮気味だw
店主と他のお客さんとの会話を聞いておりましたらなんと今日から酒の提供が出来るようになった(だいさんなんとか認証ってやつが取れた)らしく、それだけでもラッキーと言えましょう。昨日だったら全滅だったわけだ。
しかし、なんでみんなそんなに真面目にお上の言うこときくんだろうね。
別に「要請」であって「強制」じゃ無いんでしょ?
要請なんか無視して好きにやりゃ良いじゃん。
うちは要請は受けませんよ、酒も出すし深夜まで営業しますよ、で良いのにね。
どうせ人が来ないならお上の言うこと聞いて少しでも金を恵んでもらう方が良いって考えは「なまらカッコ悪い!」とわたしは思う。
店もだけど、客だってこのまま茶番に付き合ってたら自分の首絞めるだけだってまだわからんのかね。。。
みんな、普通に店やろうよ。普通に飲みに行こうよ。
まぁ、人のことは良いけどさ・・・。
良い店が潰れていくのは辛いもんだよ・・・。
気を取り直して!
この後は地鶏もも焼きと熱燗を5合ほど楽しみまして。
また同じルートで帰るのです。
新得滞在2時間ちょっと。
予定とは違ったけれど、まぁ楽しみました!!
バスに揺られ再び東鹿越。
が、折り返す汽車がまた到着しておらず、30分以上バスで待つことに・・・
富良野までは行けても滝川行きには間に合わないよね、コレ・・・
どーすんの!?
ようやく、とりあえず富良野行きに乗る。
が、これがまた途中で「鹿に衝突したため安全のため停車し確認作業をいたします」とのことで車内で20分近く待たされる。
待ち疲れる我々。。。
ちなみに他に乗客は我々と他2名。
途中「富良野から乗り継ぎのお客様は申告ください」アナウンスが入る。
富良野駅へ報告するんだって。
一人は旭川へ乗り継ぎ、一人は山部で降りるようだ。
ハァ〜疲れた・・・なんかも〜やってらんねーな〜
呑も。
で、富良野に到着すると降車口に駅員さんが待ち構えており
「ささ、こちらへどうぞ、タクシーを待たせてありますので!」と旅館に到着したかのように改札まで誘導される。
「お待たせして申し訳ございません、とにかく鹿が多くて、行きの便も4度も鹿に当たりまして・・・」
わたし「なんか、今年異常じゃ無いですか!?こないだ胆振の方ですっごい数の鹿見ましたよ」
もう一人の乗客「いや、僕も先日根室に行ったのですがとにかく鹿が多くてサファリパークのようでしたよ」
と鹿トークで束の間盛り上がる。
なんなんだろ、この鹿の異常な出現。山に食べ物が無くて降りてきてるのかな。
熊も冬眠できないほどお腹空かせているらしいしな。。。。
で、タクシーに乗り滝川へ。
こんな距離初めてだよ。。。なんぼかかるんだべか!?
ジャーン!
深夜料金込みで21,660円!
長距離割引で19,990円!!!!!!
鹿による遅延はJR北海道のせいでも無いし、それでなくても大赤字なのにタクシー代を支払ってもらうのは心苦しいが。
楽させてもらいました!ありがとうございました!
ちなみに、運転手さんに聞いたはなし
富良野から登別まで行って7万くらいだった(客は中国人)
富良野から小樽行って、それから札幌に行った時も7万くらいだった(客はインド人)
とのこと。さすが観光地、富良野。富裕層に当たるとラッキーですね。
滝川から新十津川の家まではもちろん自費(それでもしばらくメーター入れずにだいぶ安くしてくれた)。
さて、やっと我が家に到着、すっかり遅くなってしまったので犬猫のご機嫌取り&投薬などを済ませ
二次会だ〜!!
ガッツリ飲むぞ〜〜〜!!
じゃ〜ん
今年は10周年ということでアルバムの他にも記念品が贈られました〜♡
なんだろね?犬も気になるご様子。
じゃじゃ〜〜〜ん!
結婚10年目は錫婚式だそうで
錫のちろりです!!!!
嬉しい!!!!!!
「錫婚式」
「聡・雪子」と文字入れもしてある〜!
早速カムイノミを済ませ、上川大雪酒造が帯畜(帯広畜産大学)で作っているという純米吟醸をイン!
それを火鉢で沸かしたお湯に〜イン!
いやぁ、美味いですね。
同じ酒でも酒器が違うとこんなに違うもんでしょうか。(気のせいでは無いと思いたい)
これはもう徳利に戻れませんな。
さて、錫ちろりでつけたぬる燗をちびちびやりながら
10年分の思い出をアルバムで振り返ってみます。
あらーっ誰だこのめんこいわんこは!
新婚旅行の手続き先で出会って即連れて帰った梅吉も今年で10歳ですよ。
人間年齢にすると私よりも年上になってしまったけどまだまだ元気。
あと10年、頑張ろうね!!
そして、結婚した年(10年前)に、酒飲みツアーで新十津川(金滴酒造)に来ていたのですね〜。帰りにヴルストよしだでパテ買ったっけな〜。
まさかこの時はこの町に住むことになるとは、よしださんとも仲良くさせてもらうとは、夢にも思ってませんわね。
なんのご縁かしらね〜。
この時に空知のアイヌの魂に「こいつらにチセ建てさせよう」って目をつけられたのかしら。
なんて。
結婚して10年
新十津川で暮らし始めて5年。
今年は色々節目になりそうですね。
チセは完成するのか、、、というのはもう置いておいて!!
今年も色々楽しみましょう。
来年のアルバムも盛りだくさんになるよう思い出をいっぱい作って行こう!