あ し あ と 。

生きてます。自由に。

ゆだねきる旅その後 その二

新十津川の土地と家を買う、と決めて

今の札幌の家と土地

新しい家と土地

とにかくクリーニング、クリーニング。

 

「ああしたい、こうしたい」

「◎◎になりますように」

じゃなく

 

「全てがあるべき姿になるように」

雪様と一緒に、過去のソースを消して行く。

 

札幌の家と土地はどうなりたいのか?

新十津川の家と土地はどうなりたいのか?

答えを探るのではなく、ただ問い、ただ彼らの意志どおりなるように。

 

 

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梅吉と新十津川ではじめて出来たともだち





 

 

そして、新十津川に、出来るだけ、通った。

るみこさんとはトントンと話が進んであっという間に、すでに家族のような、

というより家族だよね、家族だったよね、みたいな

「既に繋がっていたことを思い出しただけ」な感覚になっていたので

いつでも自然に無理無く会えたのだけど

 

やはり新しい土地(当然ながら土地にも意識が有る)と仲良くなる、というか

わたしたちが新しい管理人になるということを認めていただくことがとても重要なので。

 

 

 

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もちろん、その土地に住む樹々や生きものも

 

土地は、誰のものでも、無い。

当然人間のものでは、無い。

 

勝手に人間が「ここからここまではわたしのもの」という顔をして値段をつけたりいじくりまわしたりしているけれど

 

あくまでも人間はその土地の「管理人」である。

 

わたしは、あなたの管理人として、ふさわしいですか?

これから、あなたという土地でこういう暮らしをしたいと思っています。

 

土地に意識を向け語りかける。

 

ある日、「大きな存在」に気がついた。

「この土地には『主』がいるみたい」とるみこさんに言うと

「代々、奥のほうに大きな蛇が住み着いているから彼らかも」との答え。

 

それが真実かどうかはわからないけれど、

土地と共にその『主』にも意識をむけるようにした。

 

 

 

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土地と家



 

 

るみこさんとも

繋がりは確実なものとなっていたけれど

実際に会って言葉を使って話す、という行為を繰り返すうちに

今までのるみこさんの生き方や苦労、想いなどを知って

更に「この土地を大切にしよう!」という想いは強くなっていった。

 

 

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るみこさんには新十津川や近辺の縁繋ぎもたくさんしてもらいました

 

 

 

 

「るみこさん、お疲れさま!これからはわたしたちが、この土地を守って行くからね。」

 

 

 

 

 

 

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新十津川ってこんな町

 

 

 

 

 

 

そして

 

『想い』だけでは話は進まない人間世界(苦笑

 

さて、土地を買うお金、どーしましょうかね!?

 

という課題にぶち当たるわけです。

 

 

自慢じゃないけど、我が家に貯金は一円も無い。(キッパリ)

常識的に言えば、家計を預かる主婦としては恥ずかしい事なのかもしれないけれど

あるきっかけから紙幣を銀行等に貯めるということをやめたのだ。

 

わたしだって以前はしてましたよ定期預金。

普通に「貯金は有れば有るほど良い」と思っていたし。

 

でも、愛犬梅吉の事故があって手術代や入院費や通院費で

貯金があっというまに底をついたとき

「あ、もういいや〜」って思ってしまったんだな。

 

貯金は「イザという時」のためのもので、そのイザという時(愛犬の事故)に使えたじゃないか。

貯金は保険みたいなもんで、単にイザというときのための不安を消すためだけのものじゃん。

イザというときが無ければそれが一番良いし

無いように努力すれば良いし

もし、そんな時が来たとしても、それはそのときにナントカ出来れば、それでいいじゃないか。

お金(紙幣)の数で解決出来ないことってそんなにあるかな?

使い切れないくらい収入があって、余るから貯金しとこ、ってのなら別だけど

不安のために今を我慢して貯める!ってのはなんか違う。

 

というわけで、貯金をやめました。

そのお金で旅に出る。誰かに逢いに行く。何かを学びに行く。

来た人をもてなす。与えられるだけ与える。今、使いたいことに使う。

そのおかげでどんどんまわる(循環する)実感を得たのだけど、そのはなしはまた別の機会に。

 

そうそう、だからね、「この土地と家を買います」と言った所で無い袖は振れないわけです。

でも、お互いの気持ちは決まった。

 

これまた一応ね、常識的に銀行に借りるとか事業としてお金がおりないか、とかいろんなところにいろいろ相談してみたのだけれど

まぁ、進まない。

 

当然といえば当然。

サラリーマン生活から独立して起業したばかりで実績も信用も無い、頭金どころか貯蓄はゼロ、そんなヤツが「お金貸してちょ♡」と言って誰が貸すだろうか。

普通は起業のためにコツコツと資本金などを貯めておくのが普通なんだろうけど

我々は勢いで、結果的に起業というカタチになってしまったので何の準備も無かったのだ。

 

ははは(笑い事)

 

 

常識的にどうもならない。

 

手詰まりだ。

 

 

 

 

 

さて、どうする…

 

 

 

 

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神社にも通った

 

 

 

 

 

 

 

そんなある日、るみこさんからメールが。

 

 

 

 

「お金って、信用の代わりだよね?」

 

 

 

信用出来ないから、誰か(銀行等)を頼ってお金を調達するんであって

信用があるならその誰かに頼らなくて良いんじゃない?

わたしたちには、その信用が、ある。

だったら、それでいいじゃん!!

 

 

またしても「当たり前のこと」を、「常識というヴェール」で覆ってしまって見失っていたわたしたち。

 

ちゃあんと、インスピレーションおりてきました!

 

 

そこからはトントン拍子に、身近な不動産屋さん行政書士さん税理士さん等が相談に乗ってくれて、わたしたちとるみこさんと、直接契約することに決まって

 

新月の日に手付金を支払い(なんとか工面w)

 

晴れて、新十津川のあの土地はわたしたちが管理人となったのでした。

 

 

土地も、主も、認めてくれたんだね。

良かったよ〜〜〜〜!!

 

 

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お不動さまと霊水

 

 

 

それから、わたしたちが正式に管理人になって事で、またびっくり仰天、怒濤の動きが始まることになるのだけど、

続きはまた「その三」にて。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆだねきる旅、その後 その一

約20日間のゆだねきる旅が終わって

札幌に戻って

愛しい我が家に帰って

 

居間にゴロンと横になって

いつもの台詞

「あぁ〜、やっぱり我が家が一番だね!!」

が出る

 

 

 

はず、だった。。。。。。

 

 

 

愛しい我が家には変わりない。

あぁ、やっと帰ってきたねぇ。。。。

 

 

 

でも、息苦しくてたまらなかった。

 

 

寒い北海道で快適に暮らすための壁の厚い丈夫な建物は

閉塞感しか感じられなかった。

 

旅が終わってしまった寂しさだけではなく

 

「ここに居るのが辛い」と思うようになってしまった。。。。。

 

 

 

北海道も札幌も大好き。

この素敵な我が家も愛してる。

 

 

でも。。。。。

 

 

旅で山の中森の中で暮らして来て戻った札幌の我が家は。。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山を降りて街で暮らすようになったハイジのように

「山に森に帰りたい」と泣いて夫を困らせる日々。

 

せめてもと

家の前で焚き火をしてごはんを食べたり、車の中でお昼寝をできるようにしてくれたり

なるべく外で過ごせるよう、付き合ってくれた。

 

夫が居ない日はひとりで車の中で寝たりした。

 

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こんな立派な家があるというのに、わざわざ車で寝るなんて

おばかさんとしか言い様が無いけど

そうすることしか、出来なかった。。。。

 

 

 

 

 

 

家の中にある物の多さにも辟易した。

 

旅の間は

 

持っているものは

3枚の着物、一枚の羽織、1本の帯、3足の足袋、3本の紐

もんぺとTシャツ各一枚

あとは借りた上着とズボンが各二枚

 折りたたみのマットレスとタオルケットと毛布

二膳の箸とボウルが二つと皿が二枚

小さなダンボールにつめるだけの保存食と調味料

 

 

 

魂が120%満足していたので食べることもさほど必要無く

夕方に一日一微食(ほんの少しの食事)

あとはその土地の美味しいお酒とおつまみで晩酌を楽しみ

お友達と会ったらやっぱりその土地の美味しいもの一緒にをいただいて

 

毎日同じ服でも何も気にならず

そろそろと思ったら川で洗濯して夫の張ったロープで乾かす

 

 

それだけで暮らしていた

 

から

家の中のあらゆる「モノ」の多さ、それに囲まれて暮らすことのストレスに

さらに参ってしまった。

 

 

 

 

 

梅吉をリードで繋げなければならない

以前は当たり前だったこれも、わたしにとって「辛い事」になってしまっていた。

 

旅中は山のなかで自由に歩き回っていた梅吉。

リードを繋いで一緒に歩いているときよりも、

お互いを意識しながら距離を保ちながら自由に歩いているときのほうが

ずっと「梅吉と繋がっている」感覚があった。

お互い好きな場所でオシッコもウンチもして一緒に「地球に愛のお返し」も出来た。

 

ここ住宅街では到底無理な話。

 

 

 

 

 

山の中で生き生きと動きまわり火を起こし何でも作ってくれた、そのカッコ良さに惚れ直した夫も

帰ってきて早速パソコンに向い難しい顔をしている…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、一番悲しかったのは辛かったのは

 

今、こうして感じていることも

時間が経てばまた通常に戻ってどうでもよくなることだった。

 

慣れたら、都会暮らしも、物の多い暮らしも、リードをつけて犬と暮らすことも、夫が出張で長いこと居なくなるのも

 

また当たり前になって何も疑問にも想わなくなる。

 

それがわかっているのが一番辛かった。

 

今のこの感覚

今の幸せを信じたい。

 

今の感覚をなかった事にしたくない。

 

だから、帰って来た暮らしに慣れないようにがんばったのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌は、もうわたしには無理かもしれない。

 

 

 

大好きな札幌、嫌いになったわけじゃないけれど

このままここには居られない。。。。。。

それはわたしの中で決まってしまった。

 

 

 

いずれ、札幌から離れて暮らすつもりではいた。

 

 

歳をとったら、日高で、出来れば新冠町で山と海を眺めながらゆっくり暮らしたいね

と夫とも話していた。

 

 

 

 

 

 

歳をとったら、じゃなく

今、じゃないの!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある夜のことを思い出した。

 

山形の最上川で野営した夜のこと。

 

 

あまりにも日々が幸せで

「毎日こうして暮らしたい」とお願いしてみた。

 

家を持たず、日々旅をしながら暮らしているひとは多い。

わたしたちもそうやって生きて行けるのでは。

 

神である雪様のこたえは「NO」だった。

 

てっきり大賛成されると思ったのにダメ出しをくらったのでびっくりした。

 

「まだ札幌でやることがある」。

 

え〜〜〜〜〜(´Д` )

 

 

 

ちょっといじけて、さらに交渉してみる。

 

どうしたら許してもらえる?

どうしたら、こういう旅をしていられる?

 

 

 

「年に二回、こういう長旅をしていい。

畑仕事が始まる前と、終わった後。

その時期に好きなだけ、好きな土地へ行っていい」

 

 

わたしにとっては妥協案ではあったけれど

「二度とダメ」と言われないだけいいか…

よし、その年二回を楽しみに日々頑張ろう!!

 

 

 

そう思ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

もうひとつ

旅に出る直前にあった出来事を思い出した。

 

 

東川のヘンプスクールで出逢って

うちの大麻糸績み講座にも参加してくれていた、るみこさんが

我が家に久々にやって来たのは本当に旅に出る直前のことだった。

 

るみこさんとはスクールや講座のときに顔を合わせる程度で

プライベートで連絡を取り合うことも無かったし

それほど親しいわけでもなかったのだけど

 

 

「織り機を処分しようと思うが雪ちゃん要らないかい?」と連絡があり

「欲しい!」と伝えると新十津川町から札幌までわざわざもって来てくれたのだった。

 

そのとき、世間話をしながら

「今住んでいる土地と家を売りに出そうと思っている」という話を聞いて

「そうなんだ〜、良い買い手さんが見つかると良いねぇ」と答えていた。

もちろん、その土地も家も行った事も無いし

そもそも新十津川ってどこ?だった。

 

 

 

 

 新十津川に行ってみよう!

「土地はまだ売れていませんか?」

気がつけばるみこさんに電話をして、夫と梅吉と見に行っていた。

 

 

 初めて入った初めて見た土地は

見渡す限り広がる田園とそびえる山々

一目惚れだったけれど、

行く前から既に気持ちは決まっていたのかもしれない。

 

 

 

田圃から見たるみこさんのおうちと庭

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庭から見た風景

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庭が既に森のようで

 

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果樹や花もたくさんで

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そのときのわたしにとって、なんだか夢のような景色だった

 

 

 

 

 

 

大きな母屋のある、1700坪の土地。

 

 

 

 

桑の木を植えて蚕を飼って糸をとり、織る

紅花も植えて染色する

畑で食べ物も育てられる

自分は小屋を建てて小さく暮らす

母屋は人が集まる空間にも出来る

 

夫にもわたしにもそれぞれ最高の仕事部屋があり

犬もそこでのびのび自由に過ごす

 

そんな夢のようなことが実現出来るんだ…

 

 

 

思わず武者震い。

 

 

 

 

「帰りたい、ここじゃない、どこかに」

毎日泣いていたわたしに、ちゃあんと用意してくれたんだ!

 

 

 

わたしも夫も「どうする?」と尋ねることもなく

 

この土地を譲っていただけるよう、話は進んでいた。

 

 

 

 

 

 

それからわたしは

今の札幌の土地と新十津川の土地のクリーニングを強化し

出来るだけこの新しい土地に通い

 

たくさんの存在達とコンタクトを取りながら

 

どうしても欲しい!とか

買うお金はどうするの?とか

〜になったら、あるいは、ならなかったらどうしよう、とか

 

何も想像せず心配せず不安にならず期待もせず

 

 

ただ、全てが

なるであろう本来の姿になれるよう「ゆだねきって」いた。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

ゆだねきる旅 最終日16日目<岩手県 盛岡>

座敷童と一緒にぐっすり眠って

ぼんやりした頭で起きていったら、ふっちゃんが無言でスッと出して来た、この雑誌。

 

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心臓が、ドキーーーーーーーーーーーンとする。

 

ん????

んんんんん???

ナニナニ??????

 

 

 

え、、、、何?何これ!?

 

「雪ちゃん、これやってたんでない?」と、ふっちゃん。

 

寝ぼけたアタマのままで来た衝撃に、思考は着いて来てないけど

カラダは素直に反応?

勝手に涙がポロポロ…

なんだろ?

別に悲しくも無いし、ナニカ理由があって泣いてるわけじゃないんだけど…

 

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女たちは

 

ワンピースのような服の下にはもんぺのようなズボンを履いている…

 

アイヌと同じように袖口や裾に幾何学模様を入れて魔除けとしている…

 

めったに風呂に入れないから頭をすっぽり巻いている…

 

居たのかなぁ、ここに?

 

遊牧民だったという絶対的確信は、ある!!!!

 

留まらず常に流れていたい

家の中じゃなく自然の中で生活したい。

そんな願望は物事ついたときから、ある。

 

イランだとは思っても見なかったけれど…

 

 

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 その女たちが織る、絨毯。貴重な財源だったそうな。

美しい織りだとは、思う。

 

でも今のわたしがやることかな?と思うと、違う。

 

 

 

 

 

 

この漫画を初めて読んだときにも

心臓が、ドキーーーーーーーーーーーンとした。

明記はされていないけれど、この1話の舞台は多分トルコ。

主人公の少女は、羊毛を紡いでカーペットらしき織物を織り、未来を予言する。

 

魔女 (IKKI COMIX)

魔女 (IKKI COMIX)

 

 

 

私達の新婚旅行はトルコで、織物も絨毯も見た。

トルコは素晴らしく懐かしかったけれど

 

やっぱり、今のわたしがやりたいことではない。

 

 

 

そもそもわたしが今、糸を作ったり染めをしたり織りをしたりしているのは本当に不思議、謎。

お裁縫とか針仕事とか、そもそも糸やら布やらを自分でなんとかするのって

興味が無いどころか、どちらかというと嫌いな世界だったから。

 

 

今のわたし(雪子)として、勉強として、羊の毛刈りも羊毛の紡ぎも体験したけれど。

 

それだけ、だった。

 

この先もこれを!!とはならなかった。

 

 

それって

もういいわ〜ってくらい、やりつくしたからじゃないのかな。

 

もしかしたら、なにか嫌な体験をしたのかも?

 

羊毛とか、特別な模様とか、お金になるような綺麗な織物とか

今は全然興味無い。

 

今回、日本を選んで日本の衣を作りたいのは、その当時憧れていたのかもしれないね。

 

日本の絹、日本の大麻

それらの、布。

 

ま、そんなことは真実はわかりゃしないし

どーでもいいんだけど。

 

 

 

 

糸をつくったり染めたり織ったり

 

大嫌いなそんなことを急にやりだしたのは何故なんだろう?とは

 

単純に不思議だなー。とは思うよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、本題を橋本家に戻しますよ。

 

 

梅吉もぐっすり眠れたからか、ずいぶんと落ち着いた顔してる。

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ずっとここで暮らしているかのように馴染んでるねwww

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部屋の片隅にはしゅわさかさんが居たので、うちのしゅわさかさんと交流してもらった。

うふふ。菌たちも嬉しそう。

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ふっちゃんの愛情朝ご飯。ありがてぇこってす。

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これが昨日の骨董市でげっとした着物と帯♡

全部で1,500円也。

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着物だからって、しゃんとしなくてもいいんすよ。

普段着物、不良着物、大推奨♡

 

さぁ、本日もふっちゃんにゆだねきって一日過ごします。

初の盛岡。なにがあるかな。

 

まずは桜を観に行くとのこと。

本当に、この旅はどこまでも桜と一緒だった。

どこに行っても、見事な桜たちと逢えた。

桜前線と共に北上して旅をするっていうのは憧れだったので、夢が叶ったなぁ。

 

 

ここ米内浄水場は、盛岡の花見のメッカだそうで

いつもシーズンは車も大渋滞、人ですごいらしいのだけど

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連休明けでとっても空いていてゆーっくり楽しめました!

 

美しい桜(と熟女w)を画像でお楽しみください♡

 

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ソメイヨシノは絶滅する、なんていう噂もあるけどほんとうなのかな。

 

北海道にはソメイヨシノはあまりないから余計この繊細さに憧れるけれど

儚いから美しいのかもしれない。

 

北海道の動植物はほんとーにデカくて強いからね。。。

繊細とか儚いとか、全く無いから。。。

 (あ、おれもか!!ww)

 

 

 

 

そしてランチターイム、は市街へ!!

 

 

 

盛岡三大麺といえば冷麺、じゃじゃ麺、わんこ蕎麦

 

次は盛岡名物じゃじゃ麺〜〜〜〜〜〜!!

 

 

「白龍」さん、有名店らしいっす!

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こちらも昼時などは行列が出来るそうだけど、運良く入れ違いで席が空いてすぐに食べられました♪

 

じゃーーーーーーーーーーーん

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不思議なルックスである。

うどんなのかきしめんなのか

汁も無く、麺の上に味噌と胡瓜と生姜だけが乗っかっている。。。。

 

↓当然のようにじゃじゃ麺と一緒に熱燗を頼むふっちゃんwwww

大好きだ!!!!

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とにかく混ぜるんだそーだ

(おすすめな混ぜ方もあるそうだが、おれは気にしない、が夫はマニュアルどーりにしたい、という対立で危うく一触即発状態w)

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ちゅるちゅる〜〜ん

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麺の感触も味も不思議!

おいちい!!

 

そしてこれでは終わらず。

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空いた皿に卵を投入、皿に残った味噌等を絡めて

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店員さんに渡すと

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スープが入って帰って来る!!

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それをまた自分で調味して

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スープとしていただくのです

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全てが初体験!面白かったなぁ。

 

 食べ終わったら、市街を散策。

 

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いろいろ行ったんだけど、写真をちゃんと撮ってないなぁ…( ;´Д`)

 

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ふっちゃんは梅吉のことを考慮して行き先を考えてくれるので、ありがたい。

 

公園でただまったりと散歩するのも幸せなひととき。

なんだろう、この至福感は?

 

観光しなくたって、ただ好きなひとと一緒に過ごすだけで

こんなにも幸せなんだなー

 

 

川があると

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入らずにはおられない魚座なわたくし

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まったり幸せ&そろそろお別れの寂しさを感じつつ

ふっちゃんをおうちに送りがてら最後の場所へ

 

 

じゃじゃーーーーーーーーーーーん☆

 

あさ開」さんだす〜〜〜〜♡

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あさが開く!という縁起の良いネーミングで(そもそもは枕詞で意味は無いらしいが)

愛飲していた「あさ開」。

愛飲するほど簡単には手に入らないけど!!(北海道では)

 

いやぁ、まさか蔵元に来れるとは感激でござる!!

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パンフレットが麻の葉柄♪

大吟醸ソフトクリームが超美味しい♪

 

ソフトいただいてますよ〜♡なはずなショットが何故かパンクなショットに…

生き様そのもの、致し方無し。

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お土産もいっぱい買ったし、嬉しいね!

この満面の笑み!

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素敵な素敵なおうちの前で

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まーぼー、ふっちゃん、ほんとうにお世話になりました!

 

また来るよ岩手!!

 

 

 

 

 

 

 

 

結果、16日間だった「ゆだねきる旅」もいよいよ終了。

 

最後に、「普通に幸せな一日」を過ごせて、良かった。

これが劇的な一日だったら、もっともっと〜!と欲を出していたかもしれない。

 

何かあっても、

何もなくても、

 

いつも幸せ。

 

この旅で過ごした時間、体験したことは

 

その後、わたしたちの人生を大きく変えることになります。

 

 

 

 

 

『さよなら、いわて』

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盛岡から、八戸へ。

 

なんだか、気が抜けたのか

 

帰りの道中はイロイロ寄り道もしたのに、何も写真を撮ってない。

 

そして八戸から苫小牧へ。

 

八戸ー苫小牧便は

時間も短いし船も小さいし

「船旅を楽しむ♪」という感じでもなく

(しかも二等船室なのにほぼ個室)

 

 

船内でいただくお酒

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あっという間に北海道に着いちゃった。

 

ただいま、札幌

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こうして「ゆだねきった」旅は終わりました。

 

 

ゆだねきればゆだねきるほどうまくいく

 

行く場所逢う人(行けない場所逢えない人も)全て意味がある

 

そして

 

なにより

 

車一台に載せられるものだけで生活出来るという確信

 

 

これは大きな発見でした

 

 

 

このあとの人生大変革事件のことは、また次の機会に…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆだねきる旅 15日目<岩手県 雫石>

 さて、雫石のことを書く前に、前日の山形での書き忘れたことを記しておこうと思う。

 

紅花資料館で紅花を山形から京都まで運搬するという映像を見ていたときのこと。

 

敦賀に到着したときから北前船、商人、物流的なキーワードがちょいちょい出ていた。

近江商人はもちろん、これまでも「◎◎商人」の地を、一緒に行ってる。

 

「おとうちゃん、また北前船が出て来たよ」とポツリを夫に語りかけると

一緒に居た京子さんが

「乗ってたんじゃないのwwww」と同じようにポツリと言った。

 

 何故かピンと来る。「それだ!!!!!!!」

紀國という氏を持ち、北海道に住み、人、物、地域、いろんなものを繋げたがっている夫。

絶対、北前船乗って商人やってたべさ〜〜〜〜!?

 

 

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 そして、山形から行く事になった雫石。

 

 

雫石も、まっっっったく予定にも頭にも無かった。

 

東北通って帰るってなったとき、岩手に住むふっちゃん&まーぼーのことは、すぐ頭に浮かんだ。

でも、二人には必ず念に一度アイヌモシリ一万年祭で会う事が出来るから、無理して行かなくてもいいかな、って思ってた。

 

でも、雪様が「行け。まず連絡しろ。」と言う。

梅吉も「ふっちゃんとまーぼーにあいたい!!」ときかない。

 

うーん。他にも行きたいところはあるし、、、

 

まぁとりあえず連絡してみるか、とメールをすると、今日は雫石でライブがあり、自宅がある盛岡には戻らないという。

そっか、用事があるなら仕方ないね〜、じゃあまた夏に〜とやはり岩手は無し、となる

 

かと思いきや

後から電話がかかってきて、「良かったら雫石まで来ないか、友人宅でライブ後打ち上げしてそのまま泊まるんだ、一緒に呑んで泊まろう」とのこと。

 

え〜〜〜〜〜

そんな突然お邪魔しちゃって大丈夫???(一応遠慮してみる)

あ、そう、良いのね(あっさり遠慮解除)

じゃあ雫石まで行くわ〜〜〜〜〜(酒、宴の誘いなら断らん♡)

 

というわけで、行くぜ雫石!!

 

 

 

そして、ここでこの旅最大と言っても過言ではないご縁に驚愕するのでした。

 

目的地のお友達の家に到着直前、道路脇に『軽トラ市』の看板が目に入ったので、軽トラ市好きな夫に言うと
「あーーーーーっ!そうだった、雫石は三大軽トラ市の一つ、っていうか、軽トラ市発祥地だった!忘れてた!!!!」と大興奮。

 

なんとなんと、
翌日が今年初の、月に一度の、軽トラ市開催日。
しかも、開催場所は宿泊地から徒歩15分。

その日にこの場所に来れるなんて…とうちゃん、絶対呼ばれてるよね!

 

この件でわたしは夫に流れる商人、「紀伊国屋」の血をさらに確信。

 

これは、夫にとって大きな喜び&学びとなるでしょう!

 

 

 

そして、確実に私も呼ばれてました。

 

枝垂桜が見事な素敵な古民家は「はじまるや」としてイベントなどで開放していて
その桜の下でライブが行われ、ごはん、打ち上げ、宿泊まで出来ちゃう♡
家主の陽子ちゃんとその旦那様、着物が大好きで着物イベントもやってる、しかも自然布にも詳しい
またしても出逢うべきおかたと出逢えました♡

 

『おうちにはねこちゃんがいるから、ぼくはいえにはいれないの

でも、おとうちゃんとまーぼーがずっとつきあってくれてうれしい!』

 

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『あんしんしたので、ねむります』

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さて、大切な夫と愛犬を置いてわたしはなにをしていたかとゆーと

 

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菩提樹布に大興奮していたのでした!!!!

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所謂シナ布の一種なのだけど、この織りが…

例のアレですよね!?

 

と、もう(布以外の)写真を撮るのも忘れ

夫もわたしも興奮したまま就寝

 

 

朝、改めて見てなんと素敵なおうちからの眺め!!

 

 

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なんとも(大阪のおばちゃんテイストな)わたしにピッタリな、ヒョウ柄っぽい羽織をいただいてしまいました♡

似合い過ぎーwww

 

庭に縁側と枝垂れ桜がある、この光景はその後のわたしの理想の家つくりに多大な影響を与えます。

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 泊まったみんなと♡

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さて、いよいよおとうちゃん待望の軽トラ市ですよー!

わくわく。

 

入ってすぐの神社で骨董市をやっていたのでまずはそちらから。

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あ〜〜〜いいですね、非常にわたし好みです。

まずは神社にて挨拶を済ませて

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ガラクタと骨董キワキワの感じを楽しみます♡

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結局、壊れたおひつと、着物と帯を購入。

 

そして

並ぶ軽トラ!!!!

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すごーーーーーーーーーーーーーい

 

想像を絶する規模と客入り!

 

トルティーヤやらタコスやら

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パンとか焼き菓子は定番だよね

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植木なんかも普通に

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揚げ物がその場で…

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漬物も大人気

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カレー屋さんは軽トラの上でナンを焼いてました!

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極めつけ、軽トラ市で軽トラを売る!!

しかもお求めやすいお値段!!買って帰るか!?

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実行委員(地元の商工会議所)の方とも有意義なお話を聞けたようで満足げな夫。

こういう飲食ブースが充実しているのもとても良いです。

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ん〜、すごく楽しかったね〜

それほど期待していなかったわたしでもこれだけ楽しめるのだから

きっと地元のかたは月に一度の開催を楽しみにしているのでしょうね〜

 

おとうちゃん、この経験を活かしておくれよ!

 

 

帰り道も素敵だったなぁ。

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で、呼んでくれたふっちゃんと陽子ちゃんが、

「ふたりには次に行く所あるから!!」と連れて行ってくれたのが

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大麻の栽培から織りまでやっていたという小田さんのお宅。

 

昨日見せてもらった菩提樹の布も、小田さんが現在織っているそう。

 

玄関から素敵ング!

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そして、到着するなり早速織りの実演を見せてくださいました。

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この亀甲織りが、岩手の伝統的な織り方なのです。

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もともとは南部藩の献上品とされ、武士が愛用していたと言う雫石独特の織物です。

庶民は「汗はじき」として夏の野良着の下に汗をはじくため身につけました。(HPより)

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地機を気持ち良くスピーディーに操る小田さん。

すごい、、、、

 

織り上がったものも可愛い〜〜〜(萌え〜〜〜)

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小田さんが育てた大麻もありましたよ!!

なんと、なんと貴重な。

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天然糸が…

萌え萌え萌えです〜〜〜〜ヽ(*´∀`*)ノ

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本格的なお道具も揃っておりました。

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そして、何故か居合わせた全員で「延喜式に載っている糸巻き」をやってみよう!のコーナーに。。。

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わたしはまぁ、全く知らない世界じゃないのですぐに出来ましたが

みなさま苦戦しておりました。

でも、帰って来てもう忘れました( ;´Д`)

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オヒョウのアットゥシ織りにも挑戦していると言うと、とても興味があるということで

今後もお互い情報交換していきましょう!と盛り上がり。

 

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落ち着かない梅吉にパンやミルクまで出してくれた優しい小田さん。

とても勉強になりました!
ありがとうございました〜〜!!

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

ここで

 

 

この旅の「やるべきこと」が全て終わった感じ。

 

 

 

 

あとはふっちゃんとまーぼーに「ゆだねきり」。

 

なーんにも考えず

着いて行きまっせ☆

 

まずは盛岡冷麺だべー!ってことで

超有名店なのか?長蛇の列の「髭」

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うっわーーーーーーーー

マジで超美味い!

北海道でも焼き肉屋とかで食べた事はあるけど、それほど感動しなかったよ?

本場って、全然違うんだねぇ。

 

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石焼ビビンバも食べたよ

 

 

その後はかの有名な「小岩井農場」を通り過ぎ

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『このおおきいやま、いわてさん?』

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神社にお水を汲みに

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しゅわさかさんも大喜び!

 

遥拝所の見事な景色!

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『かあちゃん、しゃしんをとりたいきもちはわかるけど、むりがあるべ』

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そして

 

おんせーーーーーーーーーーーん♡

 

草原が見事な露天風呂を堪能しました

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なんだか、もうことばはいらないかんじ

 

景色がきれい

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梅吉も静かに景色を眺めている

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何も言わないけれど

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何を感じているのかなぁ

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そうして、盛岡について

 

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座敷童の遊ぶ古民家へ。

あーーーーーーーーー

落ち着くーーーーーーーーーー!!!!

 

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岩手の地ビール『ベアレン』と

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ふっちゃんの愛情たっぷり手料理

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我が夫も温泉に売っていた山菜を天ぷらに!

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ぴよぴよ鳴る不思議な鶯お銚子

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なんつっても東北は酒だべ

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梅吉は久しぶりの畳の上で眠れて超幸せそう

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寝顔が笑顔♡良かったね、梅吉!

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 我々も畳の上でお布団で寝るのは久しぶり。

 

心底楽しかった一日に満足なのと

もう旅が終わるんだというノスタルジックな気持ちと

 

温泉と美味しいご飯とお酒とお布団

 

いろんな幸せがごちゃまぜになって

 

 

 

 

あしたはいよいよ

この旅の最終日。

 

 

 

いーきぶんでよっぱらって

 

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

ゆだねきる旅 14日目<山形県>

今日のお宿は最上川の河川敷。

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最上川ったら意外に野性味溢れる川で驚いたわ。

 

 

さて、今回山形入りしたのはハッキリと目的がある。(上の画像でだいたいわかったと思いますがw)

 

予定にはまったく山形は入っていなかったのだけど、今回もゆだねきり効果でちゃあんと情報が入って来た。

 

栃木で目覚めた朝に、大麻の糸績み仲間(というか先輩)の京子さんのことが頭に浮かんだ。

 

センサーピコーン。

 

これはナニカあるぞ。

 

で、すぐに彼女のFacebookを見に行くと(旅の間は自分の投稿はしていたけど人の投稿を見る事はほとんど無かった)、山形の紅花染め工房のことをシェアしていた。

 

さらにセンサーピコーン。

 

去年、生まれてはじめて自分の意志で誂えた着物が紅花染の紬。

それ以来、紅花に恋をしてしまったわたし。

どっちにしても紅花資料館には行きたいと思っていたので

その場で「山形行く!」とコメント。

「午前中なら(その工房に)ご一緒出来るよ〜」との返事。

 

うおーーーーーーーー!!

資料館じゃなくて、実際に染めている工房を見学出来るとは…!!!!

 

もう、うっきうきで山形県河北町入りしたわけです。

 

 

宿泊地のすぐそばに道の駅があったので朝寄ってみた。

 

梅吉とお散歩していたら、職員の方が「めんこい子だなー!うちも柴犬飼ってるんだわ」と話しかけてくれて、館内を案内してくれながら紅花から名産品からお土産からいろーんな面白いお話を聞かせてくれました。

河北町がスリッパの名産地とは…。

紅花資料館の割引券もくれたー♡

幸先良いぞ♪

 

山形県といえばさくらんぼ。

さくらんぼソフトクリーム美味でした♡

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さて、いよいよその紅花染め工房「鈴正」さんへお邪魔いたしまする!!!!

 

どーん

山形県河北町の伝統工芸 紅花染処 鈴正

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着くなりお母さんが山菜料理と美味しいお茶でおもてなし

遠慮無くいただきます〜〜〜♪

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久々の再会を果たした京子さん、聞けば「午後から予定が入っていたけど、天気が悪くてキャンセルになったから、一日遊べるよ♪」だって。

ほら〜

ちゃあんと、そういうことになっとるのよ♡

 

そしてここにもちゃあんと精麻が。

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「ちゃあんと来るべきところに来た」と雪様も大喜び!

 

お父さんが畑で作業中だというので、まずはそちらのお手伝いさせていただこう!

わーい畑だー!土だー!!テンションあがるー♪

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おとーさん、はじめましてー!

北海道から(京子さん曰く)変なひとが来ましたよー(笑

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紅花だけじゃなく野菜も育てている(紅花は連作が出来ない)ので、除草などのお手伝い。

 

まだまだ元気とはいえご高齢でひとりで全て作業していると聞くと「近かったら通うのに!」と思わずにはいられない…

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ここが種まきしたばかりの紅花ゾーン。

紅花はアルカリ土壌を好むので石灰はたっぷり。

気温の低さも気になるので籾殻で保温。

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高温乾燥を好むみたいです。

北海道でも育ててみたいが、気温はそう上がらんぞ。ちゃんと育つのだろうか。

 

紅花ゾーンでアーシング

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もっとお手伝いしても良かったのだけど、お気遣いくださったのか、早々に畑から出て、なんとランチに連れて行っていただきました!!

 

お父さんのお友達がやっているビストロ「クイジニエ」さん

https://tabelog.com/yamagata/A0605/A060504/6009184/

お父さん曰く人柄が良過ぎて(^^:)とっても苦労なさったシェフだそう。

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パンもパスタもケーキも自家製!全てがあったかくて優しくて安心する味。

シェフの人柄がこのプレートにつまってる♡

これで1,000円って…有り得ん!

 

工房からの道中、そしてランチをしながら、話を聞いておとうさんの人となりを知って行く。

 

ここでも目的は紅花だけじゃないんだな、このおとうさんとおかあさんに会いに来たんだな、と納得。

 

わたしの旅の目的は、「人に会う事」なんだとだんだん腑に落ちて来た。

 

工房へ戻り、さらにお話を聞かせていただく。

鈴正さんは延喜式という書物にあるとおりに染液を作っていて使うものも全て天然物、自家製。

元々化学染めの染色家だったけれど、紅花国体を機に伝統的な紅花染めの復活に尽力を尽くして来たのです。

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これが延喜式のとおりに作った紅餅。

見て、この色。

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このの色に、わたしはすっかり心奪われて〜♪

 

紅餅、紅花の種、村上堆朱の箸。

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www.chuokai-niigata.or.jp

この堆朱の色もたまりませんなー!

 

日本の紅色。(原産はエジプト)

これぞ古色の美ですな。

 

 

いよいよ工房見学。

 

自作の梅酢や果物の発酵液(もちろん人間の飲み物じゃなくてw紅花の発色のためのものです)味見もさせていただきました。

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おとうさんは無農薬の夏みかんの樹木オーナーになっていて、その木に成ったものは全て送られて来るんだって。

「だから、数量にばらつきがあるんだ。豊作のときは食べきれないくらい送られてよー」。

もちろん食べて美味しい果実を、染めのために惜しげも無く使うのです。

発酵させて乾燥した紅餅を再度「生きている液」にして、染める。

 

「生きものを扱っている」愛とこだわりが半端ない…。

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実際に紅花液に手を入れさせていただく。

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紅花には血行を良くする作用がある、からか、冷たい液なのに手がポカポカするじょ!

 

おとうさんが着ている作務衣

藍と紅花で染めて、この色。むーんたまらん。

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これ、これ、この紅色ですよ…!!!!!!

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草木染めで赤、といえば茜が代表かもしれない。

茜染め体験をしたとき、綺麗だなと思ったけど、こんなに心が魂が震えることは無かった。

紅花の、どの部分にわたしは反応しているのだろう???

発酵、かなぁ。。。。

 

 

 

その後はお父さんの素晴らしい作品たちを見せていただいて…

またしても興奮がおさまりません!!!!

 

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真綿の布団に紅花染の布団カバー

 

ヤバすぎて「モウ、コレハ、ワタシノモノデス…」とか言い出して完全にテンションおかしい(笑)

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これに包まれて眠りたいーーーーーーーーー

10ねんローンを組んでも欲しい一品でしたが「落ち着け、落ち着け」と言い聞かせ

 

無造作に置かれるお宝を眺めつつ

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テンションMAXの着物女子

シルク×紅花やべーっしょ!!!!

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もう、あれもこれも欲しいのですが

まずは肌着と湯文字を作るためにガーゼ&絹反物(もちろん湯文字分だけ!)を購入させていただきました。
おとうちゃん、買ってくれてありがとうー

 

 

 

多分、まともに買ったら手の届かないお値段。

買うほうとしては非常にありがたいけれど、この手間ひま見てたら、鈴正さん、もっと高価でも良いですよ…と

 

お父さんは「職人が儲けては駄目なんだ」なんておっしゃる…

 

そしてこの技術を継ぐひとが居ない…

誰か!誰か弟子入りしませんか!?


わたしが学びたいくらいだけど、わたしは職人にはなれまへん

 

町や県が人材育成に力を入れないと、本当にこの技術が無くなってしまうよ…

 

 

 

 

 

 

 

最後にみんなで。

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 お父さんもお母さんも

「自分ひとりが良くなったってしょうがない」

「ご縁が繋がって、みんなで良くなっていくんだ」と何度も言っていて…昨日の大森さんの言葉と重なっていく


わたしたちがこの旅で一番学んでるのはこういう生き方、生き様なのかもしれない。

 

夏には花が咲いて、花摘みをして紅餅をつくる。

 

「そのときに、また来ます!おとうさんの紅花染めを教えて下さい!!」と

相変わらず図々しいというか怖いもの知らずというか

勢いで申し出てしまった。

 

(そして、このブログを書いている時点でもう出発は迫っているのであった…)

 

せっかく群馬で沢山の染料植物を見たけれど

わたしはもう紅花一本で良いかもしれない。

同じ発酵の藍ですら、あまり興味が無くなってしまった。

 

それほど『紅花染め』に、わたしは心奪われたのだ。

 

自分で作った糸や布を、この生きている紅で染めたい。

 

わたしは、紅花染めをやりたい!!

 

 

 

このあと、紅花資料館も行ったけど電池切れで写真無し!(どっちにしても撮影禁止だったけどw)


紅花採取から流通までを「織り」で表現した着物とか、お父さんの若い頃の映像とか、口紅の作り方とか、イロイロ面白かったです。

 

口紅もつくってみたいな。


紅花だけじゃなく郷土資料館みたいにもなっていて建物も素敵だったので今度は天気の良いときにゆっくり巡りたいなー。

 

 

夕方、山形を出発して岩手にむかう。

 

これまた超絶面白い展開になるのだけど、、、

 

岩手でのはなし

つづきはまとめて、この次に。

 

 

 

 

 

つづく。

 

 

 

ゆだねきる旅 13日目<栃木県>

車中泊あるある。

車の中で寝てて、トイレなど外に行ったときなど靴を車の外に脱いで、そのまま車内に入ってしまうんだな。

そして、違う靴をはいて出発しちゃって、そのまま忘れてしまうんだな。

 

そんなかんじで 置き去りにされた靴発見。

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君も可愛そうだが、持ち主はとっても困ってると思うぞ。

 

昨晩コインランドリーで洗濯した子たちを、道の駅の中の街灯と車でロープワークして干す。

その車の外でふつーに煮炊きして食事をしている(しかもアフロともんぺ)と

なまら注目される。

 

 

当初の最終目的地群馬が終わってどうしようかかなり迷った。

日本海側富山から新潟に抜けて帰るか、

太平洋側仙台か青森から帰るか。

 

結局気がついたら栃木に到着していたので、そりゃー行かなくちゃならんでしょう!

日本一の大麻農家、大森さんのところへ!!

 

連絡したら「明日は稀勢の里の祝賀パーティだから東京行かねばならんけど、今日なら大丈夫だぞ、顔見せろ〜!」と!イェイ、バッチリ♡

稀勢の里横綱(まわしの綱ね)も大森さんの大麻なんだぞ〜!さすが〜

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大森さんとアポはとれたものの、いざ到着してみると先客ありで「待ってて」とのこと。

 

ということで

以前来た時は既に夜で、工房その他見学出来なかったので、じっくりと見させていただこう!!

 

 

かふぇ&ぎゃらりい。

麻漆喰や麻壁紙など建物からして大麻三昧!

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カフェも素敵な感じ

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奥には大麻商品がずら〜り

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はっっ!糸!

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やはり糸には激しく反応してしまう。

めっちゃ績み目綺麗だな〜。だれが績んだものだろう。

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とにかく、いろいろありました。

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大森さんはまだ出て来ないので、ランチでもしますか。。。

 

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麻の実生地のピザとBLTサンド。

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こういう洋の食事も超久しぶりだね〜!

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食事中に大森さんがやって来て、食べ終わったら事務所に来いとのこと。

 

はーい。

梅吉はちょっと待っててね。

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梅吉君、麻ハウスがとっても気持ち良さそう。

 

 

 

さて

 

みなさまもご存知のとおり、去年、大麻大捕物劇がありましたおかげで、規制がかなり、かなーーーーーーーりもんのすごーーーーーーーくうるさくなっており、部外者の見学などは一切出来なくなってます。
畑の立ち入りはもちろん、写真を撮ることすら禁止。

以前はドーンとバスツアーみたいのもあったのにね、、、
わたしたちは「大森さんに会いに来た」というていで、いろいろ見聞き出来ましたけども、大麻業界はどんどん閉鎖的になってるよう。

まったく。。。迷惑なはなしです。

 

わたし個人の意見として。

大麻はどの分野であれ、有効利用できる天然植物として全面的に認めて欲しいと思っています。

でも、今の時点では日本では違法。

いくらわたしが非常識でも、自分が住んでいる国のきまりは守ります。

どんなに医療用大麻が効果があろうが、依存性が無かろうが、違法は違法!

 

ましてや、わたしが大麻に求めているのはTHC成分でもGBD成分でも無く繊維としての有効利用なので、成分が欲しいひとが法律を破って、そうじゃないひとたちー大麻農家さんや、それを必要とする分野(神社、伝統的な日本文化など)の邪魔をしている現状は非常に腹立たしい。

成分を求める彼らの言い分もわからなくはないけれど、「いや、とにかくそれ今のところ犯罪だからやめて」としか言いようがない。

 

 法律がおかしいと叫ぶならまずは吸わないで堂々と戦えよ!と。

影でコソコソ法律を破りながら陰口叩いてんじゃねーよ!

 

はっ、、、いかん

熱くなってしまった。

 

 

 

 

まぁ

 

 

でも

 

今回は大麻がどーのより、大森さんに叱咤激励されに行った感じかな。
大森さんとはなすときはいつもなんだけど。

 

特にこれから事業を始めるとうちゃんへの心構え。

大麻と関わりものづくりをするわたしへの心構え。

 

改めて気持ちを引き締めた!

 

大森さんて、やっぱその場その人で御信託降ろしてるんだと思うわ。
だって、一気にわーーーっと喋ってはい、これで終わり、みたいとこあるもん。


研修してる人達へ日々渡される訓示もそうだし。(この紙見た瞬間「コレちょーだい!」と…いただきました!)
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。基本を忠実に確実に身につけよ!

ひとつひとつを丁寧に速く習慣づけよ!

○信頼される仕事をし信頼される人となれ!

。段取り良く仕事をし仕事の流れを作り時間をムダにしないように!

○ひとり一人が能力を高め総合力を上げよ

(1+1は2にも3にも)

 

うーん、我々への、いやどんな仕事をしてるひとにも通じるお言葉でござる。。。

 

 
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大森さん、本当にありがとうございました!!!!

 

ブレずに誠実に、邁進して参ります!!

 

 

さて

 

話の中でいつも聞く近くの神社のことが出た瞬間、「その神社、行ってみたいんです!どこか教えてください!」と口に出ていた…

 

実は、次に行きたいと思っていた場所の入館時間がもうすぐ迫っていて、急がないとヤバい感じだったんだけど…

これはそっちをあきらめて神社にいけってことなんだな!

 

はい、ゆだねきり〜♡

 

 

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ってわけで伺った賀蘇山神社
これが…行く必要あったんだわ〜!

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なんとも趣のある佇まい。

優しい御神氣。

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おみくじもめんこい

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内容はふたりともさっき大森さんに言われたことそのまま(笑)さすが…

 

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夫婦岩

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これからも夫婦円満でがんばりましょ♡

 

 

で、で、で、、、

 

なんといってもスゴかったのが

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奥にある磐座(の遥拝殿)、、、、、、、

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エネルギーどっかーーーーん❢
ヤバい、クラクラする(@_@;)

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天井のまわりにはぐるりと龍。

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 しばし頭部に直撃するエネルギーを感じながら「よし、次(10月の鹿沼での麻フェス)来たときは登山して磐座に直接会いに行こう!」と決めましたぞ。

 

 

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ここは他にも摂社末社があり

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山の中を散策しながら周れる。

 

この大杉切株も名物みたい。

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年表をみても「すごい歴史なんだな」ということがわかる。

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これは、、、

露天風呂?

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こんな巨木が存在していたなんてすごいねー

 

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とにかく

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気持ちの良い神社でした!

 

行けて良かったー。

癒やしのひととき。

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うむ、通りがかるだけの予定だった栃木で滞在も意味があった!

 

帰りにとってもナイスな直売所にて(写真撮るのわすれたー!)季節の山菜が破格で手に入ったし♡

 

 

その後、わたしは磐座のヒーリング効果で爆睡…

 

次の目的地、山形まで

とうちゃんとノア子も梅吉も、よく頑張った!

 

おかけで最上川でナイス宿泊地発見♡
今夜も野営が出来た❣

地酒はげっと出来なかったけど、直売所でげっとした山菜(アク抜き済みのタケノコとワラビが売っていたー!)も食べれてシアワセ〜♡

 

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梅吉は「きょうもおそとでねるの」とご機嫌🐕

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初の山形ではナニガあるかしら?

ウキウキでおやすみ〜

 

 

つづく

 

 

 

ゆだねきる旅 12日目<群馬県>

うるさいくらいの鹿の鳴き声で目が覚めた。

 

お外でひとりで寝ていた梅吉が、入れろ!とノア子のドアをひっかく。

ドアをあけると、もの凄い勢いで飛び込んで来た。

あれ!?していたはずのリードが外れてる…

 

大興奮の様子。

ハアハアしてお目々がランランとして明らかに「なにかあったな?」。

「かあちゃん、きいて!きいて!あのね、、、、、、」って表情なんだけど、何があったかまでは察知できない。

 

梅吉が入って来たあと鹿の鳴き声がやんだので

「しかさんとあそんできたの?」

「とおくまでひとりでさんぽしてみた?」

「それともゆーふぉーにのってきた?」

 

まぁ、親の目の届かないところで自由になって、ナニカを体験したのでしょう。

無事に帰って来たので(そもそもドコカに行ったかどうかもわからないけど)良かった良かった。

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今回宿泊したのは、登山者用駐車場。

背後が一面鹿のたくさんいる山。

この建物はなんだかわからなかったけど、トイレではありまへん。

はっぱのぐそが出来ればトイレも必要なっしんぐ。

川は無いけど、気持ちが良くてけっこうのんびりした。

 

すぐそばの妙義山には妙義神社ってのがあるのね。

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せっかくだから行ってみましょうか

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しかし、、、、、かなりの坂道、、、

しかも、、、、、まだまだ階段は続くらしい、、、

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というわけで入口で挫折。

またお蚕様のお導きでもあれば別ですが、着物登山(しかも石畳)はもういいっす…

 

というわけでー

 

さぁ今日はここからですよー!!

群馬に入ったら絶対行きたかった

 

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その名も『蚕糸館』さんですーーーーーーーーーーーーー!!

 

といってもただTwitterでたまに流れて来るブログを読んだり読まなかったり

どんな施設なのか工房なのかなんなのかも知らず詳しく調べもせず「群馬には蚕糸館というところがあって、すごく気になる」という程度でふらりと寄ってしまった…

 

着いたはいいが、扉をあけてみようとしたら閉まってた。

「やってないみたい」

「そっか、じゃあ仕方ないね」

と、次にどこに行くか、どうやって行くか車の中で検討していると…

 

 

中からひとが出て来たので夫も車から出て、おはなしを。

 

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見学出来る工房(自宅兼)ではあるが、通常は予約制とのこと。

そーだよね、そりゃそーだ!

しかし、今回は見学させてもらえると!!!!

奇襲しちゃってすいません、ありがとうございます!!

 

 まずは養蚕部門、旦那様の案内で工房の目の前の桑畑へ。

えええええええええええええええこれが桑の木!?アスパラじゃないの!?

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わたしが知っている桑の木は山の中の自然児、巨木ばかりだったのでこれには衝撃。

そうかーやっぱり「葉」を効率良くとるためにはこうして剪定が必要なのよねー。

それにしても5月でこんな状態で葉っぱ間に合うんすか???

(桑はめっちゃ成長が早いんだって!!)

 

そしてこの桑畑だけでも足りないんだそーだ。

すごいな…どんだけ食うんだ、蚕…

養蚕農家になるつもりは無いけれど、ある程度の蚕を飼うとなると自生の桑の葉を採って、なんてやってらんないんだなぁ。桑畑が無いと無理なんだなー。

欲しいなぁ、、、、桑畑、、、、。(ムラムラ)

 

 

次に実際にお蚕様を飼育するハウスへ。

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この時点ではお蚕様はまだ来ておらず、いろいろ準備中。

お蚕様は農協(や業者)が卵を孵化させて、3令(2回目の脱皮終了後)の時点で農家さんのところにやってくるのだ。

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この緑の枠がスライドして給餌がしやすいようになっている。

うーん、当たり前だけど「養蚕農家」となると規模がデカい。。

ダンボールの中で200頭飼ってるのとわけが違うわ…

数万頭飼う、その規模がいろいろ想像ができない…

 

 

 

 

さて、いよいよ素敵な古民家の中へ。

おじゃましまーす!!

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『碓氷社五人娘製鋳糸』やーん、これ素敵〜♡

この姿、復活させたい!

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碓氷製糸は群馬に現存する製糸工場で日本の絹糸の50〜60%はここで作られているそうな。

 

ふと窓を見ると…

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なんと美しく輝く生糸が!!!!!

 

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これが最近の大ヒット蚕「プラチナボーイ」の糸だっせ!奥さん!

名前のとおり、オスだけの繭を使ってるんだっせ〜!びっくりでっしゃろ〜(誰)

 

はぁ、美しい。

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これが、虫が吐いた繊維だなんて…神秘としか言い様が無い。

その虫が吐いた繊維に、何故こんなに心惹かれるのかも不思議。

蚕マジック。

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プラチナボーイには物語がありまして

 こちらの本で蚕飼育から染織、着物まで、作り手の情熱を感じることが出来ます。

天の虫 天の糸―蚕からの着物づくり

天の虫 天の糸―蚕からの着物づくり

 

 

 

さて、二階にも。

二階の窓には

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ん?滑車??

 

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この滑車と箱は、さっきのハウスからここまで蚕を運ぶためのものなんだそーです!!

うわー、やっぱり大掛かり〜!!

 

運ばれたお蚕様は、回転まぶしへ。

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回転まぶしは展示物は何度も見てるけど実際使っているものは初めて見た。

回転まぶしとは、蚕の「上に登る習性」を利用した、繭を作る寝床のようなもの。

蚕が繭を作るために上へ上へ行くと、その重みでくるっと回転して、上下が逆になり、また蚕は上へ行き、まんべんなく埋まって行くんですな。知恵ですわ。

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昔は藁を編んだ「藁まぶし」だった。

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集繭効率は悪いけれど、お蚕様にとってはこちらのほうが営繭しやすい。

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作ってみたい。。。。

 

 

繭の数もさすがでござる。

これで何粒くらいなんだろう?

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わたしはとりあえず、着物一反織れるくらいの数は飼いたいなーと思っていて。

蚕の品種にもよるだろうけれど、まぁ3,000頭くらいは頑張りたい。

それってどのくらいの規模なのか。。。。

 

 

さて、養蚕部門から、お次は奥様の実際の座繰りを!!!!!

見せていただくことにーーーーーーーーーー(´Д` )はぁはぁ。

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 工場とは違って個人でやってらっしゃるので、いろいろ工夫がなされていて、もの凄く参考になる。

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真剣です。そりゃもう、真剣ですよ。

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しかし、実際のところはなんか興奮しすぎて、覚えてない…だめじゃん、おれ。

 

道具なんかもひととおり見せていただきました。

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そして我が家にあるのは座繰り機ではなく、糸巻き機だということが判明。

薄々気がついていたのだけど、やっぱりそうだった…。

そりゃー枠もゆがむっちゅーねん。

無知ってコワいわ〜

 

 

年々、数が減っている「撚糸屋さん」。

生糸を撚って、織りなり縫いなりの糸にしてくれる業者さん、だんだん単位が少ないと頼めなくなっているそうで

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工場にあった撚糸機をカットして使ってみているそうです。

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うーん、撚糸ばっかりは手作業でどーにもこーにもなんでしょうか〜。

わたしもスピンドルで頑張ってみたけど気が遠くなり過ぎたよね。

撚糸屋さんがいなくなると日本の絹業界はどうなるのだろうか。

生糸で頑張るか。

 

 

いやー、本当に突然の来訪に関わらず、とっても親切にいろいろ教えて下さいました!

ココでの出逢いが、また次のオモシロイ出逢いに繋がるのですが、、、

それはまた次の旅のはなし。

 

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東さん、ありがとうございました!

次はじっくり、本気で、研修に来たいと思います!!

 

夫婦で養蚕と糸づくりしているのが我々により身近にすごく勉強になりました。

ふたりの優しいお人柄が、あの繊細な糸を作るんだろうなぁ。

わたしたちが作る糸は…なまら個性的になりそうな予感www

 

 

 

蚕糸館さんを出て、次はシルクフォーラムで出逢った、群馬で自然塾寺子屋をしているという方に会いに行ってみましょう!

ここは寺子屋をやりたいおとうちゃんの学びだね!

 

途中、公園があったのでランチを。

ナニ作ったか忘れちゃったーw

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どうでもいいが、群馬、暑いぞ…

長野が寒かっただけに、異常に暑く感じる。

そうだ、群馬は灼熱の土地でもあったっけ…

 

で、目的地に到着しました。

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あらーん、すてきーん♡

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観光案内所でもあり、カフェでもあり

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県から管理を委託されているここのオーナーさんが、その寺子屋をやっているのでありますが、商売繁盛で人が途切れずなかなかお話を伺うことができまへん。

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連休だし、ひとりで切り盛りしてるし、仕方ないっす。

ここはまったりタイムを楽しみましょう♡

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二階は 開放的な広間でそれこそ寺子屋的な感じ。

ホワイトボードやプロジェクター&スクリーンもあって、講座なんかも出来るんだね。

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帰り際に、寺子屋オーナーさんと少しお話出来たみたい。

参考になったかな?おとうちゃん?

 

 

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養蚕農家に育った私はお蚕さまの「ありがたさ」は分かっています

これからの養蚕がどんな風になって行くのか楽しみです

 

…これはわたしへのメッセージでしょうか。

楽しみにされているので、頑張らなくちゃ!

 

 

 

さて〜〜〜〜〜〜次はどうしよ〜か〜

さっき、蚕糸館さんで聞いた染料の植物園にでも行ってみるか〜

 

と、到着した高崎市染料植物園。

 …

…想像(建物の中に数種類あるくらいかと思ってた)よりかなり広大…

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登山とは言わないが、、、、トレッキングコース並の感じ…

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しかーし!

足を踏み入れたら、そこは「全てが染料」の世界。

びっくり、ビックリ、吃驚!!!!!!!

 

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このヒノキは

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こんな色に染まるんだって!!!!!!

 

ここにある植物全てにこういう説明があるの!

凄すぎるーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!(また大興奮)

 

 

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 うんうん。深く頷く。

 

園内はそれぞれテーマがあって、

例えば『飛鳥・奈良の道』には

飛鳥時代には、大陸から伝わった優れた染色技術によって高度な染色品が作られるようになり、色や冠によって位をあらわす冠位制度が定められたことで、様々な色が求められ染色の発達を促しました。法隆寺正倉院などに残されている染織品は、今日になってもすばらしい色彩を見せてくれています。この時代の道には、ベニバナ、アカネ、アイ、ムラサキ、クチナシ、キハダ、スギ、ハンノキ、ヤマモモなど30数種の草木が植えられています。

 

 

『平安・鎌倉の道』には

大陸文化から離れ、日本独自の文化が築かれた時代です。源氏物語枕草子などに描かれるように、公家たちは様々な衣装を重ねてその組み合わせを楽しみ、あでやかさを競い合っていました。華麗な襲の色目、合色目・織色などがあります。初期に編纂された「延喜式」には、当時の染料植物や媒染料などが記されていて古代染色を研究する人々の唯一の文献です。
また、合戦絵巻に見られるようなよろいなどにも華麗な色が使われていました。武家社会へと移り変わっていく鎌倉時代にも傾向はつながっていきます。この時代の道には、シラカシニッケイ、ウメ、ヌルデ、クララなど30数種の草木が植えられています。

 

『室町・江戸の道』には

室町時代になると藍の葉を発酵させて作る「すくも」の製造が始まりわが国独自の技術として加温する藍建が発明され、藍染が1年を通じて染められるようになりました。同じ頃日本に綿が入ると栽培が盛んになり藍が木綿によく染まることから急速に藍染が普及しました。藍染は庶民の色として江戸時代を代表する色になりました。またアジア南部から多くの熱帯植物が渡来し新しい色彩が加わりました。イチイ・ヨヨゴ・モッコク・ナンテン・カシワ・ズミ・クマノミズキ・コブナグサなど30数種の草木があります。

 

『現代の道』

明治中頃に合成染料が輸入されると、急速に普及し染色といえば合成染料を指すようになりました。その間にあっても植物学者らによって研究が続けられていましたし、戦後伝統工芸が見直されたり近年の自然指向とも相まって関心がはらわれてきています。この道では、明治時代以後新しく開発された染料植物を見ることができます。ビワ・アンズ・ウワミズザクラ・シロヤマブキ・ハコネウツギ・ヤブマオなとの草木30数種の草木があります。

 

 

他に『繊維植物の小径』なんてものもあって

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流石に大麻は無かったけどw

藤やシナなんかはありました。

 

 

あっ、紅花ちゃんもー♡

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何気に歩いてるけど、マジでかなり広い。。。

結構、へとへと。

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梅吉も今日はずっと車でお留守番、お疲れ様!

暑いし、大変だったね…

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とーちゃんかーちゃんもお疲れだし、なんなら、このままこの駐車場で泊まってもいいか〜?と思ったけど、

ここには梅吉ゾーン(緑地)が無いし、今夜の酒を仕入れてないし、

とりあえず移動しましょう。

 

 

今までゆだねきる効果で順調にナイス宿泊地を見つけられていたのだけど、

今夜はなかなか発見出来ず…

ここでもない、ここでもない…

なんだろ、疲れてるからセンサーが働かないのかな…

 

もう、今夜はおとなしく道の駅にしよう!

 

気がつけば群馬を出て栃木入り。

 

地元スーパーに寄り、地酒とおつまみなどをげっと。

スーパーの敷地内にコインランドリーがあったので、12日目にして洗濯。

和装だとそれほど洗濯は必要ないのだけど、お洋服は借り物なのでね。大切にしなくちゃ。

 

地ビールは無かったけど、地酒とそら豆焼きがうまかったな〜

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梅吉もおつかれちゃん!

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しかし、道の駅はやっぱり音がうるさいな。。。

 

鹿の鳴き声は気にならないのに車の音は気になるね。

 

 

今日も盛りだくさんな一日、魂の御馳走で満腹だね〜

いっぱい学んで次に活かそうね〜〜〜

 

あしたはなにがあるかな?

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

つづく。